概要

いつの時代にも、触れたことが誇りになる物語が要る
 その日、世界は終わった。

 2007年、現代。
 次に訪れる時代のビジョンが見えない街で、少年矢頭弾は生きていた。
 人間一人では立ち向かえないような複雑な世界。縮こまり寄り掛かり合って生きる人々。弾がいずれ来ると信じていた時代は、彼が持つ携帯ゲーム機の中に閉じ込められたままであった。彼の周囲の、尊敬に値する人々も、皆疲れ切っていた――。

 しかしある昼下がりから、世界は本当の姿を現して動き始める。
 叩き潰される街並み。降り注ぐ異形。飛び交う破壊力。明かされる真実と残酷な運命。
 弾は残された時間で、自分自身を為し遂げるための戦いに挑む。

 植民惑星エデンⅣ。奪還猶予二五六時間。
 人類自らが生んだ滅びと、人類に反する力とが荒れ狂う中に、生存の意志は躍り込んでいく。

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  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
  • 性描写有り
  • 完結済14
  • 198,744文字
  • 更新
  • @Takasugi-Syouichi

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