応援コメント

一文で説明できない物語なんて、誰も読まない?」への応援コメント

  •  毎週の更新ありがとうございます。

     一点推敲ミスと思われる箇所がありました。

    コメディーであれ、ドラマであれ、であれ、ログラインの設定は読み手の想像力をかき立てるだろうか? 
    ⇒「であれ、」がひとつ余計ですね。


     私は小説を書くときに「企画書」して「誰がなにをする話」なのかを決めるようにコラムで主張していました。
     これもひとつのプレミスかもしれませんが、あまりにも要素が少ないですね。
     究極では、ここまで縮めたほうがアイデアは広がりやすいですし、物語の基礎も明確になります。
     ひとつ進めて「あらすじ」では「どんな主人公が、どうなりたくて、なにをなして、どうなったのか」を考えていただいています。
     こちらのほうがプレミスに近いですね。
     「どうなりたい」という動機があって、「なにをなして」というひとつの目標があり、「どうなった」でどんな締めを迎えるのかがわかります。
     そして「あらすじ」は、そのまま「梗概」として使えるよう、物語でどんな出来事が起こるのか、それがどうなるのかまで書きます。
     出版社の方や小説賞の選考さんも、先に「どんな物語か」知って読み始めたほうが手間がかからないですからね。
     小説賞応募作なのに、「梗概」でネタバレを恐れる人が多いんですよね。
     『STAR WARS』は何回観たって面白いものは面白い。筋書きをすべて知っているのに、何度観ても面白いと感じる。
     名作とはそういうものではないでしょうか。
     小説賞応募作の「梗概」できちんとネタバレしていない方は、今ひとつ自分の作品が「面白い」と感じていないのかもしれませんね。
     プレミスとは、ある意味で「書き手の自信の表れ」なのではないでしょうか。