概要
運動音痴の俺が入れたのは、野球部……ではなく“マネージャー部”でした。
文武両道で野球の名門校としても名高い新和第一高校。高校野球オタクの15歳・安養寺光太は「新和一高で甲子園に出る」という夢を達成するため、硬式野球部への入部トライアルに参加する。しかし光太は運動音痴。不合格となるものの、入学したてで夢を諦めるわけにはいかないと監督に土下座して入部を懇願。「マネージャーでもいいから入れてください!」と嘆願したところ、「マネージャーならOK」という回答が。喜び勇んで先輩マネージャーのもとへ行くと「あなたが入部したのは野球部じゃない。マネージャー部よ」と告げられる。野球部のマネージャーとして甲子園のベンチに座りたいなら、1・2年はまずマネ部としてマネージャー活動を学ばなければならないという。理不尽な制度のもと奮闘する光太は、“ベンチ入りマネージャー”としての甲子園出場を目指す。
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