概要
貴方は射止めようとする人の唾(かたず)を飲めるか?
「男色大鑑」巻二の三番目の話「夢路の月代」(ゆめじのさかやき)の冒頭部分の論考と小説化です。授業で学生間、若衆文化研究会(ワカシュケン)の間でも議論の的となった剣客・丸尾勘右衛門の不可解な行為。まだ知り合いもしない若衆の唾を掬い飲むという行為に賛否(というか気持ちは分かるがイヤ!)が湧きました。ここに物書きとしてその状況解説に挑みます。
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