10.

「ラーク。今日はあなたにお願いがあって来たの。イアンさんと付き合うのは今すぐやめて。他の誰でもない、あなた自身のために」

 マリアが深刻な表情で現れて、前置きもなくそんなことを言い出したのは八月の終わりのことだった。

 シカゴの街角、うらぶれた路地の入り口に座り込み、引き揚げの準備をしていたラークは怪訝な顔で視線を上げる。マリアが黒い傘を差しかけてくれたおかげで、雨水が目に入るのは避けられた。

 あたりは滝のような豪雨だ。ついさっきまで晴れていたと思ったら、雷鳴と共に突然雨が降り出した。おかげで今日は店じまい。こんな雨ではいくら丁寧に靴を磨いたって、第七のラッパが鳴った日に道端で小銭を探すくらい無意味な結果に終わるだろうから。

「……急な雨なのにちょうど傘を持ってるなんて、ずいぶん準備がいいんだな」

「天気予報士が今日はにわか雨に注意って言ってたから」

「天気予報士?」

「ラジオの話よ」

「へえ、そりゃすごい。見事大当たりじゃないか。てっきりラジオってお笑いとか朗読とかお悩み相談とか、そんなのばっかりだと思ってたが違うんだな」

「ラーク。話を逸らさないで」

 怖いくらい真剣な目つきで、マリアが上から覗き込んできた。けれどラークはそれに応えず、手元の仕事道具へ視線を戻す。

 道行く人々は路地のちょっと奥まったところにいる二人になど目もくれず、慌てて通り過ぎていった。激しい雨音で会話なんか聞こえているわけがないのだけれど、そんな彼らの当たり前の無関心が、ラークには少しこたえる。

「私の話、聞こえてなかったわけじゃないでしょう? とにかくイアンさんは危険なのよ。あのクロウって人が言ってたことは本当だったの。だから彼とは距離を置いてもらいたくて――」

「話が見えないな。どうしてイアンと直接会ったこともない君が突然そんなことを言い出すんだ? まさかクロウさんに脅されてるとか?」

「違うわ、私は……!」

「クロウさんはイアンのことを悪く言うけど、あの人の話には何の確証もない。悪いがそういう話に振り回されるのはもううんざりなんだ。目の前で恩人の悪口を言われたら、誰だっていい気はしないだろ」

 軒下に広げていた仕事道具を、手早く箱に収めながらラークは言った。その際無駄にガチャガチャと音を立てたのは、掻き消してしまいたかったからだ。自分の心の片隅から聞こえる、イアンの過去を疑う声を。

 それが聞こえるようになったのはイアンと二人、ローレンス・ハーバーのビーチを離れてからのことだ。イアンが実はイタリア人だったという事実は、想像以上の破壊力でもってラークの純情を打ち砕いた。

 正体を知るまでは手放しで彼を信じていたのに、今や会う度に疑念が募る。イアンは自分に嘘をついているのではないか。他にも隠していることがあるのではないか。本当は彼も自分のよく知るイタリア人と同じなのではないか――?

 だけどもしそうだとしても知りたくない。知れば傷つくことが目に見えているからだ。他の誰でもない、自分が。

 仮にイアンがアル・カポネの同類なかまだったとして、そんな相手から金を借りていることが知れたら自分の未来は閉ざされる。いや、そもそもクロウの話が本当に真実で、なおかつそれが明るみに出たら、ラークは学校に通い続けることすら不可能になるだろう。

 しかし何も知らずにいればこの平穏は守られる。余計な詮索というやつは、ようやく手にした日常を粉々にする爆弾だ。

 何よりもう戻りたくない。あの孤独で空っぽな日々には。だから――

「――確証ならあるわ」

「……は?」

「言っても信じないかもしれないけど、うちのお父さんはBOIの高官に顔がきくの。何せ仕事が検察官だからね。そこで聞いた話によれば、あのクロウって人もBOIの捜査官らしいじゃない。確かにあの人は変人で、局内でも鼻つまみ者だって言われてたけど、主張は間違ってないらしいわよ。イアン・マデリンは確かに殺人犯で、十年間刑務所に服役していた過去がある」

 雷鳴が轟いた。雨脚が一層激しくなる。遠くで誰かの悲鳴が聞こえた。車までもが盛大な水飛沫を上げて、大急ぎで逃げ去っていく。

「……冗談にしては笑えないな、マリア。そんな作り話、俺が本当に信じるとでも――」

「イアンが殺した人の数は、正確には分かっていないらしいけど少なく見ても数十人。彼はニューヨークにいるマフィアの一員だったの。そして彼に殺された被害者のリストには、クロウさんのご両親の名前が」

「そんな話、BOIの高官がペラペラと話すわけがない。適当なことを言うのもいい加減に……!」

「イアンが今も財産を持ってることや、たった十年で刑務所を出てきたことを言ってるならそれは組織を裏切ったからよ。彼はファミリーの秘密をすべて暴露する代わりに減刑された。その後BOIに守られて名前を変え、身分を偽り、他人のふりをして今日まで過ごしてきたの。彼の本当の名前は――ジョバンニ。ジョバンニ・ヴォルジアン」

 世界が割れるような雷鳴おとがした。

 それはラークの心を引き裂き、容赦なく地に叩きつける。

 ジョバンニ。

 ジョバンニ・ヴォルジアン……。

 間違いない。あの日イアンが名乗った名前だ。

 どうしてその名をマリアが知っている? 少なくともラークは教えていない。

 ということはたった今、彼女が打ち明けてみせた話は――

 ラークは空っぽの木箱の上に座り込んで、立ち上がることもできなかった。激しい雨が、魂を酸のように溶かして無にしてしまう。

「……マフィアの検挙に協力したジョバンニのその後の行方は、BOIの一部の捜査官しか知らないそうよ。だからクロウさんは自力で彼のもとに辿り着き、確証を得るために張り込みを続けているの。イアン・マデリンこそが自分の両親を殺したジョバンニ・ヴォルジアンだという証拠を掴んで……それからどうしたいのかは知らないわ。私には関係のないことだしね」

「……」

「だけどあなたのことは心配だからもう一度だけ言うわ。ラーク、イアン・マデリンと付き合うのはもうやめて。お金のことなら、相談に乗ってくれる人を一緒に探すわ。私のお父さんは本当に顔が広いから――」

 そこから先のマリアの話は、あまりよく覚えていない。どこでどうやって彼女と別れたのかも、いつの間にアパートへ帰ってきたのかも。

 ベッドを覆う粗末なシーツの上に座り込み、微かな水音を聞く。髪から滴る雨水が板張りの床に水溜まりを作りつつあるが、それすら今はラークの瞳に映らない。

 その日を境に、ラークはイアンの家を訪ねることをやめた。

 彼は半年ほど前自宅に電話線を引き、ラークも近所のダイナーから度々電話をかけていたが、それもぱったりやめにする。

 イアンがそのことをどう思ったかは知らない。だが九月に入ればすぐ新学期だ。再び学校が始まり、ラークが忙しくなったとでも思っただろうか。

 彼がアパートを訪ねてきたらどうしようという不安はあったが、九月の半ばになってもそうした事態は起こらなかった。ラークが手に入れた日常は相変わらずそこにある。何の変哲もなく、ただイアンという存在が欠けただけで。

 とは言えこのままずっと彼に会わないわけにもいかない。何しろラークには学費の問題がある。

 今後も日常を維持し、学校に通い続けようと思ったら金が要るのだ。その金をどう工面するか。自分の稼ぎはほんの一瞬で家賃と生活費に消えてしまうし、貯金なんてほとんどない。

 マリアの言葉に甘えて新しいパトロンを探してもいいが、家柄も将来の保証もない学生を支援してくれる人間なんてそうそういるとは思えなかった。仮に巡り会えたとしても、イアンにどう伝えるか――

「――よう、ラーク」

 学校からの帰り道。ジャケットのポケットに手を突っ込み、足早に街を歩いていたラークは後ろから呼び止められた。

 聞き覚えのある声だ。しかし同時に懐かしくもある。ラークはキャスケット帽の庇をわずか上げながら振り向いた。

 そこには高そうなコートを羽織り、カーキ色の中折れ帽を被った男がいる。が、帽子が邪魔で顔がよく見えず、誰だかはっきりと分からない。

「……誰だ?」

「おいおい、誰だとは冷たいじゃねえか。俺だよ、俺。まさか覚えてないなんて言わないだろうな?」

 男がそう言って帽子を軽く持ち上げたところで、ラークは目を見開いた。一緒に頓狂な声まで上げてしまう。

 やたらと濃い黒眉に、乾いていて薄い唇。彼の名はトーマス、ラークがつい一年前までつるんでいた旧友だ。

「トム! トムじゃないか! お前、何だよその格好? おかげで誰だか分からなかったぞ!」

「はは、悪い。そう言うお前はあんまり変わらないな。まあ、顔つきはちょっと変わったか」

「顔つき?」

「ああ。何と言うか、突っ張ってた頃より雰囲気が少し丸くなった。学校とやらは楽しんでるのか?」

「まあ、それなりにな。……あのときは悪かったよ、急にチームを抜けるなんて言って」

「いや。あれはジョーが死んだ直後だったしな。ビビッてチームを抜けたいって言い出したのはお前だけじゃないし、気にしてねえよ」

「そう言ってもらえると気が楽だよ。あれからどうしてた?」

 懐かしい友との再会は、ラークに久しぶりの昂揚感を与えてくれた。少し前まで共に悪さばかりしていた身だが、マフィアのそれに比べれば可愛いものだ。

 二人は近況を話し合いながら、街路樹が並ぶノース・クラーク・ストリートを歩き始めた。そうしていると少し昔に戻ったみたいで、このところずっとラークを悩ませていたイアンへの恐れや失望も薄れていく。

「……そうか。あのあとチームは解散したのか」

「ああ。この街もすっかり変わっちまって、俺たちみたいなガキが粋がれる場所じゃなくなったからな。ちょっと騒ぐとすぐマフィアが飛んでくるような状態じゃ、みんな離れてくのもしょうがないさ」

「じゃあ、お前は今何やってるんだ?」

 七、八人の悪タレが集まっていたあのグループには、明確にリーダーと呼べるような者はいなかった。しかしそんな中でもトーマスは中心的な存在で、何かあると皆彼を頼っていたように思う。

 何せトーマスは頭がキレるし、腕も立つ。決してゴツくはないのに度胸もあって、常に冷静沈着なイメージがあった。

 自分の感情や欲望に忠実だったジョーとは対称的な存在だったのだ。その分ジョーには愛嬌があって親しみやすく、反対にトーマスは何を考えているのか分からないという評もあったけれど。

「吸うか?」

 と、不意にトーマスが煙草を取り出して尋ねてくる。復学するまでラークは喫煙家だったから、今もそうだと思ったのだろう。

 しかし煙草なんか吸っているところを見つかったら、学校で何を言われるか分からない。だから「いいよ」と断ると、トーマスはちょっと意外そうに「そうか」と言って、煙草は自分の口に咥えた。

 彼がその先端に火をつける頃、二人の足はノース・クラーク・ストリートを東へ折れてリンカーン・パークに入っている。あと一月もすれば一面枯れ葉色になるであろう、ミシガン湖沿いの公園だ。

 ラークは何となくトーマスにつられてやってきたが、このあたりをぶらつくのはイアンと湖を見に来て以来だった。それを思い出した刹那、彼がいるのではないかと心臓が縮んでとっさに視線を走らせる。

 しかし幸いというべきか、そこには広々とした芝生が広がるばかりで人影はまったくなかった。まあ今日は平日の昼間だし、レイバー・デーも終わってしばらくはイベントらしいイベントの予定もないから当然だろう――なんて思いを巡らせていたら、不意にトーマスが足を止める。

「さっきの質問だけどな。俺は今、コロシモファミリーの下にいる」

「……え?」

 一瞬彼の言葉の意味が分からず、ラークも自然と足を止めた。

 するとトーマスは白い煙を吐きながら、意味深に笑ってみせる。

「コロシモファミリーだよ。お前もよく知ってるだろ?」

「い……いや、知ってるってお前……何の冗談だ? あのファミリーの下にいるって? やつらはジョーを殺した連中だろ……!?」

 思わず叫んでしまってから、ラークはここが公共の場であることを思い出した。しかし混乱は収まらず、どうして、という意味を込めて、揺れる瞳でトーマスを見やる。

「まあ、そうだな。だがジョーの死はヤツの自業自得だ。いくら馬鹿なアイツでもマフィアの酒に手を出せばどうなるか、それくらい分かってただろう。つまり本人も殺される覚悟でやったってことだ」

「お……お前、何言って……」

「ラーク、お前さ。そもそもあのとんまのジョーが、一体どうやって組織プロの酒をちょろまかしたと思う? ウスノロだったアイツにそんな芸当ができると思うか? 悪いが俺はそうは思わない。だから手引きしてやった。あの豚野郎でも簡単にファミリーの酒をくすねられるようにな」

「は……?」

「俺の目的は最初からコロシモファミリーに入ることだったってことだよ。そのためにジョーを利用した。アイツが組織の酒を盗んだことを密告して、ファミリーに恩を売ったってワケだ。ジョーとお前には感謝してるんだぜ? おかげで今はそこそこの地位に収まってるしな」

 足元がぐらぐら揺れている気がした。

 視界は歪み、ねじけて、ゆっくり渦を巻いている。

 ――一年前のあの事件は、すべてトーマスに仕組まれたものだった……?

 たった今聞いたばかりの話を、咀嚼するように反芻してみる。ところがまったく奇妙なことに、現実としての手触りを感じない。

 だってそんな馬鹿な話があるだろうか?

 ラークはジョーと一番親しかったが、同時にトーマスを一番尊敬してもいた。ただ腕っぷしが強いだけでなく、理性的でいつも中立を守っていた彼が、とてもストイックな男に見えていたからだ――なのに。

「だがどうも最近雲行きが怪しくてな。このところカポネ派は勢いを増すばかりで、非カポネ派のコロシモファミリーは劣勢だ。もう少し骨のある組織かと思ってたんだが、期待を裏切られた。というわけで俺はドン・コロシモの情報を手土産に、カポネ派へ寝返ろうと思う」

「トム、お前――」

「とは言えそのためにはまず根回しが必要だ。明け透けな言い方をすれば金が要る。上の人間に取り次いでもらうためには、カポネ派の下っ端を手懐ける必要があるってワケだ。だがそれには俺の手持ちじゃ足りそうにない。そこで目をつけたのがラーク――お前だ」

 いくらか短くなった煙草を、トーマスは用済みだとでも言うように無造作に手放した。コートと同じく高そうな黒革の紳士靴が、容赦なく吸い殻を踏みにじる。

 そうしながらトーマスは笑っていた。一年前と変わらず楽しそうに、それでいて本性は隠したまま。

「お前が通ってるあの学校、私立だろ? あんないいトコに通えてるってことは、今はそこそこの金が懐にあるってワケだ。そんな大金どうやって手に入れたのかは知らないが、昔の誼で俺に貸してくれないか? この計画が上手くいったら、お前にも甘い蜜を吸わせてやるからよ」

「……冗談じゃない。なんで俺がジョーを殺したやつに協力しなきゃならないんだ? お前はとんだクソ野郎だよ、トーマス! 俺はお前のこと、ずっと信じてたのに……!」

「ああ、そうかい。そいつは信頼を裏切って悪かったな。だが俺は信じてくれなんて一言も頼んでないし、お前が勝手に信じて勝手に裏切られた気になってるだけだ。俺の知ったことじゃない」

「だったらお前の事情だって俺の知ったことかよ! 金が必要ならファミリーの酒でも盗んで稼ぐんだな! 分かったらもう二度と俺の前に現れるな! お前に払う金なんか一セントもねーよ!」

 ラークは怒りに任せて怒鳴り散らすと、間を置かずトーマスに背を向けた。このまま同じ空気を吸っていたら、たぶん自分は彼を殺してしまう。そんな気がして遠ざかろうとする――けれど。

「じゃあ秘密を知ったお前には死んでもらうことになるが、いいんだな?」

 ジャリ、と不快に砂が鳴った。いや、あるいはそれはトーマスが銃を抜いた音だったのかもしれない。

 現に足を止めて振り向けば、数分前まで友人だと思っていた男は拳銃を構えていた。こんな見晴らしのいい場所で堂々と銃を抜くとはさすがの胆力だ。人が来れば間違いなく騒ぎになる。

 だがトーマスは恐らく確信しているのだろう。今、公園に現れてラークを救う人間などいるわけがないということを。

 彼は初めからそのつもりでラークをリンカーン・パークへ誘った。ここなら目撃者を最小限に押さえられると分かっていたからだ。

 そしてわざわざ知られてはまずい事情を暴露したのは、ラークを脅す口実が必要だったから……。

 そこまで理解したところで、額から冷たい汗が流れた。トーマスがああいう退屈そうな目をするときは、決まって本気のときだということをラークはよく知っている。

「ラーク。俺はあのチームの中じゃ、お前を一番買ってたんだぜ。お前はジョーと違って馬鹿じゃねえし、頭も回る。だから学校にもすんなり戻れたんだろうが――そのお前なら、分かるよな?」

「……」

「ファミリーに知らせようとしても無駄だ。この一週間、俺は遠くからお前のことを観察してた。おかげで今のお前の交友関係がよく見えたよ。あの背が高い金髪のコ、べっぴんだな?」

「……!」

「名前は確か……そう、マリアだったか。彼女の家の場所はあとを尾行けて把握した。お前は義理堅い男だからな、ラーク。自分の過ちのせいでガールフレンドとその家族が血の雨を見るなんて耐えられないだろ?」

「トーマス……!!」

「幸いなことにこの街の警察は役に立たない。それどころかカポネの息がかかった警官も多いからな。お前が今の話を警察に知らせれば、かえって俺の有利に働くだろう。カポネはドン・コロシモの急所を知りたがってるからな」

 地面はまだぐらぐらと揺れていた。おまけにラークの周りの空気だけが急激に冷え込んで、指先から凍ってしまいそうだ。

 青い顔で震えているラークを見ると、トーマスは満足そうに銃を下ろした。アイルランド系であることを示すダークグリーンのを細めながら、まるで客引きする娼婦みたいに微笑んでくる。

「次の火曜まで待ってやる。十六日の零時までに五〇〇ドル用意しておけ。――俺はずっとお前を見てるからな、ラーク」

 次に気がついたときには、トーマスはもうどこにもいなかった。

 彼に蹂躙された吸い殻だけが、砂利の上に無惨な姿で転がっている。

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