概要
文明の創生、そして崩壊
ある国に一人の不審な人物が侵入し、世界に向けてこう言った。「力あるすべての種族に問う。“更”なる力が欲しいか、“普”を超えた力が欲しいか。ならば意志を示せ。戦う意志を、抗う意志を、全ての者を超える意志を。その意志がある者にのみ、力を与える。一国に対し一人の出場を認めるものとする。期限は今日より無制限、彼方なる唯一高みの地にて貴公を待つ」。言い放った瞬間、その場から消滅した。男の言葉は最初こそ信じられなかったが、たった一人の男が国を占拠したという情報が流れてから、急速にその男の言葉を信じるようになり、各国が挙って大会に参加するようになった。世界にあるおおよそ百の国の内、参加したのは六割弱。それぞれの国から一番能力があるものだけを選び抜き、その者を大会に参加させた。後にこの大会は“超力大戦”と呼
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