KaoLi

読んでいて、頭にすんなりと入る内容でした。 この作品は平凡な女性と極道の若頭の出会いを描いています。 そこからスタートする彼女たちの行く末を、少し覗いてみたいと思いました。 序章と…続きを読む

冒頭、問い掛けられながら物語が進み、まるで演劇を生で見ているかのように思いました。 読み進めて行けば出会うのは不思議な世界観。しかし設定がちゃんとしているので読みやすい。 本編は…続きを読む

自分がいかに恵まれた時代にいたのか。 某感染症はこうも十代の輝かしい日々をいとも簡単に奪ったのか。 誰が悪いでもない、それでも誰かの所為にしなければ辛い、そんな世の中で。 【蝉】は…続きを読む

学生時代に誰もが抱く自問自答を、目の前に今突きつけられたような、リアルに問いかけられているような感覚になりました。 物語は一人の少女と一人の女性から紡がれていくほんの日常。 少女…続きを読む

まるで1本の洋画を観ているような感覚に、不思議な時間を感じました。 獣人族や吸血鬼など馴染み深い異種族の中で平然と生きている人間のマホロ。 そんな彼を支える獣人族のガルガ。 二人…続きを読む

こういう世界観を描くには、相当の勉強を作者様はなされたのだと思います。しっかりとした時代背景がそれを物語っていました。 説明文や、登場人物の一人ひとりに対する容姿の描写が丁寧でしっ…続きを読む

たった一つの青は少年の心を溶かしていく。 少年はある日、空に浮かぶ青を見た。その青は少年の心を惹く光だった。 その正体についてはネタバレになってしまうので多くは語らないが、最終話…続きを読む

作者様は、アイドルのことをよくご存知のよう。 『好き』だからこそ追求し、『好き』だからこそ楽しそうに表現するのだ。 この短編には輝きが見える。 自分の星を輝かせたいという想い。…続きを読む

私自身、人生経験も生きている年も少ない人間で、その中でも恋愛や結婚についてあまりよい印象を受けない人生を送っています。 けれどこの度ご縁があり繋がった尾岡様のこのエッセイを読ませて…続きを読む

情景が想像しやすい文で紡がれる、青春のお話。 作者様の経験が深いのでしょう、とても細かく描写されていると感じました。 日常の中にある、ほんのささやかなしあわせ。 普通の日常が、少し…続きを読む

タイトルに惹かれて読みました。
切ない話かと思えば、大人びた雰囲気の作風。
読み進めていくにつれて、女性視点の話が大人な話で驚きました！
私は好きな作品です！
応援しております！

読み終えた瞬間に思い浮かんだ言葉は「きゅん…」でした。 短編という文字数の中で、彼らの日常会話の濃厚さを感じられる作品。 途中から嫉妬のようなものを感じつつも、良き友人として居続け…続きを読む

感度と聞いて、確かに大人になればそれはいやらしい意味と捉えがちだが、当作品に関しては予想外の意味としても使われていた。 そもそもこのタイトルで女子が主人公、というのは斬新で面白い。…続きを読む

私はこういったタイプの文を読んだことがありませんでしたが、それでもすらすらと読めました。 文から現実世界の雰囲気が感じ取られて、自分があたかもそのカフェの一員のような感覚に陥りまし…続きを読む

セリフが少ないのに情景が自然と浮かび、その画が映像として想像しやすかった作品。 切なくも彼女の信念が貫かれた「独白」は、きっと彼を前に向かせることでしょう。 辛くても前を向いて歩か…続きを読む