折り合いをつける事、折り合いをつけない事

作者初の本格長編です。(きっと)(前2作は連作なので)
氏の作風を知っている身では、なかなか派手に展開するな…と感嘆したところも多々ありますし、何よりこの主役で、人物の遷移を描き切った事自体に驚いてます。
つらい展開もあるけれど(あっ読みづらくはないです)、いろんな人に、特に「昔は若かった貴方に」、追体験して欲しい。

お馴染みの面々も世界に生と彩りを加えます。大久保、おおいに飲みます。楽しいよ!(この主題(ひみつ)でちゃんと楽しいの、ほんとえらいと思う)

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帝都つくもかさね

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