影の薄すぎる俺を見つけるのはやめてくれ

　学校一の人気を誇る美少女、霧島凛の秘密を知ってしまった影山創。
　彼は自らの体質でもあるとてつもない影の薄さを利用して逃亡を試みるも、なぜか霧島にだけは見つかってしまう。
　
「――あ、せんぱい。そんなところにいたんですね？」
「な、なんでおまえは俺を見つけられるんだ……？」

　顔が良すぎて性格が悪すぎる、絶対見つけるガールの後輩から、影山は逃げ切ることは出来るのか。