Amazonへの設定。ペーパーバックの場合。
前回は電子書籍の説明をしました。
今度はペーパーバックについて説明するよ。
電子書籍のデータ登録を行うと、その下に「ペーパーバックもせぇへん?」というボタンが表示されます。
なので、それを押してペーパーバックの設定も行っていきます。
設定画面をひらくと、電子書籍の方と同じような設定画面が開きます。
ま、ほぼ一緒なんだけどね。
本のタイトルやシリーズについては、電子書籍の方で登録した内容がそのまま反映されてくれております。
なので、1ページ目の設定は、ほぼ変える事がありません。
なので次へいくぜ!!
次のページは、ペーパーバックのコンテンツを登録する画面です。
まず設定が必要なのは、「印刷版 ISBN」をどうするか、です。
もし、自分で独自にISBNを取得した場合には
「独自のISBNを使用」の方をチェック
私のようにAmazonのISBNを利用する場合には「無料のKDP ISBNを使用」の方にチェックを入れます。
無料の方にチェックを入れると、ちょっと処理が走ります。
待つと、取得されたISBNの値が表示されますので、もし本の中にそのISBNコードをいれたい場合は、それをコピーしてWordに貼り付けます。
Amazonでは、表紙へ付与するISBNバーコードを、表紙画像を登録する時に自動的に作ってくれますが、こっちがバーコードだけを利用したくとも、その画像はくれません。
なので、独自に自分でバーコード画像を作りましょう。
バーコード画像ってどうやって作んねん。
と、思う方。
安心してください、ありますよ。
「ISBN バーコード」
で検索してみてください。バーコードを自動生成してくれるサイトがいくつもでてきます。利用規約を参照して利用しましょう。
次の設定。
出版日。これは最初なら空のままで大丈夫なようです。
次は印刷オプション。
自分の本に合わせて設定していきます。
私の設定は……
・本文(白黒)用紙(クリーム) ※白だと中年の目にはキツイ
・版型 128mm×182.1mm ※B6サイズだよ
・裁ち落としなし
・ペーパーバックの表紙仕上げ:光沢あり
・ページの読む方向:右から左(縦書き)
です。
で、原稿をアップします。
Wordのままでも読み込んでくれますが、画像の位置とか色々なものが微妙に崩れる可能性もゼロじゃないです。
なので、WordをPDFに変換したものをアップする事をオススメします。
次に、表紙画像をアップします。
ここで注意なのは、表紙画像はPDFじゃないとダメです。
クリスタProからPDFに直接変換する方法がありませんので注意。
……あ!!
そういえば、表紙画像の作り方について、説明していなかった!!
なので、ついでにここでしちゃうよ。
表紙画像の作り方。
① Amazonの「印刷用の表紙計算ツールとテンプレート」を利用して表紙テンプレートを作ります。
https://kdp.amazon.co.jp/cover-calculator
ここに、本の情報を入力していきます。
ポイント。
「ページ数」ね。ここで正しい値を入力したいが為に、Wordファイルの調整を先にやったんです。なので、完成したWordのページ数を入力します。
注意!! 先頭ページが3から始まっている場合、ページ番号-2しないと、正しいページ数にならないから注意だよ!
「サイズ計算」ボタンを押して計算が終わったら「テンプレートをダウンロード」を押します。そうするとテンプレート画像がzipファイルとしてダウンロードされます。
あ、そういえば。
ipadでやると、zipファイルの解凍がクソ面倒なので、PCでダウンロードして解凍し、Googleドライブとかのクラウドストレージを使って、iPadに転送しいた方がいいよ。私はそうした。
んで。
次に、表紙を作成したいツールを起動します。
んで、ファイルを新規作成します。
新規作成する時の用紙サイズは、「サイズ計算」ボタンを押した時に出て来た「全表紙」のサイズに合わせます。
んで、真っ白な画面が開いたら、ダウンロードしてきたテンプレートを、その画像に読み込みます。
やり方はツールによって違うので頑張って!
で、読み込んできたテンプレートを、新規作成した用紙のサイズに合わせて拡大・縮小します。四隅がピッタリ合うようにしてね。
これで断ち切りされる位置、背表紙がくる場所、バーコードが付与される場所が分かります。
この情報をもとに、表紙画像を作っていきましょう。
注意なんだけど、断ち切り位置ギリギリに、落とされたくない情報──例えば文字とかを入れない方がいいよ。断ち切りはmm単位でズレる可能性があるから。
テンプレート画像には「セーフエリア」といって、断ち切りされないエリアが示されているので。落とされたくないものは、その中に入れましょう。
ちなみに、バーコード画像は、Amazonが勝手につけてくれる事も可能なので、こっちはバーコードが入る予定の場所を開けておくだけで大丈夫です。
あ、バーコードが入る場所は、白抜きだよ。それ以外の背景色にしない方がいい。
自分でバーコード画像を付与する事は可能です。
もしそうした場合には、表紙画像をAmazonにアップする時に
「表紙にバーコードは含まれていますか?」にチェックを入れましょう。
もし、表紙を外注する時は、そのテンプレート画像と、「サイズ計算」ででてきた結果を、表紙を作ってくれる人に渡しましょう。
表紙を作ってくれる人は、その情報をもとにデザインしていってくれるので。
表紙までアップデートできると、ビュワーを起動させられますんで、必ずソレで確認するようにしてください。
そこまでできたら、一時保存します!
価格の設定とかそれ以外の事は、また別の機会に説明するね!
なんせ、まだ自分でもやってないからね!!
と、いうワケで、今回はここまで。
以上!!
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