あの日、僕が見たUFOは

超能力者の青年『嗚呼琉（あある）』はある事件の捜査協力で退行催眠によって、五年前の少年時代の記憶を遡行する。十五歳の嗚呼琉は五年前の夢の世界で、存在しなかったはずのガールフレンドに会い、謎のメン・イン・ブラックに襲われ、サブロウという男に助けられる。サブロウはアメリカにある地球製ＵＦＯを持つ男の元へと嗚呼琉を案内する。現在と五年前の夢の世界を行き来する嗚呼琉はやがて宇宙規模の重要人物となり……。
＊この小説はフィクションであり、実在の個人、企業、宗教等団体と一切関係ありません。また本文中に登場する量子力学はどちらかといえば†量子力学†です。