女性主人公にしてヒロインの颱国の元皇太女・皓月(こうげつ)と、
彼女が嫁いだ浩国の皇太子・水適(すい・せき)の恋愛ストーリーを主軸に、
謎解きや歴史を踏まえて、壮大な物語が展開します。
前作『昊国秘史〈巻一〉~元皇太女、敵国皇太子に嫁入りす~』のラストにて、
皓月は皇太子とようやく、妻と夫としてのスタートラインに立ったと言えますが(ネタバレしたくないので、詳しくは作品をお読みください!)、
巻二ではいよいよ信頼関係と愛を深めていきます。
浩国の宮廷で起きた奇怪な事件、同時に颱国での皇帝(=皓月の母君)失踪の報。
まるで関係ないと思えた二つの事件が、二本の糸がより合わさるように関わり合っていきます。
さらに、颱国と浩国の成り立ちにも関わる重要な秘密も明らかになり――
長寿の力を持つ滅びゆく一族に、毒気を吐く山、うごめく妖の存在・・・などなど心躍る要素が満載です!
まるで陳舜臣氏の作品を読んでいるかのような古代中国の文化の香りを感じつつ、
謎解きや歴史の流れに惹きこまれていきます。
そして、その間には様々な人々の感情が波打ち、絡まって、さらなる事件へとつながっていく――
ぜひじっくりと腰を据えて読み込んでいただきたい作品です!
浩の“引きこもり”皇太子・水適に嫁いだ、颱国の元皇太女・皓月。その身を隠して生きる皇太子との対面は果たしたものの、宮中を騒がせる連続殺人事件の真相究明のため、超多忙の皇太子と顔を合わせることもない日々が続いていた。
そんな中、外交の為に祖国から訪れた使臣団に紛れていた悪友・皞容から、母帝が失踪したことを知らされる。母帝に確かめたいことがあった皓月は東宮からの脱出を試みる。が、あっさり皇太子に見つかってしまう····。
“魄”一族終焉の地・玄冥山を巡り、颱と浩、廬梟、それぞれの思惑が錯綜する第二部。昊国秘史〈巻二〉は、第一部よりもさらにこの地の核心に迫る物語となっており、四神や過去の出来事、新たな敵との邂逅、そして皓月と水適の関係性にも大きな変化が。
過去にこの地で起こった大事件の裏に、現在が繋がっているという伏線も素晴らしいラストも含め、前回の巻一をこえる大作となっております。
巻一を読んだことがない方はまずはそちらから。
すでに読了済みの方は絶対にオススメの巻二。
本格中華ファンタジーが好きな方には、この作品が刺さらないはずありませんよね?
オススメの作品です✨
巻一もあり、そちらもおすすめの壮大な中華ファンタジー作品です。連作作品ですが、それぞれ独立しており、巻二からお読みくださって大丈夫な作品ではあります。って、なんか威張っておりますが。
威張ってご紹介したい作品なんです。
世界観がまず練り込まれ、文章も美しく、読みごたえ抜群です。
物語は、浩の“引きこもり”皇太子・水適に嫁いだ、颱国の元皇太女・皓月を中心にすすみます。
この主人公、皓月が嫁いだ皇太子がとても魅力的なんです。銀の髪、銀の瞳、銀の爪を持つ特異な容貌で、人目を避けるために、公には出てこない。
彼の妻となったが、その仲は……。
とにかく、皓月(こうげつ)の実家で起きた大事件、母后失踪をさぐるために、東宮を抜け出します。
それを心配? した皇太子もついてきて……。
この関係がね、ジレジレします。
いやもう、ふたり、くっつけよ。てか、くっついてるよね。この両片思いがね。すごくいいんです。
中華風宮廷ファンタジー『昊国秘史』シリーズ第二弾。お楽しみください。
こちらは作者様の下記作品の二部目に当たる中華ファンタジーの続きものになります。やはり、一作目から読んでいただきたいと思います。
昊国秘史〈巻一完結〉
~元皇太女、敵国皇太子に嫁入りす~
https://kakuyomu.jp/works/16817330669250683815
感想としてはしっかりしたキャラ付けや作り込まれた設定など本当に素晴らしいのですが、作者様の豊富な知識に裏打ちされた、美しさすら感じる表現がそこかしこに散りばめられており、読んでいて勉強になると同時に嫉妬の気持ちも芽生えてきます。
引き込まれるようなお話を探されている方に是非オススメしたい作品です。
本作は下記小説のつづきです。
昊国秘史〈巻一完結〉
~元皇太女、敵国皇太子に嫁入りす~
https://kakuyomu.jp/works/16817330669250683815
本作で起こるすべてが上記のネタバレになりかねません(笑)
ですので、基本的には巻一を先に読むことをお勧めします。中国の歴史を参考にした重厚な世界観のなかで紡がれる壮大な物語です。ぜひ、巻一から順番に楽しんでください。
そんなわけで「ここから先に書くレビューは巻一のネタバレになるかも?」と前置きして、レビューを書きます。
周貴妃一派の一掃後。
ヒロインの皓月のもとに、実家である颱から使臣がやって来ます。そして、彼女の母である颱帝が行方不明だと知らされます。
母を探そうと皓月は玄冥山にむかいます。しかし、浩の皇太子で夫でもある旣魄が皓月のあとを追って来て――
個人的にですが、巻二の見どころは皓月と旣魄の関係性の変化だと思います。巻一では重厚な世界観や事件を楽しみ、皓月にとって旣魄は敵か味方か分からないところを楽しみました。そういう巻一での交流のなかで、皓月と旣魄はお互いの人となりを知ったんだと思います。そういう人間関係の変化があり、巻二は巻一よりも皓月と旣魄が打ち解けているように感じられて、すごくキュンキュンする場面が多いです。
旣魄のほうが皓月を追いかけてて、皓月はそれに気づききれてない感じがいい!
ふたりの関係は、これからも少しずつ変わっていくはず。今後どうなっていくのか、とっても気になります!