いつか誰かの星になる

努力とは原石を磨きあげるものだろう。けれどその輝きは絶対に太陽に照らされるというものでもない。それでも真摯に磨き続ける人にいつか光をと願わずにはいられない。
照らすものは太陽とは限らない。もしかしたら月が導くものかもしれない。そしていつか、誰かの一番の星になる。
その努力を見ている人はいるのだと、そう教えられているようでした。その手を取って光り輝く舞台へ連れて行ってくれるものがあると思える作品でした。
今研鑽を続ける人に、届きますように。いつか報われる日は来ると、そう信じて進んで欲しい。たとえ今そこが闇の中のように思えても、いつかはきっとやってくる。
そう思える素敵な作品でした。ぜひご一読ください。

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