主人公ハナエのやりきれないもどかしさ、直に伝わってきます。切なく残る後味に魅せられました。皆様にも一度、是非読んで欲しい物語です。
趣味。のんびり。書きたいままに。 プロ作家を目指してるわけではありません。 叱咤激励、感想等何でもお待ちしてます。 ていうか読んだら是非☆でも♡でもレビューで…
桜が咲いて散るのと合わせて、二人の愛の変化が書かれていて、面白かったです。これからハナはテツとどうするのか。そこを敢えて書かないことで、読む側の想像が広まりました。素敵なお話でした!
学生という軟らかな殻に守られていたころ。大きく張った枝に、美しい花弁を揺らせることの出来る時期。だけどいつかは、花弁は枝を離れなくてはなりません。己を守ってくれていた枝を離れて、どう舞うの…続きを読む
桜が嫌いというのは本心なのか、あるいは一層好ましいからこそ嫌いと語らせたのか。かつての鋭さ瑞々しさを失った男と、実直に今を生きる女。根を張った想いを断ち切るのは、ひどく痛ましい。桜への思いと彼…続きを読む
一人の人を愛し続ける事の難しさ。変わり行く相手を咲いて散る桜と例えた美しくも、もののあはれ的な恋愛観。実際にあり得る話であり、実にリアリティも持っていますね。私個人の見え方と致しましては、相手…続きを読む
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