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2021年10月7日 14:05
今週も更新ありがとうございます。 とくに主人公は「こんな性格になったのは、こんな理由があったからだ」つまりゴーストを設定するようにしたほうがよい。 ただ現在の小説では、というよりアニメ『機動戦士ガンダム』以降、戦う相手にもゴーストを与える必要が出てきました。 ただ登場して「こんな悪逆非道な、倒さねばならぬ敵」という存在が希薄になっているのです。 「悪逆非道」に走っているのはなぜか。どんな理由があったからか。 今は敵といえどもゴーストを設定するべきなんですよね。 たとえば『桃太郎』で桃太郎はなぜ鬼退治に向かうのでしょうか。ゴーストもないのに。 そして倒される鬼たちはどんな理由で暴れまわっていたのか。なぜ倒されなければならないのか。 ここが決定的に欠けていのです。 今『桃太郎』のような小説を書いて、大衆に受け入れられるのは不可能でしょう。 主人公にゴーストを設定する。それは行動の理由を提示するためです。 では敵にゴーストを設定するのは。 倒されなければならないゴーストを持っていたから、というバックボーンを形成するためです。 『STAR WARS』では主人公ルークは実の親を知らずに成長しました。それでも心優しい青年に育ちましたが、それはなぜなのか。ゴーストは必ずしも否定的なものばかりではないですよね。実の親でもないおじさんたちに感謝するため、ルークは他人に当たらず「良い子」のまま育ったのではないでしょうか。 ルークが良い子なのは、実の親を知らず、おじさんたちに育てられたから。 これは明確なゴーストではないでしょうか。 このあたりの謎は読み進めれば解決するのかな? と思わなくもないので、以後の連載にも期待しております。 たいへん忙しいでしょうけれども、次回の更新を心待ちにしております。
今週も更新ありがとうございます。
とくに主人公は「こんな性格になったのは、こんな理由があったからだ」つまりゴーストを設定するようにしたほうがよい。
ただ現在の小説では、というよりアニメ『機動戦士ガンダム』以降、戦う相手にもゴーストを与える必要が出てきました。
ただ登場して「こんな悪逆非道な、倒さねばならぬ敵」という存在が希薄になっているのです。
「悪逆非道」に走っているのはなぜか。どんな理由があったからか。
今は敵といえどもゴーストを設定するべきなんですよね。
たとえば『桃太郎』で桃太郎はなぜ鬼退治に向かうのでしょうか。ゴーストもないのに。
そして倒される鬼たちはどんな理由で暴れまわっていたのか。なぜ倒されなければならないのか。
ここが決定的に欠けていのです。
今『桃太郎』のような小説を書いて、大衆に受け入れられるのは不可能でしょう。
主人公にゴーストを設定する。それは行動の理由を提示するためです。
では敵にゴーストを設定するのは。
倒されなければならないゴーストを持っていたから、というバックボーンを形成するためです。
『STAR WARS』では主人公ルークは実の親を知らずに成長しました。それでも心優しい青年に育ちましたが、それはなぜなのか。ゴーストは必ずしも否定的なものばかりではないですよね。実の親でもないおじさんたちに感謝するため、ルークは他人に当たらず「良い子」のまま育ったのではないでしょうか。
ルークが良い子なのは、実の親を知らず、おじさんたちに育てられたから。
これは明確なゴーストではないでしょうか。
このあたりの謎は読み進めれば解決するのかな? と思わなくもないので、以後の連載にも期待しております。
たいへん忙しいでしょうけれども、次回の更新を心待ちにしております。