2023年1月28日 23:09
ストーリーには普遍的な「型」があるへのコメント
まだカクヨムさんのアカウントも持ってなかった時、この講座を読んで物語を書き始めました! 紹介されてる本も何冊か購入しましたし、書きたいことがブレてきたな……って時はよく読み返してます!
2023年1月18日 21:28
物語の構成に必要なのはこの10個だけへのコメント
ふと思ったのですけど、物語の構成って音楽に似ていますね! ビート3つに対して1つのシーンとする → 3拍子 ビート4つに対して1つのシーンとする → 4拍子 みたいな感じです。 ここに読速度というリズムが加わってメロディができるのではないでしょうか? てことはですよ。 著名な音楽の、その構造をアイデアとして取り入れることができるかもしれないですよね。 可能性が広まります!! ありがとうございます!
2022年11月20日 23:14 編集済
「書かずにはいられない」人の習慣へのコメント
講座ありがとうございます。 読み専でしたが、自分でも世界を組み立ててみたいと思い、設定を書いていくキーを打つたびにワクワクし、世に出すならちゃんとしたものを出したいと思って本講座に行き会いました。 創作論のフックを探してあてどもなくさまよう所でしたが、本企画は素晴らしいですね。紹介されている書籍をいくつか購入しました。まとめて紹介していただけるのは本当にありがたく思います。 残念なのは、紹介されていてもKindle化されていないものがいくつかあるところです。 交渉等難しいのはわかりますが、できるだけKindleになってると助かります。 紙ベースだと自炊するしかないですけど、検索ができないので。 根気、気合い、時間等の制約で、本当に世に(カクヨムに)出せるまでになるかわかりませんが、本企画を参考にしつつ書く事を楽しみたいと思っております。
2022年10月10日 16:42
何を書いたらよいかわからない人へ。つま…へのコメント
サブタイトルが対立・葛藤変になってますね
作者からの返信
!ありがとうございます! 修正しました。助かりました!
フィルムアート社 2022年10月10日 22:23
2022年9月11日 18:25
最強の物語構成テンプレート「ブレイク・…へのコメント
save the catという言葉の由来はなんでしょう?
2022年8月18日 23:53
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
今回は具体的で面白かったです。 みな本能的には分かっていることを、取りこぼさない様に創作こノウハウが作られているという基本に立ち返ることができました。
コメントありがとうございます! 創作指南書やノウハウ本は、頭の中でぼんやりと思っていること(わかっていること)をきちんと言語化してくれたり、チェックリストのような役目を果たしてくれたりと、いろいろと役に立つものです。 この連載ではなるべく役立つ情報のみを厳選してお知らせしているつもりなので、ぜひ引き続きご覧ください。
フィルムアート社 2022年8月19日 10:53
2022年8月17日 10:21
書き続けるために必要なことへのコメント
村上春樹さんの習慣、ストイックでカッコイイなぁ
2022年7月29日 10:15
「質問リスト」でキャラクターの履歴書を…へのコメント
やってみます、の一言です。さあトライです。
2022年7月12日 6:17
シド・フィールドの「三幕構成」その①へのコメント
非常にわかりやすく、ありがたいです。これからも学ばせていただきます!
コメントありがとうございます! 毎回長文になりがちなので少し心配をしていたのですが、 「わかりやすい」とおっしゃっていただけると大変励みになります。 今後も更新していく予定なので、引き続きよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2022年7月12日 21:30
2022年4月26日 17:57
同じものだけど … ちがった奴をくれ!へのコメント
質問です。ジャンルの現代ファンタジーについての質問ですが、剣と魔法がありながら、スマホやパソコン、タクシーといった現代の道具、乗り物が登場するのは、現代ファンタジーとは言いにくいと指摘されました。 それに、銃を平然使うのは、異世界色が強くなるらしいです。 さらに、剣と魔法を学ぶ場所で銃を学ぶ必要があるのか指摘されると正直なところ、納得出来ません。別にこれらがあっても大丈夫じゃないかと考えているのですが、フィルムアート社が考える現代ファンタジーとは、なにか教えてくれませんか?
本連載を読んでいただき、ありがとうございます。 質問の点について回答させていただきたいと思いますが、フィルムアート社としての(会社としての)「現代ファンタジーの定義」について回答することはできかねますので、あくまで本連載を担当している私個人(中の人)の感想として、受け止めていただければと思います。 まず、コメントを拝見する限り、カクヨム上のジャンル区分「現代ファンタジー」に投稿されているサファイア様の作品に対して「これは現代ファンタジーではないのではないか(どちらかといえば異世界ファンタジーなのではないか)」という指摘があった、ということが問題になっているのかと思います。 カクヨムの定義によれば、 現代ファンタジー…現実世界に連なる世界観で展開される、超常や異能など非現実的な設定が登場するファンタジー作品のジャンルです。 となっています。 その点において「剣と魔法がありながら、スマホやパソコン、タクシーといった現代の道具、乗り物が登場する」世界観は現代ファンタジーの定義そのものなのではないかと思っています。つまり、現代ファンタジーとして投稿することに何ら問題はないのではないでしょうか。 弊社の連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」でジャンルについて解説している回があります(ジャンル篇)。ここで解説していることはざっくりと下記の2点に集約されます。 ・書き手がジャンルを意識することは非常に重要 ・ただし、ここでいう「ジャンル」というのは世界観や設定などで規定されるもの「ではなく」ストーリーの「型」のことを指す 世界観や設定といったディティールはもちろん大事ですが、それはあくまでストーリーを補強する道具立てに過ぎず、いちばん大事なのは物語の構造がそのジャンルに求められるものになっているのかどうか(読者とのお約束を果たすことができているかどうか)である、ということが弊社刊行物には書かれています。 サファイア様をはじめとしたカクヨム読者が現代ファンタジージャンル作品に「物語として」期待するものとは何なのか、という点について改めて考えてみることで何か気づきがあるかもしれません。 とはいえ「世界観や設定」は大変重要です。特にファンタジーやSFというジャンルにおいてはなおさら重要です。 『ゲド戦記』などで世界的に知られる(おそらく世界で最も著名な)SF・ファンタジー作家のひとりであるアーシュラ・K・ル=グウィンも著書『文体の舵をとれ』の中で次のように述べています。 「SFもファンタジーも、語られない限り読者が知る由もないような情報を、たくさん伝えないといけないからだ。自作の舞台が2005年のシカゴなら、その時と場所、物事の状況については読者もだいたいそれなりにわかっていると考えていいし、そのままそれとなくほのめかして描写に詰め込んでいけばいい。だが自作の設定が3205年のりゅう座4︲β星の場合は、読者も何を想定すればいいかさっぱりわからない。 物語世界の創造と説明は、物語内でなされなければならない。それこそSFとファンタジーのとりわけ興味深くも美しいところだ。書き手と読者は、世界構築の上で協力関係にある。とはいえ、実際にやるとなると厄介である。」 サファイア様の作品「サファイアオブプリンス」の「あらすじ」と「第一章 中山として別れる日」3話分を拝読いたしました(時間の関係で、全文読むことはできませんでした)。 世界観の設定についての所感です。 「太平洋の島国に存在する学園都市アーサー」という冒頭の記述から地球のどこかが舞台になっていることがわかります。「騎士」「ランクエリアとランクシステム」という用語が登場し、ファンタジー要素を感じることができます。さらにスマホが登場し、基本的には現代と地続きの世界観なのかな、と推測できました。つまり現代ファンタジー的な作品であると認識できました。 ただ、いち読者としてやや混乱した点があったので、以下の通り列挙させていただきます。あくまで3話を読んだだけでの感想ですし、下記の疑問は後の回で伏線として回収されているのかもしれません。その点ご了承ください。 ・登場人物の名前が日本人だったり外国人風だったりする理由(や必然性)がわかりにくかった ・「建築魔術」という用語から「魔術」が存在する世界なのはわかるが、登場人物のアクションなどをみると基本的には現実のわれわれと同じような行動をしているため、ファンタジーであることを意識しにくい ・第3話で登場する「謎の男」の存在やこの男の使った技(魔法?)がこの作品世界の中でどれくらい特殊な出来事なのか、わかりにくかった。「魔術」は存在する世界だが、この謎の男が使ったような人間の姿(設定)を変える魔術はこの世界には存在しないということか。 設定や世界観はなるべく早い段階で読者に提示できていたほうがよい、という考え方があり、もしかするとその点でもう少し説明してあげたほうが親切だったという意見もあるのかもしれません。 例えば(私は小説書きではないので、参考になるかわかりませんが)、中山がいじめらている描写について。 現状「入学当初から彼女に汚い水を飲まされたり、周りの目の前で恥ずかしいことをさせられたりと散々な目に遭ってきた」とありますが、現実世界と同じようなイジメの描写になっているので、魔術を使っていじめられる、とかこの世界ならではの(ファンタジー要素を入れた)描写にするなど。 あるいは、学校のカリキュラムの説明の描写で「一時間目のスタートは、八時十分。一日の授業数は七つで、一つの授業時間は七十分。授業の間に十分の時間がとってあり、昼休み一時間目を含めて終了が夜の六時十分となる。」とありますが、時間割を説明するのではなく、「体内に埋め込まれた聖石を育てて自らを強く」する授業風景の描写を入れることで、読者がもう少し「現代+ファンタジー」の世界観であることを意識できるのではないかと思いました。 以上、回答になっているのか心もとないですが、コメントさせていただきました。 サファイア様の今後の執筆活動がますます実りあるものになりますことを心よりお祈り申し上げます。 今後も本連載にどうぞお付き合いくださいませ。
フィルムアート社 2022年4月27日 14:21
2022年3月12日 9:44
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
この投稿に出会えたのは、私にとっては、第1幕の終わり、プロットポイント①だったように思います。 正直に話しますと、この投稿を読むまでは、三幕構成はおろか、プロットやコンセプト、テーマに至るまで、全くもって意味を理解していませんでした。 もし、この投稿に出会わなければ、物語は突き詰めた世界観から自然と湧き出るもの、作り込んだ主人公や登場人物らが、勝手に動いてとくれるものと、信じて疑うことすらなかったと思います。 でも、今は、手探りだった霧深い森の中で一筋の光が、頬に差し込んだ気がします。 とは言え、まだ第2幕が始まったばかりです。 これから自身の“嘘”を見つめ直し、“真実”がこの手に掴めるように、活字の森を進んで行きたいと思います。 この投稿を企画して頂いたこと、本当にありがとう御座いました。
コメントありがとうございます。お返事遅れまして失礼しました。 この連載がなにかのきっかけになったのなら幸いです。 作家人生の第二幕を楽しみにしております。
フィルムアート社 2022年4月8日 11:06
2022年2月18日 5:45
求めていたものだと思います。 じっくり読ませていただきます
2022年1月21日 18:31
『ソードアート・オンライン1 アインク…へのコメント
更新ありがとうございます。 いつも楽しく読ませて頂いています。 恐らくなのですが、パート24の"場所"の部分が誤字になっていると思われます。
ありがとうございます!! 修正します汗
フィルムアート社 2022年1月21日 18:33
2022年1月5日 11:07
面倒なことが嫌いな人へへのコメント
わたくし…パンツァーでした😅感じたままに書くので、なんで皆様は長編小説を書けるのか?疑問でしたが、😅正直、今のままじゃダメだとは思ってました。勉強になりました😅
読んでくださりありがとうございます。 書き方は人それぞれで正解はないと思いますが、もしパンツァーで上手くいかない場合はぜひプロッター的な書き方をお試しください。
フィルムアート社 2022年1月5日 20:40
2022年1月3日 20:17
まだ ここまでしか読んでないんですが。。。「悪役令嬢モノ」が流行って テンプレなのに面白いわけが分かりました テンプレで1-5が用意されているから!ですね テンプレだなあ っと思いながらも切り口が変わるとついつい読んでしまうちょっと悔しい 。。。
2022年1月1日 13:25
とても勉強になりました。 書籍購入の方も検討させていただきます。 今は「SAVE THE CATの法則」を熟読しています。 というか、この講座の書籍化はないのでしょうか? 色々な脚本家の意見を纏めた、本講座こそ書籍で欲しいです。
『SAVE THE CATの法則』 お読みいただき、ありがとうございます。 講座の書籍化というのは素敵なご提案ですが、あいにくいまのところは予定がございません。 貴重なご意見ありがとうございます。
フィルムアート社 2022年1月5日 20:43
2021年12月31日 17:35
連載ありがとうございました。 本で読んだだけではなく、横断的に書かれているので、細かなところがよくわかりました。 次回連載も楽しみにしていますね。
2021年12月30日 5:47
ありがとうございました。
2021年12月29日 8:20
大変勉強になりました。
2021年12月29日 7:29
とっても勉強になりました! 連載、お疲れさまでした。 >別の連載(ネタ)を動かしていく予定 こちらも楽しみです!
2021年12月15日 13:14
書き直すためには、何が書き直されるべき…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 いよいよラストの章になるのですね。 ここから三回を楽しみにしております。 下記が少し気になりました。 「飛行機には水力と揚力の両方が必要なように、運動選手もタイミングとスピードが重要で、 ⇒おそらく「推力」です。 最初のアイデアがしっかりしていないと、誰が書いても、ストーリーそのものの核心部分がじゅうぶん「求引力ある」ものになってこない。 ⇒「求心力ある」か「吸引力ある」かではないでしょうか。 それとも造語かもしれませんが。 たびたび出てくるということは造語なのかな?
2021年12月9日 20:54
ダイアローグは会話ではないへのコメント
今週も更新ありがとうございます。 ライトノベルは他の文芸と比べて会話文が多く、それゆえにセリフの持つ機能を使い分ける技も求められますね。 他の文芸は地の文で読ませる作品が多いのですが、ライトノベルは魅力的な会話文が支えているところが大きいと感じています。 次回から始まる推敲篇を楽しみに致しております。
2021年12月5日 8:47
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
すごく勉強になりました。 キャラクターは、物語を彩ってくれる大事な部分なので、しっかり向き合わなければいけませんよね。ありがとうございます、フィルムアート社様!
ありがとうございます!!
2021年11月17日 9:12
薄っぺらな台詞の見分け方へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 台詞の書き分けは重要ですね。 ブレイク・スナイダー氏の話にあるように、名前を隠しても誰の台詞かわかるように書く。これはひじょうに重要です。 とくに会話文が主体のライトノベルにおいて、誰かが同じ喋り方をした段階でつまらなくなる。 まあ王様に話しかける臣下の語り口は、基本的に同じになりますが、言葉の言い回しを工夫するなどして特徴を持たせることだって可能なはず。 台詞のウエイトが大きいぶん、会話文だけで人物を書き分けられるよう、私たちも努力致したいと存じます。 次回の更新をお待ちしております。
2021年11月10日 15:26
「フラットなアーク」と「ネガティブなア…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 フラットなアークはよく使います。ある程度完成されたキャラクターを動かすにはフラットは使いやすいですね。 ネガティブなアークはあまり書いてこなかったのですが、物語の幅を作るためにも挑戦してみようかなと。 ただ根がポジティブなので、ネガティブが書きづらいのは確かです。 次回からの新展開にも興味津々です。 次回の投稿をお待ち致しております。
2021年11月3日 9:37
クライマックスを経て主人公の「新しい普…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 キャラクターアーク編はやや抽象的でわかりにくい部分ですね。 おそらく多くの読み手は「で、どうしたらよいのか?」になりかねない。 フィルムアート社様だから致し方ないのかもしれませんが、小説を例に出して「その本はキャラクターアークをうまく使えている」と書いてくださると、読み手はその小説を買って読むと思います。 『カクヨム』ユーザーはライトノベル思考が強い方が多いので、ライトノベルで例示されるとさらにわかりやすくなりそうです。 ご一考いただければと存じます。 いよいよ次回でキャラクターアーク編は終わりとのこと。 『SAVE THE CAT!の法則』などハリウッド脚本術は、映画脚本が主体でしたが、「物語」に特化しているので応用は効きそうです。 残念なのは抽象的なところですね。 こればかりは致し方ないかなと。 あと、気になっていたのですが「ハリウッド脚本術」のため、エンターテインメント色が強くて、落ち着いた人間ドラマを描くのには若干不利な面が否めません。 推理小説に応用するのも難しい。 よろしければ、人間ドラマや推理小説に応用する方法なども伝授いただければと存じます。 要望ばかり多くなりましたが、次回も楽しみに致しております。 年末進行に入る頃合いだと思いますので、無理をしない範囲での連載をお願い申し上げます。
2021年10月28日 18:04
ミッドポイントで「リアクション(反応)…へのコメント
先週更新が止まっておりましたので、心配しておりました。 今週の更新誠にありがとうございます。 三幕構成の第二幕は、漢詩の「起承転結」でいうと「承転」に当たりますよね。 前半がPP(1)からつながって展開していくところ、ミッドポイントを超えた後半は主人公が主体的に動いて変化を見せ始めるところ、という具合に。 なので三幕構成と「起承転結」との関係も考え合わせた連載記事があれば、多くの読者様、書き手様の参考になると存じます。 そういった連載記事をご検討頂ければと存じます。 来週も期待しておりますが、あいにく水曜11/3が祝日なので、更新されないかもしれませんね。 あまり無理のない連載でかまいませんので、続けて頂ければ幸いです。
2021年10月14日 17:07
キャラクターアークに必要な6つのパーツへのコメント
今週も更新ありがとうございます。 第一膜でのことは、今小説投稿サイトで流行っている「異世界転生ファンタジー」のテンプレートが、ほぼ網羅しているんですよね。 だから多くの読み手に受け入れられるのだと思います。 逆にいえば、それ以外の作品でも「異世界転生ファンタジー」のテンプレートを応用できれば、導入に要求されるものが満たせますね。 ハリウッド映画のテンプレートや創作術を紹介するだけでなく、現在の小説投稿サイトの流行りを分析するために「ハリウッド脚本術」を応用する連載も読んでみたいところです。 そうすれば、本連載から売れっ子作家が生まれるかもしれませんね。 説明もまだ始まったばかりですし、まずは第三幕まできっちり連載を追ってみたいと思います。 次回も楽しみにしていますね。
2021年10月7日 23:59
共感は感情移入の接着剤へのコメント
共感できるキャラ…と言われ、いつもモヤッとしてましたが、これだけ具体的に示していただけるのは、ありがたい!目からうろこでした。
2021年10月7日 14:05
ゴースト(=人物の暗い過去)を描くへのコメント
今週も更新ありがとうございます。 とくに主人公は「こんな性格になったのは、こんな理由があったからだ」つまりゴーストを設定するようにしたほうがよい。 ただ現在の小説では、というよりアニメ『機動戦士ガンダム』以降、戦う相手にもゴーストを与える必要が出てきました。 ただ登場して「こんな悪逆非道な、倒さねばならぬ敵」という存在が希薄になっているのです。 「悪逆非道」に走っているのはなぜか。どんな理由があったからか。 今は敵といえどもゴーストを設定するべきなんですよね。 たとえば『桃太郎』で桃太郎はなぜ鬼退治に向かうのでしょうか。ゴーストもないのに。 そして倒される鬼たちはどんな理由で暴れまわっていたのか。なぜ倒されなければならないのか。 ここが決定的に欠けていのです。 今『桃太郎』のような小説を書いて、大衆に受け入れられるのは不可能でしょう。 主人公にゴーストを設定する。それは行動の理由を提示するためです。 では敵にゴーストを設定するのは。 倒されなければならないゴーストを持っていたから、というバックボーンを形成するためです。 『STAR WARS』では主人公ルークは実の親を知らずに成長しました。それでも心優しい青年に育ちましたが、それはなぜなのか。ゴーストは必ずしも否定的なものばかりではないですよね。実の親でもないおじさんたちに感謝するため、ルークは他人に当たらず「良い子」のまま育ったのではないでしょうか。 ルークが良い子なのは、実の親を知らず、おじさんたちに育てられたから。 これは明確なゴーストではないでしょうか。 このあたりの謎は読み進めれば解決するのかな? と思わなくもないので、以後の連載にも期待しております。 たいへん忙しいでしょうけれども、次回の更新を心待ちにしております。
2021年10月1日 19:55
主人公は変化を嫌うへのコメント
今週も更新ありがとうございます。 「キャラクターアーク」という名前がややとっつきにくさを感じさせますね。 今回の例だと、主人公のネガティブがポジティブに変わるために、主人公のWANTを探しに行ったけど解決せず、真に必要だったNEEDを手に入れる、といったところでしょうか。 確かにこのパターンの物語は数が多く、おそらく『カクヨム』の異世界転生ものの大半はそうでしょう。 まぁ異世界転生してからは無双する作品が多いため、次回にあるだろう「フラット」なタイプに分類されるのかもしれませんが。 ということで、次回の更新も楽しみにしております。 謎はすべて解けますよね。
2021年9月16日 16:58
「キャラクターアーク」とはなにかへのコメント
今週も更新ありがとうございます。 キャラクターを考えると、それを活かすストーリーも同時に生まれるんですよね。 女好きなキャラクターだと、女性問題でトラブルを起こすのが当たり前になりますし。『うる星やつら』の諸星あたるのように。 どんな主人公を活かすストーリーが生まれるか、どんなストーリーを活かす主人公が形作られるか。 必ずどちらかからアプローチして、双方同時に形作られていきます。 結果として双方同時に形作られても、アプローチ自体はどちらかから始まるはずです。 もしそうでなく主人公とストーリーを同時にアプローチして同時に完成させられたら。間違いなく作者は天才です。 同時にすべてを閃かなければ、その域には到達しませんからね。 凡人は、まずどちらかからアプローチして、「この性格を活かすためにはこの展開が欲しい」「となると、この展開を活かすためにはこういう性格をしていると自然だ」が交ざり合って、主人公とストーリーは形作られるはずだからです。 これは次回以降に書かれる話かもしれませんね。 ちなみに、助詞がおかしなところが4つほど確認できました。 校正していただけると以後の読者が疑問を抱かずに済むかと存じます。 では次週もお待ち致しております。
2021年9月8日 13:24
テーマは「語るな、見せろ」へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 「語るな、見せろ」は小説でも重要ですね。 「彼は悲しかったのだ」なんて感情を言葉にするのはあまりにもつまらない。そんなのはただの感想文です。 どんな状況に置かれてどんなことが起これば、「彼は悲しい」と感じる状態になるのか。 それを読ませるのが小説です。 文字数制限が緩い長編小説や連載小説では、絶対に感情を直接書くべきではない。 彼は今どんな状況に置かれているのか。 彼にどんな出来事が起こるのか。 これによって、読み手は彼がどう感じたのかを理解できるのです。 「悲しかった」と直接書くのではない。 世の多くの方が「こんな状況でこんな出来事が起これば、そりゃ悲しくなって当然」と思えるから、語らずに伝えられます。 ある種の「状態の共有」が起こるわけですね。 「語るな、見せろ」は、小説なら「感情」が当たります。 テーマを見せようとしても、映像がない以上、ある程度書かなければならないのです。 でもテーマを伝えるための「状況」と「出来事」は書いても、その結果としての「状態」は書き及ばない。 そのくらいの潔さは欲しいものですね。 次回の更新も期待しております。
2021年9月8日 13:00
出版の可能性も、書き手の収入と知名度も…へのコメント
用事が立て込んで今拝読致しました。 「テーマ」は可能なかぎり先に決めたほうがよいでしょうね。 ある程度書き進めてから「テーマ」を探そうとしても、なかなか見つけられませんし、正反対のことをやっている可能性すらあります。 もし正反対のことをしていたら、そこからすべての物語を書き換えていかなければならなくなります。 そんな手間を考えれば、「テーマ」は先に決めたほうが効率もよいのです。 本投稿回で出ている「普遍的なテーマ」であってもよいのですから。 ちょっと安直ではありますが、映画好きなら好きな映画を分析して「どんなテーマで書かれているのだろう」と探していく手法もありますよね。 今回の書籍引用でも、さまざまな映画を「普遍的なテーマ」に仕分けしてあります。 それなら『ロッキー』のような物語が書きたい。と思ったら『ロッキー』の物語を分析して、それわひとつのテンプレートにする方法もあるでしょう。 続けて今週の投稿も拝謁致します。
2021年9月2日 17:15 編集済
キャラクター・ウェブでキャラクターを設…へのコメント
前回もとても素晴らしかったのですが、今回の内容も神すぎて「あああああっ!」ってなってます。 今改稿している小説の、まさに足りていない点を教えていただき、本当に感謝です。 あと、すいません、アーキタイプの、スターウォーズを題材にした例のところで<王子>とか<姫>っていうのがあるんですが、九つ以上あるということでしょうか。
2021年8月25日 17:01 編集済
長編の改稿をするために読んでみたところ、素晴らしい内容で本当に助かっています。 なんかテレビ通販CMみたいですが、「ありがとうございます」という感じです。
2021年8月25日 13:03
コンセプトを決めた瞬間、その作品の成否…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 コンセプトは小説でも重要ですよね。 何十時間もかけて長編小説を書くのに、誰にも訴えるものがない。 時間をかけただけであり、なんの成果にもつながらないのです。 だから小説は事前にコンセプトを明確にして、この物語は本当に需要があるのか、の前提をはっきりさせたいところです。 ラストの「次回は「テーマ」についてについて解説したいと思います。」は「について」が重複していますので修正いただければと存じます。 次週も楽しみにしていますね。
2021年8月19日 20:08
「アイデア」と「コンセプト」は何が違う?へのコメント
夏休みは楽しまれたでしょうか。 今週も更新ありがとうございます。 「コンセプト」は「転生したらスライムだった件」とか「転生したら剣でした」とか「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のようにタイトルがすでに「もし〜だとしたら」というコンセプトになっている場合もありますよね。 とくに近年大ヒットしたライトノベルにこの形が多いように思えます。 これは「タイトルを読めばコンセプトがわかる」ので、読み手は迷わずに書籍を買える要素になりうるでしょうか。 次回の連載も楽しみにしております。
2021年8月15日 16:43 編集済
箱の中を整理するへのコメント
キャラクター編を除いたら1番重要なことが纏まっているのではないかと思いました。 勉強になります!ありがとうございます。 自分が好きな小説の構成のことを考えてみると、細々とした山場とか魅力的なシーンや会話があったりするのですが、確かにこれまでに作者様が書かれたようなポイントを押さえていて、やっぱり有名所の小説家の方々は勉強して小説を創っていそうだなと思いました。 私はまだ小説を書いたことはないのですが、こんな手軽に出来るアプリやサイト(?)があるのでいつか時間があればやってみたいなと思ってこうして拝読させて頂いています。 うん、難しいですね。作者様が始めの方で書いたようなことを思い出すと、自分の浅はかな考えに呆れ返ります。これは小説を書くことに限ったことではありませんが…。 語彙力も文章力もなく、勉強で手一杯な私はこうして勉強しながら、カクヨムの小説を読んで、想像力を膨らませながら創造力を高めたいと思います。
2021年7月28日 15:25
ジャンルとは「ストーリー・タイプ」のこ…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 夏休みをとりながらでかまいませんので、連載が続きますように。 ブレイク・スナイダー氏がハリウッド脚本術をある意味大成させましたよね。 それ以前がかなり小難しい論理を振りかざしていたのですが、ブレイク・スナイダー氏はわかりやすく、かつ実践しやすいよう噛み砕いてくれています。 本日紹介のあった『SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く』は小説を書く皆様にも読んでいただきたい名著です。 どんな小説かわからなくても、今はAmazonや電子書籍で揃えられるので、実例を惹きながら読むと理解しやすいですね。 次回更新も楽しみにしておりますね。
2021年7月22日 17:32
今週も更新ありがとうございます。 ブレイク・スナイダー氏のこの10のジャンルは、物語の型を知るのに適しているんですよね。 そして型は10しかない。 私は今タロットを独学していて、大アルカナが物語の元型であると知りました。 これもまたブレイク・スナイダー氏の10のジャンルに分類できるはずです。 大アルカナ22枚の物語をたった10のジャンルに落とし込める。 それが面白いですね。 次回の後編に期待致します。
2021年7月20日 2:58
「同じテーマ(道徳観)の異なるバリエーション」とは、どういうことなのだろうか。 たとえば、ありきたりながら極端な例だが、「人を殺してはいけません」という比較的普遍な道徳を主人公を持っていたとして、他の誰かが持つ「人を殺しても構わない」という道徳は、しっかり「対立」してはいるものの、まるで異質な道徳であって、それらは互いにバリエーションとは呼べずに、ともすれば根源的な問い掛けにさえなる彼の存在はライバル足り得ないのか? それともこれらは「人は無闇に殺してはいけないが、時と場合による」という道徳観のバリエーションと見るべきなのか?
2021年7月8日 7:40
いつも連載で勉強させていただき、ありがとうございます。 ご紹介いただいたビートシートのおかげで、楽しく映画を見ております。たとえば、「心の暗闇」は、バック・トゥ・ザ・フューチャー3を思い出したら、なるほどと頷けました。 ためになる連載をありがとうございます。
コメントありがとうございます。 ビートシートという概念を知ることで自分が物語を書く時だけでなく、観る時、読む時にもストーリーの構造を意識することができますよね。 ぜひ創作にも活かしてみてください。引き続きよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年7月8日 18:42
2021年6月23日 17:11
一文で説明できない物語なんて、誰も読ま…へのコメント
毎週の更新ありがとうございます。 一点推敲ミスと思われる箇所がありました。 コメディーであれ、ドラマであれ、であれ、ログラインの設定は読み手の想像力をかき立てるだろうか? ⇒「であれ、」がひとつ余計ですね。 私は小説を書くときに「企画書」して「誰がなにをする話」なのかを決めるようにコラムで主張していました。 これもひとつのプレミスかもしれませんが、あまりにも要素が少ないですね。 究極では、ここまで縮めたほうがアイデアは広がりやすいですし、物語の基礎も明確になります。 ひとつ進めて「あらすじ」では「どんな主人公が、どうなりたくて、なにをなして、どうなったのか」を考えていただいています。 こちらのほうがプレミスに近いですね。 「どうなりたい」という動機があって、「なにをなして」というひとつの目標があり、「どうなった」でどんな締めを迎えるのかがわかります。 そして「あらすじ」は、そのまま「梗概」として使えるよう、物語でどんな出来事が起こるのか、それがどうなるのかまで書きます。 出版社の方や小説賞の選考さんも、先に「どんな物語か」知って読み始めたほうが手間がかからないですからね。 小説賞応募作なのに、「梗概」でネタバレを恐れる人が多いんですよね。 『STAR WARS』は何回観たって面白いものは面白い。筋書きをすべて知っているのに、何度観ても面白いと感じる。 名作とはそういうものではないでしょうか。 小説賞応募作の「梗概」できちんとネタバレしていない方は、今ひとつ自分の作品が「面白い」と感じていないのかもしれませんね。 プレミスとは、ある意味で「書き手の自信の表れ」なのではないでしょうか。
2021年6月16日 9:12
創作の神様との付き合い方へのコメント
リサーチがいつの間にか止まらなくなってしまうこと、よくありますなあ……「何を描写するために何をどれだけ調べる」ということをきちんと決めとかないとですな! 無償→無性(重箱すみません
2021年6月5日 9:53
身体的特徴、とくに肌の色については、その描写に気をつけなければいけないのだろうなと、読んでいて思いました。「うつくしい白い肌」とか。
2021年5月28日 18:51
今週も更新ありがとうございます。 いよいよ脚本から小説へと話が切り替わってきましたね。 ここからが本領だと思いますので、連載に期待しております。
2021年5月19日 20:50
「ボード」で物語の構成を練るへのコメント
今週も更新ありがとうございます。 おそらくタイプミスと思われる箇所がありました。 どこか問題なのかを可視化できるのがボードのよいところです。 ⇒「どこが」ですね。 日本で言う「ハコ書き」は、ブレイク・スナイダー氏の「ボード」と同じように重要ですね。 実際に書き始める前から物語の進み方が決まっている。 そうなると執筆に迷いはなくなりますからね。 ただ、言及されているように、「ハコ書き」のままで進めていくと面白くなくなったり、脇役が重要な位置を占めるようになった場合は、「ハコ」を捨てて早急に物語を変えてしまうくらいの大胆さも求められます。 初心者は、たとえ大胆に物語をガラッと変えたくなっても、当初の「ハコ書き」どおりに進めるべきだと考えています。一度でも「ハコ書き」どおりに書ききることで、二回目からは余裕が出てくるからです。 執筆するだけで四苦八苦している初心者だと、物語のちゃぶ台返しは完成しないリスクを高めてしまうだけです。 だから処女作は最初のインスピレーションを大切にして、「ハコ書き」どおりに書ききってみる。 それで反響を確認して、次回作から反響を見つつ「ハコ書き」を訂正してもよさそうなら変えてみる。 そのくらい慎重でもよいでしょう。 「ハコ書き」はできればすべての書き手が作成してほしいですね。 突然シーンがひらめいて、どこに入れたらよいのかで迷ってしまわないように。 また物語の流れを変えてしまったら、とっておきのシーンが使えなくなった。そんなときはハコを保存しておいて、次回作以降で成仏させてあげればよいのです。 よりよい物語は、明確な役割を持ったシーンを展開して生み出すものではないでしょうか。
2021年5月13日 20:09
今回も更新ありがとうございます。 ブレイク・スナイダー氏の『SAVE THE CAT!の法則』はまさに名著です。 私も「小説の書き方」コラムでオススメしているくらい。 なにかが満たされない・足りない主人公。 そこに事件が起きて巻き込まれてしまう。 どうにか切り抜けた主人公はこれからどうするのか。 そんな鉄板ともいえるストーリーの型がここにあります。 よく読まれる物語ほど「型」を知って応用していくところから始まるのです。 正直、三幕構成よりも『SAVE THE CAT!の法則』シリーズを買ったほうが、得られるものは多いと思っています。 「SAVE THE CAT!の法則」を知り、物語を分析してみる。 長編小説なら十万字に十五のポイントを設定する。 これだけで、書きたいものが最大限表現された感動する物語が書けます。 ちなみに『SAVE THE CAT!の法則』は一度頭に入れて、類例を探せば忘れても構いません。 類例となっている物語を思い浮かべれば、自然と『SAVE THE CAT!の法則』が体現できるのですから。
2021年5月12日 4:55
「立体的」なキャラクターのつくり方へのコメント
参考になりました。脇役の扱いと「亡霊」という考えは役に立ちそう。描きすぎないことが大事。
コメントありがとうございます。 過去を描くのは楽しい作業ですが、ほどほどにすべし、とどの本にも書いていました。 作品執筆頑張ってください。
フィルムアート社 2021年5月12日 12:04
2021年5月6日 11:30
毎回参考になります! 今回一番心に響いたのが、「キャラをカット」することです。 キャラをカットする勇気がなくて 登場人物が増えすぎてしまう傾向にありました。 人員整理して作品をスリム化できるように頑張ってみます。 ありがとうございました。
コメントありがとうございます! キャラクターを整理することは大事だと思います。 主人公を中心に据えて、サブキャラの役割を明確にすることが大事だと本には書かれています。 執筆が順調に進むことを祈っています。
フィルムアート社 2021年5月7日 15:59
2021年5月6日 1:26
読ませていただいて目からウロコでした! どちらかというとプロットベースに執筆していますが、 なんとなく作品が説明っぽくなってしまうのが悩みです…。 感情的な表現ももっと学んでいきたいと思います。
2021年4月29日 23:39
どうしたら書くことが形になっていくかに気づけました。ありがとうございます。
2021年4月29日 19:21
シド・フィールドの「三幕構成」その③へのコメント
今週も更新ありがとうございます。 物語の終わりを決めてから始まりを考える。 そして物語は始まりから終わりへと向かって流れていく。 そのためにどのようなシーンを経なければならないのか。 シド・フィールド氏はカード式を選んでいますが、一般的には「箱書き」と呼ばれる手法ですね。 長編小説くらいなら、箱書きを書かずとも完結させられる方も実際にいます。 ですが連載小説で「小説賞」へ挑みたい方は、必ず「カード式」「箱書き」を作るべきです。 結末(エンディング)も定めず、成り行きで結末までたどり着けるのは天才しかいません。 天才でも、先に結末が決まっていれば、もっと書きようがあります。 「どこにどのような伏線を張るか」だって、結末さえ定まっていればいつでもどこにでも伏線が張れます。 シド・フィールド氏が推奨するように、「カード式」「箱書き」を皆様も必ず書きましょう。
2021年4月28日 0:46
今週も、ありがとうございます!
2021年4月26日 18:52
キャラクター・ウェブ(関係性)の解説はとてもためになったけど(とくに④対立)。 やっぱり、主人公の定義というか、果たすべき役割が腑に落ちない。
2021年4月23日 13:01
主人公は2人いてもいい?へのコメント
本当の意味での主人公が存在しない小説もおもしろそうですが、うまく書かないと歴史の教科書になってしまうか。
2021年4月22日 2:03
※皮肉で書いているわけではありません。あしからず。 何も成長しない、環境に流されるだけの人物を主人公にして、淡々と知的に読まれる小説を書きたいと思っていたので、勉強になりました。 ここでやってはいけないとされていることをすれば良いのですから。
2021年4月21日 20:53
シド・フィールドの「三幕構成」その②へのコメント
今回も更新ありがとうございます。 最後の「エンディング」「オープニング」「プロットポイント(1)」「プロットポイント(2)」の順で考える、はまさしくですね。 最初に「どんな終わり方・締め方をしようか」を考えておかないと、それにふさわしい「どんな始まり方をすればよいのか」がわかりませんからね。 そして「オープニング」から「エンディング」までの間に2つのプロットポイントを通過させる。 付け加えるなら「ミッドポイントも通過させる」べきでしょう。 つまり物語は 1)「オープニング」から「プロットポイント(1)」までの出来事 2)「プロットポイント(1)」から「ミッドポイント」までの出来事 3)「ミッドポイント」から「プロットポイント(2)」までの出来事 4)「プロットポイント(2)」から「エンディング」までの出来事 の四つの出来事で構成される、とも考えられます。 そのように分けると、四部構成「起承転結」とも相性が良くなりますね。 まぁ「三幕構成」がハリウッドの主流なので、意地でも三幕なんでしょうけど。 次回の掲載にも期待してお待ち致しております。
2021年4月16日 20:36
今週も更新ありがとうございます。 毎回の恒例ですが、誤字訂正を 次回は第二幕と弾三幕について解説したいと思います。 ⇒「第三幕」ですね。 今回は第一幕、全体の25%までの話ですね。 12万字の長編小説で考えた場合、3万字までの出来事にあたります。 3万字は一回の投稿を3,000字で構成したとき十話ぶんです。 そう考えると、ちょっと長いかな、と思えますね。 20%とすれば2万4,000字になるので八話ぶんです。これなら許容範囲内かなと。 また八話ならさらに25%:50%:25%で分けたとき、二話:四話:二話で構成できるので、書き手は物語の構成をコントロールしやすくなります。 開始二話に「インサイティング・インシデント」を置いて、終わり二話で「キイ・インシデント」を置くとバランスがとれそうですね。 中間の四話はそれをつなぐ役割とする。 『桃太郎』で、「おばあさんが皮で洗濯していると、大きなももがどんぶらこと流れてきました。」が「インサイティング・インシデント」で、「立派な若者に育ちました。」が「キイ・インシデント」にあたりそうですね。 そして第二幕で桃太郎が「鬼退治に出発する」から「鬼ヶ島へ渡る」ところまでにします。 するとかなりバランスよくイベントが配置できるのもシド・フィールド氏の「三幕構成」の特徴ですね。 次回の第二幕・第三幕も心待ちにしております。
2021年4月14日 7:17
毎回興味深く読ませていただいています。 今回はシド・フィールドという大先生の『三幕構成』のうちの、第一幕の解説ということでよろしいのでしょうか。 映画の脚本の冒頭25パーセントを締める発端部分。これが「インサイティング・インシデント」で始まり、「キイ・インシデント」で一応の決着、ただしのちに大きな物語の広がりを生むようなオチで第一幕を閉じる。そういう構成であるということでしょうか? 勘違いがあればご指摘ください。 正直『ロード・オブ・ザ・リング』は観ておりませんし、『指輪物語』も読んだことないのでピンとこないのですが、知っている映画『七人の侍』に当てはめると、この構成はよく理解できました。 冒頭の、野武士が「この村を襲おう」と話しているのを、村の百姓が偶然聞いてしまう。これが「インサイティング・インシデント」でしょうか。たしかにこのシーン、1分も要していないですね。極めて簡潔に状況が説明されています。 そして、冒頭の結論として、「侍を雇って野武士を退治してもらおう」という答えを出すところが、「キイ・インシデント」となるのでしょうか? たしかにここで、物語の土台はできあがっていますね。 例に上がっている「優れた脚本」の映画作品も確認させていただきました。観ていない物も多数あるのですが、『羊たちの沈黙』や『マディソン郡の橋』などは、原作小説がベストセラーとなったことにより映画化された物ですので、今回の脚本術の構成が、面白い小説を書くにあたって十分有効であることがうかがえます。 また。 映画は二時間で終わるもの。しかし小説はもっと長い場合がある。よって脚本術がそのまま小説執筆の役には立たない。 そう考える書き手の方も多いと思うのですが、今回解説いただいた二十五ページ二十五分という計算方法なら、この第一幕はちょうどアニメの第一話としてとらえることもできますね。 たとえば『機動戦士ガンダム』の第一話として当てはめてみると、「インサイティング・インシデント」は「ザクの襲来」であり、「キイ・インシデント」は「十五歳の少年がガンダムを操縦してザクを撃退した」という構成になります。この第一幕、あるいはアニメの第一話がしっかり出来ていれば、二時間で終わらない、もっともっと長い物語もきっちりセットアップできることが理解出来ました。 大変勉強になりました。 このあとの「第二幕」「第三幕」の解説の予習として、久しぶりに『羊たちの沈黙』を観てみようと思います。 有名な脚本家の脚本術を、プロの講師の先生が解説していただいている場において、横から素人が偉そうに考えを述べる非礼をお許しください。 と同時に他の読者の方々に不快な思いをさせたかもしれないことも、謝罪させてください。 今回は面白い内容だったので、ついつい書き込んでしまいました。 長文コメント失礼いたしました。
2021年4月14日 0:45
僕は毎回、出だしが分かりにくいと言われるので、とても勉強になりました。 毎週ありがとうございます。
2021年4月9日 13:16
起承転結ではなく、なぜ「三幕構成」なの…へのコメント
毎週、更新ありがとうございます。 三幕構成は小説向きですからね。 小説は書きながら分量を計算していく方法だと、盛り上がりに欠けるおそれがあります。 盛り上がるべきポイントでないところで盛り上がり、その後だらだらと物語が続いてしまうことすらあります。 まず自分が書きたい物語で、なにをして盛り上がらせたいのか。それを物語のどこに置くのか。それを決めてから書き出せば、より配分がよく読みごたえがある作品に仕上がるはずです。 それが「序破急」でも「起承転結」でもよいのです。 しかし「序破急」が能楽で、「起承転結」が漢詩で唱えたため、これをそのまま小説に当てはめるのは難しい。 4コママンガで「起承転結」が有効なのは、物語が短いからです。漢詩もたかだか四行で書かれる文章であり、いうなれば「俳句」のようなもの。「起承転結」は芸術には向いていますが、読ませられる分量が少ないのです。 その点「三幕構成」は演劇からスタートしているため、一時間半ほどの演劇で物語をどう展開したらよいのか。飽きさせずに結末まで連れていけるか。そこに力点が置かれています。 小説も速ければ二時間、精読派なら五時間から十時間ほどかけて原稿用紙三百枚を読ませます。だから「三幕構成」とは相性がよい。 しかし注意しなければならないのは、演劇やドラマや映画とは異なり、読み手の味わうスピードが人によってまちまちだ、という点です。 二時間で読む人と十時間かけて読む人では、物語の深みや楽しみに差が生じます。 しかし演劇もドラマも映画も。すべての観客が同じ速度で物語を味わうのです。 ここに、小説を単に「三幕構成」で書く弱点があります。 ですがブレイク・スナイダー氏の『SAVE THE CATの法則』でも、そのあたりは補完されていたと記憶しています。 来週以降で小説向けの「三幕構成」が読めたら、『カクヨム』で活躍する書き手が増えるのではないか、と存じます。 また次の水曜日を心待ちにしております。 毎週更新、よろしくお願い致しますね。
2021年4月7日 19:05
いつもありがとうございます! 僕も、初めは「型なんて……」と避けていましたが、構成を考えるときに型に落とし込んでみると、自分の書きたいものが篩にかけられて、物語の芯が見えて来るのでとても良いですよね! 物語の巨人が居たなら、その肩に立たせてもらうという精神でやっていきます。
2021年4月1日 15:48
耐えて書き続けるへのコメント
更新ありがとうございます。 まさか冒頭で表記ミスされるとは思わず。二度見三度見してしまいました。 読んでいる皆様もどう反応してよいのか悩んだのではないでしょうか。 「習慣篇」も今回で最後となりなります。 ⇒「最後となります。」ですよね。 小説を書くのは脚本ほどハードルが高くないので、ここまでの覚悟が要るかなとも思います。ですが、なにかを犠牲にしたり無理矢理にでも時間を作ったり伴侶や子どもの理解を取り付けたり。そのあたりは小説を書くときにも大事ですね。 脚本は一本でも採用されれば、映画になりドラマになる。当然一本で数万ドルの契約になるでしょう。 日本の小説界は残念ながら小説賞をとっても十万円だったり紙の書籍化されても印税が5%だったりと、書き手が虐げられやすい。 脚本よりも簡単だけど、そのぶん脚本よりも稼げない。 また仮に小説賞を獲っても連載されるとはかぎらない。たった一冊紙の書籍化されただけで文壇から去るプロのなんと多いことか。 脚本は一本当てれば、次を見て貰う機会が何度もある。 小説は一本当てても、必ずしも次を書かせてもらえるわけではない。 その違いについても講義していただければと存じます。 脚本と小説との差こそ、多くの読み手が知りたがっているはずです。
コメントありがとうございます!
フィルムアート社 2021年4月5日 13:54
2021年3月31日 1:32
いつもありがとうございます! 何度も読みに来たくなる、熱い言葉が響きました。
毎度コメントありがとうございます! プロといえども大きな壁にぶちあたったり否定的な言葉を投げかけられたりするというのが意外ですよね。 引き続きよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年3月31日 16:26
2021年3月25日 19:35
今回も更新ありがとうございます。 一点だけ脱字がありました。 ———————— 自の書くことには ⇒「自分の書くことには」だと思われます。 ———————— 今回の内容をざっくりと要約するなら「好きこそものの上手なれ」。 5つの項目は根本的に「好き」でなければやり続けられないでしょう。 「好き」になるのもひとつの才能ですね。
2021年3月24日 0:32 編集済
いつもありがとうございます! 確かに、書くことに集中しすぎて、本を読んでいませんでした……。 でも、良い作品を読むと、萎縮するのではなくて、満足してしまいます。 創作欲が満たされてしまうので。
2021年3月17日 20:02
今週も更新ありがとうございます。 毎週連載し続けるのはなかなかに難しいものですね。 私は1,400日連続投稿を達成していますが、それまで義務感がひじょうに強かった。 その連載ももうじき終わりますので、次の作品までに疲れを抜きたいと思います。 長編小説を書いたあとなら、すぐに次の作品へとりかかれるのですが。 ちなみに「煮詰まる」の意味を誤解して記述されている部分がありました。 気になる方は気になります。まぁ原著がそうなっているのなら、引用するときに訂正もできませんが。 本連載が何週続くか、楽しみに次回を待ちますね。
2021年3月17日 2:36
お疲れ様です。 今週もありがとうございます。
2021年3月16日 12:14
真剣に本を買って読もうかなと思います。
お返事おそくなりました。 コメントありがとうございます! この連載をきっかけにぜひ本のほうも読んでみてください!
2021年3月13日 23:02
プロットを作らずに書く作家のことを“机の前に座り、頭をクリアにして、パンツの尻の部分で書く、つまり直感で書くことだと信じている作家の一派が……”というのは少し失礼な気がしました。 なんとなくネット上の小説入門講座みたいなのを読むと、明言は避けつつプロッターになることを勧める風潮が強いように思えてしまいます。
2021年3月10日 9:55
即座に読者の心と共感を掴む技へのコメント
今回も更新ありがとうございます。 一箇所入力ミスと思われるところがありました。 キャラクターの一挙一頭足が、品定めの対象になる。 ⇒「一挙手一投足」ですね。 今回の内容は「小説賞」に応募できる長編小説に応用できるものでした。皆様も大いに参考にしていただきたいですね。 「視点」の説明はなかなか難しいのですが、コンパクトにまとまっていました。 これで皆様も簡単に「視点」を理解できるかもしれません。 次回からの新たな章の内容に期待しております。
2021年3月10日 1:31
今までお疲れさまでした。 知らないことが沢山あり、途方に暮れていた所、この連載を知って、本当に助かりました。 本来でならば商品である、御社の大切な本の内容を、未来の作家たちの為に公開した勇気と行動力は、尊敬に値します。 このご恩は、絶対に忘れません。 作家になって必ず返します。 本当にありがとうございました。
コメントありがとうございます。 そこまでおっしゃっていただけるとはっ! ひとつひとつの回がかなり長いので、はたしてこの連載を読んでくれる人は本当にいるのかな、と思ったりすることもありましたが、そのお言葉で報われました。 ご紹介したのは弊社の本の中のほんの一部の引用ですので、もしもっと奥深くに入り込みたいという場合は、ぜひ本を読んでみてください。 そして、連載自体はまだまだ続くので(今回で「キャラクター篇」が終わるだけで次からは「〇〇篇」と続いていきます)今後ともどうぞよろしくお願いします。 2021年の間は連載は継続する予定です。
フィルムアート社 2021年3月11日 17:36
2021年3月5日 1:13
質問リスト、とても興味深いです。 参考にさせていただきます。
ありがとうございます! ぜひご活用ください。
フィルムアート社 2021年3月5日 11:18
2021年3月3日 15:14
更新ありがとうございます。 以下は打ち間違いなのか原文ママなのかがわからないのですが、ちょっと気になりました。 近頃の映画での〈登場事物の掘り下げ〉なんて、たいていこの程度なのだ。 ⇒〈登場人物の掘り下げ〉 ──かなと。 ちょっとと待ってくれ。 ⇒ちょっと待ってくれ。 ──かなと。 ──────── 主人公は「どうなりたい」という欲求があれど、「そうなれないでいる」状態にある。「どうなりたい」が欲求で、「そうなれないでいる」が欠陥、というわけですね。 確かに「そうなれないでいる」理由つまり欠陥がなければ、主人公は欲求をすぐに叶えて物語が終わってしまいますね。 長編小説ならそれでもよいのですが、連載小説になるとすんなりと叶えられたら枚数が続きません。 本連載はどちらかというと「連載小説向け」で、小説賞や新人賞で求められる「長編小説」にはあまり向かないかもしれませんね。まぁ連載小説を受け付けている小説賞もありますので、そちらを狙えば済む話ですが。 来週も期待してお待ちしております。
2021年3月3日 0:40
いつもありがとうございます。読むたびに、目からウロコの情報があって、とても助かっています。
コメントありがとうございます。 いつもご覧いただいて、誠にありがとうございます。 とても大きな励みになります。 みなさまの創作のお役に立てるよう今後もがんばります。
フィルムアート社 2021年3月3日 09:34
2021年2月25日 23:10
「複数主人公」「多主人公」という使い分けは一般的なのでしょうか。他で調べても出てこないし、「多主人公」という言い方が初耳だったので。教えてほしいです。
コメントありがとうございます。 一般的かどうか、という点についていえば、その言葉自体はいまのところ日本ではロバート・マッキーの著書『ストーリー』の中でだけ使われている可能性が高そうです。 一般的には両者をひとくくりに「複数主人公」ということが多いのではないでしょうか。 「複数主人公」の場合、実は「全員が同じ欲求をもつ」のか「それぞれの人物が個別の欲求をもつ」のかで、ストーリーが「単線になる」のか「マルチプロットになる」が変わってくる、つまりそもそもの設定が変わってくると分析したところに『ストーリー』という著書の価値があるのだと思います。 言葉の字面にあまりとらわれず、複数人の主要登場人物を登場させたい場合に、ご自身がどちらのパターンで書きたいかを検討していただければと思います。
フィルムアート社 2021年2月26日 13:06
2021年2月24日 8:09
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。 キャラクター・シートとそれに書き込む質問集は、微細なところまで決める方もいらっしゃいますよね。 でも十万字から十二万字の長編小説で、ここまで必要だろうかと思わないでもありません。連載小説なら物語を膨らませるのに役立ちますが。 「小説賞・新人賞」を狙う長編小説では、先に出来事を決めてそれに関係する項目を埋めていく。その項目のバックボーンも決めておくとキャラクターがブレない効果があります。 今書こうとしている長編小説の物語で、どこまでの設定が必要なのか。考えながら今回の質問集を使いたいですね。 次回も楽しみにしております。
2021年2月17日 15:08
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。 人物の作り込みは、やはり主人公と、それと対比する人物くらいにとどめるべきですね。 また作り込んでもすべてを明かさないほうがよい。もしすべてを明かしてしまうと、単なる主人公たちの設定資料集になりかねませんからね。 ただ、これも長編小説だとひとつかふたつ明かすのがせいぜいかなと思います。 今回の内容は、日本的とは言えませんが創作全般として役立つますね。 次回も楽しみにしております。
2021年2月15日 20:09
非常に参考になりました。 質問なのですが、「罪深き者」を定義するときの基準は、作中の価値観と読者の価値観、どちらの方が良いですか? 例えば、神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世を主人公とする場合、イスラム教徒と仲良くするなど中世ヨーロッパの基準では悪とされる行為が目立ちます。しかし、現代の価値観でみると「最初の近代人」と呼ばれる優秀な人物です。
こちら、回答としては「読者にとってのアンチヒーロー」ということになるかと思います。 引用の箇所は、読者を感情的に惹きつけるためにアーキタイプを使うという文脈で語られている部分なので、あくまで「読者とは正反対のタイプ」であることがアンチヒーローの要件になるのではないでしょうか。 例えば「人殺しが良しとされている世界」が作品舞台だったとした場合、「作中の価値観」に対するアンチは「人殺しをしない」ということになりますが、「人殺しは悪いこと」という価値観をもっている読者にとってはそのような人物がアンチヒーローには映らないかもしれません。 回答になっているかどうか心もとないですが…。
フィルムアート社 2021年2月17日 18:21
2021年2月13日 16:39
参考になります。そして、励みにも。 ありがとうございます。
コメントありがとうございます! 少しでもみなさんの何かのお役に立てればと思っておりますので、引き続きご覧くださいませ。
フィルムアート社 2021年2月15日 16:19
2021年2月12日 13:37 編集済
今、主人公が男女二人の小説を書いているのですが、とても考えさせられました。 バディ物としては男主人公が主役で、 ラブストーリーとしては女主人公が主役という感じを意識しようと思いました。 「主人公」という事についてですか、書いている小説のテーマでもあるので、とても深く考えさせられました。 ありがとうございます。
2021年2月12日 13:06
参考になります。 ありがとうございます。
コメントありがとうございます。 長期連載になりますが、どうぞ今後もお付き合いください。
フィルムアート社 2021年2月15日 16:23
2021年2月11日 16:56
ありがとうございます!この記事のおかげで今書いている小説の道筋がハッキリしました!もともとほぼ「パンツァー」でしたが、これからは型にバンバンはめていきます!
コメントありがとうございます! 「型」を使うと、思考のフレームワークにもなると思いますので、ぜひご活用ください。
フィルムアート社 2021年2月15日 16:22
2021年2月10日 11:52
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。 まず表記で気になる点がいくつかありました。 基本的に一桁の数字は全角文字で書かれているようなので、統一されてはいかがでしょうか。 平凡なストーリーやシンプルなストーリーでは、主人公はたった1人のライバルだけと対立する。 ⇒「1」が全角文字になっていません。 主人公の信念は、少なくとも1人の他者(できることならライバル)の信念と対立しなければならない。 ⇒こちらも「1」が全角文字になっていません。 この手法では、まず主人公とメインのライバルにプラスして、少なくともあと2人のライバルを創作する(そのライバルがストーリーで重要な役割を果たしてさえいれば、その数はもっと増やしてもかまわない)。 ⇒「2」が全角文字になっていません。 《スタンダードな2人のキャラクターの対立関係》 ⇒「2」が全角文字になっていません。 主人公の立場を、1人ではなく3人のライバルを相手にする立場にできるだけでなく、四隅に対立関係の図において矢印で示したように、ライバル同士を対立させることもできるのだ。 ⇒「3」が全角文字になっていません。 その答えがノーだったら(そのキャラクターが単にストーリーに質感や色合いをあたえるだけのものだったら)そ の人物をカットすることを真剣に考慮すべきだろう。 ⇒「)そ」と「 の」で文が切れています。 追加は何人までOK? つまり、どこまで増やせば多過ぎ? ⇒「? 」は全角文字のほうがよいのではないでしょうか。また「OK?」の直後の空白(スペース)が半角だと、文が切れていないように見えます。 あと、丸数字は機種依存文字だったと記憶しています。昔はそうでした。MacBookから見て丸数字で表記されていますので、WindowsやAndroidではきちんとローマ数字などになっている可能性があります。一度ご確認いただいたほうがよろしいかもしれません。 気になったのは以上の点です。 ここからは内容について。 元型については「タロット」の大アルカナを想起しますね。 大アルカナも人の成長過程を図で示したものとされています。 0の「愚者」から21の「世界」まで。魔術師はいますし隠者もいます。ここで抜粋された元型のほとんどは大アルカナでも表現されているのです。 これは「タロット」の文化がある欧米だからこその発想かもしれませんね。 アマチュアだと、キャラクターを決めるために血液型占い、星座占い、生年月日を元にした四柱推命や西洋占星術といったものを駆使する書き手もいるでしょう。 これらはすべて元型を用いたキャラクター創りなのだと思います。 ただし先に型をはめてしまうと、その人の個性がなくなってしまうかもしれません。元型はあくまでも参考資料であって、それに囚われすぎないバランス感覚が求められますね。 また「四隅の対立関係」は十二万字の長編小説では表現できないほど物語が大きくなるのではないでしょうか。十二万字では主人公とライバル、あともうひとりが絡んでくる、くらいにしないとかるく十二万字を超えてしまいます。 これも上限のない連載小説向けの考え方ですね。 脚本術の書籍を「小説の書き方」に援用するとき、それが長編小説で実現可能なのか、連載小説を破綻なくかつ面白く書くためのものなのかは言及いただけると読み手の皆様も採用しやすいのではないでしょうか。 長々と書いてしまいましたが、次回も楽しみにしております。
ご感想とご指摘ありがとうございます! 今後もよろしくお願いします。
フィルムアート社 2021年2月10日 12:57
2021年2月8日 21:13
フィルムアート様 こんばんは。河原です。今回もわかりやすくご説明くださりありがとうございます。 これまで、ついつい自分の書きたいことに偏りがちでした。自分が、自分が、と前のめりになっていたのかもしれません。 物語の登場人物に共感出来るような、「読者を感情的に惹きつける」ポイントを押さえて、改めて執筆活動します。 ありがとうございます。 これからも楽しみに拝読します!
こちらこそ、ありがとうございます。 どの本を見ても、結局物語は登場人物(主役)が大事と書いていて、わたしも改めてキャラクター造形の重要さに気づいたところです。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年2月9日 11:50
2021年2月6日 7:31
勉強になる記事をありがとうございます。 連載ならびに御社ウェブサイトをきっかけに、カール・イグレシアス『「感情」から書く脚本術』とロバート・マッキー『ダイアローグ』を購入しました。 連載も出版も、大変ありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございます! 本までご購入いただき、大変うれしく思います。 今後もどうぞよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年2月6日 22:00
2021年2月3日 20:27
非常にわかりやすくて参考になります。
コメントありがとうございます! ぜひ参考にしてみてください。
フィルムアート社 2021年2月4日 12:32
2021年2月3日 12:40 編集済
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。 まず文章の訂正を一箇所お願い致します。 破綻してしまうことうを意味します。 ⇒「う」が余計です。 今回は主人公を複数名出したいときの方法論ですね。 複数主人公を簡単に表すなら「チーム」「パーティー」でしょうか。とくに勇者パーティーは基本的に同じ目標に向かって挑みますし、利害関係もたいていは共有しています。羅漢中氏『三国志演義』は蜀の劉備側を主人公にし、他の国は敵国扱い。蜀の面々はすべて主人公・劉備に従って動きますから、物語の絶対的な主人公は劉備ひとりで間違いないですね。 「ストーリーの途中で主人公が変わる」も『三国志演義』で蜀の皇帝・劉備から軍師の諸葛亮に主人公が交代したあたりを想起させます。そう考えると『三国志演義』は面白い構造ですね。 多主人公は群像劇が一般的かもしれません。それぞれの主人公が陣営も階級も異なりながら、それぞれに利益を追求していくような形です。陳寿氏『三国志』の魏・曹操、呉・孫権、蜀・劉備の三名は、それぞれの思惑を抱えて国を運営しています。三国とも天下統一を目指しているので、競争相手になっていますね。 ラブ・ストーリーを複数主人公や多主人公にしてしまうと、恋の駆け引きがそもそも成り立ちませんね。たとえば男性主人公が思いを寄せる女性がいる。で、男性は女性に恋い焦がれているが、女性も実は男性を好ましく思っている。これがバレてしまうと、そもそも恋の駆け引きの必要がなくなってしまいます。女性がなにを考えているのかわからないから、男性は女性の気を惹こうとあれやこれや行動に移すのです。たとえ両想いだったとしても、女性の側の真意がわからないから、駆け引きを楽しめるのではないでしょうか。 ですからラブ・ストーリーでは複数主人公も多主人公もするべきではないですね。 バディ・ストーリーはたいてい相棒が主人公の想像しなかったことをしでかして、主人公がひらめきを得るような形が多いですね。アーサー・コナン・ドイル氏『シャーロック・ホームズの冒険』は主人公が変わり者の天才ホームズですが、常識者のワトスン博士の視点で書かれています。こちらももしホームズの考えていることが読み手にバレてしまうと、謎解きを楽しめなくなります。だってホームズの推理はつねに読者を凌駕しているので、すぐに犯人を突き止めかねません。主人公のワトスンはホームズが謎を解くのを聞いて驚くキャラクターであり、それは読み手の驚きにも通じます。 バディ・ストーリーでも「面白さ」を出すには、読み手が驚けるように相棒双方の思惑が丸わかりでは駄目ですね。 ですが「小説賞」で求められている長編小説だけを考えるなら、複数主人公も多主人公もとるべきではありませんね。 分量が多くなりすぎてたったひとつの出来事だけで文字数が埋まってしまいます。 複数主人公や多主人公は連載小説だからこそ威力を発揮するのであって、長編読み切りには適していません。 『カクヨム』などの小説投稿サイトで上限を気にせず連載するのであれば、多視点のような多人数の主人公もそれぞれ魅力的に書けるかもしれません。 今回のお話は基本的には連載でやるべきで、「小説賞」へ応募するのなら「ひとりの主人公」に絞らないと読み手の満足感がなくなってしまいますね。
コメントありがとうございます! 修正しました(取り急ぎ) 引き続きよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年2月3日 13:40
2021年2月3日 12:00
私はキャラ作りの際には、よくキャラ達の過去の出来事を考えています(悲しい方の過去ですが)。 紆余曲折あった方がやはり感情移入しやすいのかなぁ、と思っています。(私がそういう系が好きなのもありますが) なぜこのキャラはそのような考え方なのか? のアンサーが欲しいな、というか…幼少期の設定とかも考えた上で、やっとキャラが出来上がるような気がしますね。 細かい設定作りができると違和感がなくなるので、やはりキャラ作りは細かく、が大切ですね。(^ ^)
コメントありがとうございます。 キャラクターの背景(バックストーリー)を細かく設定するというのも大事な作業だと思います。 予定では次の次くらいの回で、そのあたりについて解説する予定です。 引き続きよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年2月3日 12:20
2021年2月3日 9:48 編集済
丁度主人公が二人居る場合の小説を書いていたので、考える機会が出来ました。 有り難う御座います。悩む良い機会が出来ました。 ところで、不躾な質問なのですが、私は『主人公の思い通りに他が動き過ぎる。』と指摘されます。 そういった時の解法等は今後、講座として書かれる予定は御座いますか? 追伸:返信感謝致します。
コメントありがとうございます。 質問にしっかりと回答できるかどうか心もとないですが、次回(あるいはそれ以降)で、主人公以外のキャラクターをどのように設計すればよいのかという話をする予定ですので、もしかするとその中でヒントをご提供できるかもしれません。 どうぞよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年2月3日 10:54
2021年1月28日 20:34
私的に、実に素晴らしい「作品」です! この作品の存在そのものが、私がかねてから主張していたことを体現しています。 そうか、やっぱりこれがカクヨムか、と感じ入りました。 応援しています。すぐフォローします。 この路線を続けてくれたら、私は大満足です!
コメントありがとうございます。 少しでも役立つ情報を今後も提供できればと思っています。 引き続きよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年1月29日 11:09
2021年1月27日 9:23
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。 今回の内容をとても簡単に表すなら、 (2)「主人公はどうなりたいのか」 (3)「なぜそうなりたいのか」 (4)「そうなれなければどうなってしまうのか」 (5)「物語を経て実際どう変わったのか」 というところでしょうか。 経験談ですと、これら五項目はすべてのキャラクターに必要かは議論が必要かもしれません。 少なくとも主人公は五項目すべて設定しておきたいのですが、では相手役にもすべてを設定するべきか。サブキャラクターやモブたちにもすべて設定しなければならないのか。このあたりが難しいですね。 主人公の一人称視点なら、主人公の心に入り込むために五項目は必須です。 では心が読めない他人はどうか。 確かに五項目あったほうが言動は裏打ちされるのですが、そこまで重要でもない、ちょっと出てくるだけのモブなら設定しなくてもよいでしょう。もし設定して物語でそれを披露してしまうと、モブなのに妙に存在感が出てしまって扱いに困りかねません。 そこで主人公と、主人公が対峙する者、そしてどちらかもしくは両方に関係する重要人物。この三名にだけ五項目を設定するほうが、「長編小説」を書くうえでは万全だと思います。 もちろん連載して物語が際限なく長くなるようなら、モブにも五項目を設定してあれば長続きします。 「脚本術」はドラマとくに連続ドラマを見据えているので、「長編小説」つまり「二時間ドラマ」くらいの物語だと冗長になる部分もありますね。 このあたりが差配できるようになれば、自然とキャラクターの五項目を設定できるようになると思います。 次回も楽しみにお待ちしております。
こまかく分析していただき、ありがとうございます! キャラクター篇はあと数回続く予定ですので、またよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年1月27日 17:40
2021年1月25日 16:48
フィルムアート社様、毎日連載が忙しくて更新に気づかず失礼致しました。 今回出てきた「キャラ」から作るか「ストーリー」から作るかでずか、御社以外の書籍でもかなり意見が別れています。 ただし「プロット」「ストーリー」を先に決める方法だと、それを活かせる「主人公」や「キャラクター」を導き出さなければならないため、難易度が上がってしまいます。世界に合わせてふさわしい「主人公」は、よほど小説を書き慣れないと導き出せません。 逆に「主人公」「キャラクター」を先に決める方法だと、「主人公」の能力を最大限活かせる世界観「プロット」「ストーリー」を考えられます。なので、主人公の能力を余さず読み手に見せつけられる利点があります。 どちらが「キャラクター」と「プロット」を最大限に活かせるか。 これを考えた場合、「キャラクター」から作るのが初心者には向いているように感じます。 『SAVE THE CAT!』はハリウッド脚本術の書籍なので、「主人公」を演じる俳優の性向によって「キャラクター」が変わってしまうので、先に「プロット」「ストーリー」から考えるというアプローチなんだと思います。 純粋に小説の創作だけを考えるなら「主人公」「キャラクター」から決めたほうが遥かに作りやすいですね。 脚本術と小説作法の違いにも言及されると初心者にはよりわかりやすくなるでしょう。 次回も楽しみにお待ちしておりますね。
2021年1月20日 22:46
分かりやすくて、自分もやってみようと思います。 何となくで決めていたものをこうした形にしてみると、書けそうな気がしてきます。 ありがとうございます。
ありがとうございます。 質問リストや穴埋めリストのようなものがあると便利ですよね。 今後もみなさんに役立つ情報やツールを提供していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします
フィルムアート社 2021年1月21日 11:13
2021年1月20日 1:20
これを見てようやく小説家に一歩近づいた気がする。ありがとうフィルムアート社。
コメントありがとうございます。少しでも有益な情報を提供できるようがんばります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
フィルムアート社 2021年1月20日 09:35
2021年1月20日 0:34
質問①: Qこの物語の主役は誰か A二人のモリアーティー。(教授と令嬢) ・タイプ 前者は完全に「罪深き者」。背徳と罪深さ、そして知性を圧縮した振り切った悪役。 後者は「普通の人」→「英雄」。背徳と罪深さに向き合い、英雄になれる…かな? ・特徴 前者は悪行に躊躇いが無い。放っておけば世界を滅ぼしに行く外道……が、責任感と真摯さもある為、教えるとなれば心強い。 冷静で、決して憶測でモノを言わない。 後者は善であろうとする。若さ故に限界を知らない。意志が強い。 ひた向きな努力型なので前者の教えを吸収する。 前者の影響を受けているが、割と情動的。 ・価値観 前者は『道徳と倫理は捨てた。』というタイプ。冷酷で無慈悲。悪役の鑑。 ただし、教え子は例外で、思いやりを持っている。だからこそ、嫉妬はする。 後者は『道徳と倫理が脆いものとは知っているけど、それでも人の善意を信じたい。』タイプ。要はお人好しで隙が多い。 善意ではあるが、善意故に強欲。 ・欠点 前者は能力的には問題こそ無いものの、一歩間違えれば世界を破滅させる系の爆弾。 後者は、情動的故に分析能力や観察眼にバイアスがかかる。 試しに実行してみましたが、キャラに向かい合う良い機会になりました。 こうして質問形式になると、人物像が漠然としないので、勉強になりました。有り難う御座います。
コメントありがとうございます。 今回の記事は読むだけでなく、実際に使っていただくことが大事かと思いますので、大変うれしく思います。
フィルムアート社 2021年1月20日 09:36
2021年1月20日 0:29
「感情」から書く脚本術はもはや愛著です。 フィルムアート社様が公式連載してくれなければ、その存在を知る事はなかったかもしれません。 ありがとうございました!
『「感情」から書く脚本術』をご愛読いただいているようでありがとうございます。 この連載がいろいろな本に触れるきっかけになってくれると嬉しいです。
フィルムアート社 2021年1月20日 09:37
2021年1月19日 0:08
長いのでポイントをより細分化して、複数話に分けるようにしてほしい。 タイトルだけで、概要が分かるようになってたらベスト
次へ
上杉きくの
ストーリーには普遍的な「型」があるへのコメント
まだカクヨムさんのアカウントも持ってなかった時、この講座を読んで物語を書き始めました!
紹介されてる本も何冊か購入しましたし、書きたいことがブレてきたな……って時はよく読み返してます!
@ridb
物語の構成に必要なのはこの10個だけへのコメント
ふと思ったのですけど、物語の構成って音楽に似ていますね!
ビート3つに対して1つのシーンとする → 3拍子
ビート4つに対して1つのシーンとする → 4拍子
みたいな感じです。
ここに読速度というリズムが加わってメロディができるのではないでしょうか?
てことはですよ。
著名な音楽の、その構造をアイデアとして取り入れることができるかもしれないですよね。
可能性が広まります!! ありがとうございます!
@Hayate_Ewing
「書かずにはいられない」人の習慣へのコメント
講座ありがとうございます。
読み専でしたが、自分でも世界を組み立ててみたいと思い、設定を書いていくキーを打つたびにワクワクし、世に出すならちゃんとしたものを出したいと思って本講座に行き会いました。
創作論のフックを探してあてどもなくさまよう所でしたが、本企画は素晴らしいですね。紹介されている書籍をいくつか購入しました。まとめて紹介していただけるのは本当にありがたく思います。
残念なのは、紹介されていてもKindle化されていないものがいくつかあるところです。
交渉等難しいのはわかりますが、できるだけKindleになってると助かります。
紙ベースだと自炊するしかないですけど、検索ができないので。
根気、気合い、時間等の制約で、本当に世に(カクヨムに)出せるまでになるかわかりませんが、本企画を参考にしつつ書く事を楽しみたいと思っております。
巴 巳已己
何を書いたらよいかわからない人へ。つま…へのコメント
サブタイトルが対立・葛藤変になってますね
ハシバミの花
最強の物語構成テンプレート「ブレイク・…へのコメント
save the catという言葉の由来はなんでしょう?
ハシバミの花
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
今回は具体的で面白かったです。
みな本能的には分かっていることを、取りこぼさない様に創作こノウハウが作られているという基本に立ち返ることができました。
無記名
書き続けるために必要なことへのコメント
村上春樹さんの習慣、ストイックでカッコイイなぁ
桂枝芽路(かつらしめじ)
「質問リスト」でキャラクターの履歴書を…へのコメント
やってみます、の一言です。さあトライです。
無記名
シド・フィールドの「三幕構成」その①へのコメント
非常にわかりやすく、ありがたいです。これからも学ばせていただきます!
サファイア
同じものだけど … ちがった奴をくれ!へのコメント
質問です。ジャンルの現代ファンタジーについての質問ですが、剣と魔法がありながら、スマホやパソコン、タクシーといった現代の道具、乗り物が登場するのは、現代ファンタジーとは言いにくいと指摘されました。
それに、銃を平然使うのは、異世界色が強くなるらしいです。
さらに、剣と魔法を学ぶ場所で銃を学ぶ必要があるのか指摘されると正直なところ、納得出来ません。別にこれらがあっても大丈夫じゃないかと考えているのですが、フィルムアート社が考える現代ファンタジーとは、なにか教えてくれませんか?
文示
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
この投稿に出会えたのは、私にとっては、第1幕の終わり、プロットポイント①だったように思います。
正直に話しますと、この投稿を読むまでは、三幕構成はおろか、プロットやコンセプト、テーマに至るまで、全くもって意味を理解していませんでした。
もし、この投稿に出会わなければ、物語は突き詰めた世界観から自然と湧き出るもの、作り込んだ主人公や登場人物らが、勝手に動いてとくれるものと、信じて疑うことすらなかったと思います。
でも、今は、手探りだった霧深い森の中で一筋の光が、頬に差し込んだ気がします。
とは言え、まだ第2幕が始まったばかりです。
これから自身の“嘘”を見つめ直し、“真実”がこの手に掴めるように、活字の森を進んで行きたいと思います。
この投稿を企画して頂いたこと、本当にありがとう御座いました。
待てしばし
ストーリーには普遍的な「型」があるへのコメント
求めていたものだと思います。
じっくり読ませていただきます
遊祐ていとく
『ソードアート・オンライン1 アインク…へのコメント
更新ありがとうございます。
いつも楽しく読ませて頂いています。
恐らくなのですが、パート24の"場所"の部分が誤字になっていると思われます。
たから聖
面倒なことが嫌いな人へへのコメント
わたくし…パンツァーでした😅感じたままに書くので、なんで皆様は長編小説を書けるのか?疑問でしたが、😅正直、今のままじゃダメだとは思ってました。勉強になりました😅
TO BE
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
まだ ここまでしか読んでないんですが。。。「悪役令嬢モノ」が流行って テンプレなのに面白いわけが分かりました
テンプレで1-5が用意されているから!ですね
テンプレだなあ っと思いながらも切り口が変わるとついつい読んでしまうちょっと悔しい 。。。
信仙夜祭
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
とても勉強になりました。
書籍購入の方も検討させていただきます。
今は「SAVE THE CATの法則」を熟読しています。
というか、この講座の書籍化はないのでしょうか?
色々な脚本家の意見を纏めた、本講座こそ書籍で欲しいです。
カイ.智水@電撃大賞参加中
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
連載ありがとうございました。
本で読んだだけではなく、横断的に書かれているので、細かなところがよくわかりました。
次回連載も楽しみにしていますね。
サン シカ
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
ありがとうございました。
永遠こころ
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
大変勉強になりました。
babibu
ストーリーの完成度を高めるへのコメント
とっても勉強になりました!
連載、お疲れさまでした。
>別の連載(ネタ)を動かしていく予定
こちらも楽しみです!
カイ.智水@電撃大賞参加中
書き直すためには、何が書き直されるべき…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
いよいよラストの章になるのですね。
ここから三回を楽しみにしております。
下記が少し気になりました。
「飛行機には水力と揚力の両方が必要なように、運動選手もタイミングとスピードが重要で、
⇒おそらく「推力」です。
最初のアイデアがしっかりしていないと、誰が書いても、ストーリーそのものの核心部分がじゅうぶん「求引力ある」ものになってこない。
⇒「求心力ある」か「吸引力ある」かではないでしょうか。
それとも造語かもしれませんが。
たびたび出てくるということは造語なのかな?
カイ.智水@電撃大賞参加中
ダイアローグは会話ではないへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
ライトノベルは他の文芸と比べて会話文が多く、それゆえにセリフの持つ機能を使い分ける技も求められますね。
他の文芸は地の文で読ませる作品が多いのですが、ライトノベルは魅力的な会話文が支えているところが大きいと感じています。
次回から始まる推敲篇を楽しみに致しております。
モモニカココニカ
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
すごく勉強になりました。
キャラクターは、物語を彩ってくれる大事な部分なので、しっかり向き合わなければいけませんよね。ありがとうございます、フィルムアート社様!
カイ.智水@電撃大賞参加中
薄っぺらな台詞の見分け方へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
台詞の書き分けは重要ですね。
ブレイク・スナイダー氏の話にあるように、名前を隠しても誰の台詞かわかるように書く。これはひじょうに重要です。
とくに会話文が主体のライトノベルにおいて、誰かが同じ喋り方をした段階でつまらなくなる。
まあ王様に話しかける臣下の語り口は、基本的に同じになりますが、言葉の言い回しを工夫するなどして特徴を持たせることだって可能なはず。
台詞のウエイトが大きいぶん、会話文だけで人物を書き分けられるよう、私たちも努力致したいと存じます。
次回の更新をお待ちしております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「フラットなアーク」と「ネガティブなア…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
フラットなアークはよく使います。ある程度完成されたキャラクターを動かすにはフラットは使いやすいですね。
ネガティブなアークはあまり書いてこなかったのですが、物語の幅を作るためにも挑戦してみようかなと。
ただ根がポジティブなので、ネガティブが書きづらいのは確かです。
次回からの新展開にも興味津々です。
次回の投稿をお待ち致しております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
クライマックスを経て主人公の「新しい普…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
キャラクターアーク編はやや抽象的でわかりにくい部分ですね。
おそらく多くの読み手は「で、どうしたらよいのか?」になりかねない。
フィルムアート社様だから致し方ないのかもしれませんが、小説を例に出して「その本はキャラクターアークをうまく使えている」と書いてくださると、読み手はその小説を買って読むと思います。
『カクヨム』ユーザーはライトノベル思考が強い方が多いので、ライトノベルで例示されるとさらにわかりやすくなりそうです。
ご一考いただければと存じます。
いよいよ次回でキャラクターアーク編は終わりとのこと。
『SAVE THE CAT!の法則』などハリウッド脚本術は、映画脚本が主体でしたが、「物語」に特化しているので応用は効きそうです。
残念なのは抽象的なところですね。
こればかりは致し方ないかなと。
あと、気になっていたのですが「ハリウッド脚本術」のため、エンターテインメント色が強くて、落ち着いた人間ドラマを描くのには若干不利な面が否めません。
推理小説に応用するのも難しい。
よろしければ、人間ドラマや推理小説に応用する方法なども伝授いただければと存じます。
要望ばかり多くなりましたが、次回も楽しみに致しております。
年末進行に入る頃合いだと思いますので、無理をしない範囲での連載をお願い申し上げます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
ミッドポイントで「リアクション(反応)…へのコメント
先週更新が止まっておりましたので、心配しておりました。
今週の更新誠にありがとうございます。
三幕構成の第二幕は、漢詩の「起承転結」でいうと「承転」に当たりますよね。
前半がPP(1)からつながって展開していくところ、ミッドポイントを超えた後半は主人公が主体的に動いて変化を見せ始めるところ、という具合に。
なので三幕構成と「起承転結」との関係も考え合わせた連載記事があれば、多くの読者様、書き手様の参考になると存じます。
そういった連載記事をご検討頂ければと存じます。
来週も期待しておりますが、あいにく水曜11/3が祝日なので、更新されないかもしれませんね。
あまり無理のない連載でかまいませんので、続けて頂ければ幸いです。
カイ.智水@電撃大賞参加中
キャラクターアークに必要な6つのパーツへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
第一膜でのことは、今小説投稿サイトで流行っている「異世界転生ファンタジー」のテンプレートが、ほぼ網羅しているんですよね。
だから多くの読み手に受け入れられるのだと思います。
逆にいえば、それ以外の作品でも「異世界転生ファンタジー」のテンプレートを応用できれば、導入に要求されるものが満たせますね。
ハリウッド映画のテンプレートや創作術を紹介するだけでなく、現在の小説投稿サイトの流行りを分析するために「ハリウッド脚本術」を応用する連載も読んでみたいところです。
そうすれば、本連載から売れっ子作家が生まれるかもしれませんね。
説明もまだ始まったばかりですし、まずは第三幕まできっちり連載を追ってみたいと思います。
次回も楽しみにしていますね。
こうき
共感は感情移入の接着剤へのコメント
共感できるキャラ…と言われ、いつもモヤッとしてましたが、これだけ具体的に示していただけるのは、ありがたい!目からうろこでした。
カイ.智水@電撃大賞参加中
ゴースト(=人物の暗い過去)を描くへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
とくに主人公は「こんな性格になったのは、こんな理由があったからだ」つまりゴーストを設定するようにしたほうがよい。
ただ現在の小説では、というよりアニメ『機動戦士ガンダム』以降、戦う相手にもゴーストを与える必要が出てきました。
ただ登場して「こんな悪逆非道な、倒さねばならぬ敵」という存在が希薄になっているのです。
「悪逆非道」に走っているのはなぜか。どんな理由があったからか。
今は敵といえどもゴーストを設定するべきなんですよね。
たとえば『桃太郎』で桃太郎はなぜ鬼退治に向かうのでしょうか。ゴーストもないのに。
そして倒される鬼たちはどんな理由で暴れまわっていたのか。なぜ倒されなければならないのか。
ここが決定的に欠けていのです。
今『桃太郎』のような小説を書いて、大衆に受け入れられるのは不可能でしょう。
主人公にゴーストを設定する。それは行動の理由を提示するためです。
では敵にゴーストを設定するのは。
倒されなければならないゴーストを持っていたから、というバックボーンを形成するためです。
『STAR WARS』では主人公ルークは実の親を知らずに成長しました。それでも心優しい青年に育ちましたが、それはなぜなのか。ゴーストは必ずしも否定的なものばかりではないですよね。実の親でもないおじさんたちに感謝するため、ルークは他人に当たらず「良い子」のまま育ったのではないでしょうか。
ルークが良い子なのは、実の親を知らず、おじさんたちに育てられたから。
これは明確なゴーストではないでしょうか。
このあたりの謎は読み進めれば解決するのかな? と思わなくもないので、以後の連載にも期待しております。
たいへん忙しいでしょうけれども、次回の更新を心待ちにしております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
主人公は変化を嫌うへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
「キャラクターアーク」という名前がややとっつきにくさを感じさせますね。
今回の例だと、主人公のネガティブがポジティブに変わるために、主人公のWANTを探しに行ったけど解決せず、真に必要だったNEEDを手に入れる、といったところでしょうか。
確かにこのパターンの物語は数が多く、おそらく『カクヨム』の異世界転生ものの大半はそうでしょう。
まぁ異世界転生してからは無双する作品が多いため、次回にあるだろう「フラット」なタイプに分類されるのかもしれませんが。
ということで、次回の更新も楽しみにしております。
謎はすべて解けますよね。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「キャラクターアーク」とはなにかへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
キャラクターを考えると、それを活かすストーリーも同時に生まれるんですよね。
女好きなキャラクターだと、女性問題でトラブルを起こすのが当たり前になりますし。『うる星やつら』の諸星あたるのように。
どんな主人公を活かすストーリーが生まれるか、どんなストーリーを活かす主人公が形作られるか。
必ずどちらかからアプローチして、双方同時に形作られていきます。
結果として双方同時に形作られても、アプローチ自体はどちらかから始まるはずです。
もしそうでなく主人公とストーリーを同時にアプローチして同時に完成させられたら。間違いなく作者は天才です。
同時にすべてを閃かなければ、その域には到達しませんからね。
凡人は、まずどちらかからアプローチして、「この性格を活かすためにはこの展開が欲しい」「となると、この展開を活かすためにはこういう性格をしていると自然だ」が交ざり合って、主人公とストーリーは形作られるはずだからです。
これは次回以降に書かれる話かもしれませんね。
ちなみに、助詞がおかしなところが4つほど確認できました。
校正していただけると以後の読者が疑問を抱かずに済むかと存じます。
では次週もお待ち致しております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
テーマは「語るな、見せろ」へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
「語るな、見せろ」は小説でも重要ですね。
「彼は悲しかったのだ」なんて感情を言葉にするのはあまりにもつまらない。そんなのはただの感想文です。
どんな状況に置かれてどんなことが起これば、「彼は悲しい」と感じる状態になるのか。
それを読ませるのが小説です。
文字数制限が緩い長編小説や連載小説では、絶対に感情を直接書くべきではない。
彼は今どんな状況に置かれているのか。
彼にどんな出来事が起こるのか。
これによって、読み手は彼がどう感じたのかを理解できるのです。
「悲しかった」と直接書くのではない。
世の多くの方が「こんな状況でこんな出来事が起これば、そりゃ悲しくなって当然」と思えるから、語らずに伝えられます。
ある種の「状態の共有」が起こるわけですね。
「語るな、見せろ」は、小説なら「感情」が当たります。
テーマを見せようとしても、映像がない以上、ある程度書かなければならないのです。
でもテーマを伝えるための「状況」と「出来事」は書いても、その結果としての「状態」は書き及ばない。
そのくらいの潔さは欲しいものですね。
次回の更新も期待しております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
出版の可能性も、書き手の収入と知名度も…へのコメント
用事が立て込んで今拝読致しました。
「テーマ」は可能なかぎり先に決めたほうがよいでしょうね。
ある程度書き進めてから「テーマ」を探そうとしても、なかなか見つけられませんし、正反対のことをやっている可能性すらあります。
もし正反対のことをしていたら、そこからすべての物語を書き換えていかなければならなくなります。
そんな手間を考えれば、「テーマ」は先に決めたほうが効率もよいのです。
本投稿回で出ている「普遍的なテーマ」であってもよいのですから。
ちょっと安直ではありますが、映画好きなら好きな映画を分析して「どんなテーマで書かれているのだろう」と探していく手法もありますよね。
今回の書籍引用でも、さまざまな映画を「普遍的なテーマ」に仕分けしてあります。
それなら『ロッキー』のような物語が書きたい。と思ったら『ロッキー』の物語を分析して、それわひとつのテンプレートにする方法もあるでしょう。
続けて今週の投稿も拝謁致します。
黒井真(くろいまこと)
キャラクター・ウェブでキャラクターを設…へのコメント
前回もとても素晴らしかったのですが、今回の内容も神すぎて「あああああっ!」ってなってます。
今改稿している小説の、まさに足りていない点を教えていただき、本当に感謝です。
あと、すいません、アーキタイプの、スターウォーズを題材にした例のところで<王子>とか<姫>っていうのがあるんですが、九つ以上あるということでしょうか。
黒井真(くろいまこと)
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
長編の改稿をするために読んでみたところ、素晴らしい内容で本当に助かっています。
なんかテレビ通販CMみたいですが、「ありがとうございます」という感じです。
カイ.智水@電撃大賞参加中
コンセプトを決めた瞬間、その作品の成否…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
コンセプトは小説でも重要ですよね。
何十時間もかけて長編小説を書くのに、誰にも訴えるものがない。
時間をかけただけであり、なんの成果にもつながらないのです。
だから小説は事前にコンセプトを明確にして、この物語は本当に需要があるのか、の前提をはっきりさせたいところです。
ラストの「次回は「テーマ」についてについて解説したいと思います。」は「について」が重複していますので修正いただければと存じます。
次週も楽しみにしていますね。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「アイデア」と「コンセプト」は何が違う?へのコメント
夏休みは楽しまれたでしょうか。
今週も更新ありがとうございます。
「コンセプト」は「転生したらスライムだった件」とか「転生したら剣でした」とか「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のようにタイトルがすでに「もし〜だとしたら」というコンセプトになっている場合もありますよね。
とくに近年大ヒットしたライトノベルにこの形が多いように思えます。
これは「タイトルを読めばコンセプトがわかる」ので、読み手は迷わずに書籍を買える要素になりうるでしょうか。
次回の連載も楽しみにしております。
@Charlotte-blank
箱の中を整理するへのコメント
キャラクター編を除いたら1番重要なことが纏まっているのではないかと思いました。
勉強になります!ありがとうございます。
自分が好きな小説の構成のことを考えてみると、細々とした山場とか魅力的なシーンや会話があったりするのですが、確かにこれまでに作者様が書かれたようなポイントを押さえていて、やっぱり有名所の小説家の方々は勉強して小説を創っていそうだなと思いました。
私はまだ小説を書いたことはないのですが、こんな手軽に出来るアプリやサイト(?)があるのでいつか時間があればやってみたいなと思ってこうして拝読させて頂いています。
うん、難しいですね。作者様が始めの方で書いたようなことを思い出すと、自分の浅はかな考えに呆れ返ります。これは小説を書くことに限ったことではありませんが…。
語彙力も文章力もなく、勉強で手一杯な私はこうして勉強しながら、カクヨムの小説を読んで、想像力を膨らませながら創造力を高めたいと思います。
カイ.智水@電撃大賞参加中
ジャンルとは「ストーリー・タイプ」のこ…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
夏休みをとりながらでかまいませんので、連載が続きますように。
ブレイク・スナイダー氏がハリウッド脚本術をある意味大成させましたよね。
それ以前がかなり小難しい論理を振りかざしていたのですが、ブレイク・スナイダー氏はわかりやすく、かつ実践しやすいよう噛み砕いてくれています。
本日紹介のあった『SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く』は小説を書く皆様にも読んでいただきたい名著です。
どんな小説かわからなくても、今はAmazonや電子書籍で揃えられるので、実例を惹きながら読むと理解しやすいですね。
次回更新も楽しみにしておりますね。
カイ.智水@電撃大賞参加中
ジャンルとは「ストーリー・タイプ」のこ…へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
ブレイク・スナイダー氏のこの10のジャンルは、物語の型を知るのに適しているんですよね。
そして型は10しかない。
私は今タロットを独学していて、大アルカナが物語の元型であると知りました。
これもまたブレイク・スナイダー氏の10のジャンルに分類できるはずです。
大アルカナ22枚の物語をたった10のジャンルに落とし込める。
それが面白いですね。
次回の後編に期待致します。
摩天楼銀河
キャラクター・ウェブでキャラクターを設…へのコメント
「同じテーマ(道徳観)の異なるバリエーション」とは、どういうことなのだろうか。
たとえば、ありきたりながら極端な例だが、「人を殺してはいけません」という比較的普遍な道徳を主人公を持っていたとして、他の誰かが持つ「人を殺しても構わない」という道徳は、しっかり「対立」してはいるものの、まるで異質な道徳であって、それらは互いにバリエーションとは呼べずに、ともすれば根源的な問い掛けにさえなる彼の存在はライバル足り得ないのか?
それともこれらは「人は無闇に殺してはいけないが、時と場合による」という道徳観のバリエーションと見るべきなのか?
糸賀 太(いとが ふとし)
最強の物語構成テンプレート「ブレイク・…へのコメント
いつも連載で勉強させていただき、ありがとうございます。
ご紹介いただいたビートシートのおかげで、楽しく映画を見ております。たとえば、「心の暗闇」は、バック・トゥ・ザ・フューチャー3を思い出したら、なるほどと頷けました。
ためになる連載をありがとうございます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
一文で説明できない物語なんて、誰も読ま…へのコメント
毎週の更新ありがとうございます。
一点推敲ミスと思われる箇所がありました。
コメディーであれ、ドラマであれ、であれ、ログラインの設定は読み手の想像力をかき立てるだろうか?
⇒「であれ、」がひとつ余計ですね。
私は小説を書くときに「企画書」して「誰がなにをする話」なのかを決めるようにコラムで主張していました。
これもひとつのプレミスかもしれませんが、あまりにも要素が少ないですね。
究極では、ここまで縮めたほうがアイデアは広がりやすいですし、物語の基礎も明確になります。
ひとつ進めて「あらすじ」では「どんな主人公が、どうなりたくて、なにをなして、どうなったのか」を考えていただいています。
こちらのほうがプレミスに近いですね。
「どうなりたい」という動機があって、「なにをなして」というひとつの目標があり、「どうなった」でどんな締めを迎えるのかがわかります。
そして「あらすじ」は、そのまま「梗概」として使えるよう、物語でどんな出来事が起こるのか、それがどうなるのかまで書きます。
出版社の方や小説賞の選考さんも、先に「どんな物語か」知って読み始めたほうが手間がかからないですからね。
小説賞応募作なのに、「梗概」でネタバレを恐れる人が多いんですよね。
『STAR WARS』は何回観たって面白いものは面白い。筋書きをすべて知っているのに、何度観ても面白いと感じる。
名作とはそういうものではないでしょうか。
小説賞応募作の「梗概」できちんとネタバレしていない方は、今ひとつ自分の作品が「面白い」と感じていないのかもしれませんね。
プレミスとは、ある意味で「書き手の自信の表れ」なのではないでしょうか。
gaction9969
創作の神様との付き合い方へのコメント
リサーチがいつの間にか止まらなくなってしまうこと、よくありますなあ……「何を描写するために何をどれだけ調べる」ということをきちんと決めとかないとですな!
無償→無性(重箱すみません
青切
「質問リスト」でキャラクターの履歴書を…へのコメント
身体的特徴、とくに肌の色については、その描写に気をつけなければいけないのだろうなと、読んでいて思いました。「うつくしい白い肌」とか。
カイ.智水@電撃大賞参加中
箱の中を整理するへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
いよいよ脚本から小説へと話が切り替わってきましたね。
ここからが本領だと思いますので、連載に期待しております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「ボード」で物語の構成を練るへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
おそらくタイプミスと思われる箇所がありました。
どこか問題なのかを可視化できるのがボードのよいところです。
⇒「どこが」ですね。
日本で言う「ハコ書き」は、ブレイク・スナイダー氏の「ボード」と同じように重要ですね。
実際に書き始める前から物語の進み方が決まっている。
そうなると執筆に迷いはなくなりますからね。
ただ、言及されているように、「ハコ書き」のままで進めていくと面白くなくなったり、脇役が重要な位置を占めるようになった場合は、「ハコ」を捨てて早急に物語を変えてしまうくらいの大胆さも求められます。
初心者は、たとえ大胆に物語をガラッと変えたくなっても、当初の「ハコ書き」どおりに進めるべきだと考えています。一度でも「ハコ書き」どおりに書ききることで、二回目からは余裕が出てくるからです。
執筆するだけで四苦八苦している初心者だと、物語のちゃぶ台返しは完成しないリスクを高めてしまうだけです。
だから処女作は最初のインスピレーションを大切にして、「ハコ書き」どおりに書ききってみる。
それで反響を確認して、次回作から反響を見つつ「ハコ書き」を訂正してもよさそうなら変えてみる。
そのくらい慎重でもよいでしょう。
「ハコ書き」はできればすべての書き手が作成してほしいですね。
突然シーンがひらめいて、どこに入れたらよいのかで迷ってしまわないように。
また物語の流れを変えてしまったら、とっておきのシーンが使えなくなった。そんなときはハコを保存しておいて、次回作以降で成仏させてあげればよいのです。
よりよい物語は、明確な役割を持ったシーンを展開して生み出すものではないでしょうか。
カイ.智水@電撃大賞参加中
最強の物語構成テンプレート「ブレイク・…へのコメント
今回も更新ありがとうございます。
ブレイク・スナイダー氏の『SAVE THE CAT!の法則』はまさに名著です。
私も「小説の書き方」コラムでオススメしているくらい。
なにかが満たされない・足りない主人公。
そこに事件が起きて巻き込まれてしまう。
どうにか切り抜けた主人公はこれからどうするのか。
そんな鉄板ともいえるストーリーの型がここにあります。
よく読まれる物語ほど「型」を知って応用していくところから始まるのです。
正直、三幕構成よりも『SAVE THE CAT!の法則』シリーズを買ったほうが、得られるものは多いと思っています。
「SAVE THE CAT!の法則」を知り、物語を分析してみる。
長編小説なら十万字に十五のポイントを設定する。
これだけで、書きたいものが最大限表現された感動する物語が書けます。
ちなみに『SAVE THE CAT!の法則』は一度頭に入れて、類例を探せば忘れても構いません。
類例となっている物語を思い浮かべれば、自然と『SAVE THE CAT!の法則』が体現できるのですから。
青切
「立体的」なキャラクターのつくり方へのコメント
参考になりました。脇役の扱いと「亡霊」という考えは役に立ちそう。描きすぎないことが大事。
かもがわぶんこ
キャラクター・ウェブでキャラクターを設…へのコメント
毎回参考になります!
今回一番心に響いたのが、「キャラをカット」することです。
キャラをカットする勇気がなくて
登場人物が増えすぎてしまう傾向にありました。
人員整理して作品をスリム化できるように頑張ってみます。
ありがとうございました。
かもがわぶんこ
面倒なことが嫌いな人へへのコメント
読ませていただいて目からウロコでした!
どちらかというとプロットベースに執筆していますが、
なんとなく作品が説明っぽくなってしまうのが悩みです…。
感情的な表現ももっと学んでいきたいと思います。
@megumiko
ストーリーには普遍的な「型」があるへのコメント
どうしたら書くことが形になっていくかに気づけました。ありがとうございます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
シド・フィールドの「三幕構成」その③へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
物語の終わりを決めてから始まりを考える。
そして物語は始まりから終わりへと向かって流れていく。
そのためにどのようなシーンを経なければならないのか。
シド・フィールド氏はカード式を選んでいますが、一般的には「箱書き」と呼ばれる手法ですね。
長編小説くらいなら、箱書きを書かずとも完結させられる方も実際にいます。
ですが連載小説で「小説賞」へ挑みたい方は、必ず「カード式」「箱書き」を作るべきです。
結末(エンディング)も定めず、成り行きで結末までたどり着けるのは天才しかいません。
天才でも、先に結末が決まっていれば、もっと書きようがあります。
「どこにどのような伏線を張るか」だって、結末さえ定まっていればいつでもどこにでも伏線が張れます。
シド・フィールド氏が推奨するように、「カード式」「箱書き」を皆様も必ず書きましょう。
一縷 望
シド・フィールドの「三幕構成」その③へのコメント
今週も、ありがとうございます!
青切
キャラクター・ウェブでキャラクターを設…へのコメント
キャラクター・ウェブ(関係性)の解説はとてもためになったけど(とくに④対立)。
やっぱり、主人公の定義というか、果たすべき役割が腑に落ちない。
青切
主人公は2人いてもいい?へのコメント
本当の意味での主人公が存在しない小説もおもしろそうですが、うまく書かないと歴史の教科書になってしまうか。
青切
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
※皮肉で書いているわけではありません。あしからず。
何も成長しない、環境に流されるだけの人物を主人公にして、淡々と知的に読まれる小説を書きたいと思っていたので、勉強になりました。
ここでやってはいけないとされていることをすれば良いのですから。
カイ.智水@電撃大賞参加中
シド・フィールドの「三幕構成」その②へのコメント
今回も更新ありがとうございます。
最後の「エンディング」「オープニング」「プロットポイント(1)」「プロットポイント(2)」の順で考える、はまさしくですね。
最初に「どんな終わり方・締め方をしようか」を考えておかないと、それにふさわしい「どんな始まり方をすればよいのか」がわかりませんからね。
そして「オープニング」から「エンディング」までの間に2つのプロットポイントを通過させる。
付け加えるなら「ミッドポイントも通過させる」べきでしょう。
つまり物語は
1)「オープニング」から「プロットポイント(1)」までの出来事
2)「プロットポイント(1)」から「ミッドポイント」までの出来事
3)「ミッドポイント」から「プロットポイント(2)」までの出来事
4)「プロットポイント(2)」から「エンディング」までの出来事
の四つの出来事で構成される、とも考えられます。
そのように分けると、四部構成「起承転結」とも相性が良くなりますね。
まぁ「三幕構成」がハリウッドの主流なので、意地でも三幕なんでしょうけど。
次回の掲載にも期待してお待ち致しております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
シド・フィールドの「三幕構成」その①へのコメント
今週も更新ありがとうございます。
毎回の恒例ですが、誤字訂正を
次回は第二幕と弾三幕について解説したいと思います。
⇒「第三幕」ですね。
今回は第一幕、全体の25%までの話ですね。
12万字の長編小説で考えた場合、3万字までの出来事にあたります。
3万字は一回の投稿を3,000字で構成したとき十話ぶんです。
そう考えると、ちょっと長いかな、と思えますね。
20%とすれば2万4,000字になるので八話ぶんです。これなら許容範囲内かなと。
また八話ならさらに25%:50%:25%で分けたとき、二話:四話:二話で構成できるので、書き手は物語の構成をコントロールしやすくなります。
開始二話に「インサイティング・インシデント」を置いて、終わり二話で「キイ・インシデント」を置くとバランスがとれそうですね。
中間の四話はそれをつなぐ役割とする。
『桃太郎』で、「おばあさんが皮で洗濯していると、大きなももがどんぶらこと流れてきました。」が「インサイティング・インシデント」で、「立派な若者に育ちました。」が「キイ・インシデント」にあたりそうですね。
そして第二幕で桃太郎が「鬼退治に出発する」から「鬼ヶ島へ渡る」ところまでにします。
するとかなりバランスよくイベントが配置できるのもシド・フィールド氏の「三幕構成」の特徴ですね。
次回の第二幕・第三幕も心待ちにしております。
雲江斬太
シド・フィールドの「三幕構成」その①へのコメント
毎回興味深く読ませていただいています。
今回はシド・フィールドという大先生の『三幕構成』のうちの、第一幕の解説ということでよろしいのでしょうか。
映画の脚本の冒頭25パーセントを締める発端部分。これが「インサイティング・インシデント」で始まり、「キイ・インシデント」で一応の決着、ただしのちに大きな物語の広がりを生むようなオチで第一幕を閉じる。そういう構成であるということでしょうか? 勘違いがあればご指摘ください。
正直『ロード・オブ・ザ・リング』は観ておりませんし、『指輪物語』も読んだことないのでピンとこないのですが、知っている映画『七人の侍』に当てはめると、この構成はよく理解できました。
冒頭の、野武士が「この村を襲おう」と話しているのを、村の百姓が偶然聞いてしまう。これが「インサイティング・インシデント」でしょうか。たしかにこのシーン、1分も要していないですね。極めて簡潔に状況が説明されています。
そして、冒頭の結論として、「侍を雇って野武士を退治してもらおう」という答えを出すところが、「キイ・インシデント」となるのでしょうか? たしかにここで、物語の土台はできあがっていますね。
例に上がっている「優れた脚本」の映画作品も確認させていただきました。観ていない物も多数あるのですが、『羊たちの沈黙』や『マディソン郡の橋』などは、原作小説がベストセラーとなったことにより映画化された物ですので、今回の脚本術の構成が、面白い小説を書くにあたって十分有効であることがうかがえます。
また。
映画は二時間で終わるもの。しかし小説はもっと長い場合がある。よって脚本術がそのまま小説執筆の役には立たない。
そう考える書き手の方も多いと思うのですが、今回解説いただいた二十五ページ二十五分という計算方法なら、この第一幕はちょうどアニメの第一話としてとらえることもできますね。
たとえば『機動戦士ガンダム』の第一話として当てはめてみると、「インサイティング・インシデント」は「ザクの襲来」であり、「キイ・インシデント」は「十五歳の少年がガンダムを操縦してザクを撃退した」という構成になります。この第一幕、あるいはアニメの第一話がしっかり出来ていれば、二時間で終わらない、もっともっと長い物語もきっちりセットアップできることが理解出来ました。
大変勉強になりました。
このあとの「第二幕」「第三幕」の解説の予習として、久しぶりに『羊たちの沈黙』を観てみようと思います。
有名な脚本家の脚本術を、プロの講師の先生が解説していただいている場において、横から素人が偉そうに考えを述べる非礼をお許しください。
と同時に他の読者の方々に不快な思いをさせたかもしれないことも、謝罪させてください。
今回は面白い内容だったので、ついつい書き込んでしまいました。
長文コメント失礼いたしました。
一縷 望
シド・フィールドの「三幕構成」その①へのコメント
僕は毎回、出だしが分かりにくいと言われるので、とても勉強になりました。
毎週ありがとうございます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
起承転結ではなく、なぜ「三幕構成」なの…へのコメント
毎週、更新ありがとうございます。
三幕構成は小説向きですからね。
小説は書きながら分量を計算していく方法だと、盛り上がりに欠けるおそれがあります。
盛り上がるべきポイントでないところで盛り上がり、その後だらだらと物語が続いてしまうことすらあります。
まず自分が書きたい物語で、なにをして盛り上がらせたいのか。それを物語のどこに置くのか。それを決めてから書き出せば、より配分がよく読みごたえがある作品に仕上がるはずです。
それが「序破急」でも「起承転結」でもよいのです。
しかし「序破急」が能楽で、「起承転結」が漢詩で唱えたため、これをそのまま小説に当てはめるのは難しい。
4コママンガで「起承転結」が有効なのは、物語が短いからです。漢詩もたかだか四行で書かれる文章であり、いうなれば「俳句」のようなもの。「起承転結」は芸術には向いていますが、読ませられる分量が少ないのです。
その点「三幕構成」は演劇からスタートしているため、一時間半ほどの演劇で物語をどう展開したらよいのか。飽きさせずに結末まで連れていけるか。そこに力点が置かれています。
小説も速ければ二時間、精読派なら五時間から十時間ほどかけて原稿用紙三百枚を読ませます。だから「三幕構成」とは相性がよい。
しかし注意しなければならないのは、演劇やドラマや映画とは異なり、読み手の味わうスピードが人によってまちまちだ、という点です。
二時間で読む人と十時間かけて読む人では、物語の深みや楽しみに差が生じます。
しかし演劇もドラマも映画も。すべての観客が同じ速度で物語を味わうのです。
ここに、小説を単に「三幕構成」で書く弱点があります。
ですがブレイク・スナイダー氏の『SAVE THE CATの法則』でも、そのあたりは補完されていたと記憶しています。
来週以降で小説向けの「三幕構成」が読めたら、『カクヨム』で活躍する書き手が増えるのではないか、と存じます。
また次の水曜日を心待ちにしております。
毎週更新、よろしくお願い致しますね。
一縷 望
起承転結ではなく、なぜ「三幕構成」なの…へのコメント
いつもありがとうございます!
僕も、初めは「型なんて……」と避けていましたが、構成を考えるときに型に落とし込んでみると、自分の書きたいものが篩にかけられて、物語の芯が見えて来るのでとても良いですよね!
物語の巨人が居たなら、その肩に立たせてもらうという精神でやっていきます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
耐えて書き続けるへのコメント
更新ありがとうございます。
まさか冒頭で表記ミスされるとは思わず。二度見三度見してしまいました。
読んでいる皆様もどう反応してよいのか悩んだのではないでしょうか。
「習慣篇」も今回で最後となりなります。
⇒「最後となります。」ですよね。
小説を書くのは脚本ほどハードルが高くないので、ここまでの覚悟が要るかなとも思います。ですが、なにかを犠牲にしたり無理矢理にでも時間を作ったり伴侶や子どもの理解を取り付けたり。そのあたりは小説を書くときにも大事ですね。
脚本は一本でも採用されれば、映画になりドラマになる。当然一本で数万ドルの契約になるでしょう。
日本の小説界は残念ながら小説賞をとっても十万円だったり紙の書籍化されても印税が5%だったりと、書き手が虐げられやすい。
脚本よりも簡単だけど、そのぶん脚本よりも稼げない。
また仮に小説賞を獲っても連載されるとはかぎらない。たった一冊紙の書籍化されただけで文壇から去るプロのなんと多いことか。
脚本は一本当てれば、次を見て貰う機会が何度もある。
小説は一本当てても、必ずしも次を書かせてもらえるわけではない。
その違いについても講義していただければと存じます。
脚本と小説との差こそ、多くの読み手が知りたがっているはずです。
一縷 望
耐えて書き続けるへのコメント
いつもありがとうございます!
何度も読みに来たくなる、熱い言葉が響きました。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「書かずにはいられない」人の習慣へのコメント
今回も更新ありがとうございます。
一点だけ脱字がありました。
————————
自の書くことには
⇒「自分の書くことには」だと思われます。
————————
今回の内容をざっくりと要約するなら「好きこそものの上手なれ」。
5つの項目は根本的に「好き」でなければやり続けられないでしょう。
「好き」になるのもひとつの才能ですね。
一縷 望
「書かずにはいられない」人の習慣へのコメント
いつもありがとうございます!
確かに、書くことに集中しすぎて、本を読んでいませんでした……。
でも、良い作品を読むと、萎縮するのではなくて、満足してしまいます。
創作欲が満たされてしまうので。
カイ.智水@電撃大賞参加中
書き続けるために必要なことへのコメント
今週も更新ありがとうございます。
毎週連載し続けるのはなかなかに難しいものですね。
私は1,400日連続投稿を達成していますが、それまで義務感がひじょうに強かった。
その連載ももうじき終わりますので、次の作品までに疲れを抜きたいと思います。
長編小説を書いたあとなら、すぐに次の作品へとりかかれるのですが。
ちなみに「煮詰まる」の意味を誤解して記述されている部分がありました。
気になる方は気になります。まぁ原著がそうなっているのなら、引用するときに訂正もできませんが。
本連載が何週続くか、楽しみに次回を待ちますね。
一縷 望
書き続けるために必要なことへのコメント
お疲れ様です。
今週もありがとうございます。
紗倉 伊織
ストーリーには普遍的な「型」があるへのコメント
真剣に本を買って読もうかなと思います。
うたかた。
面倒なことが嫌いな人へへのコメント
プロットを作らずに書く作家のことを“机の前に座り、頭をクリアにして、パンツの尻の部分で書く、つまり直感で書くことだと信じている作家の一派が……”というのは少し失礼な気がしました。
なんとなくネット上の小説入門講座みたいなのを読むと、明言は避けつつプロッターになることを勧める風潮が強いように思えてしまいます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
即座に読者の心と共感を掴む技へのコメント
今回も更新ありがとうございます。
一箇所入力ミスと思われるところがありました。
キャラクターの一挙一頭足が、品定めの対象になる。
⇒「一挙手一投足」ですね。
今回の内容は「小説賞」に応募できる長編小説に応用できるものでした。皆様も大いに参考にしていただきたいですね。
「視点」の説明はなかなか難しいのですが、コンパクトにまとまっていました。
これで皆様も簡単に「視点」を理解できるかもしれません。
次回からの新たな章の内容に期待しております。
一縷 望
即座に読者の心と共感を掴む技へのコメント
今までお疲れさまでした。
知らないことが沢山あり、途方に暮れていた所、この連載を知って、本当に助かりました。
本来でならば商品である、御社の大切な本の内容を、未来の作家たちの為に公開した勇気と行動力は、尊敬に値します。
このご恩は、絶対に忘れません。
作家になって必ず返します。
本当にありがとうございました。
夏村響
「質問リスト」でキャラクターの履歴書を…へのコメント
質問リスト、とても興味深いです。
参考にさせていただきます。
カイ.智水@電撃大賞参加中
共感は感情移入の接着剤へのコメント
更新ありがとうございます。
以下は打ち間違いなのか原文ママなのかがわからないのですが、ちょっと気になりました。
近頃の映画での〈登場事物の掘り下げ〉なんて、たいていこの程度なのだ。
⇒〈登場人物の掘り下げ〉 ──かなと。
ちょっとと待ってくれ。
⇒ちょっと待ってくれ。 ──かなと。
────────
主人公は「どうなりたい」という欲求があれど、「そうなれないでいる」状態にある。「どうなりたい」が欲求で、「そうなれないでいる」が欠陥、というわけですね。
確かに「そうなれないでいる」理由つまり欠陥がなければ、主人公は欲求をすぐに叶えて物語が終わってしまいますね。
長編小説ならそれでもよいのですが、連載小説になるとすんなりと叶えられたら枚数が続きません。
本連載はどちらかというと「連載小説向け」で、小説賞や新人賞で求められる「長編小説」にはあまり向かないかもしれませんね。まぁ連載小説を受け付けている小説賞もありますので、そちらを狙えば済む話ですが。
来週も期待してお待ちしております。
一縷 望
共感は感情移入の接着剤へのコメント
いつもありがとうございます。読むたびに、目からウロコの情報があって、とても助かっています。
朝斗 真名
主人公は2人いてもいい?へのコメント
「複数主人公」「多主人公」という使い分けは一般的なのでしょうか。他で調べても出てこないし、「多主人公」という言い方が初耳だったので。教えてほしいです。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「質問リスト」でキャラクターの履歴書を…へのコメント
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。
キャラクター・シートとそれに書き込む質問集は、微細なところまで決める方もいらっしゃいますよね。
でも十万字から十二万字の長編小説で、ここまで必要だろうかと思わないでもありません。連載小説なら物語を膨らませるのに役立ちますが。
「小説賞・新人賞」を狙う長編小説では、先に出来事を決めてそれに関係する項目を埋めていく。その項目のバックボーンも決めておくとキャラクターがブレない効果があります。
今書こうとしている長編小説の物語で、どこまでの設定が必要なのか。考えながら今回の質問集を使いたいですね。
次回も楽しみにしております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
「立体的」なキャラクターのつくり方へのコメント
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。
人物の作り込みは、やはり主人公と、それと対比する人物くらいにとどめるべきですね。
また作り込んでもすべてを明かさないほうがよい。もしすべてを明かしてしまうと、単なる主人公たちの設定資料集になりかねませんからね。
ただ、これも長編小説だとひとつかふたつ明かすのがせいぜいかなと思います。
今回の内容は、日本的とは言えませんが創作全般として役立つますね。
次回も楽しみにしております。
アルガマ
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
非常に参考になりました。
質問なのですが、「罪深き者」を定義するときの基準は、作中の価値観と読者の価値観、どちらの方が良いですか?
例えば、神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世を主人公とする場合、イスラム教徒と仲良くするなど中世ヨーロッパの基準では悪とされる行為が目立ちます。しかし、現代の価値観でみると「最初の近代人」と呼ばれる優秀な人物です。
大創 淳
面倒なことが嫌いな人へへのコメント
参考になります。そして、励みにも。
ありがとうございます。
荒崎まな
主人公は2人いてもいい?へのコメント
今、主人公が男女二人の小説を書いているのですが、とても考えさせられました。
バディ物としては男主人公が主役で、 ラブストーリーとしては女主人公が主役という感じを意識しようと思いました。
「主人公」という事についてですか、書いている小説のテーマでもあるので、とても深く考えさせられました。
ありがとうございます。
荒崎まな
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
参考になります。
ありがとうございます。
ケーエス
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
ありがとうございます!この記事のおかげで今書いている小説の道筋がハッキリしました!もともとほぼ「パンツァー」でしたが、これからは型にバンバンはめていきます!
カイ.智水@電撃大賞参加中
キャラクター・ウェブでキャラクターを設…へのコメント
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。
まず表記で気になる点がいくつかありました。
基本的に一桁の数字は全角文字で書かれているようなので、統一されてはいかがでしょうか。
平凡なストーリーやシンプルなストーリーでは、主人公はたった1人のライバルだけと対立する。
⇒「1」が全角文字になっていません。
主人公の信念は、少なくとも1人の他者(できることならライバル)の信念と対立しなければならない。
⇒こちらも「1」が全角文字になっていません。
この手法では、まず主人公とメインのライバルにプラスして、少なくともあと2人のライバルを創作する(そのライバルがストーリーで重要な役割を果たしてさえいれば、その数はもっと増やしてもかまわない)。
⇒「2」が全角文字になっていません。
《スタンダードな2人のキャラクターの対立関係》
⇒「2」が全角文字になっていません。
主人公の立場を、1人ではなく3人のライバルを相手にする立場にできるだけでなく、四隅に対立関係の図において矢印で示したように、ライバル同士を対立させることもできるのだ。
⇒「3」が全角文字になっていません。
その答えがノーだったら(そのキャラクターが単にストーリーに質感や色合いをあたえるだけのものだったら)そ
の人物をカットすることを真剣に考慮すべきだろう。
⇒「)そ」と「 の」で文が切れています。
追加は何人までOK? つまり、どこまで増やせば多過ぎ?
⇒「? 」は全角文字のほうがよいのではないでしょうか。また「OK?」の直後の空白(スペース)が半角だと、文が切れていないように見えます。
あと、丸数字は機種依存文字だったと記憶しています。昔はそうでした。MacBookから見て丸数字で表記されていますので、WindowsやAndroidではきちんとローマ数字などになっている可能性があります。一度ご確認いただいたほうがよろしいかもしれません。
気になったのは以上の点です。
ここからは内容について。
元型については「タロット」の大アルカナを想起しますね。
大アルカナも人の成長過程を図で示したものとされています。
0の「愚者」から21の「世界」まで。魔術師はいますし隠者もいます。ここで抜粋された元型のほとんどは大アルカナでも表現されているのです。
これは「タロット」の文化がある欧米だからこその発想かもしれませんね。
アマチュアだと、キャラクターを決めるために血液型占い、星座占い、生年月日を元にした四柱推命や西洋占星術といったものを駆使する書き手もいるでしょう。
これらはすべて元型を用いたキャラクター創りなのだと思います。
ただし先に型をはめてしまうと、その人の個性がなくなってしまうかもしれません。元型はあくまでも参考資料であって、それに囚われすぎないバランス感覚が求められますね。
また「四隅の対立関係」は十二万字の長編小説では表現できないほど物語が大きくなるのではないでしょうか。十二万字では主人公とライバル、あともうひとりが絡んでくる、くらいにしないとかるく十二万字を超えてしまいます。
これも上限のない連載小説向けの考え方ですね。
脚本術の書籍を「小説の書き方」に援用するとき、それが長編小説で実現可能なのか、連載小説を破綻なくかつ面白く書くためのものなのかは言及いただけると読み手の皆様も採用しやすいのではないでしょうか。
長々と書いてしまいましたが、次回も楽しみにしております。
河原葉菜陽
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
フィルムアート様
こんばんは。河原です。今回もわかりやすくご説明くださりありがとうございます。
これまで、ついつい自分の書きたいことに偏りがちでした。自分が、自分が、と前のめりになっていたのかもしれません。
物語の登場人物に共感出来るような、「読者を感情的に惹きつける」ポイントを押さえて、改めて執筆活動します。
ありがとうございます。
これからも楽しみに拝読します!
糸賀 太(いとが ふとし)
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
勉強になる記事をありがとうございます。
連載ならびに御社ウェブサイトをきっかけに、カール・イグレシアス『「感情」から書く脚本術』とロバート・マッキー『ダイアローグ』を購入しました。
連載も出版も、大変ありがとうございます。
@ingram475321
主人公は2人いてもいい?へのコメント
非常にわかりやすくて参考になります。
カイ.智水@電撃大賞参加中
主人公は2人いてもいい?へのコメント
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。
まず文章の訂正を一箇所お願い致します。
破綻してしまうことうを意味します。
⇒「う」が余計です。
今回は主人公を複数名出したいときの方法論ですね。
複数主人公を簡単に表すなら「チーム」「パーティー」でしょうか。とくに勇者パーティーは基本的に同じ目標に向かって挑みますし、利害関係もたいていは共有しています。羅漢中氏『三国志演義』は蜀の劉備側を主人公にし、他の国は敵国扱い。蜀の面々はすべて主人公・劉備に従って動きますから、物語の絶対的な主人公は劉備ひとりで間違いないですね。
「ストーリーの途中で主人公が変わる」も『三国志演義』で蜀の皇帝・劉備から軍師の諸葛亮に主人公が交代したあたりを想起させます。そう考えると『三国志演義』は面白い構造ですね。
多主人公は群像劇が一般的かもしれません。それぞれの主人公が陣営も階級も異なりながら、それぞれに利益を追求していくような形です。陳寿氏『三国志』の魏・曹操、呉・孫権、蜀・劉備の三名は、それぞれの思惑を抱えて国を運営しています。三国とも天下統一を目指しているので、競争相手になっていますね。
ラブ・ストーリーを複数主人公や多主人公にしてしまうと、恋の駆け引きがそもそも成り立ちませんね。たとえば男性主人公が思いを寄せる女性がいる。で、男性は女性に恋い焦がれているが、女性も実は男性を好ましく思っている。これがバレてしまうと、そもそも恋の駆け引きの必要がなくなってしまいます。女性がなにを考えているのかわからないから、男性は女性の気を惹こうとあれやこれや行動に移すのです。たとえ両想いだったとしても、女性の側の真意がわからないから、駆け引きを楽しめるのではないでしょうか。
ですからラブ・ストーリーでは複数主人公も多主人公もするべきではないですね。
バディ・ストーリーはたいてい相棒が主人公の想像しなかったことをしでかして、主人公がひらめきを得るような形が多いですね。アーサー・コナン・ドイル氏『シャーロック・ホームズの冒険』は主人公が変わり者の天才ホームズですが、常識者のワトスン博士の視点で書かれています。こちらももしホームズの考えていることが読み手にバレてしまうと、謎解きを楽しめなくなります。だってホームズの推理はつねに読者を凌駕しているので、すぐに犯人を突き止めかねません。主人公のワトスンはホームズが謎を解くのを聞いて驚くキャラクターであり、それは読み手の驚きにも通じます。
バディ・ストーリーでも「面白さ」を出すには、読み手が驚けるように相棒双方の思惑が丸わかりでは駄目ですね。
ですが「小説賞」で求められている長編小説だけを考えるなら、複数主人公も多主人公もとるべきではありませんね。
分量が多くなりすぎてたったひとつの出来事だけで文字数が埋まってしまいます。
複数主人公や多主人公は連載小説だからこそ威力を発揮するのであって、長編読み切りには適していません。
『カクヨム』などの小説投稿サイトで上限を気にせず連載するのであれば、多視点のような多人数の主人公もそれぞれ魅力的に書けるかもしれません。
今回のお話は基本的には連載でやるべきで、「小説賞」へ応募するのなら「ひとりの主人公」に絞らないと読み手の満足感がなくなってしまいますね。
春咲 芽杞
主人公は2人いてもいい?へのコメント
私はキャラ作りの際には、よくキャラ達の過去の出来事を考えています(悲しい方の過去ですが)。
紆余曲折あった方がやはり感情移入しやすいのかなぁ、と思っています。(私がそういう系が好きなのもありますが)
なぜこのキャラはそのような考え方なのか? のアンサーが欲しいな、というか…幼少期の設定とかも考えた上で、やっとキャラが出来上がるような気がしますね。
細かい設定作りができると違和感がなくなるので、やはりキャラ作りは細かく、が大切ですね。(^ ^)
黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)
主人公は2人いてもいい?へのコメント
丁度主人公が二人居る場合の小説を書いていたので、考える機会が出来ました。
有り難う御座います。悩む良い機会が出来ました。
ところで、不躾な質問なのですが、私は『主人公の思い通りに他が動き過ぎる。』と指摘されます。
そういった時の解法等は今後、講座として書かれる予定は御座いますか?
追伸:返信感謝致します。
尻鳥雅晶
ストーリーには普遍的な「型」があるへのコメント
私的に、実に素晴らしい「作品」です!
この作品の存在そのものが、私がかねてから主張していたことを体現しています。
そうか、やっぱりこれがカクヨムか、と感じ入りました。
応援しています。すぐフォローします。
この路線を続けてくれたら、私は大満足です!
カイ.智水@電撃大賞参加中
キャラクター造型に必要な5つの質問(つ…へのコメント
フィルムアート社様、更新ありがとうございます。
今回の内容をとても簡単に表すなら、
(2)「主人公はどうなりたいのか」
(3)「なぜそうなりたいのか」
(4)「そうなれなければどうなってしまうのか」
(5)「物語を経て実際どう変わったのか」
というところでしょうか。
経験談ですと、これら五項目はすべてのキャラクターに必要かは議論が必要かもしれません。
少なくとも主人公は五項目すべて設定しておきたいのですが、では相手役にもすべてを設定するべきか。サブキャラクターやモブたちにもすべて設定しなければならないのか。このあたりが難しいですね。
主人公の一人称視点なら、主人公の心に入り込むために五項目は必須です。
では心が読めない他人はどうか。
確かに五項目あったほうが言動は裏打ちされるのですが、そこまで重要でもない、ちょっと出てくるだけのモブなら設定しなくてもよいでしょう。もし設定して物語でそれを披露してしまうと、モブなのに妙に存在感が出てしまって扱いに困りかねません。
そこで主人公と、主人公が対峙する者、そしてどちらかもしくは両方に関係する重要人物。この三名にだけ五項目を設定するほうが、「長編小説」を書くうえでは万全だと思います。
もちろん連載して物語が際限なく長くなるようなら、モブにも五項目を設定してあれば長続きします。
「脚本術」はドラマとくに連続ドラマを見据えているので、「長編小説」つまり「二時間ドラマ」くらいの物語だと冗長になる部分もありますね。
このあたりが差配できるようになれば、自然とキャラクターの五項目を設定できるようになると思います。
次回も楽しみにお待ちしております。
カイ.智水@電撃大賞参加中
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
フィルムアート社様、毎日連載が忙しくて更新に気づかず失礼致しました。
今回出てきた「キャラ」から作るか「ストーリー」から作るかでずか、御社以外の書籍でもかなり意見が別れています。
ただし「プロット」「ストーリー」を先に決める方法だと、それを活かせる「主人公」や「キャラクター」を導き出さなければならないため、難易度が上がってしまいます。世界に合わせてふさわしい「主人公」は、よほど小説を書き慣れないと導き出せません。
逆に「主人公」「キャラクター」を先に決める方法だと、「主人公」の能力を最大限活かせる世界観「プロット」「ストーリー」を考えられます。なので、主人公の能力を余さず読み手に見せつけられる利点があります。
どちらが「キャラクター」と「プロット」を最大限に活かせるか。
これを考えた場合、「キャラクター」から作るのが初心者には向いているように感じます。
『SAVE THE CAT!』はハリウッド脚本術の書籍なので、「主人公」を演じる俳優の性向によって「キャラクター」が変わってしまうので、先に「プロット」「ストーリー」から考えるというアプローチなんだと思います。
純粋に小説の創作だけを考えるなら「主人公」「キャラクター」から決めたほうが遥かに作りやすいですね。
脚本術と小説作法の違いにも言及されると初心者にはよりわかりやすくなるでしょう。
次回も楽しみにお待ちしておりますね。
ぽてち
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
分かりやすくて、自分もやってみようと思います。
何となくで決めていたものをこうした形にしてみると、書けそうな気がしてきます。
ありがとうございます。
小野町そわか
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
これを見てようやく小説家に一歩近づいた気がする。ありがとうフィルムアート社。
黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
質問①:
Qこの物語の主役は誰か
A二人のモリアーティー。(教授と令嬢)
・タイプ
前者は完全に「罪深き者」。背徳と罪深さ、そして知性を圧縮した振り切った悪役。
後者は「普通の人」→「英雄」。背徳と罪深さに向き合い、英雄になれる…かな?
・特徴
前者は悪行に躊躇いが無い。放っておけば世界を滅ぼしに行く外道……が、責任感と真摯さもある為、教えるとなれば心強い。
冷静で、決して憶測でモノを言わない。
後者は善であろうとする。若さ故に限界を知らない。意志が強い。
ひた向きな努力型なので前者の教えを吸収する。
前者の影響を受けているが、割と情動的。
・価値観
前者は『道徳と倫理は捨てた。』というタイプ。冷酷で無慈悲。悪役の鑑。
ただし、教え子は例外で、思いやりを持っている。だからこそ、嫉妬はする。
後者は『道徳と倫理が脆いものとは知っているけど、それでも人の善意を信じたい。』タイプ。要はお人好しで隙が多い。
善意ではあるが、善意故に強欲。
・欠点
前者は能力的には問題こそ無いものの、一歩間違えれば世界を破滅させる系の爆弾。
後者は、情動的故に分析能力や観察眼にバイアスがかかる。
試しに実行してみましたが、キャラに向かい合う良い機会になりました。
こうして質問形式になると、人物像が漠然としないので、勉強になりました。有り難う御座います。
キロール
キャラクター造型に必要な5つの質問へのコメント
「感情」から書く脚本術はもはや愛著です。
フィルムアート社様が公式連載してくれなければ、その存在を知る事はなかったかもしれません。
ありがとうございました!
テリードリーム
面倒なことが嫌いな人へへのコメント
長いのでポイントをより細分化して、複数話に分けるようにしてほしい。
タイトルだけで、概要が分かるようになってたらベスト