独断と偏見による日本の剣術史

@kyknnm

第1話 この連載について

 これはいったい何の記事なのか?というと、日本の剣術・剣道の歴史について、手軽に手に入る書籍が無いので、独断と偏見で簡単に説明しようというものです。


 日本の剣豪・剣術は時代小説に限らず、ラノベや漫画の世界でも登場しますが、実際の歴史は案外知られていません。剣術についての新書などもいくらかありますが、正直なところ剣豪小説、講談の内容とそんなに変わらないものも多く、実際の歴史や内容を知るための参考にならないものが多いと思います。かといって専門書は、価格が高い・古書店でしか手に入らない・昭和以前の古い書籍が多い(近年の研究が反映されていない)・県立図書館クラスにしかない、という状況です。(まあ、マイナーな分野ですから当然ですけども)


 そこで、独断と偏見で日本の剣術・剣道の歴史をざっくり書いてみよう、と思い立って書いたものです。各時代ごとにどのような剣術が行われていたのか、有名な剣豪とその逸話や歴史的事実、剣術の社会的立場などについて書いていこうと思います。また、捕手小具足とりてこぐそくや居合といった、剣術に直接関係してくる武芸や、槍・薙刀などに関する歴史にも言及しています。


 連載の最後に参考となる書籍のリストもあげる予定ですので、興味を持った方はご自身で調べてみてください。

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