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  • これはたぶん日本に外国人観光客が増えてきたからだと思います。
    ちょっと結論を急ぎすぎました。
    日本に初めて観光できたように見えるお客さんが「KITUNE UDON KUDASAI」と注文した時、お店の人が「こちらきつねうどんになります。」と言ってもあまり違和感がないように思います。
    しかしどう見たって俺日本人だろとお客の自分が聞くと「そんなのきつねうどんが何かくらい知っとるわ。」
    ってなります。
    普通日本人なら後ろの方の解釈しかしないのでとても違和感があるのかな。
    もしかしたらきつねうどんを持ってきた店の人が、厨房の人から「これ●番テーブルね」と言われて持ってきたけどその人自身が外国人労働者でまだきつねうどんのことよく知らなくて自信がないとかかも知れませんね。

    作者からの返信

     @NataaNichizyoさん、コメントありがとうございます。

    「~になります」が広まった理由を考えてくださったのかなと思いながら、拝読いたしました。
     確かに、日本語にあまり詳しくない外国の方であれば、「こちらきつねうどんになります」と聞いても気にならないかもしれませんね。

     この表現が使われるようになったのは、色々な背景はあるので説明するのは難しいですが、一つ挙げるならば、お客に対してお店側が丁寧な対応をしようと心がけようとしているからではないかなと思います。

    「きつねうどん」をお客さんに出すときに、議論にならない言い方をするなら「こちらきつねうどんです」や「こちらきつねうどんでございます」のほうがいいはずですが、それでも「こちらきつねうどんになります」が使われているのは、これが丁度良い加減の敬語の度合いのように感じたからかなと思います。

    「こちらきつねうどんです」ですと、少し素っ気ない感じがしますし、だからといって「こちらきつねうどんでございます」と言われると堅苦しい感じがしてしまうのではないでしょうか。

     ですが、「こちら~になります」は単に丁寧な言い方というわけではないので、使うときは意味を考えながら使えるといいなと思います。

  • すごいインスピレーションが湧きますね〜。
    語の意味とそれを使う人(作者)の意図が絡み合ってくるとゾワゾワがたまりません。
    「魚が腐ったような匂い」と作者が書いた場合、何か異常なところを持っている変態のことを表現しようとしているんだろうし、「そのケーキ屋さんのシュークリームはそれはそれはいい臭いがしました。」と書いていたら作者はかなりの皮肉屋か、前後に秘められたとてつもないホラーな物語を想像させようとしているかも知れません。
    でもそんな穿った見方ができるのは語の使い方が一般的ではないからで、最初は違和感があってもみんなで間違えたら辞書に乗るようになるんでしょうね。全然大丈夫とかスノブとか。。。相殺の読み方とか。

    作者からの返信

     @NataaNichizyoさん、コメントありがとうございます。

     そうですね。やはり不快な「におい」に「匂」を使うと、そういう印象がありますよね。
     ただ最近は、不快な「におい」でも「臭」を使わず、すべての「におい」を「匂」と使うこともあるようで、それが慣用的になっているようです。

     @NataaNichizyoさんがおっしゃったように、言葉の意味を分かりながら使うとまた違った面白さがあると思うのですが、「におい」を「匂」のみで書き記す方がいるように、書き分けをされない方もいらっしゃるようです。

     辞書に載るかどうかについては、色んな要素が絡んでいて必ずしも多くの人が間違えているからといって載るわけではありませんので、あまり気にしなくてよいではないかなと思います。


  • 編集済

    たぶん最初に日本人が見た人=知能が高そうな人がスリムな体型をしていて、それをネイティブの人がsmartって言ってて体型のことをそういうんだと思ったんじゃないですかね? メリケン粉みたいな?
    太った賢い人もいるので使い方はちゃんとしないといけませんけど、つい最近まで体重管理できないと優秀なビジネスマンじゃないとか言われてましたしね。

    作者からの返信

     @NataaNichizyoさん、コメントありがとうございます。

     面白い推理だなと思いました。確かに、そのような勘違いがあった可能性もあるかもしれませんね。

     そう考えると、「スマート」が小説などで使われはじめたときに、読者が前後の文脈から、「スマート」を「外見のこと」(=体系がすらりとしている)を言っているのではないかと捉えた可能性もあるかもしれないなどと想像いたしました。

     実際にはどういった経緯かは分かりませんが、考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

  • 『ことば』完結しました。への応援コメント

    完結おめでとうございます! そしてお疲れ様でした!
    前々作からずっと、言葉について改めて考える機会をくださっている彩霞様には感謝することしきりです。
    次回作にも期待しております!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、お祝いのコメントありがとうございます!
     労わりの言葉までかけていただきまして、恐縮です……!

     こちらこそ、吾妻さんからの応援やコメントが励みになりました。
     ご自身の考えを示してくださったのも有難かったですし、それと同時に私が言葉に関する話を書く上で大切にしている、「様々な辞書の見解をそれぞれ尊重する」という部分も感じてくださっていたと思いました。そして何より、「ことば」の話を純粋に楽しんでくださっていたのが本当に嬉しかったです。

     >次回作にも期待しております!
     とても嬉しいです! そのときは、またコメントをお待ちしておりますね。

     当作品を最後までお読みくださり、ありがとうございました!

  • 僕も「足を洗う」は「好ましくない世界や仕事から離れる」という意味だけだと思っていました。
    ですので、やはり、「今の職業をやめるだけ」では使わないかなあと。

    じゃあ「今の職業をやめるだけ」に違和感がなくなったら使うのか、と考えてみましたが、「やくざな稼業から足を洗う」みたいに使いたい自分を再発見しました(笑) なのでどっちにしろ使うことはなさそうですw

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     やはり「好ましくない世界や仕事から離れる」という意味を知っていると、単に「仕事を辞める」の意味では、なかなか使いにくいですよね。

     >じゃあ「今の職業をやめるだけ」に違和感がなくなったら使うのか、と考えてみましたが、~
    「こういう風に言葉を使いたい」と思っている自分の再発見! いいですね。
     言葉の変化を感じつつも、己のなかでは元の意味を大切にするのも良いですよね。そうやって使ってくれる方がいることで、元の意味も長く大切にされていくのだと思います。

  • 詳細な回答、ありがとうございます。
    言葉は人間対人間あってのものだという基本を、改めて痛感します。
    障害名+ちゃん付けの中に、親子が直面する厳しい状況を前向きに進んでいこうという思いを汲み取っておられるコメントに、目からうろこが落ちる思いがしました。
    最近は「ブラック企業」など「ブラック××」という表現について、黒=ネガティブ、という一方的なイメージを前提にした言い方はどうなのだろうか、という問題提起がされています。指摘の通りだと思うと同時に、自分の置かれている理不尽な現実が「ブラック××」の言葉によってはじめて可視化され、自分の人権が不当に侵されていることに気づく、ということもあるでしょう。
    いたずらに原則を振り回すのではなく、相手にとって、その言葉の持つ意味がどうなのか考え、思いをいたす。これがあってはじめて言葉が人と人をつなげられる。あまりにもあたりまえで、かつ大切なことだと思いました。
    ありがとうございます!

    作者からの返信

     野栗さん、コメントありがとうございます。
     難しいご相談でしたが、少しでも期待に添える回答でしたら幸いです。

     >最近は「ブラック企業」など「ブラック××」という表現について、~
     これも難しい問題ですよね。日本の中だけであれば「ブラック企業」というのはそれほど問題なかったのだと思います。「黒」というのは「白」と対比の関係にあって、マイナスのイメージを担っており、それは古くから使われていた表現だからです。ですが、やり取りがグローバリゼーションとなった現代、他言語の背景にある歴史にも目を向ける必要が出てきたのかなと思います。
     その一方で、野栗さんがおっしゃるように、見えなかったものや手に取れなかったものに言葉を与えることによって、捉えることができるようになり、それによって人々が共有できることも事実です。
     ですから一概に悪いとも言えない部分もあり、こういうところが言葉の扱いが難しいところだなと思います……。

     >いたずらに原則を振り回すのではなく、相手にとって、その言葉の持つ意味がどうなのか考え、思いをいたす。これがあってはじめて言葉が人と人をつなげられる。
     素敵な言葉で置き換えてくださり、嬉しく思います。
     言葉を使うのは難しいですが、おっしゃるように思いやりを持って使えるといいですよね。

     こちらこそ、回答の内容を丁寧に汲み取ってくださりありがとうございます!

  • 『ことば』完結しました。への応援コメント

    え、もう100話!とびっくりしました。日本語の謎は尽きないですね。テーマを選ぶのも大変だったかと思いますが、前作同様とても勉強になりました。質問にも本当に丁寧に答えて下さって感謝です。
    完結おめでとうございます!

    作者からの返信

     柊圭介さん、お祝いのコメントをくださりありがとうございます!

     >え、もう100話!とびっくりしました。
     そうなんです、100話になりました(笑) ですが、話数を気にせず読んでいただけたのかなと思うと、それもまた嬉しいです!

     >日本語の謎は尽きないですね。
     本当に。日本語が話せればやり取りに困ることはないはずなのに、言葉の意味について少し気にしてみたり、考えて見たりすると色んな疑問が出てきますね。

     >テーマを選ぶのも大変だったかと思いますが、前作同様とても勉強になりました。
     そう言っていただき、作者冥利に尽きます。
     拙い部分や説明不足の部分もあったかもしれませんが、最後まで「ことば」に関する内容を興味深く読んでいただき、とても嬉しいです。

     >質問にも本当に丁寧に答えて下さって感謝です。
     こちらこそ質問をいただいたことで調べる機会を得られましたし、また私にとっても学びに繋がり有難かったです。

     改めまして、最後までお読みくださりとても励みになりました。
     ありがとうございます!

  • すごーい! 1つの言葉を深掘りすると、こんなにいろいろな見解や用法や変化が見て取れるなんて✨
    辞書遊びは好きな方ですが、ここまで突き詰めて一つのことを調べ倒したことはありませんので、彩霞さんの熱意に感嘆いたします(*'▽')
    読者にもそのお裾分けをしていただいて、ありがとうございます!
    因みに私も「采配を振るう」かなあとボンヤリ思っていました。
    物語の時代によっても、使い分けができそうですね♡

    作者からの返信

     鐘古こよみさん、コメントをありがとうございます。
     そして沢山のエピソード(Column)をお読みくださり嬉しいです!

     言葉にもよるとは思いますが、さまざまな見解があることや、意味の捉え方があることを知ると面白いですよね。

     >辞書遊びは好きな方ですが、~
     なんと辞書遊びとは! どういう遊びをされているのか気になります|*′-′)
     以前から鐘古さんとは、興味があることなどが似ているなぁと思っていたのですが、辞書もお好きなら色々お話したら話題が尽きなさそうです(笑)

     >読者にもそのお裾分けをしていただいて、ありがとうございます!
     こちらこそそう言っていただき、書いてよかったなと思いました。ありがとうございます!

     >因みに私も「采配を振るう」かなあとボンヤリ思っていました。
     人々の会話の中では「采配を振る」も「采配を振るう」もあるので、どちらが印象に残ったかによって、「采配を振る」を覚えているのか、「采配を振るう」を覚えているのかが分かれるのかなぁと思います。
     もしかすると、鐘古さんのなかでは「采配を振るう」の方がどちらかというと印象が強かったのかもしれませんね。

     >物語の時代によっても、使い分けができそうですね♡
     そうですね。それができて、さらに読み手もその意図まで読み取ることができたら、面白いでしょうね(*´`*)♡

  • 下に見ているというよりは、「ちゃん」をつけることで病気の持つ深刻さを軽減しようとしているように感じました。あと、実際こういった子どもを持つ親の苦労は半端でないと思います。だから親が自分自身のつらさや心労を少しでも和らげるために、あえて愛嬌のある呼び方をしてるんじゃないかとも思います。あくまでも想像ですが。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     相談内容に対して私が回答したものよりも、的確なご回答ではないかなと思いながら拝読いたしました。

     >下に見ているというよりは、「ちゃん」をつけることで病気の持つ深刻さを軽減しようとしているように感じました。
     そうですね。おっしゃるように、呼び方を変えることによって、気持ちの面で軽くなる部分があるのかもしれませんね。

    「ちゃん」とつけることによる意図はそれぞれ違うとは思いますし、柊さんがおっしゃるように私も想像でしかないのですが、それでも共通して言えるのは、「ちゃん」付けすることによって、気持ちを明るい方向を向かせてくれるのかなと思いました。

  • うろ覚えのいい加減なことをコメントして、さらに深く調べるお手数をお掛けしたこと、まことに申し訳ございませんでした。今後は慎みますので御寛恕のほど、お願い申し上げます。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     気になって調べただけですので、大丈夫ですよ。
     よかったら、これからも『ことば』を楽しんで読んでいただけたら幸いです。

  • いつもながら丁寧なお答え、ありがとうございます!
    国会よりもむしろデモ集会とかに向いてそうですね。。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     >国会よりもむしろデモ集会とかに向いてそうですね。。
     確かに、デモ集会なら合いそうです。

     こちらこそお読みくださり、ありがとうございます。

  • もしかすると「抜け目が無い」は賭博由来の言葉かもしれません。そのため、印象が悪いのかも。
    「ちょぼいち」という、賽子一つを振って出る目を当てる賭博では、賭け子の誰もが賭けていない目が出ると、賭け金は親が全て取ってしまいます。そのような誰も賭けていない目のことを「抜け目」と言ったと思います。そのような目が無い状態を「抜け目が無い」と言ったことから来ているのではないでしょうか。だとすると、マイナスイメージが強いのは自然なことではないかと思います。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     >もしかすると「抜け目が無い」は賭博由来の言葉かもしれません。
     >「ちょぼいち」という、賽子一つを振って出る目を当てる賭博では、~
     なるほど。親が勝たないように「抜け目」を無くすとは、賭け子たちの利益に繋がるので、「抜け目がない」ということなのですね。また、ずるがしこさが出ているので、プラスの意味としては使いにくいのもうなずけます。
     由来については確認できる資料がないので何ともいえない部分もありますが、なるほどなと思いました。

  • そうですね。確かに、僕も「抜け目がない」は「自分の不利益になるようなことをせず、たくみに物事を行うようす」という意味合いで理解しています。褒めているにしても皮肉・嫌味混じりというか。
    プラスの意味で使うのなら、やはり「手抜かりがない」が順当だと思います。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     おっしゃるように、「抜け目がない」という言葉には「自分が得する方向に持っていく」ようなニュアンスがあって、どこか人のことを考えないところがありますよね。そのため褒める意味として用いると、「皮肉」や「嫌味」に繋がってしまい、「褒める言葉」として使うのは難しいのかなと思います。

     >プラスの意味で使うのなら、やはり「手抜かりがない」が順当だと思います。
     そうですね。私も個人的にはそう思います。

  • 新しい用法では使わない派ですねー。
    元々の意味を知っていると、「(叱咤)激励する・した」でいいじゃん、になってしまいますw
    (彩霞様には「お前はそう言うと思ってたよ」と予測されてそうですが・笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうですよね。元の意味を知っていると、やはりそちらを尊重したいと思うのもよく分かります。

     えっ! そんな予測はしていないですよ~!(笑)
     でも、何かしらコメントをくださるのではないかなとは思っていました(笑)

  • 「見栄」と「見得」は極力使い分けたいですね。
    「見え」だと、それこそ「動詞「見える」の連用形」が混ざってきて訳わからなくなるので……(苦笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >「見え」だと、それこそ「動詞「見える」の連用形」が混ざってきて訳わからなくなるので……(苦笑)
     確かに、「見え」と書くとそういうこともあるかなと思います。「見栄」と「見得」を書き分けるからこそ迷いなく読めるというのは、漢字にするからこその利点ですね。

  • 私は自作では、主人公が檄を村々に立てたことはありますが、飛ばしたことはありません。もちろん励ます意味には用いません。
    元々は「走書飛檄」でしょうから、有力者に協力を求めるには親書をもった使者を走らせ、公共庶民に支持を求めるには檄を運ぶ馬を各地に飛ばせたのでしょう。内容も決起を促して煽ることはあっても励ますことは無かったと思います。
    励ます意味で使うようになったのは「唾を飛ばす勢いで激しい言葉を放って励ます」ような光景から、よく似た言葉遣いの「檄を飛ばす」が誤用、流用されたのだと思います。
    文字や言葉の源をたどれば誤用だとすぐにわかる言葉は使いたくないですね。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
    「檄」は作品内で使われたことはあっても、「檄を飛ばす」として使ってはおらず、また俗用になっている「励ます」という意味としても使われていないとのこと。
     花時雨さんは、言葉の元の意味を大切にされているのですね。それもよいことだと思います。

     また、語源や誤用になった理由なども考察してくださりありがとうございます。
     これについては確認してからのほうがいいかなと思ったので、本文にてお返事いたしますね。


  • 編集済

    檄は「木偏」ですから、基本的には木簡・書簡といった、文字として書かれたもののことを指しているように思います。とすると、やはり新しい用法では使いたくない気がします(ただ本来の意味で用いたとしても、自然と叱咤激励のニュアンスが含まれることも多そうですけどね)。

    ちなみに檄というと、私は専ら北条政子のイメージだったり。

    作者からの返信

     加茂野淡明さん、コメントありがとうございます。
     おっしゃるように「檄」は、「ふれぶみ」や「招集などを行うために、役所から出した木札の文書」などのことを指します。そのため、加茂野淡明さんが「新しい用法では使いたくない」と言われるお気持ちもよく分かります。

     >(ただ本来の意味で用いたとしても、自然と叱咤激励のニュアンスが含まれることも多そうですけどね)
    「檄」は「知らせるための文書」、「飛ばす」は「方々に送る」という意味で捉えると、「叱咤激励」のニュアンスが消えるかな……と思うのですが、いかがでしょうか。
     本来の意味で用いたとしても「檄を飛ばす」に「𠮟咤激励」の意味を感じるということは、俗用の意味が広がり、元々の意味で使われる場面が減っていることも理由かもしれませんね。

    *訂正のお詫び*
    「飛ばす」は「急いでまわす」と記載いたしましたが、調べ直したところ、少々違うようでしたので、訂正いたします。申し訳ありません。(2023.10.10編集)

    編集済
  • この言葉ってスパルタっぽいイメージがあって(笑)好きじゃなかったんですが、本当は全然ちがう意味だったんですね。
    使い方ですけど、例えば政治家が国会とかで主張するのって檄を飛ばすということになるんでしょうか。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     確かに、「スパルタ」っぽいイメージありますね(笑)
     そうなんです。元は全然違う意味でした。「檄を飛ばす」の印象は少し変わったでしょうか?(笑)

     >使い方ですけど、例えば政治家が国会とかで主張するのって檄を飛ばすということになるんでしょうか。
     そうですね……。ちょっとこの件は、調べて「質問箱」でお答えしますね。少々お待ちいただければ幸いです。

    編集済

  • 編集済

    「壮絶な最期を遂げた」という言葉から入ったような記憶がありますので、
    「悲惨、惨たらしい」よりは、「非常に勇ましく、そしてそこに大きな悲しみを感じる」というニュアンスで捉えていました。
    本来は「きわめて勇ましいこと」だけだったんですね。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     >「壮絶な最期を遂げた」という言葉から入ったような記憶がありますので、~
     吾妻さんの「壮絶」という言葉との出会いは、「壮絶な最期を遂げた」が最初だったのですね。「非常に勇ましく、そしてそこに大きな悲しみを感じる」という意味として捉えていたとのこと。「壮絶」のなかにある「勇ましい」という部分が忘れがちななかで、その点を拾われているところがさすがです。

     >本来は「きわめて勇ましいこと」だけだったんですね。
     そうですね。挙げてくださった「壮絶な最期を遂げた」のように、使われる場面によって「悲しみ」「悲惨」という意味もあるように思われてしまったのかなと思います。


  • 編集済

    >「拘」は同じ訓読みの「関」に比べ「離れがたい」というニュアンスがあるのが異なるところ。
    本文の「拘束力」以外にも、「拘泥」なんて言葉もありますしね。
    説明を受けてからだと、ものすごく離れがたいんだろうなあというイメージが浮かんできました(笑)

    追記:
    あ、もちろん「拘泥」=「こだわること」で使ってますよ^^;
    さすがに漢文的な意味では捉えてないです(汗)

    今回のは
    ・コメントしておきたい欲求
    ・「拘」→「離れがたい」→「強いこだわり」→「拘泥」、と脳内で連想ゲームが起きた
    ・推敲するだけの時間がなかった
    以上が合わさりこうなってしまいました。わかりにくくてすみませんm(_ _)m

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >本文の「拘束力」以外にも、「拘泥」なんて言葉もありますしね。
     これは私の推理なのですが「拘泥」は日本語ですと「こだわること」という意味ですが、もしや漢文にある「自由を制限する」とか「拘束」ということで捉えていらっしゃるのかな……と思ったのですが合っていますでしょうか(汗)

     >説明を受けてからだと、ものすごく離れがたいんだろうなあというイメージが浮かんできました(笑)
     例に挙げてくださった「拘」の熟語などから考えても、そう思いますよね。
     特に吾妻さんのイメージは、磁力の強い磁石同士がくっついたみたいな感じだなと、拝読していて思いました(笑)

    *追記へのお返事*
     回答をくださりありがとうございます。
    「拘泥」=「こだわること」はご存じだろうなとは思ったのですが、私の印象では吾妻さんは中国語や漢字などにもお詳しいので、さらに一歩進んで漢文の方のことを書いていらっしゃるのかな……と想像したのでした(^^; 失礼いたしました。

     なるほど、そういう経緯でしたか!
     脳内で連想ゲーム、起きますよね。分かります(笑)

     お忙しいなか書いてくださっているコメントから、いつもコラムを楽しんで読んでくださっているのが伝わってきて、本当に有難いなと思って拝読しております。今回は私が深読みしすぎただけですので、気になさらないでください💦
     いつも温かなコメントありがとうございます!

    編集済
  • 「ひがむ」と「やっかむ」のどちらが当たるかは、その場の会話、特にA君の発言内容次第だと思います。B君の陰口が主だったのなら御指摘どおり「やっかむ」が良さそうです。ですが、A君は陰口によせてA君自身の不遇を訴えたいのだとD君が解釈したのであれば、「ひがむ」で良いのではないかと。 作者はD君のA君への無意識の同情を読者に伝えたくて「やっかむ」でなく「ひがむ」を用いたのかもしれませんね。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     そうですよね、「A君の発言の内容次第」ですよね(汗) A君の話した内容を具体的に示していなかったので、追記いたしました。
     追記はしたものの、花時雨さんのお話を拝読して、なるほどと思いました。
     私はA君の発言から「やっかむ」と考えましたが、花時雨さんがおっしゃるように、「(作者が)読者にどのように捉えてもらうか」というのも踏まえ、D君がA君に対して「無意識の同情」を伝えようとしているのであれば、「ひがむ」でもよいかもしれませんね。

  • 以前は「関わらず」でしたが、今はかな書きが自然です。
    「拘わらず」は、脳味噌が勝手に「こだわらず」と読んでくれちゃうので(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     >以前は「関わらず」でしたが、今はかな書きが自然です。
     そうだったのですね。人それぞれ考え方はあると思いますが、かな書きが一番すんなりと読めるのかなとは思います。

     >「拘わらず」は、脳味噌が勝手に「こだわらず」と読んでくれちゃうので(笑)
     そうですよね。一応「こだわらず」と区別するために、「かかわらず」の場合は「拘わらず」、「こだわらず」は「拘らず」と送り仮名を振ることにはなってはいますが、「わ」まで同じですからね(笑) 漢字を使うと難儀な部分もあるのかなと思います。

  • >「人見知りで口下手だけど、優しくて、かっこいい」というのが「プレイボーイ」とそぐわないと思うのは私だけでしょうか。
    僕もでーす! 二つ挙げてくださった辞書的意味が頭にあったので、違和感がひどかったです(笑)

    なるほど、英語本来の意味はまた違うんですね。……どっちにしても例文にはそぐわないw

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     やはり違和感ありますよね。辞書の語釈を見ると、なおそう思うかなと(^^;

     >なるほど、英語本来の意味はまた違うんですね。……どっちにしても例文にはそぐわないw
     そうなんです。これがまたややこしいですよね……。ですがおっしゃる通りで、どちらにしても例文には合っていない単語かなと思います。

  • 「凄惨」→「凄絶」→「壮絶」でしょうか。「凄惨」という言葉が強烈すぎて、音が似た言葉にも「凄惨」のイメージが映っていってしまっているような気がします。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントをありがとうございます。
    「壮絶」が、元の意味とは違うものとして認識されるようになった経緯について、想像してくださったのですね。
     一応有力な説としては、「『想像を絶する』との混同」があるのですが、なるほど、「凄惨」の言葉には強い印象があります。その影響を受けて、「壮絶」は「凄惨」に似たような意味として捉えられたという考え方は一理あるかもしれませんね。

  • Column5 「両片思い」への応援コメント

    僕の印象では、ここ数年くらいで出てきた言葉でしょうか。

    >「お互いが好いているのに片思いだと思っている状態」
    まさにこれですね。両方とも片思い、略して両片思い。いやそれ両思いやろがい、と思うのは読者視点だからこそですね(笑)
    彩霞様が違和感を持たれるのはよくわかります。僕も「両思いか、片思いか、どっちなんだい!」とネタに走りたくなるのでw

    ただ、そういう話を読むか、となると……。「なんとなく読んだら両片思いの話だった、くらいならあり得る」でしょうか。恋愛物やラブコメは、食指が動くジャンルではないので(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >僕の印象では、ここ数年くらいで出てきた言葉でしょうか。
     そうなんですね。出版されている作品の傾向もこういうものが多いということなのかな……と、コメントを拝読しながら思いました。

     違和感があると思っているのが私だけでなくてよかったです。共感してくださりほっといたしました(笑)

     >「なんとなく読んだら両片思いの話だった、くらいならあり得る」でしょうか。
     分かります。そういう結果がある作品を最初から読もうとしているわけではないので、「なんとなく読んだら両片思いの話だった」ならあるかなと思います。

     >恋愛物やラブコメは、食指が動くジャンルではないので(笑)
     そうなんですね。でも、あまり読まれないジャンルから出た言葉にもかかわらず、「両片思い」をご存じだったのはすごいと思います。

  • ああ、僕もポルトガル語だと思っていました。
    「羅宇」は「ラオス」だという知識もあったのに……。その時点でポルトガル語なのか疑問を持てよという話ですよorz

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     日本の歴史も考えると、「ポルトガル語」だと思ってしまいますよね。

     >「羅宇」は「ラオス」だという知識もあったのに……。
     ご存じでしたか。さすがです!

     >その時点でポルトガル語なのか疑問を持てよという話ですよorz
     「羅宇」のことを知っていたからこその悔しさですね……!
     ですがこれで、きっと忘れないように思います(^^)

  • 今回の「腰を掴む」がしっくりくるかと聞かれれば、きませんね(笑)
    冒頭の文を見て頭に浮かんだのが「私の腰を抱き寄せて~」でしたが、彩霞様のものと比べると優雅さに欠けますなあ(苦笑)

    どうせこちとら無骨な東夷(あずまえびす)だいヽ(゚∀゚)ノヒャッハー

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     共感してくださり嬉しいです! 「腰を掴む」……さっと読み流してしまえばそれまでだとは思いますが、別の表現の方がよいかな……と思った話でした。

     >冒頭の文を見て頭に浮かんだのが「私の腰を抱き寄せて~」でしたが、~
    「抱き寄せて」だと、「引き寄せる」よりももっと近い感じがしますね。
    『精選版 日本国語大辞典』によると「抱き寄せて」は、「腕で抱いて手もとに引き寄せるなので」、距離感が近いかなと。親密度が高かったら吾妻さんがおっしゃった「抱き寄せて」の方が合うかもしれませんね。

     >どうせこちとら無骨な東夷(あずまえびす)だいヽ(゚∀゚)ノヒャッハー
    「東夷」はきっと言葉に興味を持つこともないでしょうし、深い考察はなさらないと思うので、吾妻さんは違うと思います(笑)

  • 夏目漱石は当て字の多い人だそうですが、この書きかたもそのうちのひとつの例なのかとも思いました。自分の感性で漢字を使っているような。
    自分は漢字をよく知らないで、夏目漱石の書いた当て字を見て、てっきりこう書くのだと思い込んだものです。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。

     今回「~にも関わらず」について夏目漱石の文章を取り上げたのは、新聞社が「~にも関わらず」について語るうえで、漱石の文章を取り上げていたからだったのですが、おっしゃるように漱石の当て字のことを考えると他の作家についても取り上げられたらよかったかも……と思いました。が、……それはそれとして置いておきまして(笑)

    「この書きかたもそのうちのひとつの例なのかとも思いました」というのは、なるほど、と思います。
    『漱石全集』を担当した校正者によると「漱石の当て字については、当て字の方が味わいがあることも多々あって、やはり文学は辞書では割り切れない部分がある」とのこと。文豪だからこそ言えることなのかもしれませんが、それでも物語の文章の世界は、新聞などのメディアの世界とはまた別の意味で一筋縄ではいかないなと思います。

     >自分は漢字をよく知らないで、夏目漱石の書いた当て字を見て、てっきりこう書くのだと思い込んだものです。
     それは大いにありますよね(^^;
    「かよわい」を「蚊弱い」とか、「ひどい」を「非道い」とか……。
     当てている漢字からイメージが付きやすいこともあって、納得して使ってしまうのはあるなと思います。

    編集済
  • Column1 「重複」の読み方への応援コメント

    子供の頃に「ちょうふく」で覚えると、「じゅうふく」は一瞬「ん?」となってしまいますね。
    今なんて、真っ先に「戎服」が出てきちゃいますし(笑)

    「重宝(じゅうほう)」と「重宝(ちょうほう)」の差も勉強になりました。ありがとうございますm(_ _)m

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     確かに「ん?」となりそうですね。
    「戎服」が真っ先に出るのですね。「重複」を「じゅうふく」と使っている人がいることも勘定に入れておかないと、それも「ん?」となりそうですね(笑)

     >「重宝(じゅうほう)」と「重宝(ちょうほう)」の差も勉強になりました。
     お役に立つ内容でよかったです!
     こちらこそいつも楽しく読んでくださり、ありがとうございます。


  • 編集済

    >「火蓋が切って落とされた」
    違和感がすごいです(笑) 間違いなく、「幕を切って落とす」との混同が起きてますね。
    これから戦いが始まるという高揚感を表す勢いはあるかな、とは思いますが(苦笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     元の意味から考えると、やはり強い違和感がありますかね(笑)

     >これから戦いが始まるという高揚感を表す勢いはあるかな、とは思いますが(苦笑)
     なるほど。単に「切る」ではなく「切って落とす」の流れからスピード感が出ることで、吾妻さんがおっしゃったように勢いや高揚感を感じることはできるかもしれませんね(笑)

    編集済

  • 編集済

    Column4 衍字(えんじ)への応援コメント

    目にしたことはありますが、意味をきちんと把握していたかというと(笑)
    忘れずにφ(.. )メモメモ

    「衍」には「余分であるさま」という意味があるんですね。古代中国の人名で見たことはありますが……
    中華ファンタジー書くときに仕込めそうなネタをありがとうございます^^

    追記:
    紀元前三世紀(『キングダム』より何十年か前ですね)の中国に、鄒衍という人がおりまして。陰陽五行説を唱えた人物です。

    >「余分」という意味から、そのキャラクターの立場のようなものとかを想像させることもできそうですね
    はい、まさにそれです!(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
    「衍字」は、「誤字」「脱字」と比べると登場頻度が少ないので、知らない方も多いのではないかなと思います。

     >古代中国の人名で見たことはありますが……中華ファンタジー書くときに~
     爵位の名は見たことはありますが、人名もあるんですね。どういう名前ができるんでしょう……。「余分」という意味から、そのキャラクターの立場のようなものとかを想像させることもできそうですね(* ´-` ).。oO

    *追記へのお返事*
     教えてくださりありがとうございます!
    「鄒衍」という方がいらっしゃったんですね。

    >陰陽五行説を唱えた人物です。
     すごい方ですね。気になって少し調べてみたら、大変な人生を歩まれた方なんだなと思いました。

     ちなみに「衍」は「大きな川が流れ下る」という意味もありまして、そこから「あふれる」「ひろい」「ゆたか」などの意味などもあるようです。漢字辞典を引くのが一番かとは思いますが参考になれば。

    編集済
  • 関わらず――ですねえ。

    というか、ほかに書き方があることを知りませんでした。ありがとうございます。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     藤光さんは「関わらず」と表記されているのですね。

     >というか、ほかに書き方があることを知りませんでした。
     お役に立つ情報だったようで嬉しく思います!

  • ひらがなで書きますが「関わらず」と書いたことがある気がします。あやふやなものはひらがなになってしまいます笑

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     柊さんはひらがな表記をされているのですね。

     >あやふやなものはひらがなになってしまいます笑
     分かります(笑) 「使い分けが難しいものはひらがなにする」のは、それはそれでよい方法だと思います。

  • 生きた言葉を追って、追い続けて、辞書を作っている人たちには頭が下がる……私も激しく同意。

    しかも、昨今は夥しい数の新語が生まれては瞬く間に消える時代ですもの。収録する語彙を選定するのも相当に骨が折れるでしょうね。

    作者からの返信

     加茂野淡明さん、コメントありがとうございます。

     >しかも、昨今は夥しい数の新語が生まれては瞬く間に消える時代ですもの。収録する語彙を選定するのも相当に骨が折れるでしょうね。
     そうですね。おっしゃるように、まるで泡のように儚く消える言葉もありますが、長い間使われ続ける言葉もあります。辞書を作る際、新語として入れるか否かそれぞれの辞書によって基準はあるようですが、それでも常にどうするか悩まれているんだろうなと思います。

  • 一番しっくりくるのは「まどろっこしい」ですね。「まだるっこしい」もそこまで違和感はありませんけども。
    仮に小説で使うなら、「まだるっこしい」はお年寄りとか、偉い人に使わせるかなあ……。「まどろっこしい」よりもくだけてない/硬い感じがするので。
    こうやって、言葉のイメージについて改めて考えてみるのも面白いですね。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     
     >仮に小説で使うなら、「まだるっこしい」はお年寄りとか、偉い人に使わせるかなあ……。「まどろっこしい」よりもくだけてない/硬い感じがするので。
     吾妻さんのなかでは、「まどろっこしい」と「まだるっこしい」に(はっきりとは言えなくても)雰囲気の違いがあるのですね。興味深いです。
    「まだるっこしい」から「まだろっこしい」に変わっていることを考えると、「まだるっこしい」のほうに「くだけてない/硬い感じがする」という感じも頷けます。

     吾妻さんのなかでは「『まどろっこしい』の方がしっくりくるけれども、『まどるっこしい』の方もそれほど違和感がない」とおっしゃっていたので、どちらも受け入れられる柔軟さがあるからこその使い分けですね。

  • 一般の用法としては御指摘の通りだと思うのですが、「おもたせ」の語感として、昔々に、自分ではなく使者に書簡を託して運ばせるときにそれ以外に相手への土産として「持たせた」ものを「おもたせ」と呼ぶようになったのではないかと想像しました。訪問先で使者を労うためにふるまうものとしてその土産を用いる時に「おもたせにてあひすみませぬが」と言ったりしたのかと。(根拠は全く無く、完全な想像です。)
    そのような語感のために、「おもたせにもぴったりです」とか「おもたせにいかがですか」のような用法も不自然ではないのだろうと思いました。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
    「おもたせ」の語感について、想像を膨らませてくださったのですね!
     興味深く拝読し、確かにそういうこともあるかもしれないと思いました。昔は書簡を当人同士で渡し合うのではなく、必ず使者が持っていったことを一理あるなと。
     一応、どういうものとして使われていたのか、できる範囲で調べてみました。
     すると下記のようなことが分かりました。

    「おもたせ」は、室町時代の終わりのころから使われていたようで、元々は「おもたせもの(御持物)」と言っていたのだとか。それが略されて「おもたせ」となったようです。
    『精選版 日本国語大辞典』に『寒川 入道筆記』(1613頃)に使われていた一文があるのですが、それが「此御薬は道山のおもたせじゃ」とあります。訳すと、「このお薬は道山のお土産だ」ということが分かります。
     薬は貴重なものであるため、それをお土産として持ってきてくれたことに敬意を込めて「おもたせ」と言っていることが想像できます。
     しかし一方で、薬は必要な人が使うものであり、それをお土産として持ってきているということは、必要な相手に送るために持ってきたのかなと。

     すると、どちらかというと訪ねられた方は、裕福でないために十分なもてなしができないと考え、持ってきた土産を出していたのかな、と私は考えました。

     本当のところは何ともいえませんが、語感の捉え方が違うと、使い方にも影響が出そうだなと思いました。興味深いお話、ありがとうございます。

  • Column4 「妙にきれい」への応援コメント

    >「妙にきれいだね」
    いやー、褒め言葉には聞こえませんねえ(笑) 「普通とは違って変なこと」が先に来ちゃいます。
    「綺麗には違いないんだけど、いつもの彼女と比べると違和感ががが」なニュアンスを感じて……というか遠回しに普段をディスってるとしかw

    彼女には是非とも「妙にってどういう意味じゃゴルァ(# ゚Д゚)」とツッコんでいただきたいものですw

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうですよね……褒め言葉には聞こえないですよね……(^^;

     >「普通とは違って変なこと」が先に来ちゃいます。
     分かります。私もそうですね(笑)

     >「綺麗には違いないんだけど、いつもの彼女と比べると違和感ががが」なニュアンスを感じて……というか遠回しに普段をディスってるとしかw
     確かにそういう風にも受け取れますね! 面白くて笑ってしまいました(*ノ∀`)ノ゙))
     彼女を褒めようとして、褒められていない感じが伝わってきます……(笑)

     >彼女には是非とも「妙にってどういう意味じゃゴルァ(# ゚Д゚)」とツッコんでいただきたいものですw
     ツッコんでいただきましょう!
    「妙」の使い方には色々意見はあるかもしれませんが、「とってもきれいだね」と言った方が無難かなとは思います。


  • 編集済

    確かに、「左様ならば(さようなら)」も「さあらば(さらば)」も、再会を意図した言い様ですね。

    日本語だと、adieuに該るのは何でしょう? 御達者で、息災で、お元気で……相手の健康を気遣う言葉が相当するような気がします。

    作者からの返信

     加茂野淡明さん、コメントありがとうございます。

     >「左様ならば(さようなら)」も「さあらば(さらば)」も、再会を意図した言い様ですね。
     再会を意図したかどうか……までは分からなかったのですが、「さらば」や「さようなら(ば)」は、直前の内容を受けて「それでは」と話題を転じる用法が会話のしめくくりにふさわしかったので、別れのあいさつに用いられるようになったそうです。

     >日本語だと、adieuに該るのは何でしょう?
     日本語で「adieu」に該当するのは、「さようなら」ですね。
     本文中にも書きましたが、「さようなら」は「adieu」として使うこともあります。そのため、「さようなら」をあえて使わないという人もいます。もちろん、「さようなら、また明日」でも使えるのですが長い別れにも使われることから、別の言葉でいう方もいるようです。

  • Column3 「道楽者」とは?への応援コメント

    最後の部分、僕もそう思いながら読んでたので同感です。「道楽」まではいいけど、「者」がつくとそればっかりやってるってことになるんでしょうね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     お返事が遅くなってしまい、すみません……!
     
     >「道楽」まではいいけど、「者」がつくとそればっかりやってるってことになるんでしょうね。
     分かりやすい捉え方ですね。確かに「者」がつくと、「そればっかりやっている」ということになるように思います。


  • 編集済

    パッと調べてみたところ、smartの語源を辿ってみると、「削ぎ落とす」の意に行き当たるようです。そこから派生して「ほっそりしている」「無駄がない(洗練されている、賢い)」の意味になったのでしょうかね?

    ちなみに私は、日本人が誤解して使っている2大英単語はsmartとreasonableだと、勝手に思ってます……。

    9/7追記:諸説あるようですが、語源は「(肉体的な)痛み」であるとするのが有力な模様。そこから「(痛みの)鋭さ」の意が派生して、「知的感覚の鋭さ」→「洗練」とする説もあれば、「傷つける」→「削ぎ落とす」……と繋がる説もあるようで。

    まぁつまり何が申したいかと言いますと……素人にはよくわかりません(←オイ)



    作者からの返信

     加茂野淡明さん、コメントありがとうございます。
     お返事が遅くなってしまってすみません。

    「smart」の語源は、私が調べた限りですが古英語の「smeortan」の「うずく、ひりひりする」から来ており、そこから「激しい」→「鋭い」→「賢い」という風になったようです。
     語源などを調べるのは難しいですよね。
     今回加茂野淡明さんが何を使ってお調べになったのかは分からないですが、ネットの場合は特に、正しいものと誤っているものが混じっていますので、調べる際は注意が必要かもしれません。

     >ちなみに私は、日本人が誤解して使っている2大英単語はsmartとreasonableだと、勝手に思ってます……。
     そうなんですね。
     確かに「reasonable」の基本的な意味は「分別のある、筋の通った」(『ウィズダム和英辞典 第4版』参照)ですが、さらに調べてみると「価格が手ごろ」とあるので、日本ではそちらの方がメインに使われているのかなと想像します。

     もちろん、厳密にいえば英語で使われている「reasonable」と日本の「リーズナブル」にも微妙なニュアンスの違いもあるので、人によっては「誤解している」と思うこともあると思います(詳しく調べていないので何とも言えないところもあるのですが)。こういうところが言葉の難しいところの一つですね。

  • Column1 「ことば」の話への応援コメント

    はじめまして、お邪魔しております。

    コトノハとコトバで意味合いが違うというのは初めて聞きました。確かに、コトノハの方が何とはなしに上品な気はしますね。

    「ことば」は「事の端」、すなわち「物事を知るための端緒」の意だという話を聞いたことがありますが、これはどうなんでしょう? 謂れあることなのか、それとも俗説なのか……。

    作者からの返信

     加茂野淡明さん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。

    「コトバ」と「コトノハ」の違いに興味を持っていただけて嬉しいです。

     >確かに、コトノハの方が何とはなしに上品な気はしますね。
     文字数の違いなのか、濁点がないからなのか……。ほんの少しの違いですけど、「言われてみると……」みたいなところがありますよね。

     >「ことば」は「事の端」、すなわち「物事を知るための端緒」の意だという話を聞いたことがありますが、これはどうなんでしょう?
     どうでしょう。古語辞典を開いてみても私が調べた限りでは確認できなかったので、俗説かもしれません……。

  • 拝復
     丁寧な説明をいただき、ありがとうございます。
     私がもっていたうすらぼんやりとした「妙齢=20代前半まで」というイメージは、昔よく言われていた「クリスマスケーキ=結婚適齢期」と深い関係があったのか、という新発見がありました。
     辞書があえて語釈に具体的な年齢を出さない背景についても、合点がいきます。
     適当な例ではないかもしれませんが、昨年、沖縄の辺野古の「座り込み抗議」を巡ってある人が「ここで行われている行動は、辞書的な意味での「座り込み」に該当しない」と基地建設に抗議する人たちに強弁した、ということがあったと聞きました。
     ご指摘の通り、辞書による定義が時によって人を貶める結果をもたらすことがある事実に、無関心であってはならないと感じました。
     近い将来、円熟味を増した定年間際の男性が「妙齢の~」と形容される日が来るかもしれません。考えてみるまでもなく、この言葉の変化は良い方向にいっていると感じます。ありがとうございましたm(__)m

    作者からの返信

     野栗さん、コメントをありがとうございます。

     はっきりとした答えが出せなかったのですが、こちらが書いた内容を丁寧に汲み取ってくださったのを感じ、ほっとしたのと同時に嬉しく思います。

     そうですね。昔は、野栗さんが例に挙げてくださった「クリスマスケーキ=結婚適齢期」のように、年齢の区切りのようなものがあったように思います。
     しかし、時代を経て、結婚する時期が人によって変わってくるようになりました。その色んな人たちの考えが認められるようになったことで、「妙齢」の年齢が人それぞれ変わってきたのではないかなと思います。

     >ご指摘の通り、辞書による定義が時によって人を貶める結果をもたらすことがある事実に、無関心であってはならないと感じました。
     野栗さんのように、そう思ってくださる方が増えることで言葉の気遣いが広がるといいなと思います。もちろん、言葉に精通するのは難しいことではありますが、関心を持ってもらえるだけでも大きいと思います。

     >考えてみるまでもなく、この言葉の変化は良い方向にいっていると感じます。
     これまである程度年齢が決められていたのが、そうではなくなっていますからね。広くとらえられることになったのは、時代に合っているのかなと思います。

     こちらこそ、質問をありがとうございました。また、回答をお読みくださり感謝です。


  • 編集済

    Column4 「ノー友」への応援コメント

    「友達がいない」方の「NO友」かと思いました(;´∀`)

    僕はノートを貸す側でしたねー。当時は別になんとも思っていませんでしたが、今にして思えば「借りパクされなくて良かったなお前」ですねえ(笑)

    追記:
    ノートを借りにくるのは数人でしたね。ただ、皆スポーツ推薦組でしたので、僕にも部活大変だなーという気持ちはありました。
    ちなみに母校の野球部、今年の甲子園に出場してました(通算3回目)
    僕が高校生だった90年代半ばは「市船の壁」なんて言われてたものですが……(野球じゃなくてラグビーだったかな?)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >「友達がいない」方の「NO友」かと思いました(;´∀`)
     やはりそうですよね(^^; 私も初めて見たときは「NO友」だと思いました。

     >僕はノートを貸す側でしたねー。
     板書をきちんと取っていらっしゃるからこそですね。

     >当時は別になんとも思っていませんでしたが、今にして思えば「借りパクされなくて良かったなお前」ですねえ(笑)
     何とも思っていなかったなんて、心が広いです。
     それと勝手な想像なのですが、もしや吾妻さんのノートを借りに来る方、結構いらっしゃったのでしょうか……。それか一人の人が毎回借りていく、とか……?
     借りパクされなくて、本当に良かったです。

  • 「探す」と「捜す」、紛らわしいですよね。私は「無いかもしれないものを探し、有るはずのものを捜す」とおぼえるようにしています。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     紛らわしいですよね……。共感してくださり嬉しいです。

     >私は「無いかもしれないものを探し、有るはずのものを捜す」とおぼえるようにしています。
     分かりやすい覚え方ですね。
     また、私も花時雨さんがおっしゃったような使い分けの方が、「探す」と「捜す」は使い分けしやすいように思います。
    (次回のColumnでは、花時雨さんが教えてくださった覚え方に近い、使い分けの方法を解説しています)

  • 確かにマヨネーズ食べない日はないですね。手作りのフライドポテトに手作りのマヨネーズを出す店があると最高だなと思います。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     フランスのマヨネーズ事情を教えてくださり嬉しいです。

     >確かにマヨネーズ食べない日はないですね。
     日本の醬油のような立ち位置ですかね。身近な調味料であることが伝わってきます。

     >手作りのフライドポテトに手作りのマヨネーズを出す店があると最高だなと思います。
     手作りのフライドポテトに合わせて、マヨネーズも手作り! それはお客さんが沢山きそうですね!

  • オランダ語から入ってきた言葉、身近なところにいっぱい転がってたんですね。
    鎖国時代に唯一付き合いのあったヨーロッパの国、というのは伊達じゃないです(笑)
    こういう由来の話は大好物です。ありがとうございます!
    (WWⅡ以降のあんな話こんな話から目をそらしつつ)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうですね。「鎖国時代に唯一付き合いのあったヨーロッパの国」とおっしゃってくださったように、当時の言葉の影響は大きく、意外にも身近にあって今もその言葉が残っています。
     由来のお話、楽しんでいただけて嬉しいです。またオランダ語由来の言葉なども取り上げてみようと思います。
    (歴史は良いことばかりではないですよね……。そこから学び、未来に活かすことが大切かなと思います)


  • 編集済

    こんにちは。「妙齢」ですが、最近はベテランの域にはいった女性(40-50代?)を指して使っているのをネットの投稿で何度か見ました。その中に自称、高校国語教師という人がいたので😲となっております。
    個人的に「妙齢」って20代前半までだよねー、と思っていたので、違和感拭えずにおります。私が誤解しているのならいいのですが……。

    ありがとうございます!
    スッキリできると嬉しいです!

    作者からの返信

     野栗さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    「妙齢」が何歳まで使えるか、ということですね。
     この件は、調べてお答えしようと思いますので少しお待ちください。用意ができましたら当作品の本文にて回答いたしますので、ご覧いただければ幸いです。(ただ、用意ができたことの連絡等は行っておりませんので、ご了承ください)

  • カンボジア語とは意外でした!てっきりポルトガル辺りだと...笑
    煙管と漢字に書くと江戸っぽいような、粋なイメージになります。漢字で書ける言葉はやっぱりいいなと思いますね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     カンボジア語は意外ですよね。「煙管」という物や、「キセル」という呼び方はポルトガル人が当時の人々に教えたようです。
     >煙管と漢字に書くと江戸っぽいような、粋なイメージになります。
     そうですね。単に「キセル」とするよりも、「煙管」と書いて「キセル」と読んだ方が、洒落た雰囲気がありますね。

  • 「とうとうと」というと、「滔滔と」を先に思い浮かべてしまいますね。「蕩蕩」は初めて見ました。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     そうですね。「滔滔と」の方が使われますし、こちらの方が先に思い浮かべやすいかなと思います。

  • >「『根堀り』に語調を合わせたもの」
    な、なるほど……。理由らしい理由があった訳じゃないんですね。
    でも、おかげさまで数十年来の疑問が解決しました! ありがとうございます!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうなんですよ、理由らしい理由はありませんでした(笑)
     
     >でも、おかげさまで数十年来の疑問が解決しました!
     疑問に思っていたのが私だけじゃなくて良かったです(笑)
     すっきりしていただけて何よりです!

  • 彼は流れるような仕草でわたしの腰を抱き寄せると――ですかね。

    わたしの書く小説には、まず出てきそうにない描写ですが。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。

     >彼は流れるような仕草でわたしの腰を抱き寄せると――ですかね。
    「抱き寄せる」をお使いになったのですね。この表現だと「引き寄せる」よりも、密着度が高い感じが伝わってくるなと思います。二人の関係などによっては、「抱き寄せる」の表現の方がよいかもしれませんね。

     >わたしの書く小説には、まず出てきそうにない描写ですが。
     出てきそうにないのに考えてくださり恐縮です。
     書いているジャンルにもよりますよね。私の作品にもあまり出てこないと思います……(笑)

  • ズッキーニは初耳ですけど、これってイ段で終わるなら何でもいいような……(汗)

    僕は「撮るよ(撮りますよ)ー、はーーい」でやってます。「はい、チーズ」ってなんか気恥ずかしくて(苦笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうですね。母音が「い」で終わるなら、何でもいいと思います(笑)
     
     >僕は「撮るよ(撮りますよ)ー、はーーい」でやってます。
     いいですね! 誰にでも通じる、分かりやすい掛け声だと思います。
     私も「はい、チーズ」はあまり使わないですね。やっぱり「Say cheese」「cheese!」という掛け合いがあるからいいように思います。

  • 即思い浮かんだのはアイスの方ですね~。
    そういえば、トウモロコシにもありましたっけ(笑)

    「スーパーカップ」も、ラーメンとアイスとありますよねw
    買い物リストを受け取ってスーパーに行ってよく見たら、スーパーカップとしか書いてなかったり(残念ながら実体験ではないです・笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     アイスでしたか! アイスを思い浮かべる方の方が多いので、そちらの方が馴染みがあるのかもしれませんね。

     >「スーパーカップ」も、ラーメンとアイスとありますよねw
     ありますね! 私はアイスの方が印象が強くて、ラーメンの方が吾妻さんに言われて気が付きました(笑)

     >買い物リストを受け取ってスーパーに行ってよく見たら、スーパーカップとしか書いてなかったり(残念ながら実体験ではないです・笑)
     ありそうなシチュエーションなのに、実体験ではなかったのですね(笑) でも、実際にそうなっている方もいるような気がいたします。

  • Column1 「重複」の読み方への応援コメント

    わたしは「ちょうふく」と読みますが、同僚には通じないことが多いです。

    だから、「じゅうふく」と言い直します。
    不本意ですが通じないことには意味がないので、仕方がないと思うようにしています。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     同僚の方には「ちょうふく」では通じないことが多いのですね。元々の読み方よりも、「じゅうふく」の方が通じるということは、「じゅうふく」という読み方もかなり浸透してきているということのように思います。
     おっしゃるように言葉は通じてこそ意味があるものなので、「じゅうふく」と使わざるを得ないとは思います。ですが、元々の読みを大切にしていらっしゃる場合は、もやっとした気持ちになりますね。
    「ちょうふく」を使いつつも、通じなければ「じゅうふく」と言い直す藤光さんの方法は、ご自身の気持ちと同僚の方への配慮があるように思います。

    編集済
  • 「なります」の扱いが辞書によって違う……
    とりあえず、「こちらカルボナーラになります」が必ずしも間違った表現ではないということはわかりました
    (彩霞さんの説明がわかりにくいということではないですよー^^)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントをありがとうございます。
     辞書によっても見解が違いますし、説明もややこしいですよね……。
     >とりあえず、「こちらカルボナーラになります」が必ずしも間違った表現ではないということはわかりました
     それならよかったです(^^;
     でも、やっぱり難しいですよね……。

  • うーむ、まさか漢字辞典と国語辞典で見解が違うとは。一筋縄じゃいきませんね。
    快不快以前の刺激の段階ではどちらの字を使うか、よく考えておいた方がよさそうです(汗)

    これからもよろしくお願いいたします!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうなんです。「匂い」と「臭い」の書き分けは、一筋縄ではいかない内容でした……。

     >快不快以前の刺激の段階ではどちらの字を使うか、よく考えておいた方がよさそうです(汗)
     ここまで見解が違うと、使い分けは作者さんの考え方に委ねられるかなと思います。おっしゃるように、ご自身はどちらを使うのか考えておくのはいいかもしれませんね。

    『ことば』もお読み下さりありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
     また当作品へ温かな評価もありがとうございました。今後も楽しんで読んでいただけたら幸いです。


  • 編集済

    なんか昔辞書でたまたま隣にあっただかでこのミーハーはみいちゃんはあちゃんの略っていうのを見て誰だよwwって思ったのを覚えてます(笑)
    昭和に生まれた言葉のようなので、明治・大正ものの小説では使えません😅


    追記: 返信ありがとうございます!みいちゃんはあちゃんなら明治からあったんですね!それは知りませんでした😂でも確かに小説向きじゃないですね(笑)

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。
     辞書見たら驚きますよね。そして「誰だよww」ってなるの分かります(笑)

     >昭和に生まれた言葉のようなので、明治・大正ものの小説では使えません😅
    「ミーハー」はそうですね。時代に合わせた書き方をするのであれば、おっしゃる通りです。
     ですが、「みいちゃん、はあちゃん」ですと使えます。
    『精選版 日本国語大辞典』で調べてみたところ、1905年に使われた用例が載っておりました。ただ「みいちゃん、はあちゃん」って長くて使いにくいですよね……(汗)

  • Column4 衍字(えんじ)への応援コメント

    まったく知りませんでした。ふりがながないと読めませんね。一瞬中国語かと思いました笑
    これはどういう例があるんでしょうか。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
    「衍字」は難しい漢字ですよね。確かに形が日本で見る漢字とは違うので、中国語にも見えます。

     >これはどういう例があるんでしょうか。
     そうですね。例えば「難しい漢字ですよねね」とか。「ね」が余計にはいっていますよね。
     あとは「ロマ人」と表記するところを「ローマ人」と「ー」が余計にはいっているものも衍字です。後者のようにどちらも存在する言葉の場合は、前者よりも見つけるのが難しいかもしれません。

  • まさか腸ポーズになってしまうとは、和製英語って面白いですね!
    私も「拳を突き上げるポーズ」のことだと思っていました。NHKアナウンサーも「ガッツポーズです」と、そういう時に使っていた気がします。
    時代と共に移りゆく言葉の来歴を繙くと、思わぬ発見がありますね♪

    作者からの返信

     鐘古こよみさん、コメントありがとうございます。沢山お読みくださり嬉しいです!

     和製英語、面白いですよね。
     >私も「拳を突き上げるポーズ」のことだと思っていました。NHKアナウンサーも「ガッツポーズです」と、そういう時に使っていた気がします。
     今はその意味で使われていますよね。
     使い始めた当初は、英語の意味も残っていたのかもしれませんが、使っていくうちに少しずつ変化していったのかなと素人ながらに思います。

     >時代と共に移りゆく言葉の来歴を繙くと、思わぬ発見がありますね♪
     本当ですね。
     そして、それを一緒に楽しんでくださって嬉しいです(∗ˊᵕ`∗)

  • カタカナで書くのに日本語だったとは。しかも人名だったとは! こういう意味だと、全国のみよちゃんとはなちゃんがちょっと気の毒です笑

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントをありがとうございます。
    「ミーハー」がまさか日本語で、人の名前だったというのは驚きですよね! 共感していただけて嬉しいです。

    >こういう意味だと、全国のみよちゃんとはなちゃんがちょっと気の毒です笑
     そうですね。「軽薄で、周りの人の趣味や流行に左右されやすいこと。また、その人」の代表みたいにされていますもんね……(^^;

  • ドラえもんのあの子しか知りませんでした!
    学校でも見たことないな~。知っていても、確かにその発想にはならないと思います。最初に考えた人すごいですね(笑)

    作者からの返信

     鐘古こよみさん、コメントありがとうございます。
     >ドラえもんのあの子しか知りませんでした!
     分かります。彼女以外に、この名前が付いているものがあるとは思いもしませんでした(笑)

     >学校でも見たことないな~。知っていても、確かにその発想にはならないと思います。~
     私も実物は見たことがないです~。気になってネットに上がっている画像をみたら、本当に普通の黒板けしの2倍あって、黒板をきれいにするのが楽そうだなと思いました(笑)

     >最初に考えた人すごいですね(笑)
     同感です。言いやすいですし、学生たちが使うのに馴染むネーミングだなと思います。

  • 彩霞さん、この度は私の質問に大変丁寧にご回答をいただき、ありがとうございました!
    素晴らしくわかりやすく、簡潔に教えていただけて、感動しました( ;∀;)

    吹くと噴く、どちらでも間違いではないのですね!
    内容物の違いや勢いの違いで書き分けができるということ……大いに納得しました。
    また、「吹く」は点状のものが出てくる場合に使われるということ。木の芽と汗の玉、おお確かに! と納得です。

    「噴飯もの」という表現がありますが、これはまさに、口の中の米粒を噴き出してしまうイメージですものね。
    柊さんもコメントで仰っているように、上品にまとめたい時は「吹く」の方が良さそうです(笑)

    はあー、スッキリしました。
    相談してみて、本当に良かったです。
    ありがとうございました!ヾ(≧▽≦)ノ

    作者からの返信

     鐘古こよみさん、コメントありがとうございます。
     いえいえ~、無事に読んでいただけてほっとしております(笑)

     >素晴らしくわかりやすく、簡潔に教えていただけて、感動しました( ;∀;)
     お褒め下さり光栄です!(*ノˊᗜˋ*)ノ
     言葉だけのやり取りなので、上手く伝わるかどうかというのがいつも気になっているところなのですが、大丈夫だったようで良かったです!

     そうです! 「吹く」と「噴く」どちらを使っても大丈夫です。
     しかし漢字の意味まで考えて使い分けをすると、言わずとも読者に勢いの度合いを伝えることができるのかなと思います。

     >「噴飯もの」という表現がありますが、これはまさに~
     そのイメージですね(o´∀`)b
     使い分けは書き手の方に委ねられる部分ではあるとは思いますが、おっしゃるように上品なときは「吹く」とするのも良いと思います。

     スッキリしましたか? よかったです!
     こちらこそ調べる機会に恵まれ、楽しかったです(∗ˊᵕ`∗)
     それから評価もしてくださり、励みになりました。ありがとうございます!

    編集済

  • 編集済

    「外来日本語」という言葉が不適切なのではないかと思います。

    例えば、「芸能人」という意味で「タレント」と使った場合、元の言葉が talent なので外来語、でも意味は日本独自の用法なので、正しくは「外来日化語」とでも呼ぶべきなんじゃないでしょうか。

    それから『和製英語 伝わらない単語、誤解される言葉』による「コック」と「cock」の問題ですが、私はこの本が「cock」という言葉を取り上げる時点で間違っていると思います。(本を読んだことはありません)

    オランダ語の「kok」は英語では「cook」です。これは日本語でも、クックとかクッキングとか使っているので、調理することや人を指すのに間違いはありませんよね。コックは昔の発音でクックがなまってしまったものだと思います。

    なので、英語話者として注意を挙げるなら「『コック』と発音せずに『クック』と発音しましょう」と言うべきだったのではないかなと思いました。

    あと、同書では「『シェフ(chef)』と言うべきです」という趣旨のことが書いてあったと Column 3 にありましたが、これも英語ならいいんですが、フランスに行くと通じません。外来日化語と同様に、chef は外来英化語だからです。

    「シェフ」と「コック」の質問箱で彩霞さんが書いてらしたように、フランスの料理業界は階層と分類が厳しく、コック長だけが chef de cuisine と呼ばれ、de cuisine まで付けないと意味が通じません。chef 単独では、組織の長(カナカナでのチーフと同じ)となります。

    なので、英国人に向かって Are you a chef? と言えば Are you a cook? と同じで「コックをしてるの?」となり、意味が通じますが、フランスの人に Are you a chef? と聞いても、「何の長?偉くもなんでもないんだけど」と返されてしまいます。だから、お料理上手のフランスの人に「シェフみたいだね!」と英語で言いたいときは、You are like a chef de cuisine! と言わなくては通じません。

    著者のウォルシュ氏はプレストンの出身だそうですが、あそこは「We was」という言う人がいっぱいいるところですからね……(さりげにディスる)。


    * あれ、Column 5 に投稿しようとおもったはずなのに、3 に投稿してしまいました。移動させると混乱してしまうので、こちらの投稿のままにしておきます。


    作者からの返信

     イカワ ミヒロさん、コメントありがとうございます。
     外国語から日本へ入ってきた言葉に対し関心を持ってくださっているようで、興味深く内容を拝読いたしました。

    「外来日本語」(外来語)の件、ご意見を拝読しなるほどと思いました。
     おっしゃるように「外来語」は、外国から入ってきた言葉を用いて日本語独自の意味として使われることも多いです。
     また外国人の方が、「外来語」を「和製英語」と呼んでいるのを文章でみたこともあるので、英語を普段から使っている方からすると、日本で使っている外来語は「外国から入ってきた意味をそのまま使っている」というよりも、「音は近くても日本で別の意味を付けて使っている」ものなのかもしれません。それらを踏まえると、「『外来日化語』と呼ぶべき」とお考えになる気持ちも分かります。

     ただ、日本語は外国から入ってきた言葉が沢山あり、元の言語と同じ意味として使っているものも多いですし、「外来日化語」というと「国語化した日本語」(=「たばこ」「かるた)など)に捉えられる可能性もあって、「外来語」以外の呼び方ができない(難しい)のかもしれないなと思いました。

     また『和製英語 伝わらない単語、誤解される言葉』による「コック」と「cock」の問題について触れてくださいましたが、おっしゃる通り……と思いました。
     思うに、ウォルシュ氏が、日本語で使われている「コック」=「料理人」の言葉が「kok」から来ていることを知っていたら、イカワさんがご指摘したとおりの流れでお話が進んだのかなと思います。彼の著書のなかに「日本人が言う料理人という意味の『コック』は、オランダ語の『kok』から来ている」という説明はありませんでしたので、知らなかったのかなと……。

     そのため、音だけ聞いて「cock」と思ったこともあり、自分の体験を元に本に記したのだと思います。

    >なので、英国人に向かって Are you a chef? と言えば Are you a cook? と同じで「コックをしてるの?」となり、意味が通じますが、フランスの人に Are you a chef? と聞いても、「何の長?偉くもなんでもないんだけど」と返されてしまいます。だから、お料理上手のフランスの人に「シェフみたいだね!」と英語で言いたいときは、You are like a chef de cuisine! と言わなくては通じません。

     フランス人に対して「シェフ」を使う場合の説明まで書いてくださってありがとうございます。
     ウォルシュ氏のことを擁護するわけではないのですが、これは彼の著書から引用した、私の方法もいけなかったのかなと……。
    『和製英語 伝わらない単語、誤解される言葉』を拝読する限り、ウォルシュ氏は「英語を母語とする人と英語で話す日本人の会話を想定」して著書を書いているようでした。そのため、フランス人の方のことを考慮にいれていなかったのかと思います。
     ですがおっしゃるように、フランス人の方に対して「料理人」=「シェフ」では伝わらないので、言い方を工夫しないといけないですね。

  • これ自分も分からなくて知りたかったので嬉しいです。確かに「噴火」とか勢いがありますね。「吹く」ほうがちょっと上品なんですね(笑)

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     そうだったんですね! お役に立つ情報でよかったです。リクエストしてくださった鐘古こよみさんにも感謝です。

     >確かに「噴火」とか勢いがありますね。
     本文中に書かなかったんですけど「噴」は、「頬を膨らませて勢いよく出る」という意味があり、そこから転じて「圧力によって穴から勢いよく飛び散るもの」のことを指すようになったそうです。
     そのため柊さんがおっしゃったように、まさに「噴火」は「地球内部から、マグマや岩塊などが地表に勢いよく出ること」なので、「噴」が使われているということなんですね。

     >「吹く」ほうがちょっと上品なんですね(笑)
     そうですね(笑)
    「噴き出す」は、食事中などに口に含んでいたご飯粒が飛び散るイメージがちょっとあるかも……です(*ノωノ)


    *長かった部分、うるさかったかなと思ったのと、はしゃぎすぎたのが恥ずかしくなったので消しました。すみません(^^;

    編集済
  • Column4 「妙にきれい」への応援コメント

    私も「妙って!?」とツッコミそうです( ̄▽ ̄;)
    いや、絶妙とか、色々知ってますけど…

    作者からの返信

     肥前ロンズさん、コメントありがとうございます。
     ツッコミありがとうございます。
     普段使わない言い方だと思うので、「妙って⁉」って聞いちゃうと思います(笑)
    「妙」って、色んな熟語があって面白いですけど、どちらかというと技などに使われやすいので、「似合っているよ」に使われるとちょっと「妙」な気がしますよね(笑)

  • Column4 「妙にきれい」への応援コメント

    「不思議に」とか「変に」と同じ使い方に聞こえますね。素直にきれいだねと言えない婚約者の照れ隠しなのではないですか (笑)

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。

    >「不思議に」とか「変に」と同じ使い方に聞こえますね。
     私も「不思議に」「変に」の意味で捉えていたので、同じご意見でほっとしております。教えてくださりありがとうございます!

    >素直にきれいだねと言えない婚約者の照れ隠しなのではないですか (笑)
     お優しい! もし彼女がこのように捉えてくれたなら、むしろいい雰囲気になりそうです(笑)

  • Column2 「着物警察」への応援コメント

    何にでも警察がいるんですね最近は......

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     本当ですね……。お節介の域を越えてしまう人が多いようです。
     特に着物初心者が狙われやすいようなのですが、これも指摘する側が「着物初心者」と分かってやっているようで、意地悪ですよね……。

  • Column2 「着物警察」への応援コメント

    伝統的言う今の着方なんて、時代で見たらめっちゃ最近なのだから、指摘するほうが恥ずかしいと思う私です( ̄∇ ̄)
    本当に着物好きなら、もっと前衛的な着方を探求します(着物好きを見ながら)

    作者からの返信

     肥前ロンズさん、コメントありがとうございます。
    >伝統的言う今の着方なんて、時代で見たらめっちゃ最近なのだから、指摘するほうが恥ずかしいと思う私です( ̄∇ ̄)
     着物警察に聞かせたい一言ですね(笑)

    「ルール」にばかり捕らわれてしまうのは、やはりよくはないですよね。「着る物」は時代の変化によって変わってきたわけですから、今の時代も変化があってよいのではないかなと思います。

     >本当に着物好きなら、もっと前衛的な着方を探求します(着物好きを見ながら)
     人によって考え方は違うかもしれませんが、前衛的な着方を探求するのも素敵ですね。着物好き同士が、よりその世界を広げていくのだろうなと想像します。

  • 〉漢時代の書籍のなかに、「貴姉」が使われているわけですが
    武帝前後って今回中華ファンタジーのモデル時代じゃないですかやだー!! よかったー!!!
    そこまで調べていただけるなんて嬉しいです! ありがとうございます!!!(´;ω;`)

    作者からの返信

     肥前ロンズさん、コメントありがとうございます。
     読みに来てくださって嬉しいです~( ˊᵕˋ* )

     >武帝前後って今回中華ファンタジーのモデル時代じゃないですかやだー!! よかったー!!!
     私も調べていて、そうなんじゃないかなぁと思いました。とりあえずよかったです~(∗ˊᵕ`∗)

     いえいえ、こちらこそ一つ賢くなりました(笑)
     もっと調べると別のことも出てくるかもしれませんが、一つの考え方としてとりあえずは問題ないかと思います。

     そういえば、以前コメントで「妾」のこともなんか調べてほしいとおっしゃっていたかと思うのですが、もし言葉の件で質問等がございましたら近況ノートに「日本語相談箱」というのを設けておりますので、そちらをご利用ください。
     全てに答えられるわけではないですし、答えられても時間がかかってしまいますが、それでも良かったら入れてみてくださいませ~。


  • 編集済

    彩霞さん、こんばんは!
    言葉のお話、楽しく読ませていただいています♪
    アデューは単にフランス語のさようならだと思っていました。まさか「使わないで」と言われるほど長い別れのことだったとは!
    では、実際に使う場面はどんな時……? というのが気になりました。
    辞典での例では、1年くらい会わない時なら良いのかなあという感じですが。
    お葬式で故人に別れを告げる時や、海外に引っ越す友達へ言う……なども考えられますね。
    場合によっては「絶交だ」のニュアンスも作れてしまいそうです。フランス人と話す機会は一生なさそうですが、もし訪れたら気をつけようと思います!

    作者からの返信

     鐘古こよみさん、嬉しいコメントありがとうございます!
     言葉の話を楽しんでいただけてなによりです!

     私も最初は、単純に「フランス語の『さよなら』」という意味だと思っていたのですが、長い別れのときに使うようです。
     おっしゃるように、辞書の例文を見る限りでは最低1年くらい会わないときに使いそうですが、「もう二度とそこへ戻ってこない」というときのほうが用いられるとのこと。

     そのため、鐘古さんがおっしゃったように「お葬式で故人に別れを告げる時や、海外に引っ越す友達へ言う」ときにも使われるようです。(「学生生活に別れを告げる」などにも使えるとのこと)

     >場合によっては「絶交だ」のニュアンスも作れてしまいそうです。
     そうですね。私もフランス語の微妙なニュアンスまでは分からないのですが、「永久に分かれる相手に対して」も使えるそうなので、前後の文章などによってはそう捉えられてしまうこともあるかもしれませんね(汗)
     ちなみに、辞書によると、また会う相手には「Au revoie」を使うようです。

    編集済
  • Column3 「窃チャ」への応援コメント

    本筋から少し逸れるかも知れませんが、お許し下さい。私は東京生まれですが、子どものころから、自転車を「ジテンシャ」と言っていました。ところが回りの人達は「ジデンシャ」と言っています。作品の中には状況によって「チャリ」と書くこともありますが、ジデンシャには未だに馴染めません。

    作者からの返信

     @shinmi-kannaさん、コメントありがとうございます。
    「ジデンシャ」ですか。もしかすると、方言などの地域的な言い方かもしれませんね。調べたわけではありませんが、東北の方言では「音が濁りやすくなる」と聞いたことがあります。推測ではありますが、@shinmi-kannaさんの近くにいらっしゃった大人の方が、@shinmi-kannaさんが耳慣れない、別の地域の言葉を話していたかもしれません。

     でも、「ジデンシャ」が馴染めない@shinmi-kannaさんのお気持ちも分かりますよ。ご自身では「ジテンジャ」とおっしゃっているのであれば、猶更だと思います。
     方言などの地域的な言葉は、それで大切にしていったらいいなとは思いますが、無理に好きになる必要はないと思います。考え方の一つとして「そういう話し方をする方もいるんだな」という風に思えたら、二つの言い方を大切にできるかもしれません。
     と、また偉そうなことを申しました。適当に聞き流してくださいませ(笑)

  • 先ず先日私の質問に対し、ご丁寧なご回答を下さいましたことに、お礼申し上げます。(ぞっとしないの件です)ご指摘の通リ、今後は「ぞっとしない」も使用したいと思います。
    本日の件ですが、「辞める」と言う書き方はできますでしょうか。
    例えば「作家活動を辞める」と言う書き方です。
    もう一点、「止める」と書くと「やめる」なのか「とめる」なのか判断しにくいように思います。

    作者からの返信

     @shinmi-kannaさん、コメントありがとうございます。
     こちらこそ、お礼を下さり感謝です。
     使うことをお決めになったのですね。どのように言葉を使っていくのかは使い手の方次第だと思いますので、気負いしない程度にお使いになられたらよいと思います。

     またご質問の件ですが、こちらは調べないと回答できませんので、暫しお待ちいただきたく思います。用意ができましたら『ことば』の本文にて回答いたしますので、ご覧いただければ幸いです。(ただ、用意ができたことの連絡等は行っておりませんので、ご了承ください)

    『NIHONGO-Ⅱ-』をはじめ、沢山読んで下さり、また応援してくださり励みになります。ありがとうございます。

  • 「ハイカラ」はかなり死語っぽかったですが、大和和紀先生の「はいからさんが通る」で復活を果たしたように思います。現在の使い方も、同作の影響が色濃いのではないでしょうか。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
    『はいからさんが通る』は読んだことはないですが、タイトルは聞いたことがあります。それくらい周知されているのですから、おっしゃるように「ハイカラ」を再び広めた作品の一つであると言えそうですね。
     また、古い言葉(流行から外れた言葉)が、新しい作品を通してが蘇るというのは面白いなと思います。

    編集済
  • ハイカラは「西洋由来の新奇でおしゃれなもの(こと)」を指していう言葉でしょうね。

    ただ、古い言葉なのでいまとなってはレトロな雰囲気がまとわりつき、本来の意味で使うのは難しくなっているかもしれません。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     そうですね。「ハイカラ」も時代を映している言葉というのもあり、本来の意味で使うのは難しくなっているかもしれませんね。
     時代とともに変化し時には消えてしまう言葉もありますが、「ハイカラ」は持つ意味を少し変えつつも残っているような気もいたします。

  • 「応じる」と「用いる」を意識すれば誤用しにくいと思います。これに限らず、その熟語を構成する漢字の意味を考えれば間違いは減るのではないかと。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     誤用等の間違いを防ぐ方法はいくつかありますが、おっしゃるように熟語を構成する漢字の意味を捉えるのも一つの手ですね。
     それでも誤用があるのは、言葉の難しいところなのだろうなと思います(^^;
     (私の場合はそそっかしいせいですが<笑>)

    編集済
  • お答えいただきありがとうございます!
    多分自分の中で、努力=自発的な気持ち、義務=決められていること、というイメージがあるんだと思います。強制力がない義務なのは字面で分かりますが、やっぱり性質の違う言葉が並んでるように見えちゃいますね(^^; 法律まで調べて下さって感謝です!

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     分かります。「努力」と「義務」のイメージって、ベクトルが反対を向いているような感じがありますよね。
     私の想像ですが「努力義務」を定めた側として、「押し付けたくはないけど、やってほしいので自発的にやってください」という気持ちがある気がします。また「義務」とすると反感も買いやすいので、自ら動くことでそれを緩和する狙いもあるのかなと、調べていて思いました。
     お役に立てたようでしたらなによりです(^^)

  • Column3 「窃チャ」への応援コメント

    オーストラリアではヘルメットは義務です(被らないと罰金です)。自転車に鍵をかける時、金属の棒やチェーン、ワイヤー入りのロープなどで、自転車置き場に固定して鍵をかけるのが普通ですが、その時にヘルメットも鍵付きロープで自転車に固定する人が多いです。

    日本の自転車って、後輪を動かなくする鍵が主流ですが、そういう鍵だと、オーストラリアでは鍵をかけた状態で自転車ごと持って行かれちゃうんですよ。

    窃チャ(私は盗チャと言ってました)、私も何回か被害に合ってますが、盗みに合わない日本で、傘と自転車は例外ですね。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。

     >オーストラリアではヘルメットは義務です(被らないと罰金です)。
     そうなのですね。そういえばオーストラリアを取材した映像などを見た際に、大人も子どももヘルメットを被っていたように思います。

     ヘルメットも鍵付きロープで自転車に固定するのですね。それなら盗まれる心配も少なくてよさそうです。本文中で書いた高校生に教えてあげたいですね。

     >日本の自転車って、後輪を動かなくする鍵が主流ですが~
     持って行ってしまえば、あとはゆっくり鍵を壊せばいいだけですもんね。鍵のつけ方にも注意が必要だなと思いました。

     >窃チャ(私は盗チャと言ってました)
     かしこさんは「盗チャ」とおっしゃっていたのですね。地域によっても違うのかもしれませんが、略す方法はどちらも同じところが面白いです。

     >私も何回か被害に合ってますが~
     え⁉ 一回だけでなく、何回も⁉
     それは、ひどいです。ひどすぎます!(# `꒳´ )
     自転車、結構高いですからね。それが何回もなんて……。
     せめて、オーストラリアではそのような被害にあわれていませんように……。

     >盗みに合わない日本で、傘と自転車は例外ですね。
     「ちょっと借りていく」という感覚があるのかもしれません。でも、持ち主は必ずいて、持っていかれたら困るわけですから、やめてほしいですよね。

     オーストラリアの自転車事情や経験談を教えてくださり、ありがとうございます。

    編集済
  • Column3 「窃チャ」への応援コメント

    「窃チャ」、初めて知りました。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     もしかすると、花時雨さんがお住まいだったところは、あまり自転車の窃盗被害が少なかったのかもしれませんね。

  • おはようございます。
    「ことば」、とっても面白いですね!
    知っているようで知らない言葉について、膨大な資料を紐解いてくださって、ありがとうございます。
    「匂い」と「臭い」、漢字の書き分けは確かに、どうすべきか迷うこともありましたので、大変勉強になりました。
    彩霞さんの個人的な見解として、イメージに引っ張られて使い方が変化したのではないか……と書いてくださった辺りは、西洋の色彩のイメージととても良く似た解釈だと感じます。
    言葉も色もはっきりと形のないものですから、時代によっていろいろ変化しやすいという点で、よく似ているなあと発見でした。
    こちらも続きを楽しみに読み進めようと思います(^^)/

    作者からの返信

     鐘古こよみさん、おはようございます!(そしてこんにちは!笑)
     コメントありがとうございます。

     >「ことば」、とっても面白いですね!
     ことばの魅力に気づいてくださって、とても嬉しいですー!(∗ˊᵕ`∗)

     >「匂い」と「臭い」、漢字の書き分けは確かに、どうすべきか迷うこともありましたので、大変勉強になりました。
     よかったですー! 「匂い」と「臭い」を調べたときのことを振り返ってみると、辞書によって見解も違っていて奥が深かったなと思います。

     色のことも引き出してくださって感謝です……! 分野が違うので別に書いていたことが、読んでくださった方のなかで繋がって、考えを広げるきっかけになったのならとても嬉しく思います!
     そうですね。色のイメージと同じように、ことばも時代によってい印象が変わりますよね。これは私の想像ですが、二つには「絶対的なもの」がないかなと考えています。その理由は、きっと『色彩と西洋絵画』を読み進めていただけると分かると思います。よかったら続きも楽しんでいただけると嬉しいです(^^)

     >こちらも続きを楽しみに読み進めようと思います(^^)/
     とても嬉しいです!
     ただ、『ことば』は私一人で書いているので、時々調べ直すと偶に「間違っていた……!」なんてこともあります。そのため、書いていることも絶対とは言えません。ですが、それでも読者の方と「ことば」に対して誠実でありたいなと思っており、間違いの訂正のその一環として行っています。
     もしそれでもよろしかったら、また続きも楽しんでいただけたら幸いです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

     それから、もう一つ。
     鐘古さんの近況ノート拝見しました! とっても素敵に作品を紹介してくださっていて、読んでしばらくは欣喜雀躍の気分で内心浮かれておりました(笑)
    『問わず語り~』だけでなく、『色彩と西洋絵画』と当作品『ことば』のことまで丁寧に紹介してくださり、とても励みになりました。ありがとうございます!

  • Column3 「窃チャ」への応援コメント

    努力義務化って言葉に先に引っかかってしまいました。これは努力をする義務ってことですかね、ただの義務とは違うんですか?テーマから外れて変なこと訊いてすみません。m(__)m

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     いえいえ、大丈夫ですよ~|•'-'•)و
     確かに「努力義務」って、言葉だけ見ると「ん?」となるかもしれませんね。折角なので調べて本文中で回答いたしますね。

  • 自分も喰うはガツガツした感じのイメージがあります。喰らうという言い方に似合っているような。。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
    「喰う」は「食う」よりも、勢いもある感じがしますよね。

     >喰らうという言い方に似合っているような。。
     私も「くらう」でしたら「喰らう」を使いますね。何となく、「食らう」よりも強い感じがするので、そのあたりで使い分けているかもしれません。

     柊さんの「喰う」や「喰らう」の印象をお聞きできて嬉しかったです(ˊ˘ˋ* )

  • レトロな感じがする言葉ですよね。おばあちゃんが使うのが似合いそうです。だけど書いておられる通り元の言葉では前置詞ですもんね。拡大解釈も品詞が変わるところまでいくとすごいなあと思います(笑)でもなんか「カップル」には出せない味があるっていうか、不思議な言葉ですね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     私も「アベック」にはレトロな雰囲気があるなぁと思っていました。
     ただ、このコラムで登場した作品の中で「アベック」を言ったのは、青年だったんです(説明が足りなくてすみません……!(;^ω^))。それを読んだら、レトロな雰囲気で使う「アベック」とはまた違う感覚もあるなと思いました。不思議ですね。

     >おばあちゃんが使うのが似合いそうです。
     似合いそうですね! 若者が使うよりお洒落感が出る感じがします(`-ω-´)キリッ✧

     >拡大解釈も品詞が変わるところまでいくとすごいなあと思います(笑)
     私の場合、調べる前は恥ずかしながら「アベック」が、フランス語の「恋人」なのだと思っていました……。日本人の拡大解釈だったとは驚きですよね(笑)
     
     >でもなんか「カップル」には出せない味があるっていうか、不思議な言葉ですね。
     分かります……! なんでしょうね。言葉では言い表せないのですが、「アベック」にしか言えないものがあるなと感じます。

  • アベックってフランス語から来てるんですね。知りませんでした。

    フランス語といえば、むかし(60年代とか70年代まででしょうか)、「フランス」といえば「芸術と文化の国」というイメージでした。当時は恋人たちを指してフランス語で「アベック」と呼ぶのは「進歩的」で「ハイカラ(これこそ死語?)」な呼び方だったんじゃないですかね〜。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
    「アベック」が使われた理由について拝読し、なるほど、と思いました。
     本文中にも書きましたが、「アベック」が「大正末期に大学生に使われたのが始まり」とはあるものの、「なぜ使い始めたのか」という理由にはたどりつけなかったんです。もし、藤光さんの想像通りだったとしたら、フランスへの憧れみたいなものもあったのかなと思いました。またおっしゃるように、当時としたら「ハイカラな呼び方」だったかもしれませんね。
     素敵なご意見ありがとうございます。

  • 面白かったです。根拠も理由も無い、なんとなくの印象ですが、「カップル」は「二人組」、「アベック」は「二人連れ」という語感がありますね。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     素敵な感覚ですね。特に「カップル」は「二人組」という印象があるというのは、分かる気がします。上手く説明できないですけど「組」がポイントで、「連」では表せない何かがあるなと思います。
     花時雨さんなりの、「カップル」と「アベック」の印象を教えてくださり嬉しかったです(*´ `)

  • 「愛嬌がある」とは言いますが、「愛想がある」とはあまり言いません。一方で「愛想が良い」は言いますが、「愛嬌が良い」もあまり見かけません。つまり。「愛嬌」は本質的に良いものですが、「愛想」は常に良いものとは限らないと感じられるのではないでしょうか。「愛想をふりまく」は上辺だけで内心は逆心を持っていそうであまり良い印象を受けないので使われにくいのだと思います。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     花時雨さんのなかでは、「愛嬌」は「本質的に良いもの」、「愛想」は「常に良いものとは限らない」と感じていらっしゃるのですね。
     この辺りのことは詳しく調べていないのではっきりしたことは言えないのですが、拝読した限りそのご意見は一理あるように思いました。

     どちらもその言葉自体に良い意味はありつつも、「愛想」のほうは「愛想が尽きる」と言って、「好意や信頼感を失う」という意味として使われたり、「愛想は悪いが根はいい奴だ」などと否定(して肯定)する場合にも用いられますね。一方の「愛嬌」は、おっしゃるように否定的な意味として使われるのはあまりないですよね。あっても「愛嬌を売る」……くらいでしょうか(『てにをは辞典』より)。

     そのため、花時雨さんがおっしゃたように「愛想をふりまく」が「あまり良い印象がないため、使われにくい」というのもなるほどなと思いました。貴重なご意見ありがとうございます。

    編集済
  • 「文筆家が」書くのをやめる、なんて書いてあると紛らわしいですね。一旦休憩してるのか廃業したのか分からない。
    でも他の辞書では線引きしてあるようではっきりしました。これは間違えやすい表現のひとつですね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     やっぱり二つの捉え方ができますよね。共感していただけて安堵しましたε= (´▽`;)
     他の辞書は違いがでるような語釈の書き方がされてあったので、そちらを参考にしたほうが妥当かなと思います。はっきりしたのでしたら何よりです!
     そうですね。「筆を擱く」で何となく意味が分かってしまうがゆえに、使う際は気を付けたいなと思う表現ですね。

  • 今回も分かりやすい解説でした。ここで取り上げられるまで「コックさん」って言葉を忘れてました。
    シェフは確かに「長」ですよね。料理に関係なくても。
    僕は「料理長」とか「調理師」とか「菓子職人」とか日本語で言う方が好きです。シェフの方がお洒落に響くのかも知れないけれど、せっかく日本語があるのにカタカナ語が (しかも意味が変わってしまってるのが) 多すぎるのは抵抗があるんですよね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     分かり易いと言っていただけてほっといたしました~ε= (´▽`;) ホッ
     
    「コックさん」は絵本などには出て来るみたいなんですけどね。日本でも出番が少なくなっていると感じます。

     >シェフは確かに「長」ですよね。料理に関係なくても。
     そうなんですよね。変化していくのが言語なので、自然な流れなのだと思いますが、フランス語で使われている意味を考えると「料理人」=「シェフ」にはまだ違和感があります。

     >僕は「料理長」とか「調理師」とか「菓子職人」とか日本語で言う方が好きです。
     素敵ですね。確かにシェフやパティシエ(パティシエール)と言い換えることはできますが、日本語には日本文化で培われていた意味も含まれていますから、大切にしたいものです。
     ちなみに、「シェフ」がかなり浸透してきたためか、日本料理の料理人の方も「和食のシェフ」と言われるようになっているようです(ネットで見かけます)。
     しかし日本語には、日本食の料理人を指す「板前」という言葉があるので、ちょっと残念に思ってしまいます。フランス語もお洒落で素敵な言語なんですけど、こうなってくると少々複雑ですね。

  • 調べていただいてありがとうございます。

    >字幕には「シェフ」と書いてあってとても残念に思いました。

    料理人を指してコックというのは一般的でないという判断なんでしょうね。こうやって言葉はなくなってゆくんじゃないですか。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     こちらこそ調べる機会ができたので良かったです。
     どう判断したのかは分かりませんが、そういう考えもあったのかもしれません。

  • スポーツだとやっぱり「戦」の色が濃くなりますものね!監督の采配、というフレーズはよく聞くしすんなり入ってきます。
    WBC、次の日本の活躍が楽しみです~☺️

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。
     >スポーツだとやっぱり「戦」の色が濃くなりますものね!
     分かりますー! 野球に関しては「侍」ですし、尚更かもしれません。「監督の采配」よく聞きますよね。WBCのお陰で「采配」の色んな使い方を知ることができて、面白いなぁと思っています(笑)

     >WBC、次の日本の活躍が楽しみです~☺️
     そうですね! 次の日本の試合、共に楽しみましょう~(๑•̀ •́)و

    編集済
  • むかしは「コックさん」と言ってましたが、いまはまったくといっていいほど聴きませんね。本文中にあるように「シェフ」ということが多そう。ただ、「シェフ」と「コックさん」は語感も調理するものも違うようなイメージがあります。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     そうですよね。最近はめっきり聞かなくなったなと思います。小さい子向けの本の中だと「コックさん」が登場することもありますが、大人の話では聞かないですよね。

    >ただ、「シェフ」と「コックさん」は語感も調理するものも違うようなイメージがあります。
     そうですよね……。
     折角なので少し調べてみます。まとまり次第本文で回答いたしますね。

  • コーヒー、毎日飲みますが、オランダ語から来てたんですか! なぜか英語よりありがたい感じがします(笑)

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     そうなんです。「コーヒー」がオランダ語から来た言葉と言われると、意外な感じがしますよね。

     >なぜか英語よりありがたい感じがします(笑)
     分かる気がします。歴史があるから……、いえ、英語よりも身近じゃない言葉だからかもしれません(笑)

  • 「振る」と「振るう」の違い、とっても奥が深いですね……!
    私も正直「振るう」だと思っていたので、たいへん勉強になりました。音声だと振ると振るうがごちゃまぜになりがちですが、書き言葉の時は気をつけようと思いました。

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。
     そうなんです、とっても奥深いんです! それを分かっていただけてとても嬉しいです~!
     辞書によっても見解が違うので、最終的には作者や書き手が掘り下げてご自身はどういう方針をとるか考えるしかないかなと思います。
     そうですね。音声だと聞こえ方によってはどっちともとられる場合もあるかと思いますが、書く場合ははっきり出てしまいますからね。両方の表記を同一の作品にいれる場合も含め、使い分け等を考えておくとよいかと思います。
     今回のコラムがお役に立てたのなら幸いです!

  • 「ふるう」が「揮う」であれば、字面を見て明らかなように、手に持っているのは「軍」すなわち「武」器ですので、武器以外のものに用いるのは不適切だと思います。ですが、言葉は自在に使われてこそだと思いますので、少なくとも「振るう」の字を使うのであれば、「采配を振るう」でも間違いだとは思わないです。
    ですが、やはり、読んでいての違和感はありますね。采配は軽く一振りするだけでも全軍が動くので、力を込めて勢いよく振り回すのは愚将っぽくて、負け戦になりそうだなーと思いながら読むと思います。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     なるほど、花時雨さんは「采配を振るう」には違和感があって、「采配を揮う」は不適切だとお考えなのですね。「力を込めて勢いよく振り回すのは愚将っぽくて」というイメージに、確かにそういう風にも捉えられることもできるかもと思いました。

     一応、次のコラムで「揮う」についても触れますので、良かったら読んでみてください。もしかすると、反対の意見が書いてあるかもしれません。しかし「言葉は自在に使われてこそだと思います」と書いていらっしゃったように、私もそう思っているところがあるので、コラムをお読みになっても花時雨さんの「采配を振るう(揮う)」に対するイメージは大切にしていただけたらいいな思います。

  • 采配の話が派生していて興味深いです!

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。
     以前から「采配を振る」と「采配を振るう」について取り上げようと思っていたのですが、出すタイミングに悩んでいまして(笑) 丁度、初音さんからよいパスが来たので、今回取り上げてみました。
     興味を持っていただけて嬉しいです! 続きもお楽しみに。

  • このエピソードを読んでいると、言葉の意味が変わることの背景に、社会が価値を見出すものの変化があることがわかって興味深いです。

    個人の見解が、集団の調和を乱したり上の命令に背くことが、時として有益であると考えられるようになってきた軌跡なのかしら……なんて思ったりしました。個人主義が日本に入ってきたのが明治時代ですが(ググりましたw)、一般人も個人主義に馴染んできたころが1980年代くらいだったりして……なんて。素人の浅知恵による適当な説です(笑)

    こだわり、あまりないつもりでいますが、意外とあるんだろうなと思います。小説を書くときは、表現の細かい部分とか、自分なりにこだわってるかもです。でも、あんまり一つの考えにとらわれず柔軟でいたいとも思っています。「こだわり」って、おもしろい言葉ですね。今回もとっても勉強になりました。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。

     かしこさんがおっしゃろうとしていること、分かる気がします。
     確かに「こだわり」は個人の意見の強さの表れな感じがしますし、「集団の調和」を乱しそうですよね。
     それから、「1980年代」と書いて下さいましたが、ビンゴです(コメントをいただいてから、別の資料を当たってみました<笑>)。実際に「こだわる」をプラスの意味として使われてきたのは、この頃からのようです。
     もしかするとかしこさんの説は、案外合っているかもしれませんね(笑)

     >こだわり、あまりないつもりでいますが、意外とあるんだろうなと思います。
     自分の持っている「こだわり」には、自分自身では中々気づきにくいかもしれませんね。

     >あんまり一つの考えにとらわれず柔軟でいたいとも思っています。
     そのお気持ち、分かります(笑)
     そうですね。こだわりを持ちつつも、でも柔軟に。矛盾しているかもしれませんが、とても良い方針だと思うので見習いたいです。

     いえいえ、こちらこそコラムをしっかり読んで下さったんだと思い、嬉しく思いました。ありがとうございます(* ˊᵕˋㅅ)

  • 確かにこだわりと聞くと特別の思い入れという解釈をしますね。本来のこだわるは縛られるって感じでしょうか。プラスの意味でのこだわりってそこまでないんですが、マイナスのこだわりだったら結構あるかもしれません。。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
    「特別の思い入れ」という解釈、分かる気がします。「それじゃないといけない」みたいな感じがありますよね。

     >本来のこだわるは縛られるって感じでしょうか。
     私もそういう印象があります。考えや行動が縛られるがゆえに、周りが苦労する感覚があって、だからこそマイナスのイメージがあったのかなと。

     >プラスの意味でのこだわりってそこまでないんですが、マイナスのこだわりだったら結構あるかもしれません。。
     柊さんは、ご自身のこだわり対してそう思っていらっしゃるのですね。プラスのことなのか、マイナスのことなのかは置いておくとして、そのようにおっしゃる気持ちは何となく分かります。
     料理とか商品とかですと、「こだわり」が相手に良い影響を与えるんですけどね。「こだわり」には、色々と難しさもありますね。

  • ご丁寧にありがとうございました!似て非なるふたつの言葉の違い、なるほど理解いたしました。
    自作でこれから戦の場面が増える予定なので「采配」を使うことが多そうです。でも「差配」も状況によっては使うこともあると思うので、うまく使い分けていきたいと思います。
    フィーリングで進めず一度しっかり言葉と向き合うのも大切だな~と勉強になりました。

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。
     いえいえ、こちらこそためになりました(*ˊᵕˋ*)
     納得いただける内容だったようで、ほっとしました(笑)

     >自作でこれから戦の場面が増える予定なので「采配」を使うことが多そうです。
     きっと『浅葱色の桜 ―流転、最果テ上ル』ですね……!(と、勝手に想像しております<笑>)

     そうですね。難しいとは思いますが、「采配」と「差配」を上手く使って文章に組み込むことができたらいいですよね。

     >フィーリングで進めず一度しっかり言葉と向き合うのも大切だな~と勉強になりました。
     そう言って下さり嬉しいです! 文章を書くには、フィーリングももちろん大切だとは思うのですが、言葉を深堀することで、感覚的な部分をより活かすことができると思います。全ての言葉と向き合うのは難しいですが、重要な場面で使われるものを丁寧に調べて使いこなせば、間違いなく文章にも活きると思います。

    編集済
  • 「勇気・根性」はほんとどこ行ったんでしょうね(笑)

    和製英語の解説おもしろいです!
    こういうビックリ和製英語、けっこうありますよね。
    ポカリスエットとか、カルピスとか、日本滞在中に夫がビックリしてました。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。

     >「勇気・根性」はほんとどこ行ったんでしょうね(笑)
     そうなんですよ(笑) 「ガッツだぜ!」と言うときには「根性」の意味はあるんですけど、「ガッツポーズ」になるとその意味が消えてしまう不思議……(笑)

     >和製英語の解説おもしろいです!
     和製英語の話、楽しんでいただけて何よりです! 他にも面白いものがあるので、またコラムにしようと考え中です。

     >ポカリスエットとか、カルピスとか、日本滞在中に夫がビックリしてました。
     そうですよね。商品名として捉えてしまっていると気にならないかもしれませんが、英語として聞いてしまうとちょっと(どころではないですかね)引いてしまう意味ですよね(笑)
     グリーバル対応する商品名を作るのは大変そうです。

  • フランスだと "ouistitiiii"と言いますよ。やっぱりiの音ですね。猿って意味ですけど笑

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     >フランスだと "ouistitiiii"と言いますよ。
     そうなんですね! 写真を撮るときの言い方は、国によって違うだろうなとは思っていたんですが、フランス語では 「ouistiti」で「イー」って最後は伸ばすんですね。
    「猿」という意味なんですか! 「cheese」といい「ズッキーニ」といい、もはや選ばれし者という感じがします(笑)

     >やっぱりiの音ですね。
    「i(い)」の発音をすると、皆笑顔の口になりますね。他の国の皆さんも、同じことを考えていると思うと親近感があります(笑)

  • アイスです。私も、コーンの方は名前を気にせずに食べていました。家人に尋ねたら、両方知っていました……

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     アイスの方でしたか(*´ ˘ `)۶
     >私も、コーンの方は名前を気にせずに食べていました。家人に尋ねたら、両方知っていました……
     状況が私と似ていますね!
     大丈夫です。今回のことで、きっと忘れないと思います(笑)