ブース事前準備に必要なものを揃える② フリーペーパー

 前回の続き。


 フリーペーパーを作ろう。

 で、1ページ目は表紙として、イベント名、日付、ブース番号、サークル名(※私の場合は名前)を書こう

 裏表紙となるページには、TwitterURL、カクヨムURL、自作公式サイトURLを載せる、としました。


 で、次だよ次。

 表紙を開いたところで見えるページ3と4だ。

 そこには、売ってる作品の事を書くよ。

 まずは表紙画像。


 ……あ! ここで気づいた!

 カラーにするかモノクロにするか、考えてなかった!!


 カラーの方が、見栄えがいいよねぇ。

 でもさ。

 今回、このフリーペーパー、自分で印刷しようって思ってたんだよね。だって印刷会社にお願いする程の量刷らないしさ。それほど凝ったものを作るつもりもない──っていうか、作れないから。

 カラーか……

 いや、モノクロでいいよ。フリーで配るペーパーだし、ここにあまり注力したくない。(つまり、面倒くさい)


 で。

 肝心の中身だよ。

 3と4ね。

 まずは、売ってる作品の紹介。

 表紙を縮小してそこに配置するとし、タイトルと、ページ数、サイズ、そして値段。

 すっごく短いあらすじも欲しい。


 ……あれ?

 待って。

 1冊しか出さないから、1つしか書く事がなくねぇかっ!?


 あ、で。そうか。

 中身開いたA4サイズの所に、プロローグを入れてもいいね。

 お試し読みって事で。

 うん、いいじゃん。


 一度、適当レイアウト作って、印刷してみて、様子を伺ってみよう。


 それでは、しばしご歓談ください。


 ***


 いや、待って。歓談待って。


 今、WordでA4サイズの用紙を開き、さあやるぜ☆

 と、なった時に、手が止まった。

 これ、どうレイアウトしていけばいいんだ??

 A4サイズなので、かなり広い。

 縦書き文章なので、そのままだと、1行がクッソ長い。

 四段組? 四段組??

 いや、じゃなくって。

 A6サイズで4ページ分っていう風にやった方がいいのではなかろうか??


 と、いう事で。

 色々試してみることに。


 結果。


 A4サイズで、縦書き四段組みにすると、ちょうど良い事が分かった。

 当初A6で4in1で印刷してみたんだけど、余白部分の設定がうまくいかない。

 そこらへんの調整がクッソ面倒だったので、やめた。

 A4サイズ縦書き四段組、フォントは游明朝で10ptでいいかな、って感じです。

 やっぱり、ここら辺は実際に印刷して見て現物を見ないと判断できないね。


 と。

 ついでに表紙を原寸大で印刷してみたんだけど。

 思った以上に自分の絵がデカデカと表示され……大丈夫なのか、このクオリティで、と心配になった。画力の限界です……これに一か月以上時間かけたんです……ぐぅ。


 話が逸れた!

 って事で、試し読み部分はA4サイズ、縦書き、四段組、フォントは游明朝で10pt、で決定。

 で、表面も作ってみた。

 当初、文字も含めて全て画像データとして作ってたんだけど、画像だと圧縮した時に文字が汚くなってしまったので、結局Wordで作る事とした。

 うん、結構良い感じだと思うよ? ……レイアウトは凝らなかった。

 ムリ。凝れない。無理、無理、無理。


 で、用紙についてです。

 コピー用紙だけど、再生紙の安いヤツじゃなくって、ちょっとだけしっかりとしたコピー用紙を使うと、裏の透ける感じがあまり気にならなくなります。

 でも。

 買ってみたよ。

 クラフト紙(薄いヤツ)

 これに印刷してみたら、どうなるかな、と思って。

 レイアウトや内容には凝れないから、紙に凝ってみた。ちょっとコストかかるけどね。

 で、印刷してみたら。

 めっちゃカッコイイ!

 でも。

 コストがかさむよ……

 50枚で税込み475円。1枚9円じゃ。

 うーん。どうしよっかなぁ……


 ……ふむ。

 こういう時は、来場数から考えよう。

 前回の文学フリマ東京34の来場者数は、ブース関係者含めて5,482人。

 その1%に渡せればOKとすると、約50枚だな。

 ふむ。

 50枚ならまぁ値段気にしなくても大丈夫かもしれない。

 ちなみに、仕事でマーケをやっている人に聞いてみたら「20クラフト、30コピー用紙でいいんじゃないか?」でした。

 何故なら、そもそも1%って凄い数で、そんな人数に渡せる事はあんまりないから。

 だから、20はけたら万々歳で、次回以降クラフト紙の部数を増やせばいいだけ、との事でした。

 なるほど、そういう視点で見るのか。


 で。

 ついでに四つ折りパンフで、表紙となるところに何を書けばいいのか、という事もアドバイスを聞いた。

 手に取った人が、「自分に利点がある」と思って、中身を見てみよう、という気になるような事を、表紙に書くべきだ、という事を教えてくれた。

 具体的に言うと


 ・誰をターゲットとしているか

 ・この作品は他でどんな好評をいただいているか

 ・どんなメリットがあるのか


 って事だそうです。

 じゃないと、開いてもらえなくて、そのまま捨てられてしまうから。

 アドバイスを受けて、考えてみたよ。

 例えば私の場合は

 ・社会に揉まれる大人向け

 ・カクヨムで542万PV突破、フォロー数1万突破

 ※本来であれば、レビューメッセージとかを載せたかったけど、それはレビューを書いてくださった方に著作権があるため、勝手に利用できない

 ・エンパワーメントでスカっとする

 って感じだね。


 って事で、この方向で表紙を作る事とします。

 裏表紙は、言っていた通り、各サイトへのQRコード、中は販売している本の紹介ね。

 ……ただ、表紙を開いた中2ページ。商品一つしかないから、1ページ余った……どうしたらいいんだ……


 フーム?


 何か、もう一つ欲しいなぁ。

 いや、もう一冊っていうのはちょっと……もう時間もないし。

 ポストカードとか……いやぁ、そこまで絵に自信ないしィ……

 前にプラバン作って遊んでたけど、1個作るだけで超絶肩凝りになったし。

 それならまだしおりを手作りした方がマシなのでは?


 いや、マシってなんやん。

 そんな時間は斜陽中年には本当にないんだって!!

 なんとか簡単に作れるアイテムがあるといいんだけど、分からない……


 何故かっていうと、私自身がそういうアイテム系に興味がない為。


 好きなゲームのアイテムを集めたいっていう欲求も皆無。

 あって、ポストカードとかポスターとかは買った事あるなぁ。好きな絵師さんの。もう随分昔の話だけど。


 手間を考えると、一番楽なのはポストカードだ。

 印刷するだけでいい。絵は……小説の表紙じゃダメかいな?


 ……なんか、もう、疲れたよ……考えるの。

 仕事の方で激烈頭使ってるからか……ブドウ糖が足りんブドウ糖が。


 とりあえず、フリーペーパーのまとめ。


 A4十字折り(四つ折り)

 表紙:引き付ける文言&イベント情報

 裏表紙:各URLのQRコード

 中2ページ:商品紹介

 開いた裏面:プロローグお試し読み


 よし、これでいいだろう。

(ま、中2ページの中の1ページが開いてるんだけど、そこはまた別で考えるよ)


 以上、今回はここまで!

 それでは!!

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