ジャンヌ洋子 　　

平成２９年の夏、東京から埼玉県にかけて、若い女性が乱暴され絞殺される連続殺人事件が発生した。
警視庁捜査一課殺人事件担当の鬼山警部は、事件捜査に着手した。一方、ジャンヌ洋子（２０歳）のスマホに、帰宅途中の電車内にいる千葉県内居住の女性（２２歳）から、電車内で不気味な視線を感じているとのメールが入った。超能力のあるジャンヌは、そのメールから、女性が、連続殺人事件の犯人に狙われていることを直感した。普段は、コロッケ屋でコロッケを揚げている千夏は、急ぎJのマークの入った革の繋ぎを着てジャンヌに変身し、１０００ｃｃのバイクに乗り、千葉県香取市に向かうのであった。