日常のなかで起こるハラハラドキドキを切りとったような、読後がレモンサイダーのように爽やかな話でした。でも主人公にとっては爽やかどころではなく、きっと心臓バクバクな日々だったでしょうね。サイダーの泡のように落ち着かなく、レモンの苦味と甘酸っぱさが同居する彼の日々、もう少し覗いてみたいです。
青春を駆け抜ける主人公に羨ましさを禁じ得ない!そう思いました♪
瀬戸和也は家庭環境に悩みを持っていた。プライドの高い父親、家を出ていってしまった母親、離れて暮らす妹達。閉塞感を抱えながらも、バイトをしながら学校へ通う。ある時、朝食を外で食べていると隣に座る女性に話しかけられて…!?
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