概要
奥方毒殺未遂事件捜査のため奥女中・絵都は長崎へ。オランダ坂に血風が舞う
「真犯人」「アフタヌーンティースタンド」「正気か！」の３のお題を使って、時代小説を書きました。掌編にはおさまりませんでした。
「青海剣客伝」の続編。
京都での騒乱の後、青海藩は、幕府から長崎警備の命令を受け、藩主が長崎へ赴任することに。ときまさに青海城の奥御殿では、藩主正室を害そうとする不審な事件が起こっていた。事件解決と正室警護のため、長崎へ向かった絵都の見たものとは。
「青海剣客伝」の続編。
京都での騒乱の後、青海藩は、幕府から長崎警備の命令を受け、藩主が長崎へ赴任することに。ときまさに青海城の奥御殿では、藩主正室を害そうとする不審な事件が起こっていた。事件解決と正室警護のため、長崎へ向かった絵都の見たものとは。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!異国のお菓子に、毒。
｢すみやかに長崎警備を補佐し、海防を厚くせよ｣
江戸幕府200年において、外国との交易は幕府の独占のもと、長崎で行われていた。鎖国が解かれた今も、その重要性は変わらない。
しかし、その警護は長崎の隣にある佐賀と、福岡が一年ずつ交代していたのだが……。
「殿が、みずから長崎へおいでになる」
そして、その殿は若い後添えを迎えていた。
その奥女中の持参した菓子のなかに、毒が盛られたのだという。
一体誰の仕業なのか。
喜十郎と絵都の二人が、長崎へ切り込む！
読者様による、「真犯人」「アフタヌーンティースタンド」「正気か！」の明らかに正気じゃないお題での時代劇続編！
正直言って……すい…続きを読む