後記

 本文で、三之丞が「小用をたそうと」と書いたのを見て、自分が無意識に書いたものながら、吹き出してしまった。若衆が薪能を見に行って、きらびやかな振り袖と袴で衆人が使う厠に行くだろうか。良家の息子ならば下男が付いているのはこの物語集を読む上で常識である。私は下男も遠ざけたとした。能は長丁場である。本当に小用を足していたならこの物語は無かったのだろうか?いやいや、西鶴先生、本当はそうやったんやが、やはりやりすぎはいかんと思うてな!第一、薄まってしまうやろが!がはは!と仰るだろうか?LOL

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