応援コメント

◆質問箱◆ 「妙齢」は40~50代に対しても使えますか?」への応援コメント

  • 拝復
     丁寧な説明をいただき、ありがとうございます。
     私がもっていたうすらぼんやりとした「妙齢=20代前半まで」というイメージは、昔よく言われていた「クリスマスケーキ=結婚適齢期」と深い関係があったのか、という新発見がありました。
     辞書があえて語釈に具体的な年齢を出さない背景についても、合点がいきます。
     適当な例ではないかもしれませんが、昨年、沖縄の辺野古の「座り込み抗議」を巡ってある人が「ここで行われている行動は、辞書的な意味での「座り込み」に該当しない」と基地建設に抗議する人たちに強弁した、ということがあったと聞きました。
     ご指摘の通り、辞書による定義が時によって人を貶める結果をもたらすことがある事実に、無関心であってはならないと感じました。
     近い将来、円熟味を増した定年間際の男性が「妙齢の~」と形容される日が来るかもしれません。考えてみるまでもなく、この言葉の変化は良い方向にいっていると感じます。ありがとうございましたm(__)m

    作者からの返信

     野栗さん、コメントをありがとうございます。

     はっきりとした答えが出せなかったのですが、こちらが書いた内容を丁寧に汲み取ってくださったのを感じ、ほっとしたのと同時に嬉しく思います。

     そうですね。昔は、野栗さんが例に挙げてくださった「クリスマスケーキ=結婚適齢期」のように、年齢の区切りのようなものがあったように思います。
     しかし、時代を経て、結婚する時期が人によって変わってくるようになりました。その色んな人たちの考えが認められるようになったことで、「妙齢」の年齢が人それぞれ変わってきたのではないかなと思います。

     >ご指摘の通り、辞書による定義が時によって人を貶める結果をもたらすことがある事実に、無関心であってはならないと感じました。
     野栗さんのように、そう思ってくださる方が増えることで言葉の気遣いが広がるといいなと思います。もちろん、言葉に精通するのは難しいことではありますが、関心を持ってもらえるだけでも大きいと思います。

     >考えてみるまでもなく、この言葉の変化は良い方向にいっていると感じます。
     これまである程度年齢が決められていたのが、そうではなくなっていますからね。広くとらえられることになったのは、時代に合っているのかなと思います。

     こちらこそ、質問をありがとうございました。また、回答をお読みくださり感謝です。