マタニティ・育児グッズあれこれ
初めての出産のとき、あれこれとマタニティ・育児グッズを買いこんだりいただいたりしましたが、意外と使わないものもありましたし、逆にすごく重宝したものもありました。
これから出産する方の参考になればと挙げていきますが、あくまで私個人の主観ですし、私はものすごく大ざっぱでドライな合理主義的な性格だということをふまえてご覧ください。
使わなかったなぁというものは、我が家では『おくるみ』でした。出産して退院するときしか使わなかった気がします。あとはバスタオルや小さいブランケットで代用しちゃったんですよね。
アパートではお湯の温度がきちんとデジタル表示されて一定の温度で出るので、湯温計もいらなかったかも。
おしゃぶりも数えるほどしか使っていません。おしゃぶりの使用には賛否両論あるそうですが、それ以前に息子は好きになれなかった様子です。
マタニティ用にウエスト部分が膨らんだ服も、あまり着ませんでした。これは最初の妊娠時期はレギンスが流行っていたので、そっちのほうが楽だったのと、二回目の妊娠のときは夏だったので暑すぎて、お値段の安いワンピースで過ごしてしまったんですよね。個人的には検診などもワンピースが一番楽だったのです。
中には普段は使わないけど、震災などの非常時のために用意しておいたものもあります。哺乳瓶の消毒薬ですね。いつもは電子レンジで哺乳瓶を消毒するタイプのものを愛用していたのですが、停電時に備えてストックはしておきました。
微妙だなと思うのは、マザーズバッグ。
底の広い、育児用グッズがたくさん入るバッグなのですが、これはトートバッグでいいよと思う人と、使ってよかったと思う人と、別れるなぁ。
私は今でも愛用しています。ポケットが多いし、おむつを入れるミニバッグ、おむつ替えのときの防水シートもついていて助かりました。底が広いというのが使いやすいし、ショルダー掛けも手持ちも出来るものを買いました。けれど、そのメーカーのバッグは洗えないのが難点でした。
失敗したなと思うのは、体温計。多少高くてもいいから、すぐ計測できるものがいいです。産後の病院では毎日のように赤ちゃんに使ったし、大きくなっても予防接種のときに使いますしね。その頃には動くようになるので、計測時間が短くないとうまくいかなくて大変。
二度目の妊娠でお世話になっている産婦人科では、入院のときに体温計持参なのですが、耳でピッと計るものは駄目だそうです。なんでだろ?
逆にすごく重宝しているものは、まず鼻水吸いとり器。お母さんが赤ちゃんの鼻水を口で吸うためのものですが、チューブが二つついていて、鼻水が容器にたまるものがいいと思います。直接口に鼻水が入ってくることがないので、風邪が移りにくいです。それでもその都度うがいはしますが。
粉ミルクを一回分ずつ入れておける容器も重宝しました。車中で慌てて作るときなどは粉が飛び散らない固形タイプも良かったです。姑や夫にも量が伝えやすいです。これは震災用の非常用袋に入れてありました。
離乳食が始まる頃には、柔らかいポリプロピレンで出来たソフトスタイ(柔らかい前掛け)です。前についたポケットに食べこぼしがたまるようになっていて、洗って長期間使えます。首回りに巻くものなので、早めに使って慣れてもらいました。今では、離乳食のたびに息子は真っ先に前掛けに手を伸ばします。
そして現在はベットボトルの蓋に取り付けるストローが大活躍です。吸い口部分が折りたためて、更にキャップがついているものを愛用しています。ベビーカーやチャイルドシートに乗せるときにペットボトルを持たせると大人しくなるので、ストローをつけ、ペットボトルホルダーに入れてから渡しています。
抱っこ紐は絶対買って良かった! できれば腰ベルトがついていて、腰や肩への負担が少なくすむものを。私は国産で丸洗いできるものにしました。おんぶも前抱っこもできますし、洗えるのは一番いいですね。
ベビーカーは悩んで悩んで、最後に結局買いました。我が家の場合、私は車がないので夫がいなければ、赤ちゃんと徒歩になります。田舎暮らしなので、用事があると最低片道15分は歩く必要があり、抱っこ紐だけでは辛くなりました。みんな車に頼り切って生きているので、タクシーは高いしすぐにはつかまらないし、バスすらもないのです。実家のある北海道(札幌近郊)で暮らしていたら買わなかったと思います。
育児グッズは人それぞれ、環境それぞれで需要が違ってくると思いますが、子どもができて初めて「こんなグッズがあるんだ!」という発見をして新鮮でした。
薬局に勤めていた頃、育児用品も多少は扱っていたのですが、やはり子育ての経験がなかった当時は、どんな商品をおすすめしていいかわからないし、それ以前に「これって何に使うの?」ってこともあるし、使用上のコツも掴めていなかったなぁと反省しました。
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