概要
世の中は 箱に入れたり 傀儡師
生きたまま球体関節人形となり身体の一部を奪われる『連続バラバラ分解事件』―――自称・魔術師の斑目咎は、売れない小説家・御子屋千央の傀儡の中から這い出た「我楽多島にて待つ」という手紙を手に、一路我楽多島へ向かう。そこで彼を待っていたのは、傀儡師・比玖間凛恩の創り出した人形どもの無何有郷、《うくばうる・てろてうす》という、夢だった―――。
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第一回厨二病小説大賞参加作品です
【新規書き下ろし作品限定】第一回厨二病小説大賞!!preseted by藤原埼玉
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219814560873
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!レトロな設定と文体に彩られた、美しくも恐ろしい夢幻の世界
(※未完結の段階で書いたレビューのため、現在の内容とそぐわない部分があります)
人が生きたまま球体関節人形に変えられる、という奇怪な事件に挑む、自称魔術師と売れない作家のコンビのお話。
明治か大正を思わせるレトロな世界に、夢と現の混じり合う感覚が鮮烈なファンタジー作品(むしろ怪談かも?)です。
が、少なくともこのレビューを書いている段階では、明確に未完の作品です。参加する自主企画の締め切りに間に合わせるため、一旦脈絡のないゴリラを登場させることにより強制的にエンドマークを打っており、逆にそのぶち壊し感がある意味面白いといえば面白いのですけれど、でもあまりにももったいない作品。
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