書き手として猛省すべきこと。まあ、だいたい自戒

書き手にとって永遠の悩みともいえる事柄についてのエッセイです。
流行や市場を意識して売れそうなものを書くのか、あるいは自分の書きたいものをとことんまで突き詰めるのか、はたまた折衷案的な作品を書くのか。書き続ける限り、誰しもが、悩みながらも書いていくしかないのかもしれません。それは、プロとして第一線で活躍する人も同じな気がします。

　流行か自分らしさか。作品を書くにあたっての永遠のテーマですね。
　前者重視なら読者からのリターンをモチベーションにできるし、後者重視なら自己表現自体をモチベーションにできる。
　自分が評価を得たいのか、自分らしさを残したいのか。それによって伸ばし方をうまく定められるといいですね。
　え？　どっちもだって？　じゃあジャンルごちゃ混ぜにして、カオスでも何でも書いてみるのじゃｗ

私も作家デビューしたいあまりに
スランプに陥るときがあります。
何のために、何のために、って。
でも、結局書いちゃうんですよね。
お気持ち察します。

小説に限らず、絵でも音楽でも、クリエイターと呼ばれる種類の人になりたいと思う者なら誰でも一度は悩むことを真摯に紡いでいるエッセイです。

作者さんに伝えたい。
読者への配慮は、読める文章である事だけでは？
テーマや作品の空気まで読者の要望に応える必要があるのでしょうか。
需要がなければ人気も出ない。
けれど、需要の為に書くこと自体を拒否したっていいのでは？

ここ、カクヨムもどうやら中高生のラノベ読者が中心のようです。そこへ小難しい経済小説を投下する事は間違いでしょうか。
別に間違いじゃないでしょう？

たぶん読者が居ないだろうなと予測できるだけのことです。

あの有名な映画「スターウォーズ」も1作目は、低予算ながらもジョージ・ルーカス監督の思うように撮影した結果、知らない人はいないほどの一大ブームを起こしました。

ですが、回を重ねるにつれ……どうなのでしょう？
豪華なＣＧ、音楽、大迫力シーン
全て大満足な完成度高い映画のはずなのに、なぜか1作目ほどの感動は得られないような気が私はしています。

この不思議な気持ちを無理矢理、何かに例えるならば、松坂牛の極上ステーキ食べ放題！
そんな夢のようなチケットが懸賞で当たって、会場に行ってみたら、何かスポンサー企業のお偉いさんとか、小難しそうな顔をした学者様方がずら～っと並んでいて、食べるに食べられない……続きを読む

　現に売れる小説というのがある。ライトノベルで言えば、『異世界チートでハーレム無双』だろうが、私はそれを書きたいという気持ちはある。しかしそれは、大多数の人間に読んでもらいたいという承認欲求ゆえのものであり、自分の気持ちにとことん正直になれば、やはり違うと思う。
　つまり今現在、書きたいのに書きたくないという矛盾した心境なのですが、私の場合は読まれないと本当にモチベーションが上がらないので、今後一度くらいは書くのかなぁと思っています。
　まずは、今書いているハイファンタジーを完結させる――。それからの話ですが。
　

過去陥った罠、それで混沌に至ったかもしれない。
でもあなたはそれを踏まえたうえで、今も続けている。
強いです。
僕自身もそうでした。だからこそ、あなたには自分を信じ続けていてほしい。

　書くことを通じて自分を見つめる、見つける過程が描かれている。
　やさしいテーマではないのに、わかりやすい文章で書かれているところがよかった。