概要
運命を知らぬ姫君が一羽の烏を「友」としたとき、そこに神話が生まれる。
ある辺境国にて、王の三女である恵玲公主(けいれいこうしゅ)は、実は両親の悩みの種。出生時に占い師から「その運命を読むことができない」と宣告されたばかりか、幼い頃から不可思議な能力を現し、誰に対しても敬語を使わない。稀にみる美貌を持ちながら、無表情で口数も少ない。彼女が微笑みかける相手といえば、人外の「知音(ちいん)」すなわち一羽の大烏のみ。そんな彼女も嫁ぐ年頃になって――。
中華風ファンタジーの読み切り短編です。世界観は『翠浪の白馬、蒼穹の真珠』と同じですが、それぞれ独立して読むことができます。
〔注記〕「小説家になろう」との重複掲載です。
中華風ファンタジーの読み切り短編です。世界観は『翠浪の白馬、蒼穹の真珠』と同じですが、それぞれ独立して読むことができます。
〔注記〕「小説家になろう」との重複掲載です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!絵のように美しい物語です
作者による新作の連載が始まったので、わくわくしながら夕方を待っているのですが、いかんせん、1話が短い。。。そして一日1話しか更新されない。。。
なので既発表作品の中でもお気に入りの作品を読み返させていただきました。
本作は長編の外伝的位置付けだと思うのですが、作品としては本作だけでも完結しているので本編より先に読んでも大丈夫です。
丁寧に選ばれた言葉で物語が語られていきますが、難解な用語が多くても自然にストーリーが身体に入ってくる感じです。
そして情景描写の美しさ!
登場人物の容貌、衣装、情景などがまざまざと目に浮かんでくるのは、作者が絵も描く人だからでしょうか。
初めて読んでも幸せ、何度読…続きを読む