銀色の星使いと迷い星

　星が魂なら、あの星を捕まえれば、彼女を救うことができるのかな──。

　ある日、トリスタは『星揚師』のニータと出会った。
『星揚師』の仕事は、星を空に飾ること。星の輝きに魅せられたトリスタは、ニータに弟子入りすることになる。
　しかしトリスタが弟子入りした本当の目的は、幼くして亡くなった親友を生き返らせることだった。
　星は魂──いつか聞いたその言葉を信じ、トリスタは星空から星を奪う機会を窺う。
　全てを知った彼女は、最後に何を選ぶのだろうか。

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　女の子たちがわちゃわちゃしながら、星を探しに世界を旅するお話です。
　不穏要素も少ないので、心安らかに読むことができると思います。