グランデ・アモーレ

この作品は、ミヒャエル・クンツェ氏作、小池修一郎氏潤色・演出の2018年宝塚歌劇団月組公演の「エリザベート～愛と死の輪舞～」に触発され創作した物語です。


この作品に出てくるルイジ・ルキーニというキャラクターと、彼の発する「グランデ・アモーレ」__｢偉大なる愛｣がどうしても忘れられず、彼が本当にしたかったことはなんなのか、そして彼はなぜこんなにも魅力的なのか惹き付けられるのかを考えた結果、こんな結末があってほしいという想いで夢中で執筆しました。

元々｢エリザベート｣は観た方により解釈が無限に生まれる作品ですので、この作品に関してはあくまで私が観て考えて解釈した考察が基になっていますので、そのあたりご了承くださいませ。