エピローグのその先へ

かつて一世を風靡した伝説のパーティーは解散した。誰がそう言ったのかはわからないが、皆がそう思っている。

実際のところ、伝説のパーティーと言われた彼ら6人は、宣言こそしていないものの、今は集団として活動はしていない。そこに何があったのかは当事者以外知らない。

そして、現在、誰が何をしているかを、互いに把握している者はごく少数となっていた。このまま二度と会わないのではないか、と思う者もいたし、そのほうが良いのではないかと考える者もいた。

しかし、物語は動き出す。

それは、山奥で暮らす二人の元に、ある女性が無理難題を持ち込んだ、というところから。

彼ら彼女らの新たな物語は、どのように動き、どのような終わりを迎えるのだろうか。

誰もが、続きを待ちわびている。






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