概要
店主、嬢、お客さん、風俗店にかかわる色んな人々の群像劇。
平成21年。運営に参画していたコンビニが閉店した頃。デリヘルを運営する友人から何気なく言われた一言が、僕の運命を変えることになりました。
「なぁ、開業の仕方教えたるから、お前もデリ、やってみたら?」
紆余曲折を経て、ズブの素人が1から開業させた人妻系ホテルヘルス店には、多士済々の個性的な面々が日々集うようになります。そして必然的に巻き起こる騒動、事件の数々。デリヘルを開業した人々への徹底的な取材により書かれた、リアリティエッセイ。
登場人物
僕(寅)
ズブの素人から風俗店を運営することになった男。
人妻系ホテルへルス「美人十音~ビジートーン~」オーナー。
愛子
24歳。小柄で美人な天然キャラの在籍嬢。店長兼務。
結奈
27歳。「美人十音」のエース。巨乳の元看護士。
志保美
30歳。ポチ
「なぁ、開業の仕方教えたるから、お前もデリ、やってみたら?」
紆余曲折を経て、ズブの素人が1から開業させた人妻系ホテルヘルス店には、多士済々の個性的な面々が日々集うようになります。そして必然的に巻き起こる騒動、事件の数々。デリヘルを開業した人々への徹底的な取材により書かれた、リアリティエッセイ。
登場人物
僕(寅)
ズブの素人から風俗店を運営することになった男。
人妻系ホテルへルス「美人十音~ビジートーン~」オーナー。
愛子
24歳。小柄で美人な天然キャラの在籍嬢。店長兼務。
結奈
27歳。「美人十音」のエース。巨乳の元看護士。
志保美
30歳。ポチ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!背徳的な業界の話を道徳的な作品に仕上げたのは作者の良心と文才の賜物
エッセイというのは、詰まるところ日常の切り売りですから、平穏に生きてきたサラリーマンの日常より、なるべく刺激的な背景を持った人のエッセイの方が面白いのに決まっています。
特に法律に守られていない人たち、たとえば暴力団員とか泥棒とか、とんでもなくヤンチャな人の武勇伝とか、インモラルな人たちのスリリングな日常を活字にして覗き見るのは、いつの時代も面白いものです。
そういえば、直木賞作家の浅田次郎も、かつて売れない頃は極道エッセイストに身をやつしていました。
この作品もご多分にもれず、アダルトかつ、ハイリスクハイリターンな、スリリングな業界のお話しです。普通、こういった水商売の裏話などを読みま…続きを読む