地球に異世界のギミックを持ってきたら「実際」にはどうなるか。
こういう妄想が大好きな読者としてこの作品と出合えたのは嬉しいです。
同時に、物書きの端くれとして「この設定、死ぬほど面倒だろうなあ…」と思わずにいられません。地球の法律を調べる苦労もそうですが、キャラを賢くしすぎると話が動かないし、愚かすぎても白けるし、話が早すぎても遅すぎても駄目。リアリティとエンタメのバランスで絶対に合わない読者が出るし、私なら血吐いてます・・・。
どんな嘘もつける異世界へ逃げないで書き続ける苦労は想像もできません。作者様がどんな物語を紡いでゆくか、最後まで追いかけさせて頂きます。
一点だけ個人的なワガママを申しますと、主人公は時々自分を甘やかすことがあるのでその時に彼を引っ叩ける兄貴・姉御的なキャラがほしいかも。
拙文失礼いたしました。
もしもの中にリアリティがある面白い物語
よく異世界に現代の知識を取り込むのはあるが、異世界の物を現代に持ち込むというところであなたならどんな物を持ち込むだろうか?武器の類?宝石?金貨?どれも現代において扱いづらい物だと思う。
この物語ではその部分を現実味がある方法をとっていてもしも本当にあったらという点で書けていると思う。
多少の現代の法関係に穴があるかもしれないが、専門知識のない人が読む分には違和感なく読める。
個人的に思っているのが
エロ要素に関してはやや過剰
この先の作品の展開としてラノベ、漫画は出てもアニメになるには厳しいと感じる
原作としては問題がないと感じるので
ラノベ以降で修正すればアニメも視野に入るのではと思う。