概要
四ノ宮類人は時価3000億円(仮)の犬を飼っている。
【表紙】https://kakuyomu.jp/users/ki-ki-ki/news/16817330661490638465
【推しメン原案小説コンテスト受賞作候補に選出!】
日本のエンタメを牽引する老舗芸能事務所ORION(オリオン)に所属するアイドルの卵、四ノ宮類人(しのみやるいと)。
11年ものあいだ真面目に努力するもデビューのチャンスに恵まれないまま十代が終わり、マネジメント契約の一区切りを迎えようとしていた。
このまま歌い踊り続けるか、別の道を探すか。思い悩む類人の前に現れたのは、年間経済効果3000億円と言われた才能の塊、ルナール。
「類人さんは、僕の一番星なんだ」
共に活動するようになった二人が巻き起こす奇跡の果てに、全天の中で最も明るい恒星が光輝く。
一等星と一
【推しメン原案小説コンテスト受賞作候補に選出!】
日本のエンタメを牽引する老舗芸能事務所ORION(オリオン)に所属するアイドルの卵、四ノ宮類人(しのみやるいと)。
11年ものあいだ真面目に努力するもデビューのチャンスに恵まれないまま十代が終わり、マネジメント契約の一区切りを迎えようとしていた。
このまま歌い踊り続けるか、別の道を探すか。思い悩む類人の前に現れたのは、年間経済効果3000億円と言われた才能の塊、ルナール。
「類人さんは、僕の一番星なんだ」
共に活動するようになった二人が巻き起こす奇跡の果てに、全天の中で最も明るい恒星が光輝く。
一等星と一
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰だって一番星
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、私はとても共感いたしました。「見つけてもらいたい」も「なりたい」も、全部見に覚えのある感情です。
それが、それこそきらきらと宝石のような表現かつ切実でリアルな描写で綴られていて、読んでいて胸が締め付けられました。彼をとして世界に入り込む感覚を味わえる、巧みな文章に息を呑み、噛みしめるように何度も読み返しました。
リード、の言葉にこれほどまで様々な思いを抱かされたのは初めてです。最後のほうではその文字をなぞり、表現力に圧倒されます。
些細なことでも、きっと誰かが救われる。自信がない自分を励まされるようなお話でした。
物語に入り込んだ私は、自分なん…続きを読む - ★★★ Excellent!!!いつか誰かの星になる
努力とは原石を磨きあげるものだろう。けれどその輝きは絶対に太陽に照らされるというものでもない。それでも真摯に磨き続ける人にいつか光をと願わずにはいられない。
照らすものは太陽とは限らない。もしかしたら月が導くものかもしれない。そしていつか、誰かの一番の星になる。
その努力を見ている人はいるのだと、そう教えられているようでした。その手を取って光り輝く舞台へ連れて行ってくれるものがあると思える作品でした。
今研鑽を続ける人に、届きますように。いつか報われる日は来ると、そう信じて進んで欲しい。たとえ今そこが闇の中のように思えても、いつかはきっとやってくる。
そう思える素敵な作品でした。ぜひご一読く…続きを読む