本を作ろうぜ! となったけど。どうやって作るの?

 では、じゃあ販売する為のものを作ろうぜ!

 となったけれど。

 どうやって作んねん。

 と、なりませんか? ならない? マジで?

 私はなった。


 だから、色々調べたし考えたよ。

 すぐに分かる人は羨ましいわ……マジで。


 さて、じゃあ売る為の本を作るぞ! となった時。

 まず必要なのは


「内容はどんなものにするのか?」

 ですね。


 私の場合は「小説」と決まっていますし、すでにカクヨム上に公開されているので、それを利用すればいいんですが……


 が。


 販売予定の「悪役令嬢継母」作品は、現在八章まで完結、九章が連載中。内容量は百万字超えています。

 百万字を一冊の本にするには不可能だよマジで。ははっ!


 なので、じゃあ「どこからどこまでを一冊」とするのかを考えなければなりません。


 ちなみに、私は販売の事とか一切考えていなかったんですが、一つの章が大体十万字ちょいになるようにしてありました。

 これは、大体文庫本一冊分の量。コンテストでも長編の応募規約は十万字~十六万字程度です。だからそれに合わせたんですね。


 なので、私の場合は、この章一つ分を一冊の本にする事とします。


 こうやって、一冊の中にどこまでの内容を入れるのかを考える必要が、まずあります。

 私は市販の文庫本の規定に合わせてありますが、これは自分でアレコレ考えるのが面倒くさいからです。

 自分で本を作る事のメリットは『一から十まで全部自分で決められる事』です。

 こだわりたい場合には、どこまででもこだわれる、それが自分で本を作る事の一番大きなメリットですね。

 なので、ここについては、しっかり考えていきましょう。


 取り敢えず。

 じゃあまず一章分を一冊にするぞ、と決めました。


 でも。


 これは私の場合、なんですが。

 いちいち本を買わなくっても、同じ物がカクヨムで無料で読めるんですよ。

 じゃあ本を買うメリットってなんじゃいって、なります。


 ま、私みたいな『好きな本は物理で手元に置いて愛でたい』というマニアな人間もゼロではないと思うけれど。

 そもそも、わざわざお金を払ってくれるという方に、特別な事をしたいじゃないですか。


 と、いうワケで。

 私の場合、以下のものを本の後ろにつける事にしました。

 ① 短編

 ② 登場人物紹介

 ② 四コマ漫画


 短編は、「文章が好き」な人向けですね。私が提供できる特別な事ってなんだろう、と考えた結果がコレです。……普通ですね。ははっ。


 登場人物紹介と四コマ漫画については、私がそういうのを描くのが好きで、たまたまTwitterとかで公開していたので、こっちにも出来るかな、と思ったからです。

 ただし、これについては悩みました。

 何故なら。

 カクヨムで読んでくださっている方々は、この作品についてのイメージを自分の中で既に構築なさっていらっしゃいます。

 その方々が既に脳内で作ったイメージを壊したくない。

 なのに、絵をつけると「思ってたんと違う」になる可能性があるからです。

 これについては、読者さんにお伺いしてみたんですが、完全に両極端。見たくない、という人もいれば、見たい、という人もいる。

 ……悩んだわぁ……


 どうしようか延々考えた結果。


 見たくない人は見なくて済むように、本の最後に入れよう、という事になりました。

 それが始まる前に「ここから先には絵があるから、イメージ壊したくない人は気を付けてね」っていう注意書きをつけて、ね。

 そこから先は自己責任ですし。


 なので、本文中には挿絵はありません。

 最初は挿絵とか考えていたんですが……やめました。イメージが欲しい人と欲しくない人の折衷案として、この形にする事にしました。


 通常本の内容を考える時は、挿絵を入れるのか否か、オマケ部分を作るのか否かも考えた方がいいと思います。


 なんでそれを先に考えるかっていうと。


 ページ数に関わってくるから。

 まだ、具体的に本の大きさ等については考えていませんが、オマケを入れるか否かで、ページ数が増えるかどうかが決まります。挿絵を入れるとしたら、当然、その分ページが増えるしね。


 なので、ざっくりでも構わないので、この時点でどれだけ盛り込みたいのかを考えておきましょう。


 といったところで。

 だいたい、本にしたい内容の大枠が決まりました。


 じゃあ次いってみよう!!

 それではまた!

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