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2023年9月16日 19:02
夏目漱石は当て字の多い人だそうですが、この書きかたもそのうちのひとつの例なのかとも思いました。自分の感性で漢字を使っているような。自分は漢字をよく知らないで、夏目漱石の書いた当て字を見て、てっきりこう書くのだと思い込んだものです。
作者からの返信
柊圭介さん、コメントありがとうございます。 今回「~にも関わらず」について夏目漱石の文章を取り上げたのは、新聞社が「~にも関わらず」について語るうえで、漱石の文章を取り上げていたからだったのですが、おっしゃるように漱石の当て字のことを考えると他の作家についても取り上げられたらよかったかも……と思いました。が、……それはそれとして置いておきまして(笑)「この書きかたもそのうちのひとつの例なのかとも思いました」というのは、なるほど、と思います。『漱石全集』を担当した校正者によると「漱石の当て字については、当て字の方が味わいがあることも多々あって、やはり文学は辞書では割り切れない部分がある」とのこと。文豪だからこそ言えることなのかもしれませんが、それでも物語の文章の世界は、新聞などのメディアの世界とはまた別の意味で一筋縄ではいかないなと思います。 >自分は漢字をよく知らないで、夏目漱石の書いた当て字を見て、てっきりこう書くのだと思い込んだものです。 それは大いにありますよね(^^;「かよわい」を「蚊弱い」とか、「ひどい」を「非道い」とか……。 当てている漢字からイメージが付きやすいこともあって、納得して使ってしまうのはあるなと思います。
夏目漱石は当て字の多い人だそうですが、この書きかたもそのうちのひとつの例なのかとも思いました。自分の感性で漢字を使っているような。
自分は漢字をよく知らないで、夏目漱石の書いた当て字を見て、てっきりこう書くのだと思い込んだものです。
作者からの返信
柊圭介さん、コメントありがとうございます。
今回「~にも関わらず」について夏目漱石の文章を取り上げたのは、新聞社が「~にも関わらず」について語るうえで、漱石の文章を取り上げていたからだったのですが、おっしゃるように漱石の当て字のことを考えると他の作家についても取り上げられたらよかったかも……と思いました。が、……それはそれとして置いておきまして(笑)
「この書きかたもそのうちのひとつの例なのかとも思いました」というのは、なるほど、と思います。
『漱石全集』を担当した校正者によると「漱石の当て字については、当て字の方が味わいがあることも多々あって、やはり文学は辞書では割り切れない部分がある」とのこと。文豪だからこそ言えることなのかもしれませんが、それでも物語の文章の世界は、新聞などのメディアの世界とはまた別の意味で一筋縄ではいかないなと思います。
>自分は漢字をよく知らないで、夏目漱石の書いた当て字を見て、てっきりこう書くのだと思い込んだものです。
それは大いにありますよね(^^;
「かよわい」を「蚊弱い」とか、「ひどい」を「非道い」とか……。
当てている漢字からイメージが付きやすいこともあって、納得して使ってしまうのはあるなと思います。