アオイベロニカ -元カノ殺し-
Fa1(ふぁいち)
第0章 プロローグ
プロローグ
誰にも言えなかった。
言う必要が無かった。
誰かの助けが欲しいわけじゃない。
ただ守りたい。
約束をしていたわけじゃない。
それでも、心に誓った。
必ず、貫いてみせる。
-そして、ふとあの時の記憶が蘇る。
---------------------------------------------------------------------
『これから死ぬのかい?』
はい
『今日はやめておいたほうがいいよ。』
どうしてですか?
『秋咲きのベロニカが、来週あたりに開花しそうだからだよ。それを見てからじゃないと勿体無い。』
---------------------------------------------------------------------
アオイベロニカが、天に向かって凛と咲いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます