第7話 恋愛体質
愛子は【天然だねと言われれば怒る】という典型的な性質を備えた、純然たる天然です。その日暮らしの割り切り生活で家賃が払えなくなった彼女は、面接に来た当初、友達の部屋に転がりこんで(半額家賃を払って)暮らしておりまして、もうその時点で僕は嫌な予感がしておりました。
ネットワークビジネスを通じて知り合ったというその付き合いの浅い同世代の自称「親友」に、いいように使われていた愛子。
ところが、始めた当初は精力的だった彼女も、不毛さに気付いてからは動きを鈍くしてゆき、次第に「親友」であるはずのその子とその親玉に、数字のことで追い込まれるようになってゆきました。
そして結局、ネットワークビジネスをやめる宣言をした瞬間に、部屋を追い出され、行き場を失ってしまうという有様。
迷子の子猫、愛子の住処は・・・。
「えらい軽薄な親友もあったもんやな、え?愛子よ?」
「・・・意外でした・・・」
「い・・・意外かな!?・・・で、待機所に住ませてくれって言うんやろ?」
「えっ!?何で分かったんですかっ!?」
「何でてお前・・・目の前に道が1本しかないないなら、人間そこ往くしか選択肢がないがな?」
「スイマセン・・・。家賃半分払うんで・・・ダメですか??」
「家賃はいらんわい。別に構わんけど、ただな、男を連れ込むのは絶対禁止!あくまでお店の部屋やし、他の子達の部屋でもあるからな。誰か好きな男ができたならそっちの部屋に転がり込むか、自分ではよお金貯めて部屋借りること。っていうか愛子よ、いつまでも風俗もないで?俺もいつ店たたむか分からんから、目的額貯まったらさっさと足洗うって感覚で今頑張って仕事しぃや?」
「は~い!」
開店してから半年、愛子が客に惚れたという恋愛相談を何度も受けてきました。
彼女はとにかく惚れっぽくて、すぐに人を信じてしまう子です。
そういえばこんなこともありました。
「オーナー、私、近く結婚して店辞めるかもしれません」
「えっ!?そんなまっとうな彼氏おったっけ!?」
「いや、先週出会った人なんですけど・・・」
「あ、お前、さてはまた出会い系したな!?」
「・・・で、ですね、彼がいずれ結婚したいと・・・」
「はいはい・・・。で、何してる、どこ住んでる人や?」
「・・・会社員で・・・市内とか言ってました。詳しくはまだ・・・」
「そ・・・そうか。名前くらいは知ってるんやろな??」
「竜輝です。津崎竜輝」
「つ・・・津崎??「竜の輝き」か??何か格闘ゲームのキャラみたいなデキすぎた名前やな!?「昇竜波!!」とかいうて手のひらからビームとか出てないか!?携帯番号は知ってるんか?電話は繋がるんか??」
「番号は知ってます。夜は今・・・入院してるとかで電話出れないんですけど・・・昼間は繋がります」
「そりゃお前、偽名やし入院もしてるかいな!既婚者か、もしくは女がおる奴でしょうよ?試しに今電話して、入院してる病院名と部屋番号聞いてみ?お見舞い行きたいからって・・・」
素直に聞く愛子。携帯を耳に、表情が暗いです。
「〇〇病院やって言ってましたけど・・・見舞いは来なくていいって・・・」
「今晩でももう1回電話して「何で見舞いに行ったらあかんの?怪しい!」って強めに追及したあと、優しく「嘘でしょ?彼女おるから夜は電話出れないんでしょ?」って言うてみ?すぐゲロしよるわい」
翌日、送迎車に乗り込んでくるなり愛子は言いました。
「ほんまに既婚者でした!!オーナー、何で分かったんですかっ!?」
「何でというか・・・「津崎竜輝」の時点でピンと来るでしょうよ?ま、夜電話繋がらんっていうのはベタな話でさ・・・ところでお前、まさかお金とか貸してないやろな?」
「えっ!?」
「そのリアクション・・・貸したな?」
「・・・はい。1万円だけ・・・」
「はぁ・・・懲りん奴やなお前も・・・」
愛子は一事が万事この調子で、とにかく目が離せない子でした。
ただ強靭なメンタルと「究極のポジティブ思考」の持ち主ですから、落ち込むということがなかったのです。
彼女が他の問題児と大きく異なるのは、そこでした。
お店のムードメーカーでもあり、オーナーとしては、放っておいても稼いでくれる結奈や恵美子とはまた違った意味で、ありがたい存在だったわけです。
そしてそんな愛子に、転機が訪れます。
転機を呼び込んだのは・・・恥ずかしながら僕でした。
何と不覚にも、オーナーが当時付き合っていた彼女を妊娠させてしまったのです。
親御さんへの挨拶に先立ち、早急に仕事を探すことになった僕。
さすがに「風俗やってます」はマズいわけです。
お店の嬢は2人増えて7人となり、相変わらず売上げは順調だったのですが・・・。
(誰かに譲ろうか、それとも店長を雇うか、もしくは閉店か・・・)
お金はこの1年間で十分稼ぎましたし、店をたたむことにはそれほどの抵抗はありません。それに何より・・・精神的に疲れました。
師匠である坪井氏は「そんな事件、起きない」と断言していたけれど、いやいや、この1年、1、2回ですが・・・重たいこともありましたが?
「旅寅よ、さすがに口八丁やの、よぉ収めとるわ。俺でも1年目に実は1回知り合いに助けを求めたことあったからなぁ~・・・わっはっは!」
・・・この詐欺師め!
ただ僕にとって心強かったのは、友達の馴染みの父親が、警察官だったことでした。例えば後ろ盾のないヤカラな方に因縁をつけられたら、そのスジのプロに処理を頼むイメージって、殆どの人がドラマの影響とかで持ってるだろうけど・・・。
でもどんな業界でもそうかもしれないけど、やっぱりプロに頼むってお金がかかるんだそうです。それにプロがプロでもない相手に出て行ったら逆に脅迫になってしまいますから、ぶっちゃけ、結局のところトラブルが起きれば、警察とか、弁護士とかに頼むしかないんですね。
色んな業界の、そういう脅迫されるリスクを背負う企業達が、警察OBを率先して雇用するというのを何かでチラッと読んだことがありましたけど、僕は風俗をして、初めてその理由が分かった気がしました。
ただ美人十音に関して言えば、殆どの嬢が新規を大量のリピーターに変えてくれたおかげで、かなり安全な部類の店に成長したと思います。
お客の7~8割が「知ってる顔なじみの人」なのだから、それ以外の心配の種は尽きないにしろ、接客中の事故はそうそうは起きないでしょう。
しかも、広告費はレギュラーで打っている新聞広告とネット関連だけにとどめても十分に新規は確保できていたりして・・・。まさに「超省エネ店」です。
(閉店・・・ちょっと勿体ないかな?)
・・・ってなわけで・・・
結局店からの収入が惜しくなった俗物オーナーは、嬢に相談することにしました。オーナー補佐的存在になっていた愛子と、店の絶対エースである結奈を呼び出し、事情を説明。思えば、この店に対する生殺与奪の権利は、彼女ら嬢にのみ、委ねられるべきものなのです。
「ってなわけで、たたむか続けるかやねんけど、2人ともまだ店あった方がええか?」
2人は顔を見合わせて大きく頷きます。
「給料ガクッと落ちても現場からあがりたいって人、おる?結奈ちゃんは?」
「落ちるって・・・どれくらいですか?」
「結奈ちゃんの場合なら4分の1くらいかもね」
「いや、パスです。私は絶対無理」
「愛子は?」
「え?でも普通のOLの手取りくらいは貰えますよね?」
「うん、それは十分」
「じゃあ、私に店番やらして下さい!面白そう!」
・・・こうして、愛子が「面白そう!」と思ったからという物凄く安易な理由で、美人十音は継続することになりました。
結奈が仕事に出た後、僕は愛子と具体的な打ち合わせを敢行。
「オーナーの取り分から経費差し引いて、残りの半分くらいは給料として渡すからな。これからお前が店長や。お前なら、この1年見て来てお金に汚くないのは知ってるから俺も安心や。ただし、もう今までみたいに好きな時休むとかでけへんぞ?土日祝以外は全部出勤や。っていうてもお前の場合は隣の部屋に来るだけやけどな。大丈夫か・・・?」
「大丈夫です!」
「ま、愛子よ、また徹底的に仕込むけど、安全にだけは十分気を遣ってくれな。毎日の収支報告は最後の女の子が帰った後に俺にメールでしてくれたらええ。売り上げは金庫に入れといて、手空いた時にでもオーナーの口座に入金してくれ。HPの更新や広告屋の対応、面接は俺が空いてる時間にするわ。条件変わるから辞める子もおるやろけど、ま、レギュラー4人ともう2人くらいおれば店は回るから、常時5~6人は維持しながら続けていきまひょ」
「私、オーナーみたいに上手にお客からの電話さばけますかね・・・?」
「ま、それもコツは追々教えるわ。それよりお前がこの店を今後も続けたいと願うなら、結奈と恵美子と涼子と志保美とはいい雰囲気を維持してくれな。愛子が現場離れる以上、あの4人がこの店のライフラインやからな。送迎なくなったら涼子や恵美子あたりはガンガン休むやろけど、それはしゃーないやろな。とりあえず新規、リピとも店の取り分ちょっと減らして、交通費に充てるようにしましょ」
うちは、思えば不思議な店でした。
彼女らは自分自身の裁量でリピーターを回しているのです。
確かに、定期的に新聞広告やネットから補充される新規顧客によって収入ダウンが防がれている側面は強力だったかもしれませんが、とはいえ、嬢がおのおののお客さん達に自身の連絡先を渡してお店をやめてしまえば、明日からはもう、1円も抜かれることなく個人で全額総取りできるのです。
事実、そうやって辞めていった嬢も、この1年間で数人おりました。
ただ、レギュラー5人に関しては、皆一様に辞める気配さえ見せませんでしたね。ワイのワイのと毎日くだらない話を言い合いながら、それはまるで小さな女子高に通うかのようにお店にやって来ます。
「なぁ、恵美子。君、個人でやった方が儲かるやろ?何でここ辞めへんの?」
1度、送迎中にそんな風に聞いたことがあります。
「ん~・・・楽しいからでしょうね?実はね、オーナー、結奈ちゃん以外は、私ら4人とも風俗店に体験入店した経験ってあるんですよ?」
「えっ!?そうなん!?涼子は知ってるけど残りの3人もかいな??」
「はい。でも・・・続きませんでした。やっぱりこんな緩い雰囲気の店って、まずないですもん。ここって抜かれる額も少ないし、やっぱり個人でやるより安全やし。オーナー含めて6人でボーリングとかカラオケとか忘年会とかって・・・風俗店としては珍しいんとちゃいますかね?オーナーのその変わった性格が、私らに合ってるんとちゃいます??」
(なるほどな、つまりこの店は風俗嬢さえなかなか続かない彼女達が社会に適応する気分を味わえる数少ない店、っちゅうわけか・・・)
ところで現在、デリヘルは女性が運営しているケースが物凄く多いです。
女性の方が何かと女性の気持ちが分かるし、安全管理さえきちんとできる人なら、女性の方が良いんじゃないかとさえ思います(しかも女性が運営している店は伸びる傾向があるような気もします)
先見性があったわけでもないですが、僕は愛子に店を任せるのは悪くないと感じていました。何かと女性同士の方が気兼ねなく相談等できるだろうし、何より愛子は誰からも嫌われない「角のないタイプ」です。
オーナーとして彼女に繰り返し教えたのは、
【安全対策だけは今までのオーナーのしてきたことを真似ること】
【嬢の命を預かっていることを常に忘れないこと】
ただそれだけでした。
そして店長になった愛子は・・・。
思いの外、見事な運営ぶりを示しました。
本人、嬢時代はソコソコをルールを破ったくせに、店長として新人にルールを説明したりしてる姿は、まさに滑稽・・・いや、微笑ましいの一言。
嬢達の安全面にも細心の注意を払ってくれてましたし、彼女がお店を引き継いで以降、美人十音は、前にも増して穏やかな雰囲気の風俗店になったのです。
ただ、そこは愛子、やはりそんじょそこらの生半可なクセモノではありません。
平穏無事な期間は予想通り、終わりなく続くわけもなく・・・。
愛子が店長に就任してから、2年近くが経過したある朝。
結奈から入った1本の電話が、僕の寝呆け頭を激しく揺さぶります。
「オーナー・・・あの、言いにくいんですけど・・・待機所に見知らぬ背の高い男の人がいます。エレベーターから待機所に入るのチラッと見まして・・・」
「はっ!?嘘やろ!?」
「いや・・・ホンマに。だって今日、愛子ちゃん、ワンルームの待機所使わせてくれへんねんもん。彼氏、連れ込んでますね・・・」
「・・・・・了解。すぐ追い出すわ・・・・・」
遂に・・・来るべき時が来たようです。
僕はすぐ愛子に連絡を入れ、今までにない厳しい口調で伝えました。
「愛子、待機所におる男は誰や?」
「えっ!?」
「そこはな、お前の部屋やなくて、店の待機所兼店長の「寝床」や。そこの名義はあくまで俺で、家賃も今はお前以外の女の子の売り上げでまかなってるんやぞ?どういう状況で知り合った奴かは知らんけど、部外者をそこに入れるのは言語道断や。しかもそのせいで店の子が待機所使われへんとかあり得へんがな?ソイツは即刻追い出せ、ええな?」
「・・・ハイ・・・スイマセン」
「で、2度と立ち入り禁止。次はもうないからな。それが嫌ならお前がその部屋出て、ソイツの家に住ませてもらえ。気に食わんなら別に店も辞めてもらって構わんぞ??どうする?」
「・・・オーナー、お願いがあるんです・・・」
「何や?」
「1、2日だけ・・・ここに彼、置いとかせてもらえませんか?」
「何でやねんな?ソイツ、自分の部屋はないんか?」
「実家なんですけど・・・お父さんと揉めたらしくて・・・」
「はぁ・・・。何でまたそんな奴を待機所に入れるかね??とりあえずすぐ追い出して待機所女の子らに開放せぇ。はよせな俺が行って叩き出すぞ?」
「はい・・・」
「愛子、とりあえず今日仕事終わったら待機所行くから、何ならソイツも一緒におれや。話はそこでまとめて訊くわ。9時には行くからな」
愛子はいわゆる【恋愛体質】という奴でした。
以前、愛子に
「もしお前が結婚後、子供と旦那が海で同時に溺れたらどっちを助ける?」
と尋ねたら、彼女は「旦那」と即答したことがあります。理由は、
「子供はまた作ればいいけど、旦那はその人しかいないから」
なんだそうな。その理屈でいえば、
「旦那の代わりになる男なんて山ほどいるけど、その子はその子しかいない」
という理屈も成り立つような気もするけど・・・。
ただえてして、そういうタイプほど子供ができたら旦那なんて構わなくなるような気がするのです。
要は彼女は、目の前のことと、今ある感情にどこまでも素直なんでしょうね。
(はぁ・・・また惚れてもうたんやろなぁ・・・)
会社からの帰路、待機所へ直行した僕は、ドすっぴん、ジャージ姿の愛子と対峙することになりました。
「彼氏は??」
「駅前のネカフェです。実は私が風俗店の待機所間借りしてるって伝えてなくて、説明のしようが・・・」
「うん、まぁええわ。とりあえず経緯を説明しろ」
結論から言えば・・・
愛子は出会い系でソイツと知り合って、例のごとく「行き場がない」と泣きつかれたんだそうです。
ただその男、今まで愛子を騙してきた連中とは少し異なる部分もあり、非常に判断が難しいタイプでした。
「これ・・・彼の保険証です。実はもう親にも会ってまして・・・」
「はぁ!?どういうこっちゃ!?初めて会ったんはいつやねん?」
「2ヶ月前です。最初に会った時は彼、まだ彼女と同棲してたんですね。でもその後彼女の貯金使い込んでるのがバレて部屋追い出されたらしくて、それから実家に戻ったみたいなんです」
「ちょっと待て、そういう赤裸々なことを普通に話す奴なんか?」
「はい・・・。私、逆にこの人は信用できるかもと・・・」
「あっはっは!ま・・・一理あるけどな。んで?」
「彼、私にゾッコンらしくて、結婚したいと。先週はご両親にも新しい彼女やって、結婚考えてるって会わせてくれたんです。でも、なんか夕べ酔っぱらったお父さんとケンカしたとかで家飛び出したらしくて・・・」
「で・・・泣きつかれて待機所に泊めた、と。んでこの保険証は?何やこれ・・・〇〇警備保障って大企業やんけ??」
「はい、彼、一応そこの社員なんで・・・。保険証は、部屋に泊めるのは信用できる人だけやから、身分証渡してって言うたら・・・」
「お、愛子、お前、成長したなぁ?ま、実家まで行ってるならその辺は大丈夫やろけど、にしても、や。彼女の貯金使い込むような奴を事務所の隣には置けんしなぁ?」
「いや、使い込んだというより、借金の返済に追われてそれに充てたみたいです」
「同じことやがな。とりあえず愛子、ソイツは極力実家に1回戻せ。親子なら謝りゃ何とか許してくれるやろ。それでも帰られへんなら、お前がすぐ2人で住む部屋探せ。ちなみに・・・お前ちょっとぐらい、貯金はあるんか?」
「10万くらいなら。ようやく借金なくなったとこなんで・・・」
「じゃ、明日賃貸屋行って探せ。ワンルームなら10万もあれば借りれるよ。足らんなら多少は出したるわ。しかし借金あってようあんな一流企業の・・・しかも警備系とかに入れたよな??」
「借金は入社してからしたみたいなんです」
「やろうな。ちなみに幾らあるんか知ってるんか?」
「消費者金融が300万と、元彼女にが100万みたいです」
「リ・・・リアルやな。それは多分嘘じゃないわ。ここの社員ならさぞ気前よく貸してくれたやろから、ま、300は固いやろな。つまり今、月10万円くらいは返済で飛ぶわけやな?」
「凄いですねオーナー??何でそんなことすぐ分かるんですか??」
「普通は分かるわい。とりあえず愛子、今晩はソイツここ泊めてええから、家帰るように諭すなり、部屋借りる相談するなりせーよ。どうせ「そんな奴別れろ」って俺が言うても、お前、訊く耳なんて持たんやろ?」
「はいっ!!」
(愛子が待機所出るんなら・・・潮時かもな・・・)
帰りの車中、僕はこの出来事が、多分閉店のきっかけになるだろうと思い込んでいました。ところが「愛子・待機所に男連れ込み事件」はただの前触れで、閉店の決定打は、実はコレではなかったのです。
数日後、何の前触れもなく、美人十音始まって以来のその大事件は起きるのですが、意外なことに、巻き込まれたのは危険牌の2人ではなく、超安全牌、何と絶対エースの結奈でした。
造花達が鮮やかな花を咲かせる季節の終わりは、もう目の前です。
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