概要
「君、僕のこと好きやろ」って、一度も話をしたことがないのに??????
凪という偽名で日々彩都の安定のために暗躍する灯結(ひゆ)は、帝との婚姻が定められていたが、突然破談にされてしまう。しかし、そんな彼女の前に現れたのは、妖しい空気を身にまとい桜が咲き誇る桜國(おうこく)を司る桜帝──静明(せいめい)だった。彼は灯結を戯れに甘やかしては、狂気じみた態度を見せ脅迫するが、灯結を知るにつれて本当の恋を知り、ままならぬ初恋に苦悩する。そんな二人は、海の楽園や星の領域、雪の理想郷を巡るにつれ、世界に関わる危機へと巻き込まれていき──
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