概要
どこまでも行こうよ、二人で。私たちをシカトする世界なんて放っておいて。
だいぶ頭がゆるふわ、広丘(ひろおか)さんと、黙っていればとても美人、明科(あかしな)さん(女子高生)が、よく知っている知らない世界を無目的に旅します。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※作中に登場する地名や国道等の番号は、実在するそれらと関係するものではありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※作中に登場する地名や国道等の番号は、実在するそれらと関係するものではありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!女子高生二人いれば世界はこんなにもあざやかでいとおしい
「えっめっちゃスクロールバーのつまみちっちゃいじゃん!」――と思ったそこの君。ブラウザバックするのは待ちたまえ。
確かにこの作品の一話は、一般的に供給される Web 小説の一話よりも長い。およそ二~三倍ある。けれども待ってほしい。
この話は、広丘さん(かわいい)と明科さん(かわいい)、二人の女子高生が、とりとめのないことを話しながら、彼女たち以外の誰ともかかわることのなくなった世界を旅する話――タイトルと紹介文から察せられるとおりの内容だ。ここでよさを感じられたなら、一話が一万字前後あろうが、一瞬で読める人だ。安心して読んでほしい。
まだ不安?
何をおいても、広丘さん(かわいい)と明科さ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ガールミーツガールの放つ痛くなるほど繊細で暖かい光
「流行に流されてヘラヘラ笑ってるパリピの事が大嫌い。だからと言って、アニメ漫画でブヒブヒ言ってるオタク達の輪に混ざるのも何だか……」
「自分は他人とは違う。自分はお前らみたいな下らない人間じゃない」
「誰も自分の事を分かってくれない。けれども、この世のどこかには真に自分を分かってくれる人がいるはず……」
思春期特有の苛立ちやこじれた自意識、それら青春の痛々しい傷口を否定せず、そっと慈しむような手つきでガールミーツガールに昇華させた期待の新作。
身もふたもない言い方をすれば、「誰も居なくなった世界で女子高生ふたりが手と手を繋いで生きていく」話だお前ら好きだろ百合だぞ俺は好きだ最高だろ。
ちょ…続きを読む