概要
百億円なんて安すぎると思います!
中学二年の清宮雄太は「高校進学と同時にばらばらになる同級生四名と、何か最後の思い出作りができないものか」と頭を悩ませていた。ある日、彼は「中学生・夢コンテスト」という企画に目をとめる。それは文部科学省が主催するコンテストで、最優秀賞作品には夢を実現するための予算がつくというものだった。早速四人で集まってアイデアを出してはみたものの、なかなか名案が浮かばない。そんな中、雄太があるプロジェクトを提案したが、それは途方もないものだった。彼らの夢は大人達を巻き込んで大きな流れとなってゆく。善意と悪意。無償と打算。さまざまな思いを内包しながら、夢は現実に向かって動き出した。
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