概要
これを“恋”と呼ぶには後ろめたい。
「あたしたちには賞味期限があるの」――意味深な言葉を残したまま、浅井清香は姿を消した。
消えた親友の手がかりを探る女子高生、新藤胡桃は、ストーカーに襲われかけたところを謎の青年に救われる。胡桃は成り行きで青年と同棲することになり……。消えた少女が繋ぐ、名前のつかない関係が始まる。
※『小説家になろう』にも掲載しております
消えた親友の手がかりを探る女子高生、新藤胡桃は、ストーカーに襲われかけたところを謎の青年に救われる。胡桃は成り行きで青年と同棲することになり……。消えた少女が繋ぐ、名前のつかない関係が始まる。
※『小説家になろう』にも掲載しております
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「女子高生」は消える。
主人公の胡桃は親友を捜索している女子高生。
彼女の親友、清香は突然に胡桃の前から姿を消してしまいました。
そのために胡桃は清香を追っています。
しかし胡桃はただ単純に清香を追っているわけではありません。
彼女は立ち向かわなくてはならない問題を他にも抱えています。
たとえば胡桃は卒業後の進路も決まっていません。
そんな状況の胡桃の胸中では、清香がかつて語っていた「あたしたちには賞味期限があるの」という言葉が突き刺さっています。
胡桃はその言葉の真意をはかりかねています。
しかし消えた清香は自分たちが女子高生であることに大きな価値を見出していました。
一方で胡桃の周りには様々な大人が現れま…続きを読む