桜花の元で奏でる調べ

骨が砕ける鈍い響き


梅花の元で奏でる調べ

滴り染みる血の香り


桃花の元で奏でる調べ

心が壊れるあせる色


蠱毒を含み流れる込む

焼ける臓腑の愛おしさ


我が名は闇

永劫に狂う闇


纏う狂気は凶器となり

我が身の狂喜を満たしていく


愚かな骸を持つ者よ

我が聖杯を満たしておくれ


それが産まれし忌みなのだから



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