まずは本を作りたいけど、どっから考える?

 本を作る。

 簡単に言えるけど、実行しようとしたら果てしない。

 熱意がなきゃ難しいよ。私は仕事の合間にやってるけど、クッソ面倒くさい。


 しかも。

 どうやって販売するかによって、作成方法は大きく変わります。

 販売経路が変わるからです。


 なのでまずは


『どういう販売形態・販売経路にしたいのか』


 これを決める必要があります。


 私は当初、Amazonのオンデマンド印刷を選びました。


・在庫を持たなくていい

・自分で全部やるなら初期費用はかからない

・ネットで売れる

・ネットで検索できるようになる


 だからです。


 当初は即売会の事なんて浮かばなかった。選択肢にもなかったよ。


 小説の場合、出版社を通さず販売する場合には『自費出版』と呼ばれ、それをやってくれる会社は沢山あります。ググればめっちゃ出てくるよ。

 でも、初期費用がクッソ高いんだ。

 私はエンジニアとしては結構底辺なので、金銭的にそんな余裕がないんです。

 なので、初期費用がほとんどかからず在庫を持たなくてもいい、オンデマンド印刷を選びました。


 しかも、ちょうど思い立った頃にAmazonがそのサービスを始めたからね。

 ちょうど良かったんです。


 んで。


 Amazonの場合、みなさんご存じの通り電子書籍の販売もしておりますね。

 欲しいけど、物理の本は嫌、という方々の為に、電子書籍版も同時販売を考えました。

 細かい部分は違うけれど、共通化しようと思えば、工夫すればいけそうだったんだよね。

 なので、物理の本&電子書籍の方も考え始めました。


 その為には、どうすればいいのかの情報を集めまくりました。

 ちなみに、一応Amazonにはオンデマンド印刷用のヘルプページがあるんですが、これがまた分かりにくい!!

 なので私は、その為の本を買いました。

(※物理本じゃないと頭に入らない事と、『お金かけて出版している』ぐらいなので、適当な情報は載せないだろ、という目論見があったため)


 でも、一応、頑張って探せば、必要な情報の一部が色んな場所に落っこちております。それを拾い集めても良いかとも思います。

 このエッセイも、その中の一つになるといいな、と思っていますけれどね。


 ちなみに、オンデマンド印刷で販売しているのはAmazonだけではありません。

 PixivFACTORY&BOOTHでもオンデマンド印刷販売しているみたいです。

 これは、私は読者さんから教えてもらいました(ありがとう!!)

 PixivFACTORYの方に原稿等をアップロードして、BOOTHに販売登録するんですね。

 まだ概要しか調べていないので、追ってやり方を調べようと思っています。

 他にも、おそらく「オンデマンド印刷」でググれば、他のサービスもあるかと思いますよ。


 私は、AmazonとPixivFACTORY&BOOTHで、販路を二つで一応計画しております。……が、面倒くさい場合はAmazonだけになるかもね……


 インターネットでのオンデマンド印刷販売以外にも、販路はあります。

 即売会ですね。

 コミケは勿論、他にも即売会等はあるようです。

 私は調べていないけれど、「小説 即売会」でググると色々でてきますね。

 今実際にググってみましたが「文学フリマ」なるものもあるようです。しかもコレは開催場所が複数あって、自分が一番行きやすい場所を選べるようなので、それを選んでもいいかな、と思いました。


 ……っていうか。

 へー。文学フリマっていうのがあるんだね。知らなかった。

 いや、本当に即売会については眼中になくって、今まで調べた事すらなかったからね。

 どっかで体験記とか初心者向けのブログとかないかなぁ。調べてみよう。

(って色々調べたりする時間が長いから、作業自体が進まないんだよまったくもう)


 で。


 販路がどうであれ。

 本を作る為にまず一番必要な事は。


『売る為の物を作る』


 ですね。一番大切。っていうか、そもそもの目的なんですけど。

 いや、でも中には「とにかくイベントに参加したい」が第一目標になってしまっている人もいるかと思います。

 それでもいいんですけど。

 兎に角まず「販売」する為のものを作らないといけません。


(※コミケでは「販売」という言葉を使わず、「頒布はんぷ」という言葉を使います。「客」がいないからだそうです。本を出す側も受け取る側も同じ「参加者」だからだそうです。……まぁ、歴代の人たちが大切にしている概念なので、それにのっとりたいですが、コミケだけをターゲットにしているのではない為、金銭が発生するという事で「販売」という言葉を私は敢えて使います)


 なのでまず大切なのは、「何を販売するのか」を決める事となります。


 ……まぁ、このエッセイでは、というか、このカクヨムでは、そして私は、扱っているのが「小説」という媒体である以上、売る対象は「小説」となりますけどね。


 なので、小説の本を作る事を目的として、今後すすめていきたいと思います。


 今回はここまで!

 以上っ!!!


***

オンデマンド印刷とは??


 オンデマンドとは、発注があった時に注文数分だけ作って販売する形式の事。

 その形式の印刷物販売なので「オンデマンド印刷」といいます。

 勿論、印刷物以外のグッズ等もオンデマンド販売できるところはあるよ。


オンデマンド印刷のメリット

・在庫をもたなくていい

・作成者側の制作費用が安く済む


オンデマンド印刷のデメリット

・一つ一つの単価が高い

・発注があってから作成するので、手元に届くまでちょっと時間かかる


 一つ一つの単価は高くなるけれど、作成者側の負担が少なるなる事が、何にも代えがたいメリットですね。

 個人が在庫を抱えるのって、キッツイと思うよ……どこに置くんだい。

 それをしなくても良くなったというのは、良い時代になったな、と思います。

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