咲いて散る、人もまた無常なり

一人の人を愛し続ける事の難しさ。
変わり行く相手を咲いて散る桜と例えた美しくも、もののあはれ的な恋愛観。
実際にあり得る話であり、実にリアリティも持っていますね。
私個人の見え方と致しましては、相手が変わってしまったのか、それとも主人公の見え方が変わってしまったのか……どちらとも取れる内容ではないかと感じました。
深い……実に考えさせられる。
世の人は常ならむ。咲いて散り、土に還るが如く……とでも申しましょうか。

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