応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 紹介されている本、みんな持っています。みんな持ってますけど、全部途中で挫折して本棚のコレクションと化してもう幾年OTZ。自分の読解力の問題もあるんでしょうけど、言い回しが独特だったり欧米翻訳著作にどうしても感じてしまう表現方法を始めとする軽くても頻繁に感じる違和感。これは翻訳の質云々ではなくて、日本人の考え方や話し方と欧米人のそれとの違いだと思いますが。そして国産HOW TO本に比べて文章量がかなり多いなど、自分にはかなり敷居が高かったですね。

  • 丁寧な説明ありがとうございます。参考にさせていただきます。

  • すごく興味深かったです。

  • 面倒なことが嫌いな人へへの応援コメント

    僕自身は「パンツァー」でもあり、同様に「プロッター」ですが、ことプロットに関しては、大変興味深い内容でスラスラと読めます。

    こういった創作論を執筆してくださり、ありがとうございます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!!

    パンツァーもプロッターもどちらがよいということではなく、どちらが自分のスタイルに合っているかということだと思います。

    プロットに関しては悩んでいる方も多いようですので本連載が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

  • ひぇえええ!こんなにキャラクターについて深く考えないといけなかったのか……無知でした🥺

    しかし結構な量……これは時間がかかりますね🤤

  • 言われてみると悪役令嬢ものってこのままでは破滅するという代償がはっきりしているし、それを阻止したいという原始的な欲求があって原作の破滅の時期を乗り越えるというわかりやすい到達点があるな

    あれって物語として効率的なネタなんだな

  • 難しいけど何回も読んでみます。

  • 主人公は2人いてもいい?への応援コメント

    バディものを書こうと思っていたので本当に助かりました。

  • まにまにさんのところから来ました。
    小説の書き方がわからないまま2月から
    書いているのでいい機会なので、
    ここでゆっくりと学んでいこうと思います。
    よろしくお願いします。

    作者からの返信

    ご覧いただき、ありがとうございます!
    難しいところもあるかもしれませんが、少しでも役立つ情報を提供できればと思って執筆しました。
    梅まる様の作品を楽しみにしています!

  • 「beat board」で検索したら、いつも読んでるこちらに辿り着いてびっくりしました。書いてて迷子になりがちなので試してみたいです。

  • 超タメになりました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    今後も役立つ情報を公開していく予定ですので、よろしくお願いいたします!

  • まだカクヨムさんのアカウントも持ってなかった時、この講座を読んで物語を書き始めました!
    紹介されてる本も何冊か購入しましたし、書きたいことがブレてきたな……って時はよく読み返してます!

  •  ふと思ったのですけど、物語の構成って音楽に似ていますね!
     ビート3つに対して1つのシーンとする → 3拍子
     ビート4つに対して1つのシーンとする → 4拍子
     みたいな感じです。
     ここに読速度というリズムが加わってメロディができるのではないでしょうか?
     てことはですよ。
     著名な音楽の、その構造をアイデアとして取り入れることができるかもしれないですよね。
     可能性が広まります!! ありがとうございます!


  • 編集済

    講座ありがとうございます。
    読み専でしたが、自分でも世界を組み立ててみたいと思い、設定を書いていくキーを打つたびにワクワクし、世に出すならちゃんとしたものを出したいと思って本講座に行き会いました。
    創作論のフックを探してあてどもなくさまよう所でしたが、本企画は素晴らしいですね。紹介されている書籍をいくつか購入しました。まとめて紹介していただけるのは本当にありがたく思います。
    残念なのは、紹介されていてもKindle化されていないものがいくつかあるところです。
    交渉等難しいのはわかりますが、できるだけKindleになってると助かります。
    紙ベースだと自炊するしかないですけど、検索ができないので。

    根気、気合い、時間等の制約で、本当に世に(カクヨムに)出せるまでになるかわかりませんが、本企画を参考にしつつ書く事を楽しみたいと思っております。

  • サブタイトルが対立・葛藤変になってますね

    作者からの返信

    !ありがとうございます!
    修正しました。助かりました!

  • save the catという言葉の由来はなんでしょう?

  • 今回は具体的で面白かったです。
    みな本能的には分かっていることを、取りこぼさない様に創作こノウハウが作られているという基本に立ち返ることができました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    創作指南書やノウハウ本は、頭の中でぼんやりと思っていること(わかっていること)をきちんと言語化してくれたり、チェックリストのような役目を果たしてくれたりと、いろいろと役に立つものです。
    この連載ではなるべく役立つ情報のみを厳選してお知らせしているつもりなので、ぜひ引き続きご覧ください。

  • 村上春樹さんの習慣、ストイックでカッコイイなぁ

  • やってみます、の一言です。さあトライです。

  • 非常にわかりやすく、ありがたいです。これからも学ばせていただきます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    毎回長文になりがちなので少し心配をしていたのですが、
    「わかりやすい」とおっしゃっていただけると大変励みになります。

    今後も更新していく予定なので、引き続きよろしくお願いいたします。

  • 質問です。ジャンルの現代ファンタジーについての質問ですが、剣と魔法がありながら、スマホやパソコン、タクシーといった現代の道具、乗り物が登場するのは、現代ファンタジーとは言いにくいと指摘されました。
    それに、銃を平然使うのは、異世界色が強くなるらしいです。
    さらに、剣と魔法を学ぶ場所で銃を学ぶ必要があるのか指摘されると正直なところ、納得出来ません。別にこれらがあっても大丈夫じゃないかと考えているのですが、フィルムアート社が考える現代ファンタジーとは、なにか教えてくれませんか?

    作者からの返信

    本連載を読んでいただき、ありがとうございます。

    質問の点について回答させていただきたいと思いますが、フィルムアート社としての(会社としての)「現代ファンタジーの定義」について回答することはできかねますので、あくまで本連載を担当している私個人(中の人)の感想として、受け止めていただければと思います。

    まず、コメントを拝見する限り、カクヨム上のジャンル区分「現代ファンタジー」に投稿されているサファイア様の作品に対して「これは現代ファンタジーではないのではないか(どちらかといえば異世界ファンタジーなのではないか)」という指摘があった、ということが問題になっているのかと思います。

    カクヨムの定義によれば、

    現代ファンタジー…現実世界に連なる世界観で展開される、超常や異能など非現実的な設定が登場するファンタジー作品のジャンルです。

    となっています。

    その点において「剣と魔法がありながら、スマホやパソコン、タクシーといった現代の道具、乗り物が登場する」世界観は現代ファンタジーの定義そのものなのではないかと思っています。つまり、現代ファンタジーとして投稿することに何ら問題はないのではないでしょうか。

    弊社の連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」でジャンルについて解説している回があります(ジャンル篇)。ここで解説していることはざっくりと下記の2点に集約されます。

    ・書き手がジャンルを意識することは非常に重要
    ・ただし、ここでいう「ジャンル」というのは世界観や設定などで規定されるもの「ではなく」ストーリーの「型」のことを指す

    世界観や設定といったディティールはもちろん大事ですが、それはあくまでストーリーを補強する道具立てに過ぎず、いちばん大事なのは物語の構造がそのジャンルに求められるものになっているのかどうか(読者とのお約束を果たすことができているかどうか)である、ということが弊社刊行物には書かれています。

    サファイア様をはじめとしたカクヨム読者が現代ファンタジージャンル作品に「物語として」期待するものとは何なのか、という点について改めて考えてみることで何か気づきがあるかもしれません。

    とはいえ「世界観や設定」は大変重要です。特にファンタジーやSFというジャンルにおいてはなおさら重要です。

    『ゲド戦記』などで世界的に知られる(おそらく世界で最も著名な)SF・ファンタジー作家のひとりであるアーシュラ・K・ル=グウィンも著書『文体の舵をとれ』の中で次のように述べています。

    「SFもファンタジーも、語られない限り読者が知る由もないような情報を、たくさん伝えないといけないからだ。自作の舞台が2005年のシカゴなら、その時と場所、物事の状況については読者もだいたいそれなりにわかっていると考えていいし、そのままそれとなくほのめかして描写に詰め込んでいけばいい。だが自作の設定が3205年のりゅう座4︲β星の場合は、読者も何を想定すればいいかさっぱりわからない。
    物語世界の創造と説明は、物語内でなされなければならない。それこそSFとファンタジーのとりわけ興味深くも美しいところだ。書き手と読者は、世界構築の上で協力関係にある。とはいえ、実際にやるとなると厄介である。」

    サファイア様の作品「サファイアオブプリンス」の「あらすじ」と「第一章 中山として別れる日」3話分を拝読いたしました(時間の関係で、全文読むことはできませんでした)。

    世界観の設定についての所感です。

    「太平洋の島国に存在する学園都市アーサー」という冒頭の記述から地球のどこかが舞台になっていることがわかります。「騎士」「ランクエリアとランクシステム」という用語が登場し、ファンタジー要素を感じることができます。さらにスマホが登場し、基本的には現代と地続きの世界観なのかな、と推測できました。つまり現代ファンタジー的な作品であると認識できました。

    ただ、いち読者としてやや混乱した点があったので、以下の通り列挙させていただきます。あくまで3話を読んだだけでの感想ですし、下記の疑問は後の回で伏線として回収されているのかもしれません。その点ご了承ください。

    ・登場人物の名前が日本人だったり外国人風だったりする理由(や必然性)がわかりにくかった

    ・「建築魔術」という用語から「魔術」が存在する世界なのはわかるが、登場人物のアクションなどをみると基本的には現実のわれわれと同じような行動をしているため、ファンタジーであることを意識しにくい

    ・第3話で登場する「謎の男」の存在やこの男の使った技(魔法?)がこの作品世界の中でどれくらい特殊な出来事なのか、わかりにくかった。「魔術」は存在する世界だが、この謎の男が使ったような人間の姿(設定)を変える魔術はこの世界には存在しないということか。

    設定や世界観はなるべく早い段階で読者に提示できていたほうがよい、という考え方があり、もしかするとその点でもう少し説明してあげたほうが親切だったという意見もあるのかもしれません。

    例えば(私は小説書きではないので、参考になるかわかりませんが)、中山がいじめらている描写について。

    現状「入学当初から彼女に汚い水を飲まされたり、周りの目の前で恥ずかしいことをさせられたりと散々な目に遭ってきた」とありますが、現実世界と同じようなイジメの描写になっているので、魔術を使っていじめられる、とかこの世界ならではの(ファンタジー要素を入れた)描写にするなど。

    あるいは、学校のカリキュラムの説明の描写で「一時間目のスタートは、八時十分。一日の授業数は七つで、一つの授業時間は七十分。授業の間に十分の時間がとってあり、昼休み一時間目を含めて終了が夜の六時十分となる。」とありますが、時間割を説明するのではなく、「体内に埋め込まれた聖石を育てて自らを強く」する授業風景の描写を入れることで、読者がもう少し「現代+ファンタジー」の世界観であることを意識できるのではないかと思いました。

    以上、回答になっているのか心もとないですが、コメントさせていただきました。
    サファイア様の今後の執筆活動がますます実りあるものになりますことを心よりお祈り申し上げます。

    今後も本連載にどうぞお付き合いくださいませ。

  • この投稿に出会えたのは、私にとっては、第1幕の終わり、プロットポイント①だったように思います。
    正直に話しますと、この投稿を読むまでは、三幕構成はおろか、プロットやコンセプト、テーマに至るまで、全くもって意味を理解していませんでした。
    もし、この投稿に出会わなければ、物語は突き詰めた世界観から自然と湧き出るもの、作り込んだ主人公や登場人物らが、勝手に動いてとくれるものと、信じて疑うことすらなかったと思います。

    でも、今は、手探りだった霧深い森の中で一筋の光が、頬に差し込んだ気がします。

    とは言え、まだ第2幕が始まったばかりです。
    これから自身の“嘘”を見つめ直し、“真実”がこの手に掴めるように、活字の森を進んで行きたいと思います。

    この投稿を企画して頂いたこと、本当にありがとう御座いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。お返事遅れまして失礼しました。
    この連載がなにかのきっかけになったのなら幸いです。
    作家人生の第二幕を楽しみにしております。

  • 求めていたものだと思います。
    じっくり読ませていただきます

  • 更新ありがとうございます。
    いつも楽しく読ませて頂いています。
    恐らくなのですが、パート24の"場所"の部分が誤字になっていると思われます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!!
    修正します汗

  • 面倒なことが嫌いな人へへの応援コメント

    わたくし…パンツァーでした😅感じたままに書くので、なんで皆様は長編小説を書けるのか?疑問でしたが、😅正直、今のままじゃダメだとは思ってました。勉強になりました😅

    作者からの返信

    読んでくださりありがとうございます。
    書き方は人それぞれで正解はないと思いますが、もしパンツァーで上手くいかない場合はぜひプロッター的な書き方をお試しください。

  • まだ ここまでしか読んでないんですが。。。「悪役令嬢モノ」が流行って テンプレなのに面白いわけが分かりました 
    テンプレで1-5が用意されているから!ですね
    テンプレだなあ っと思いながらも切り口が変わるとついつい読んでしまうちょっと悔しい 。。。 

  •  とても勉強になりました。
     書籍購入の方も検討させていただきます。
     今は「SAVE THE CATの法則」を熟読しています。
     というか、この講座の書籍化はないのでしょうか?
     色々な脚本家の意見を纏めた、本講座こそ書籍で欲しいです。

    作者からの返信

    『SAVE THE CATの法則』
    お読みいただき、ありがとうございます。
    講座の書籍化というのは素敵なご提案ですが、あいにくいまのところは予定がございません。
    貴重なご意見ありがとうございます。

  •  連載ありがとうございました。
     本で読んだだけではなく、横断的に書かれているので、細かなところがよくわかりました。

     次回連載も楽しみにしていますね。

  • ありがとうございました。

  •  大変勉強になりました。

  • とっても勉強になりました!
    連載、お疲れさまでした。

    >別の連載(ネタ)を動かしていく予定
    こちらも楽しみです!

  •  今週も更新ありがとうございます。

     いよいよラストの章になるのですね。
     ここから三回を楽しみにしております。

     下記が少し気になりました。


    「飛行機には水力と揚力の両方が必要なように、運動選手もタイミングとスピードが重要で、
    ⇒おそらく「推力」です。


    最初のアイデアがしっかりしていないと、誰が書いても、ストーリーそのものの核心部分がじゅうぶん「求引力ある」ものになってこない。
    ⇒「求心力ある」か「吸引力ある」かではないでしょうか。
     それとも造語かもしれませんが。
     たびたび出てくるということは造語なのかな?

  •  今週も更新ありがとうございます。

     ライトノベルは他の文芸と比べて会話文が多く、それゆえにセリフの持つ機能を使い分ける技も求められますね。
     他の文芸は地の文で読ませる作品が多いのですが、ライトノベルは魅力的な会話文が支えているところが大きいと感じています。

     次回から始まる推敲篇を楽しみに致しております。

  • すごく勉強になりました。
    キャラクターは、物語を彩ってくれる大事な部分なので、しっかり向き合わなければいけませんよね。ありがとうございます、フィルムアート社様!

    作者からの返信

    ありがとうございます!!

  • 薄っぺらな台詞の見分け方への応援コメント

     今週も更新ありがとうございます。

     台詞の書き分けは重要ですね。
     ブレイク・スナイダー氏の話にあるように、名前を隠しても誰の台詞かわかるように書く。これはひじょうに重要です。
     とくに会話文が主体のライトノベルにおいて、誰かが同じ喋り方をした段階でつまらなくなる。
     まあ王様に話しかける臣下の語り口は、基本的に同じになりますが、言葉の言い回しを工夫するなどして特徴を持たせることだって可能なはず。

     台詞のウエイトが大きいぶん、会話文だけで人物を書き分けられるよう、私たちも努力致したいと存じます。

     次回の更新をお待ちしております。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     フラットなアークはよく使います。ある程度完成されたキャラクターを動かすにはフラットは使いやすいですね。

     ネガティブなアークはあまり書いてこなかったのですが、物語の幅を作るためにも挑戦してみようかなと。
     ただ根がポジティブなので、ネガティブが書きづらいのは確かです。

     次回からの新展開にも興味津々です。
     次回の投稿をお待ち致しております。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     キャラクターアーク編はやや抽象的でわかりにくい部分ですね。
     おそらく多くの読み手は「で、どうしたらよいのか?」になりかねない。

     フィルムアート社様だから致し方ないのかもしれませんが、小説を例に出して「その本はキャラクターアークをうまく使えている」と書いてくださると、読み手はその小説を買って読むと思います。
     『カクヨム』ユーザーはライトノベル思考が強い方が多いので、ライトノベルで例示されるとさらにわかりやすくなりそうです。
     ご一考いただければと存じます。

     いよいよ次回でキャラクターアーク編は終わりとのこと。
     『SAVE THE CAT!の法則』などハリウッド脚本術は、映画脚本が主体でしたが、「物語」に特化しているので応用は効きそうです。
     残念なのは抽象的なところですね。
     こればかりは致し方ないかなと。

     あと、気になっていたのですが「ハリウッド脚本術」のため、エンターテインメント色が強くて、落ち着いた人間ドラマを描くのには若干不利な面が否めません。
     推理小説に応用するのも難しい。
     よろしければ、人間ドラマや推理小説に応用する方法なども伝授いただければと存じます。

     要望ばかり多くなりましたが、次回も楽しみに致しております。
     年末進行に入る頃合いだと思いますので、無理をしない範囲での連載をお願い申し上げます。

  •  先週更新が止まっておりましたので、心配しておりました。
     今週の更新誠にありがとうございます。

     三幕構成の第二幕は、漢詩の「起承転結」でいうと「承転」に当たりますよね。

     前半がPP(1)からつながって展開していくところ、ミッドポイントを超えた後半は主人公が主体的に動いて変化を見せ始めるところ、という具合に。

     なので三幕構成と「起承転結」との関係も考え合わせた連載記事があれば、多くの読者様、書き手様の参考になると存じます。

     そういった連載記事をご検討頂ければと存じます。

     来週も期待しておりますが、あいにく水曜11/3が祝日なので、更新されないかもしれませんね。
     あまり無理のない連載でかまいませんので、続けて頂ければ幸いです。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     第一膜でのことは、今小説投稿サイトで流行っている「異世界転生ファンタジー」のテンプレートが、ほぼ網羅しているんですよね。
     だから多くの読み手に受け入れられるのだと思います。

     逆にいえば、それ以外の作品でも「異世界転生ファンタジー」のテンプレートを応用できれば、導入に要求されるものが満たせますね。

     ハリウッド映画のテンプレートや創作術を紹介するだけでなく、現在の小説投稿サイトの流行りを分析するために「ハリウッド脚本術」を応用する連載も読んでみたいところです。
     そうすれば、本連載から売れっ子作家が生まれるかもしれませんね。

     説明もまだ始まったばかりですし、まずは第三幕まできっちり連載を追ってみたいと思います。

     次回も楽しみにしていますね。

  • 共感は感情移入の接着剤への応援コメント

    共感できるキャラ…と言われ、いつもモヤッとしてましたが、これだけ具体的に示していただけるのは、ありがたい!目からうろこでした。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     とくに主人公は「こんな性格になったのは、こんな理由があったからだ」つまりゴーストを設定するようにしたほうがよい。

     ただ現在の小説では、というよりアニメ『機動戦士ガンダム』以降、戦う相手にもゴーストを与える必要が出てきました。
     ただ登場して「こんな悪逆非道な、倒さねばならぬ敵」という存在が希薄になっているのです。
     「悪逆非道」に走っているのはなぜか。どんな理由があったからか。
     今は敵といえどもゴーストを設定するべきなんですよね。

     たとえば『桃太郎』で桃太郎はなぜ鬼退治に向かうのでしょうか。ゴーストもないのに。
     そして倒される鬼たちはどんな理由で暴れまわっていたのか。なぜ倒されなければならないのか。
     ここが決定的に欠けていのです。
     今『桃太郎』のような小説を書いて、大衆に受け入れられるのは不可能でしょう。

     主人公にゴーストを設定する。それは行動の理由を提示するためです。
     では敵にゴーストを設定するのは。
     倒されなければならないゴーストを持っていたから、というバックボーンを形成するためです。

     『STAR WARS』では主人公ルークは実の親を知らずに成長しました。それでも心優しい青年に育ちましたが、それはなぜなのか。ゴーストは必ずしも否定的なものばかりではないですよね。実の親でもないおじさんたちに感謝するため、ルークは他人に当たらず「良い子」のまま育ったのではないでしょうか。
     ルークが良い子なのは、実の親を知らず、おじさんたちに育てられたから。
     これは明確なゴーストではないでしょうか。

     このあたりの謎は読み進めれば解決するのかな? と思わなくもないので、以後の連載にも期待しております。

     たいへん忙しいでしょうけれども、次回の更新を心待ちにしております。

  • 主人公は変化を嫌うへの応援コメント

     今週も更新ありがとうございます。

     「キャラクターアーク」という名前がややとっつきにくさを感じさせますね。
     今回の例だと、主人公のネガティブがポジティブに変わるために、主人公のWANTを探しに行ったけど解決せず、真に必要だったNEEDを手に入れる、といったところでしょうか。
     確かにこのパターンの物語は数が多く、おそらく『カクヨム』の異世界転生ものの大半はそうでしょう。
     まぁ異世界転生してからは無双する作品が多いため、次回にあるだろう「フラット」なタイプに分類されるのかもしれませんが。

     ということで、次回の更新も楽しみにしております。
     謎はすべて解けますよね。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     キャラクターを考えると、それを活かすストーリーも同時に生まれるんですよね。
     女好きなキャラクターだと、女性問題でトラブルを起こすのが当たり前になりますし。『うる星やつら』の諸星あたるのように。

     どんな主人公を活かすストーリーが生まれるか、どんなストーリーを活かす主人公が形作られるか。
     必ずどちらかからアプローチして、双方同時に形作られていきます。
     結果として双方同時に形作られても、アプローチ自体はどちらかから始まるはずです。
     もしそうでなく主人公とストーリーを同時にアプローチして同時に完成させられたら。間違いなく作者は天才です。
     同時にすべてを閃かなければ、その域には到達しませんからね。
     凡人は、まずどちらかからアプローチして、「この性格を活かすためにはこの展開が欲しい」「となると、この展開を活かすためにはこういう性格をしていると自然だ」が交ざり合って、主人公とストーリーは形作られるはずだからです。
     これは次回以降に書かれる話かもしれませんね。


     ちなみに、助詞がおかしなところが4つほど確認できました。
     校正していただけると以後の読者が疑問を抱かずに済むかと存じます。

     では次週もお待ち致しております。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     「語るな、見せろ」は小説でも重要ですね。
     「彼は悲しかったのだ」なんて感情を言葉にするのはあまりにもつまらない。そんなのはただの感想文です。
     どんな状況に置かれてどんなことが起これば、「彼は悲しい」と感じる状態になるのか。
     それを読ませるのが小説です。

     文字数制限が緩い長編小説や連載小説では、絶対に感情を直接書くべきではない。
     彼は今どんな状況に置かれているのか。
     彼にどんな出来事が起こるのか。
     これによって、読み手は彼がどう感じたのかを理解できるのです。

     「悲しかった」と直接書くのではない。
     世の多くの方が「こんな状況でこんな出来事が起これば、そりゃ悲しくなって当然」と思えるから、語らずに伝えられます。
     ある種の「状態の共有」が起こるわけですね。

     「語るな、見せろ」は、小説なら「感情」が当たります。
     テーマを見せようとしても、映像がない以上、ある程度書かなければならないのです。
     でもテーマを伝えるための「状況」と「出来事」は書いても、その結果としての「状態」は書き及ばない。
     そのくらいの潔さは欲しいものですね。

     次回の更新も期待しております。

  •  用事が立て込んで今拝読致しました。

     「テーマ」は可能なかぎり先に決めたほうがよいでしょうね。
     ある程度書き進めてから「テーマ」を探そうとしても、なかなか見つけられませんし、正反対のことをやっている可能性すらあります。
     もし正反対のことをしていたら、そこからすべての物語を書き換えていかなければならなくなります。

     そんな手間を考えれば、「テーマ」は先に決めたほうが効率もよいのです。
     本投稿回で出ている「普遍的なテーマ」であってもよいのですから。

     ちょっと安直ではありますが、映画好きなら好きな映画を分析して「どんなテーマで書かれているのだろう」と探していく手法もありますよね。
     今回の書籍引用でも、さまざまな映画を「普遍的なテーマ」に仕分けしてあります。
     それなら『ロッキー』のような物語が書きたい。と思ったら『ロッキー』の物語を分析して、それわひとつのテンプレートにする方法もあるでしょう。

     続けて今週の投稿も拝謁致します。


  • 編集済

    前回もとても素晴らしかったのですが、今回の内容も神すぎて「あああああっ!」ってなってます。
    今改稿している小説の、まさに足りていない点を教えていただき、本当に感謝です。

    あと、すいません、アーキタイプの、スターウォーズを題材にした例のところで<王子>とか<姫>っていうのがあるんですが、九つ以上あるということでしょうか。


  • 編集済

    長編の改稿をするために読んでみたところ、素晴らしい内容で本当に助かっています。
    なんかテレビ通販CMみたいですが、「ありがとうございます」という感じです。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     コンセプトは小説でも重要ですよね。
     何十時間もかけて長編小説を書くのに、誰にも訴えるものがない。
     時間をかけただけであり、なんの成果にもつながらないのです。

     だから小説は事前にコンセプトを明確にして、この物語は本当に需要があるのか、の前提をはっきりさせたいところです。


     ラストの「次回は「テーマ」についてについて解説したいと思います。」は「について」が重複していますので修正いただければと存じます。

     次週も楽しみにしていますね。

  •  夏休みは楽しまれたでしょうか。

     今週も更新ありがとうございます。

    「コンセプト」は「転生したらスライムだった件」とか「転生したら剣でした」とか「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のようにタイトルがすでに「もし〜だとしたら」というコンセプトになっている場合もありますよね。
     とくに近年大ヒットしたライトノベルにこの形が多いように思えます。

     これは「タイトルを読めばコンセプトがわかる」ので、読み手は迷わずに書籍を買える要素になりうるでしょうか。

     次回の連載も楽しみにしております。


  • 編集済

    箱の中を整理するへの応援コメント

    キャラクター編を除いたら1番重要なことが纏まっているのではないかと思いました。
    勉強になります!ありがとうございます。

    自分が好きな小説の構成のことを考えてみると、細々とした山場とか魅力的なシーンや会話があったりするのですが、確かにこれまでに作者様が書かれたようなポイントを押さえていて、やっぱり有名所の小説家の方々は勉強して小説を創っていそうだなと思いました。

    私はまだ小説を書いたことはないのですが、こんな手軽に出来るアプリやサイト(?)があるのでいつか時間があればやってみたいなと思ってこうして拝読させて頂いています。
    うん、難しいですね。作者様が始めの方で書いたようなことを思い出すと、自分の浅はかな考えに呆れ返ります。これは小説を書くことに限ったことではありませんが…。

    語彙力も文章力もなく、勉強で手一杯な私はこうして勉強しながら、カクヨムの小説を読んで、想像力を膨らませながら創造力を高めたいと思います。

  •  今週も更新ありがとうございます。
     夏休みをとりながらでかまいませんので、連載が続きますように。

     ブレイク・スナイダー氏がハリウッド脚本術をある意味大成させましたよね。
     それ以前がかなり小難しい論理を振りかざしていたのですが、ブレイク・スナイダー氏はわかりやすく、かつ実践しやすいよう噛み砕いてくれています。

     本日紹介のあった『SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く』は小説を書く皆様にも読んでいただきたい名著です。
     どんな小説かわからなくても、今はAmazonや電子書籍で揃えられるので、実例を惹きながら読むと理解しやすいですね。

     次回更新も楽しみにしておりますね。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     ブレイク・スナイダー氏のこの10のジャンルは、物語の型を知るのに適しているんですよね。
     そして型は10しかない。
     私は今タロットを独学していて、大アルカナが物語の元型であると知りました。
     これもまたブレイク・スナイダー氏の10のジャンルに分類できるはずです。
     大アルカナ22枚の物語をたった10のジャンルに落とし込める。
     それが面白いですね。
     次回の後編に期待致します。

  •  「同じテーマ(道徳観)の異なるバリエーション」とは、どういうことなのだろうか。
     たとえば、ありきたりながら極端な例だが、「人を殺してはいけません」という比較的普遍な道徳を主人公を持っていたとして、他の誰かが持つ「人を殺しても構わない」という道徳は、しっかり「対立」してはいるものの、まるで異質な道徳であって、それらは互いにバリエーションとは呼べずに、ともすれば根源的な問い掛けにさえなる彼の存在はライバル足り得ないのか?
     それともこれらは「人は無闇に殺してはいけないが、時と場合による」という道徳観のバリエーションと見るべきなのか?

  • いつも連載で勉強させていただき、ありがとうございます。

    ご紹介いただいたビートシートのおかげで、楽しく映画を見ております。たとえば、「心の暗闇」は、バック・トゥ・ザ・フューチャー3を思い出したら、なるほどと頷けました。

    ためになる連載をありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ビートシートという概念を知ることで自分が物語を書く時だけでなく、観る時、読む時にもストーリーの構造を意識することができますよね。

    ぜひ創作にも活かしてみてください。引き続きよろしくお願いいたします。

  •  毎週の更新ありがとうございます。

     一点推敲ミスと思われる箇所がありました。

    コメディーであれ、ドラマであれ、であれ、ログラインの設定は読み手の想像力をかき立てるだろうか? 
    ⇒「であれ、」がひとつ余計ですね。


     私は小説を書くときに「企画書」して「誰がなにをする話」なのかを決めるようにコラムで主張していました。
     これもひとつのプレミスかもしれませんが、あまりにも要素が少ないですね。
     究極では、ここまで縮めたほうがアイデアは広がりやすいですし、物語の基礎も明確になります。
     ひとつ進めて「あらすじ」では「どんな主人公が、どうなりたくて、なにをなして、どうなったのか」を考えていただいています。
     こちらのほうがプレミスに近いですね。
     「どうなりたい」という動機があって、「なにをなして」というひとつの目標があり、「どうなった」でどんな締めを迎えるのかがわかります。
     そして「あらすじ」は、そのまま「梗概」として使えるよう、物語でどんな出来事が起こるのか、それがどうなるのかまで書きます。
     出版社の方や小説賞の選考さんも、先に「どんな物語か」知って読み始めたほうが手間がかからないですからね。
     小説賞応募作なのに、「梗概」でネタバレを恐れる人が多いんですよね。
     『STAR WARS』は何回観たって面白いものは面白い。筋書きをすべて知っているのに、何度観ても面白いと感じる。
     名作とはそういうものではないでしょうか。
     小説賞応募作の「梗概」できちんとネタバレしていない方は、今ひとつ自分の作品が「面白い」と感じていないのかもしれませんね。
     プレミスとは、ある意味で「書き手の自信の表れ」なのではないでしょうか。

  • 創作の神様との付き合い方への応援コメント

    リサーチがいつの間にか止まらなくなってしまうこと、よくありますなあ……「何を描写するために何をどれだけ調べる」ということをきちんと決めとかないとですな!




    無償→無性(重箱すみません

  • 身体的特徴、とくに肌の色については、その描写に気をつけなければいけないのだろうなと、読んでいて思いました。「うつくしい白い肌」とか。

  • 箱の中を整理するへの応援コメント

     今週も更新ありがとうございます。

     いよいよ脚本から小説へと話が切り替わってきましたね。
     ここからが本領だと思いますので、連載に期待しております。

  •  今週も更新ありがとうございます。
     おそらくタイプミスと思われる箇所がありました。

    どこか問題なのかを可視化できるのがボードのよいところです。
    ⇒「どこが」ですね。

     日本で言う「ハコ書き」は、ブレイク・スナイダー氏の「ボード」と同じように重要ですね。
     実際に書き始める前から物語の進み方が決まっている。
     そうなると執筆に迷いはなくなりますからね。
     ただ、言及されているように、「ハコ書き」のままで進めていくと面白くなくなったり、脇役が重要な位置を占めるようになった場合は、「ハコ」を捨てて早急に物語を変えてしまうくらいの大胆さも求められます。
     初心者は、たとえ大胆に物語をガラッと変えたくなっても、当初の「ハコ書き」どおりに進めるべきだと考えています。一度でも「ハコ書き」どおりに書ききることで、二回目からは余裕が出てくるからです。
     執筆するだけで四苦八苦している初心者だと、物語のちゃぶ台返しは完成しないリスクを高めてしまうだけです。
     だから処女作は最初のインスピレーションを大切にして、「ハコ書き」どおりに書ききってみる。
     それで反響を確認して、次回作から反響を見つつ「ハコ書き」を訂正してもよさそうなら変えてみる。
     そのくらい慎重でもよいでしょう。

     「ハコ書き」はできればすべての書き手が作成してほしいですね。
     突然シーンがひらめいて、どこに入れたらよいのかで迷ってしまわないように。
     また物語の流れを変えてしまったら、とっておきのシーンが使えなくなった。そんなときはハコを保存しておいて、次回作以降で成仏させてあげればよいのです。
     よりよい物語は、明確な役割を持ったシーンを展開して生み出すものではないでしょうか。

  •  今回も更新ありがとうございます。

     ブレイク・スナイダー氏の『SAVE THE CAT!の法則』はまさに名著です。
     私も「小説の書き方」コラムでオススメしているくらい。

     なにかが満たされない・足りない主人公。
     そこに事件が起きて巻き込まれてしまう。
     どうにか切り抜けた主人公はこれからどうするのか。

     そんな鉄板ともいえるストーリーの型がここにあります。
     よく読まれる物語ほど「型」を知って応用していくところから始まるのです。

     正直、三幕構成よりも『SAVE THE CAT!の法則』シリーズを買ったほうが、得られるものは多いと思っています。
     「SAVE THE CAT!の法則」を知り、物語を分析してみる。
     長編小説なら十万字に十五のポイントを設定する。
     これだけで、書きたいものが最大限表現された感動する物語が書けます。

     ちなみに『SAVE THE CAT!の法則』は一度頭に入れて、類例を探せば忘れても構いません。
     類例となっている物語を思い浮かべれば、自然と『SAVE THE CAT!の法則』が体現できるのですから。

  • 参考になりました。脇役の扱いと「亡霊」という考えは役に立ちそう。描きすぎないことが大事。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    過去を描くのは楽しい作業ですが、ほどほどにすべし、とどの本にも書いていました。
    作品執筆頑張ってください。

  • 毎回参考になります!

    今回一番心に響いたのが、「キャラをカット」することです。
    キャラをカットする勇気がなくて
    登場人物が増えすぎてしまう傾向にありました。

    人員整理して作品をスリム化できるように頑張ってみます。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    キャラクターを整理することは大事だと思います。
    主人公を中心に据えて、サブキャラの役割を明確にすることが大事だと本には書かれています。

    執筆が順調に進むことを祈っています。

  • 面倒なことが嫌いな人へへの応援コメント

    読ませていただいて目からウロコでした!

    どちらかというとプロットベースに執筆していますが、
    なんとなく作品が説明っぽくなってしまうのが悩みです…。
    感情的な表現ももっと学んでいきたいと思います。

  • どうしたら書くことが形になっていくかに気づけました。ありがとうございます。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     物語の終わりを決めてから始まりを考える。
     そして物語は始まりから終わりへと向かって流れていく。
     そのためにどのようなシーンを経なければならないのか。

     シド・フィールド氏はカード式を選んでいますが、一般的には「箱書き」と呼ばれる手法ですね。
     長編小説くらいなら、箱書きを書かずとも完結させられる方も実際にいます。
     ですが連載小説で「小説賞」へ挑みたい方は、必ず「カード式」「箱書き」を作るべきです。
     結末(エンディング)も定めず、成り行きで結末までたどり着けるのは天才しかいません。
     天才でも、先に結末が決まっていれば、もっと書きようがあります。
     「どこにどのような伏線を張るか」だって、結末さえ定まっていればいつでもどこにでも伏線が張れます。

     シド・フィールド氏が推奨するように、「カード式」「箱書き」を皆様も必ず書きましょう。

  • 今週も、ありがとうございます!

  • キャラクター・ウェブ(関係性)の解説はとてもためになったけど(とくに④対立)。
    やっぱり、主人公の定義というか、果たすべき役割が腑に落ちない。

  • 主人公は2人いてもいい?への応援コメント

    本当の意味での主人公が存在しない小説もおもしろそうですが、うまく書かないと歴史の教科書になってしまうか。

  • ※皮肉で書いているわけではありません。あしからず。

    何も成長しない、環境に流されるだけの人物を主人公にして、淡々と知的に読まれる小説を書きたいと思っていたので、勉強になりました。
    ここでやってはいけないとされていることをすれば良いのですから。

  •  今回も更新ありがとうございます。

     最後の「エンディング」「オープニング」「プロットポイント(1)」「プロットポイント(2)」の順で考える、はまさしくですね。

     最初に「どんな終わり方・締め方をしようか」を考えておかないと、それにふさわしい「どんな始まり方をすればよいのか」がわかりませんからね。
     そして「オープニング」から「エンディング」までの間に2つのプロットポイントを通過させる。
     付け加えるなら「ミッドポイントも通過させる」べきでしょう。
     つまり物語は
     1)「オープニング」から「プロットポイント(1)」までの出来事
     2)「プロットポイント(1)」から「ミッドポイント」までの出来事
     3)「ミッドポイント」から「プロットポイント(2)」までの出来事
     4)「プロットポイント(2)」から「エンディング」までの出来事
     の四つの出来事で構成される、とも考えられます。
     そのように分けると、四部構成「起承転結」とも相性が良くなりますね。
     まぁ「三幕構成」がハリウッドの主流なので、意地でも三幕なんでしょうけど。

     次回の掲載にも期待してお待ち致しております。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     毎回の恒例ですが、誤字訂正を

     次回は第二幕と弾三幕について解説したいと思います。
    ⇒「第三幕」ですね。


     今回は第一幕、全体の25%までの話ですね。
     12万字の長編小説で考えた場合、3万字までの出来事にあたります。
     3万字は一回の投稿を3,000字で構成したとき十話ぶんです。
     そう考えると、ちょっと長いかな、と思えますね。
     20%とすれば2万4,000字になるので八話ぶんです。これなら許容範囲内かなと。
     また八話ならさらに25%:50%:25%で分けたとき、二話:四話:二話で構成できるので、書き手は物語の構成をコントロールしやすくなります。
     開始二話に「インサイティング・インシデント」を置いて、終わり二話で「キイ・インシデント」を置くとバランスがとれそうですね。
     中間の四話はそれをつなぐ役割とする。
     『桃太郎』で、「おばあさんが皮で洗濯していると、大きなももがどんぶらこと流れてきました。」が「インサイティング・インシデント」で、「立派な若者に育ちました。」が「キイ・インシデント」にあたりそうですね。
     そして第二幕で桃太郎が「鬼退治に出発する」から「鬼ヶ島へ渡る」ところまでにします。
     するとかなりバランスよくイベントが配置できるのもシド・フィールド氏の「三幕構成」の特徴ですね。

     次回の第二幕・第三幕も心待ちにしております。


  •  毎回興味深く読ませていただいています。

     今回はシド・フィールドという大先生の『三幕構成』のうちの、第一幕の解説ということでよろしいのでしょうか。
     映画の脚本の冒頭25パーセントを締める発端部分。これが「インサイティング・インシデント」で始まり、「キイ・インシデント」で一応の決着、ただしのちに大きな物語の広がりを生むようなオチで第一幕を閉じる。そういう構成であるということでしょうか? 勘違いがあればご指摘ください。

     正直『ロード・オブ・ザ・リング』は観ておりませんし、『指輪物語』も読んだことないのでピンとこないのですが、知っている映画『七人の侍』に当てはめると、この構成はよく理解できました。

     冒頭の、野武士が「この村を襲おう」と話しているのを、村の百姓が偶然聞いてしまう。これが「インサイティング・インシデント」でしょうか。たしかにこのシーン、1分も要していないですね。極めて簡潔に状況が説明されています。

     そして、冒頭の結論として、「侍を雇って野武士を退治してもらおう」という答えを出すところが、「キイ・インシデント」となるのでしょうか? たしかにここで、物語の土台はできあがっていますね。


     例に上がっている「優れた脚本」の映画作品も確認させていただきました。観ていない物も多数あるのですが、『羊たちの沈黙』や『マディソン郡の橋』などは、原作小説がベストセラーとなったことにより映画化された物ですので、今回の脚本術の構成が、面白い小説を書くにあたって十分有効であることがうかがえます。


     また。
     映画は二時間で終わるもの。しかし小説はもっと長い場合がある。よって脚本術がそのまま小説執筆の役には立たない。
     そう考える書き手の方も多いと思うのですが、今回解説いただいた二十五ページ二十五分という計算方法なら、この第一幕はちょうどアニメの第一話としてとらえることもできますね。

     たとえば『機動戦士ガンダム』の第一話として当てはめてみると、「インサイティング・インシデント」は「ザクの襲来」であり、「キイ・インシデント」は「十五歳の少年がガンダムを操縦してザクを撃退した」という構成になります。この第一幕、あるいはアニメの第一話がしっかり出来ていれば、二時間で終わらない、もっともっと長い物語もきっちりセットアップできることが理解出来ました。
     大変勉強になりました。


     このあとの「第二幕」「第三幕」の解説の予習として、久しぶりに『羊たちの沈黙』を観てみようと思います。


     有名な脚本家の脚本術を、プロの講師の先生が解説していただいている場において、横から素人が偉そうに考えを述べる非礼をお許しください。
     と同時に他の読者の方々に不快な思いをさせたかもしれないことも、謝罪させてください。

     今回は面白い内容だったので、ついつい書き込んでしまいました。

     長文コメント失礼いたしました。

  • 僕は毎回、出だしが分かりにくいと言われるので、とても勉強になりました。

    毎週ありがとうございます。

  •  毎週、更新ありがとうございます。

     三幕構成は小説向きですからね。
     小説は書きながら分量を計算していく方法だと、盛り上がりに欠けるおそれがあります。
     盛り上がるべきポイントでないところで盛り上がり、その後だらだらと物語が続いてしまうことすらあります。
     まず自分が書きたい物語で、なにをして盛り上がらせたいのか。それを物語のどこに置くのか。それを決めてから書き出せば、より配分がよく読みごたえがある作品に仕上がるはずです。
     それが「序破急」でも「起承転結」でもよいのです。
     しかし「序破急」が能楽で、「起承転結」が漢詩で唱えたため、これをそのまま小説に当てはめるのは難しい。
     4コママンガで「起承転結」が有効なのは、物語が短いからです。漢詩もたかだか四行で書かれる文章であり、いうなれば「俳句」のようなもの。「起承転結」は芸術には向いていますが、読ませられる分量が少ないのです。
     その点「三幕構成」は演劇からスタートしているため、一時間半ほどの演劇で物語をどう展開したらよいのか。飽きさせずに結末まで連れていけるか。そこに力点が置かれています。
     小説も速ければ二時間、精読派なら五時間から十時間ほどかけて原稿用紙三百枚を読ませます。だから「三幕構成」とは相性がよい。
     しかし注意しなければならないのは、演劇やドラマや映画とは異なり、読み手の味わうスピードが人によってまちまちだ、という点です。
     二時間で読む人と十時間かけて読む人では、物語の深みや楽しみに差が生じます。
     しかし演劇もドラマも映画も。すべての観客が同じ速度で物語を味わうのです。
     ここに、小説を単に「三幕構成」で書く弱点があります。
     ですがブレイク・スナイダー氏の『SAVE THE CATの法則』でも、そのあたりは補完されていたと記憶しています。
     来週以降で小説向けの「三幕構成」が読めたら、『カクヨム』で活躍する書き手が増えるのではないか、と存じます。

     また次の水曜日を心待ちにしております。
     毎週更新、よろしくお願い致しますね。

  • いつもありがとうございます!
    僕も、初めは「型なんて……」と避けていましたが、構成を考えるときに型に落とし込んでみると、自分の書きたいものが篩にかけられて、物語の芯が見えて来るのでとても良いですよね!

    物語の巨人が居たなら、その肩に立たせてもらうという精神でやっていきます。

  • 耐えて書き続けるへの応援コメント

     更新ありがとうございます。

     まさか冒頭で表記ミスされるとは思わず。二度見三度見してしまいました。
     読んでいる皆様もどう反応してよいのか悩んだのではないでしょうか。

    「習慣篇」も今回で最後となりなります。
    ⇒「最後となります。」ですよね。

     小説を書くのは脚本ほどハードルが高くないので、ここまでの覚悟が要るかなとも思います。ですが、なにかを犠牲にしたり無理矢理にでも時間を作ったり伴侶や子どもの理解を取り付けたり。そのあたりは小説を書くときにも大事ですね。
     脚本は一本でも採用されれば、映画になりドラマになる。当然一本で数万ドルの契約になるでしょう。
     日本の小説界は残念ながら小説賞をとっても十万円だったり紙の書籍化されても印税が5%だったりと、書き手が虐げられやすい。
     脚本よりも簡単だけど、そのぶん脚本よりも稼げない。
     また仮に小説賞を獲っても連載されるとはかぎらない。たった一冊紙の書籍化されただけで文壇から去るプロのなんと多いことか。

     脚本は一本当てれば、次を見て貰う機会が何度もある。
     小説は一本当てても、必ずしも次を書かせてもらえるわけではない。

     その違いについても講義していただければと存じます。
     脚本と小説との差こそ、多くの読み手が知りたがっているはずです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

  • 耐えて書き続けるへの応援コメント

    いつもありがとうございます!
    何度も読みに来たくなる、熱い言葉が響きました。

    作者からの返信

    毎度コメントありがとうございます!
    プロといえども大きな壁にぶちあたったり否定的な言葉を投げかけられたりするというのが意外ですよね。
    引き続きよろしくお願いいたします。

  •  今回も更新ありがとうございます。

     一点だけ脱字がありました。

    ————————
    自の書くことには
    ⇒「自分の書くことには」だと思われます。
    ————————

     今回の内容をざっくりと要約するなら「好きこそものの上手なれ」。
     5つの項目は根本的に「好き」でなければやり続けられないでしょう。
     「好き」になるのもひとつの才能ですね。


  • 編集済

    いつもありがとうございます!

    確かに、書くことに集中しすぎて、本を読んでいませんでした……。

    でも、良い作品を読むと、萎縮するのではなくて、満足してしまいます。
    創作欲が満たされてしまうので。

  •  今週も更新ありがとうございます。

     毎週連載し続けるのはなかなかに難しいものですね。
     私は1,400日連続投稿を達成していますが、それまで義務感がひじょうに強かった。
     その連載ももうじき終わりますので、次の作品までに疲れを抜きたいと思います。
     長編小説を書いたあとなら、すぐに次の作品へとりかかれるのですが。

     ちなみに「煮詰まる」の意味を誤解して記述されている部分がありました。
     気になる方は気になります。まぁ原著がそうなっているのなら、引用するときに訂正もできませんが。

     本連載が何週続くか、楽しみに次回を待ちますね。

  • お疲れ様です。
    今週もありがとうございます。

  • 真剣に本を買って読もうかなと思います。

    作者からの返信

    お返事おそくなりました。
    コメントありがとうございます!
    この連載をきっかけにぜひ本のほうも読んでみてください!

  • 面倒なことが嫌いな人へへの応援コメント

     プロットを作らずに書く作家のことを“机の前に座り、頭をクリアにして、パンツの尻の部分で書く、つまり直感で書くことだと信じている作家の一派が……”というのは少し失礼な気がしました。
     
     なんとなくネット上の小説入門講座みたいなのを読むと、明言は避けつつプロッターになることを勧める風潮が強いように思えてしまいます。

  •  今回も更新ありがとうございます。

     一箇所入力ミスと思われるところがありました。

    キャラクターの一挙一頭足が、品定めの対象になる。
    ⇒「一挙手一投足」ですね。

     今回の内容は「小説賞」に応募できる長編小説に応用できるものでした。皆様も大いに参考にしていただきたいですね。

     「視点」の説明はなかなか難しいのですが、コンパクトにまとまっていました。
     これで皆様も簡単に「視点」を理解できるかもしれません。

     次回からの新たな章の内容に期待しております。

  • 今までお疲れさまでした。

    知らないことが沢山あり、途方に暮れていた所、この連載を知って、本当に助かりました。
    本来でならば商品である、御社の大切な本の内容を、未来の作家たちの為に公開した勇気と行動力は、尊敬に値します。
    このご恩は、絶対に忘れません。

    作家になって必ず返します。

    本当にありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そこまでおっしゃっていただけるとはっ!
    ひとつひとつの回がかなり長いので、はたしてこの連載を読んでくれる人は本当にいるのかな、と思ったりすることもありましたが、そのお言葉で報われました。

    ご紹介したのは弊社の本の中のほんの一部の引用ですので、もしもっと奥深くに入り込みたいという場合は、ぜひ本を読んでみてください。

    そして、連載自体はまだまだ続くので(今回で「キャラクター篇」が終わるだけで次からは「〇〇篇」と続いていきます)今後ともどうぞよろしくお願いします。

    2021年の間は連載は継続する予定です。

  • 質問リスト、とても興味深いです。
    参考にさせていただきます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    ぜひご活用ください。

  • 共感は感情移入の接着剤への応援コメント

     更新ありがとうございます。

     以下は打ち間違いなのか原文ママなのかがわからないのですが、ちょっと気になりました。

    近頃の映画での〈登場事物の掘り下げ〉なんて、たいていこの程度なのだ。
    ⇒〈登場人物の掘り下げ〉 ──かなと。

     ちょっとと待ってくれ。
    ⇒ちょっと待ってくれ。 ──かなと。

    ────────
     主人公は「どうなりたい」という欲求があれど、「そうなれないでいる」状態にある。「どうなりたい」が欲求で、「そうなれないでいる」が欠陥、というわけですね。
     確かに「そうなれないでいる」理由つまり欠陥がなければ、主人公は欲求をすぐに叶えて物語が終わってしまいますね。
     長編小説ならそれでもよいのですが、連載小説になるとすんなりと叶えられたら枚数が続きません。

     本連載はどちらかというと「連載小説向け」で、小説賞や新人賞で求められる「長編小説」にはあまり向かないかもしれませんね。まぁ連載小説を受け付けている小説賞もありますので、そちらを狙えば済む話ですが。

     来週も期待してお待ちしております。

  • 共感は感情移入の接着剤への応援コメント

    いつもありがとうございます。読むたびに、目からウロコの情報があって、とても助かっています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    いつもご覧いただいて、誠にありがとうございます。
    とても大きな励みになります。

    みなさまの創作のお役に立てるよう今後もがんばります。

  • 主人公は2人いてもいい?への応援コメント

     「複数主人公」「多主人公」という使い分けは一般的なのでしょうか。他で調べても出てこないし、「多主人公」という言い方が初耳だったので。教えてほしいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    一般的かどうか、という点についていえば、その言葉自体はいまのところ日本ではロバート・マッキーの著書『ストーリー』の中でだけ使われている可能性が高そうです。

    一般的には両者をひとくくりに「複数主人公」ということが多いのではないでしょうか。

    「複数主人公」の場合、実は「全員が同じ欲求をもつ」のか「それぞれの人物が個別の欲求をもつ」のかで、ストーリーが「単線になる」のか「マルチプロットになる」が変わってくる、つまりそもそもの設定が変わってくると分析したところに『ストーリー』という著書の価値があるのだと思います。

    言葉の字面にあまりとらわれず、複数人の主要登場人物を登場させたい場合に、ご自身がどちらのパターンで書きたいかを検討していただければと思います。

  •  フィルムアート社様、更新ありがとうございます。

     キャラクター・シートとそれに書き込む質問集は、微細なところまで決める方もいらっしゃいますよね。
     でも十万字から十二万字の長編小説で、ここまで必要だろうかと思わないでもありません。連載小説なら物語を膨らませるのに役立ちますが。
     「小説賞・新人賞」を狙う長編小説では、先に出来事を決めてそれに関係する項目を埋めていく。その項目のバックボーンも決めておくとキャラクターがブレない効果があります。
     今書こうとしている長編小説の物語で、どこまでの設定が必要なのか。考えながら今回の質問集を使いたいですね。

     次回も楽しみにしております。

  •  フィルムアート社様、更新ありがとうございます。

     人物の作り込みは、やはり主人公と、それと対比する人物くらいにとどめるべきですね。
     また作り込んでもすべてを明かさないほうがよい。もしすべてを明かしてしまうと、単なる主人公たちの設定資料集になりかねませんからね。
     ただ、これも長編小説だとひとつかふたつ明かすのがせいぜいかなと思います。

     今回の内容は、日本的とは言えませんが創作全般として役立つますね。
     次回も楽しみにしております。

  • 非常に参考になりました。
    質問なのですが、「罪深き者」を定義するときの基準は、作中の価値観と読者の価値観、どちらの方が良いですか?
    例えば、神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世を主人公とする場合、イスラム教徒と仲良くするなど中世ヨーロッパの基準では悪とされる行為が目立ちます。しかし、現代の価値観でみると「最初の近代人」と呼ばれる優秀な人物です。

    作者からの返信

    こちら、回答としては「読者にとってのアンチヒーロー」ということになるかと思います。

    引用の箇所は、読者を感情的に惹きつけるためにアーキタイプを使うという文脈で語られている部分なので、あくまで「読者とは正反対のタイプ」であることがアンチヒーローの要件になるのではないでしょうか。

    例えば「人殺しが良しとされている世界」が作品舞台だったとした場合、「作中の価値観」に対するアンチは「人殺しをしない」ということになりますが、「人殺しは悪いこと」という価値観をもっている読者にとってはそのような人物がアンチヒーローには映らないかもしれません。

    回答になっているかどうか心もとないですが…。

  • 面倒なことが嫌いな人へへの応援コメント

    参考になります。そして、励みにも。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    少しでもみなさんの何かのお役に立てればと思っておりますので、引き続きご覧くださいませ。


  • 編集済

    主人公は2人いてもいい?への応援コメント

     今、主人公が男女二人の小説を書いているのですが、とても考えさせられました。

     バディ物としては男主人公が主役で、 ラブストーリーとしては女主人公が主役という感じを意識しようと思いました。

     「主人公」という事についてですか、書いている小説のテーマでもあるので、とても深く考えさせられました。

     ありがとうございます。


  • 参考になります。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    長期連載になりますが、どうぞ今後もお付き合いください。

  • ありがとうございます!この記事のおかげで今書いている小説の道筋がハッキリしました!もともとほぼ「パンツァー」でしたが、これからは型にバンバンはめていきます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「型」を使うと、思考のフレームワークにもなると思いますので、ぜひご活用ください。

  •  フィルムアート社様、更新ありがとうございます。

     まず表記で気になる点がいくつかありました。
     基本的に一桁の数字は全角文字で書かれているようなので、統一されてはいかがでしょうか。


     平凡なストーリーやシンプルなストーリーでは、主人公はたった1人のライバルだけと対立する。
    ⇒「1」が全角文字になっていません。

    主人公の信念は、少なくとも1人の他者(できることならライバル)の信念と対立しなければならない。
    ⇒こちらも「1」が全角文字になっていません。

    この手法では、まず主人公とメインのライバルにプラスして、少なくともあと2人のライバルを創作する(そのライバルがストーリーで重要な役割を果たしてさえいれば、その数はもっと増やしてもかまわない)。
    ⇒「2」が全角文字になっていません。

    《スタンダードな2人のキャラクターの対立関係》
    ⇒「2」が全角文字になっていません。

    主人公の立場を、1人ではなく3人のライバルを相手にする立場にできるだけでなく、四隅に対立関係の図において矢印で示したように、ライバル同士を対立させることもできるのだ。
    ⇒「3」が全角文字になっていません。

    その答えがノーだったら(そのキャラクターが単にストーリーに質感や色合いをあたえるだけのものだったら)そ
     の人物をカットすることを真剣に考慮すべきだろう。
    ⇒「)そ」と「 の」で文が切れています。

    追加は何人までOK? つまり、どこまで増やせば多過ぎ?
    ⇒「? 」は全角文字のほうがよいのではないでしょうか。また「OK?」の直後の空白(スペース)が半角だと、文が切れていないように見えます。

     あと、丸数字は機種依存文字だったと記憶しています。昔はそうでした。MacBookから見て丸数字で表記されていますので、WindowsやAndroidではきちんとローマ数字などになっている可能性があります。一度ご確認いただいたほうがよろしいかもしれません。

     気になったのは以上の点です。

     ここからは内容について。
     元型については「タロット」の大アルカナを想起しますね。
     大アルカナも人の成長過程を図で示したものとされています。
     0の「愚者」から21の「世界」まで。魔術師はいますし隠者もいます。ここで抜粋された元型のほとんどは大アルカナでも表現されているのです。
     これは「タロット」の文化がある欧米だからこその発想かもしれませんね。
     アマチュアだと、キャラクターを決めるために血液型占い、星座占い、生年月日を元にした四柱推命や西洋占星術といったものを駆使する書き手もいるでしょう。
     これらはすべて元型を用いたキャラクター創りなのだと思います。
     ただし先に型をはめてしまうと、その人の個性がなくなってしまうかもしれません。元型はあくまでも参考資料であって、それに囚われすぎないバランス感覚が求められますね。

      また「四隅の対立関係」は十二万字の長編小説では表現できないほど物語が大きくなるのではないでしょうか。十二万字では主人公とライバル、あともうひとりが絡んでくる、くらいにしないとかるく十二万字を超えてしまいます。
     これも上限のない連載小説向けの考え方ですね。

     脚本術の書籍を「小説の書き方」に援用するとき、それが長編小説で実現可能なのか、連載小説を破綻なくかつ面白く書くためのものなのかは言及いただけると読み手の皆様も採用しやすいのではないでしょうか。


     長々と書いてしまいましたが、次回も楽しみにしております。

    作者からの返信

    ご感想とご指摘ありがとうございます!
    今後もよろしくお願いします。

  • フィルムアート様
    こんばんは。河原です。今回もわかりやすくご説明くださりありがとうございます。

    これまで、ついつい自分の書きたいことに偏りがちでした。自分が、自分が、と前のめりになっていたのかもしれません。

    物語の登場人物に共感出来るような、「読者を感情的に惹きつける」ポイントを押さえて、改めて執筆活動します。

    ありがとうございます。
    これからも楽しみに拝読します!

    作者からの返信

    こちらこそ、ありがとうございます。

    どの本を見ても、結局物語は登場人物(主役)が大事と書いていて、わたしも改めてキャラクター造形の重要さに気づいたところです。

    引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • 勉強になる記事をありがとうございます。
    連載ならびに御社ウェブサイトをきっかけに、カール・イグレシアス『「感情」から書く脚本術』とロバート・マッキー『ダイアローグ』を購入しました。
    連載も出版も、大変ありがとうございます。

    作者からの返信

    こちらこそ、ありがとうございます!
    本までご購入いただき、大変うれしく思います。

    今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  • 主人公は2人いてもいい?への応援コメント

    非常にわかりやすくて参考になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ぜひ参考にしてみてください。