概要
解決したんだ。誰にも見せない涙の悩みは
高校2年生の神崎渚子は、かつて非常に泣き虫だった。何かと感情が高ぶった拍子にすぐ泣いてしまうほどの泣き虫だった。それを恥じていた渚子は、せめて場所を選んで泣ければと考え、行動を起こした。そして、もとより努力家であった渚子の特訓は身を結ぶ。
しかしその先に待っていたのは、「ひとりきりになるといつでも泣いてしまう」不穏な体質の獲得であった。
――ある日の帰り道、渚子は、例により、涙ながらに人気(ひとけ)のない道を歩いていた。
泣くところを見られるのを極度に嫌っていた渚子だが、その最中、正面から歩いて来たクラスメイト・田中良久に泣き顔を見られてしまい……。
※この作品は、小説家になろう でも掲載しております。
しかしその先に待っていたのは、「ひとりきりになるといつでも泣いてしまう」不穏な体質の獲得であった。
――ある日の帰り道、渚子は、例により、涙ながらに人気(ひとけ)のない道を歩いていた。
泣くところを見られるのを極度に嫌っていた渚子だが、その最中、正面から歩いて来たクラスメイト・田中良久に泣き顔を見られてしまい……。
※この作品は、小説家になろう でも掲載しております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!泣いた女子と見た男子、ふたりが織り成すラブストーリー
いつでもどこでも、感情が大きく揺れると泣いてしまう女子だった神崎渚子。
彼女は一念発起、場所を選んで泣けるようになろうとがんばった。結果、彼女はひとりになると泣いてしまう不穏な女子高生となってしまい、さらにはある日、その様をクラスメイトの男子、田中に見られてしまった!
という感じで始まるこの作品、ひと言で表わすなら「くぅー」です。
泣いた渚子さんと目撃者の田中くん、お互いクラスがいっしょなだけの関係だったのが、心はあたふた、状況はわーわー、いつの間にか距離を詰めていきます。
運命の出逢いってほど重くないのに俯瞰して見るとなんかこれ運命じゃね? っていうこの構成、実に「くぅー」なんです!
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