概要
薄紅の桜は嫌いです。でも、この色だからこそ、僕は約束を忘れない。
桜が盛る夜、楼閣の茶屋で酒を飲んでいた妖祓いの燈架は、興が乗じて相席していた少年に菓子を奢った。そのことを切っ掛けに、少年――颯季と奇妙な縁で結ばれる。彼が主とあおぐ麗人、都で起こる神隠し、そして颯季を狙う妖の影――。
少年を取り巻く事情が明らかになったとき、燈架は悲しく残酷な運命を目の当たりにする。
※『企画「同題異話SR」森陰作品集』の一つ「桜花は一片の約束」の加筆修正版です。
少年を取り巻く事情が明らかになったとき、燈架は悲しく残酷な運命を目の当たりにする。
※『企画「同題異話SR」森陰作品集』の一つ「桜花は一片の約束」の加筆修正版です。
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