実際に体験した視点からしか見ることの出来ない描写や、嬢の様変わりなど次から次へと起こる「裏側の世界」に、生々しくも全力で向かっていく姿に心を奪われます。
実話だから、これほどまでに文体が生きていて、読者の胸を打つのでしょうね。こちらの作品がコンテストにエントリーしたとき、個人的にですが、この作品は間違いなく賞を獲る、そう思いました。それだけ文体に力が…続きを読む
まず大阪、という文字は見逃していません。貴重な現場の裏側を丁寧な敬体で描いたノンフィクションでもあり、実用書でもありました。女性を造花に見立て、本物の花へと成長する姿を描き切った力作です。ローリング…続きを読む
エッセイというのは、詰まるところ日常の切り売りですから、平穏に生きてきたサラリーマンの日常より、なるべく刺激的な背景を持った人のエッセイの方が面白いのに決まっています。特に法律に守られていない人た…続きを読む
いかにも騒ぎを起こしてくれそうな登場人物の紹介が終わった3章までしか読んでいないにも関わらず、既に面白いです。今のところは、平凡ぽい主人公(作者?)も、そういう登場人物と渡り合っていくのだから、豹…続きを読む
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