概要
児童文学的な世界観で綴る、ブッコローの小さな冒険。
ミミズクのブッコローは、グランコローおじいさまからもらった大切な本『知の象徴』をなくしてしまいます。今日はおじいさまの誕生会。本をなくしたまま森に帰るわけにはいきません。『知の象徴』を探して飛び回るブッコローのお話です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!「知の象徴」を巡るブッコローと個性豊かな仲間たちの旅へいざ!
知の象徴。
かっこよさそうな名前ですね。
これは、有隣堂のR.B.ブッコローがいつも脇に抱えていた分厚い本です。これは大切なおじいさんから頂いたものすごい知がつまった本――(多分)。
そんな知の象徴をブッコローはあろうことか失くしてしまいました! しかも、おじいさんの誕生日パーティーの前に!!
ブッコローはそんな知の象徴を探す小さな旅に出ます。
なかなか見つからない中、ブッコローはあるノートにいろいろ書き込んでいくのですが――。
童話調で書かれている作品なんですが、さすがはゆうせか賞! 見事にブッコローのことをとらえて書いています。
また、脇役もすごい豪華なんですよね。
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