概要
嘘ばかりの君を、ボクは守ると決めたんだ。
世界最大の港町カテワルトの路地裏には、彼女たちと彼らが居る。
その名は”ミーティアキトノ”
彼女たちが「にゃあ」と鳴けば、
また大騒ぎが始まったと街は活気づく。
彼らが「ごろごろ」と喉を鳴らせば、
次に何が起こるのかと心が騒ぐ。
その中の一人”アビス”は、ある日一人の少女と出会う。
憂いの晴れることのない瞳を持つ彼女のために、少年は無力を恥じて思い悩む。
小さな出会いから始まった、ある日あるところの物語。
少年が大人へと足を踏み出す、絵のない絵巻物。
地図画像はこちらです:
https://twitter.com/yukiha_novelist/status/1021223375123898368?s=19
その名は”ミーティアキトノ”
彼女たちが「にゃあ」と鳴けば、
また大騒ぎが始まったと街は活気づく。
彼らが「ごろごろ」と喉を鳴らせば、
次に何が起こるのかと心が騒ぐ。
その中の一人”アビス”は、ある日一人の少女と出会う。
憂いの晴れることのない瞳を持つ彼女のために、少年は無力を恥じて思い悩む。
小さな出会いから始まった、ある日あるところの物語。
少年が大人へと足を踏み出す、絵のない絵巻物。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!日常の手触りを感じるほど描き込まれた世界の中で、魅力的なキャラが活躍
体の半分は人間、半分はキトン(猫)――つまり猫の半獣の一味が構成するミーティアキトノという一団が活躍する物語です。
彼らの一員である少年アビスは、男爵夫人であるという少女を救ったことから、他の団員たちと共に何やら陰謀に巻き込まれていきます。
細部まで世界設定が作り込まれ、それを無理なく物語の展開とともに披露していく手際が、たいへんお上手です。
特筆すべきは、単なる舞台説明だけでなく、キャラクターが送る日常の細かな点までしっかりと描かれていることです。
ミーティアキトノや貴族、軍人やその家族など、様々な人々の生活というものが手触りを持って伝わって来て、作品世界を豊かにしています。
それ…続きを読む